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気学で見る鈴木宗男元議員の軌跡

2010年10月1日 金曜日

受託収賄、あっせん収賄など四つの罪に問われた元衆院議員鈴木宗男被告が懲役2年、追徴金1100万円とした判決が確定し、議員を失職しその後、収監となります。

鈴木宗男氏は昭和23年1月31日生まれ(本命八白土星亥年・月命九紫火星丑月生まれ)鈴木宗男元議員は外務省の陰の大臣と言われており、前外務大臣田中眞紀子議員と外務省改革において確執や対立があった人であり、外務省にまつわる諸疑惑が浮上し自民党離党へ(2002年)となりました。鈴木元議員は橋本派の金庫番として首相候補への階段を築き上げて来た人です。

14年間「北海のひぐま」と言われた故中川一郎(本命三碧木星戌年生まれ)の秘書を務め、中川氏に「俺に取ってかみさんよりも大事な男」と言われた程の秘書でした。

昭和58年1月の中川氏自殺(暗剣殺同会)を受け「すぐに役立つ中川の後継者として昭和58年12月(八白土星亥年一白水星子月)の総選挙に無所属で出馬、中川氏の長男昭一氏(自民公認・2009年2月のG7で財務大臣の時、飲酒から呂律の回らない記者会見で批判を浴びる。同年8月の第45回衆院議員総選挙で落選。同年10月3日急死)と骨肉の争いを展開し、定員5名中4位で当選を果たし自民党入りしました。

初当選は昭和58年(八白土星亥年)の本命星中宮位廻座の年廻りでありました。中宮位は過去要因の「結実と開花」の生じる宮位で「天国か地獄か」の両極端な年であり、中宮位で願望成就を果たす事は多く顕現する事です。しかし新規改革・拡張拡大行動は後々において凶現象となり、成就に至らないで中途で頓挫する事も多く顕現する要因であります。過去の努力や実績が結実したり、開花する状況であっても自ら新しい事柄や新規行動は頓挫すると言うことです。

鈴木元議員の場合、中宮位廻座で願望を果たしている事が今回の疑惑の遠因となっております。昭和58年(1983年・八白土星亥年)初当選から2001年(八白土星巳年)までの満18年の(九星の二循環)議員生活でした。

そして議員として再登場するのは平成17年(2005年)に新党大地党首になりました。そして今年の2010年(八白土星寅年)で議員を失職しその後、収監されます。

1983年の八白土星年の初当選から27年(気学周期の三循環)の2010年八白土星寅年の終焉です。運気選定の中宮位の時に事を始めて失墜に至りました。中宮位の始動の恐ろしさが顕現しました。また自宅の屋根は円形であり相学上凶相となっている状態も判断要因となります。

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菅直人改造内閣が発足

2010年9月21日 火曜日

9月14日民主党代表選挙で菅直人氏が721対491で小沢一郎氏に勝ち再選(首相)されました。衰運期1年目(誕生日の10月10日まで盛運期の運がある)の菅直人氏と衰運期5年目(厄年)の小沢一郎氏の戦いは運気上からも菅直人氏の勝ちである。そして17日菅直人改造内閣がスタートしました。

菅直人改造内閣の人事

総理大臣       菅 直人  1946年10月10日生まれ
         本命九紫火星戌年(衰運期1年目)

官房長官       仙谷 由人 1946年1月15日生まれ
         本命一白水星酉年(衰運期2年目)

総務大臣       片山 善博  1951年7月29日生まれ 
         本命四緑木星卯年(衰運期5年目厄年)

法務大臣       柳田 稔   1954年11月6日生まれ
         本命一白水星午年(衰運期2年)

財務大臣       野田 佳彦  1957年 5月 20日生まれ
         本命七赤金星酉年(盛運期3年目)

文部科学大臣     高木 義明  1945年12月22日生まれ
         本命一白水星酉年(衰運期2年目)

厚生労働大臣     細川 律夫   1943年8月8日生まれ
         本命三碧木星未年(衰運期4年目)

農林水産大臣     鹿野 道彦   1942年1月24日生まれ
         本命五黄土星巳年(盛運期1年目・歳破を持つ)

国土交通大臣     馬淵 澄夫   1960年8月23日生まれ
         本命四緑木星子年(衰運期5年目厄年)

外務大臣       前原 誠司   1962年4月30日生まれ
         本命二黒土星寅年(衰運期3年目・暗剣殺を持つ)

環境大臣       松本 龍    1951年5月17日生まれ
         本命四緑木星卯年(衰運期5年目厄年)

防衛大臣       北沢 俊美   1938年3月6日生まれ
         本命八白土星寅年(盛運期4年目・中宮位廻座)

国家公安委員長    岡崎 トミ子  1944年2月10日生まれ
         本命二黒土星申年(衰運期3年目・暗剣殺を持つ)

金融・郵政改革担当  自見 庄三郎  1945年11月5日生まれ
         本命一白水星酉年(衰運期2年目) 

行政刷新担当     蓮舫     1967年11月28日生まれ
         本命六白金星未年(盛運期2年目)

国家戦略担当    玄葉 光一郎  1964年5月20日生まれ
         本命九紫火星辰年(衰運期1年目)

経済産業大臣    大畠 章宏   1947年10月5日生まれ
         本命八白土星亥年(盛運期4年目・中宮位廻座)

経済・財政担当   海江田 万里  1949年2月26日生まれ
         本命六白金星丑年(盛運期2年目) 

幹事長      岡田 克也   1953年7月14日生まれ
        本命二黒土星巳年 (衰運期3年目・暗剣殺を持つ)

内閣18名・幹事長1名の中で盛運期の人は(野田・蓮舫・海江田・鹿野氏)4名しかおりません。衰運期(中宮位2名を含む)の人が15名です。

運気上盛運期4年目(本命星が中宮位廻座)の人は北沢・大畠氏の2名です。

中宮位廻座は過去要因の「結実と開花」の生じる宮位で「天国か地獄か」の両極端な年であり、中宮位廻座で願望成就を果たす事は多くあります。しかし新規改革・拡張拡大行動は後々において凶現象となり、成就に至らないで中途で頓挫する事も多く顕現する要因があります。過去の努力や実績が結実したり、開花する状況であっても自ら新しい事柄や新規行動は頓挫すると言うことです。

衰運期5年目の本命星が北方位(厄年)に廻座する人は片山・馬淵・松本氏の3名もおります。北方位(厄年)で始動した事柄は気学上においてやがて不成就・不利益・不条理を招く。厄年に行動した軌道が歳月の流れの節目に生じます。気学では「時期」においても「方位」においても「初めての状況・動き」というものを重視します。着手・実施・始動等々を基準とします。すなわち「人の吉凶は動(スタート時)より生ず」の気学教示です。

また幹事長に就任した岡田氏・外務大臣に就任した前原氏・国家公安委員長の岡崎氏の今年は衰運期3年目で東北方位に本命星が廻座しております。変化・改革の年廻りですが暗剣殺(他動要因から問題が発生します)を持つ運気はこれからの大きな課題が山積する中で大変な苦労となります。(ねじれ国会・経済問題・円高・株安・デフレ経済・社会保障問題・普天間問題・中国・北朝鮮問題等)

菅直人首相との相性関係では特に仙谷・柳田・高木・自見氏の4名とは水(水星)と火・油(火星)の関係で非常に悪いです。

そんな中でも重要な要になる国家戦略担当の玄葉氏とは対沖の関係で相性関係は悪いです。菅直人改造内閣は運気状態の悪い人が多いので、前途多難な内閣です。

そして今回の改造内閣で原口一博氏(元総務大臣)と長妻昭氏(元厚生労働大臣)をはずした人事は民主党のみに係わらず今の日本の政治に大きなマイナス要因を残す事になるでしょう。しっかりとした政治を行わなければ、民主党政権は国民に否定されることになるでしょう。そして菅直人氏に失政があれば小沢一郎氏(1942年5月24日生まれ・本命四緑木星午年)の待望論が生まれる可能性があります。

また野党自民党においては新三役を発表しました。石原伸晃幹事長(1957年4月19日生まれ・本命七赤金星酉年・盛運期3年目)小池百合子総務会長(1952年7月15日生まれ・本命三碧木星辰年・衰運期4年目で名誉・名声のあがる年)再任の石破茂政調会長(1957年2月4日生まれ本命七赤金星酉年・盛運期3年目)です。当然野党は解散総選挙を求めてきます。国会での野党との激しい論戦が待っています。

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気学で見る「9・11事件」

2010年9月11日 土曜日

今日9月11日は忘れてはいけないあの事件から早9年(気学周期の1周期)です。

2001年(八白土星巳年)9月(四緑木星酉月)11日朝にニューヨークの世界貿易センタービルと米国防総省にハイジャックされた国内線民間航空機が突っ込むという同時多発テロ攻撃が起きました。

ニューヨークの世界貿易センタービル跡地(グランド・ゼロ)は復活を目指して現在も建設が行われています。

世界貿易センタービルの落成は1973年(九紫火星丑年)で、過去の1993年(七赤金星酉年)2月(八白土星寅月)26日にも世界貿易センタービルは死傷者1000人以上を出した爆破テロ事件がありました。アルカイダによる犯行でありました。

「9・11事件」の同時多発テロの発生を考えて見た時に、いくつかの周期の重なりが見えます。

米国の国相(2009年7月2日号「気学で見るアメリカ合衆国の国相と事象」を参照)から生じた一因、つまり「巳の方位」のマイナス要因(アメリカは東南方位が海である)から、巳の年には大きな事象事柄の発生する周期的要因があります。そして世界貿易センタービルが持つ吉凶禍福の要因です。

丑年(1973年の世界貿易センタービル完成)・
酉年(1993年の爆破テロ事件)
巳年(2001年の爆破テロ事件)
という三合の周期的要因です。

そして世の中の動向が「東西冷戦対立構造」が崩壊して、米国中心に世界中の主導要因が集中してしまった事等であります。

丑・巳・酉は三合にあたり「生・旺・墓」の軌道となります。(三合関係は子-辰-申・丑-巳-酉・寅-午―戌・卯―未―亥です。)

その為、現在建設中のグランド・ゼロの完成が2013年(巳年)にあたらないように2012年までには完成してもらいたいです。またこのグランド・ゼロの近くにモスク建設の話が出ております。重ねて2013年(巳年)の完成にならないように願わずにはおれません。

また日本人によるハイジャックテロ事件は過去にいくつか発生しております。

日航機よど号事件 
1970年(三碧木星戌年)3月(四緑木星卯月)31日発生。

日航機ボンベイ離陸後日本赤軍によるハイジャック
1977年(五黄土星巳年)9月(四緑木星酉月)28日発生。

ハイジャックテロ事件は「四緑木星の月」に比較的発生しています。今月が四緑木星の月にあたりますので注意が必要です。三碧木星事象に「若者・驚き事・爆発」等の事象があり、四緑木星の月には三碧木星が暗剣殺を持つ要因で事件が起き易い要因です。

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成功と幸福の違い

2010年9月1日 水曜日

自然界よりもたらせる祐気を授かることによって開運を果たす教示が「気学」であります。

「困った時の神頼み」と言いますが、物事の願望成就や成功結実には運(生成の気)だけでは成立と永続は果たせません。普段からの鈍(どん)(謙虚な心)に当る努力と根(育成の気)に当る要因があって成立します。

「運とは?」「鈍とは?」「根とは?」については後日改めて発表いたします。

運気が盛運期に入れば自分を取り巻く要素が活発に動き出します。しかし盛運期に入ったからと言って良い因果のみが動き出すだけでなく、悪い因果も動き出す訳です。ここに普段からの鈍の部分と根の部分の重要性があります。

盛運期に入っても鈍の努力を怠れば又根の部分の要因があれば、成就・発展を逃がすこともあり、普段からの「祐気とり」実践努力や普段の心掛けが盛運期に入って大きな差になります。

成功の姿は人によってみな異なってきます。ある人は大臣や社長になることが成功で、またある人は商売人になることが成功かも知れません。すなわち社会的な地位や名誉や財産は成功の基準とはなってこないのです。自分に与えられた天分に沿うか沿わないか、これが成功の基準となって来るのです。

人間はこの天分に生きることによって、はじめて真の幸福というものを味わうことが出来るのです。今までは社会的な地位や名誉や財産を得ることが、唯一の成功であると考えられて来ました。これさえ得れば良いというので、非常に無理な努力をして、自分の天分と言いますか天性というものを損なう場合が非常に多かったと思います。

つまり今までの成功観には幸福と言う事が無視されていたと思います。財を得、地位や名誉を得てもそれは必ずしも幸福とは程遠い事も生じます。孤独感・人間関係が旨くいかない等の事も起こります。

結局人間にとっての幸福とは成功がもたらす社会的有功さと言った利点からは得ることが出来ず自分の内心の満足度でしか得られないと言った状況へ現代社会は発展し成功・成就が必ず幸福に結びつかないことがはっきりとして来ました。

日本のみならず、世界中が21世紀に入り大きな変革期にあります。戦後の日本社会は工業立国として農業立国から転じて来ました。その為工業社会に都合の良い人材育成を成して来ました。

人と同じものを持ち、人と同じ条件を満していれば満足であると言う平等主義が国の方針として示され形通りの人間形成が育て上げられて来ました。そこには個々の持って生まれて来た個性や天分と言ったものは無視されて、無個性な均一的な人物教育が大量に行われて来ました。

そして人と異なる立場の人への反動が「いじめ」へと発展している一因があります。個性や天分を伸ばす教育よりも均一的平等による偏差値教育の結果が今の日本の教育状況であります。

明治以後日本が選択して来た「学習と応用」主体の教育方針では現代社会時代に対応出来ない国と成り下がる可能性があります。企業経営は創造と工夫と決断が要求されます。そうした人材養育は今の学習・応用の教育では育ちません。

個々の持って生まれて来た個性や天分を活かし自分の価値観で幸福を掴み取ってもらいたいものです。

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終わりのない戦い

2010年8月21日 土曜日

アメリカ政府は今年の8月末までにイラクに駐留しているアメリカ軍の戦闘部隊10万人程度を撤退させることを発表しております。そして来年中にはすべての撤退を予定しております。

今後は、対テロ政策をアフガニスタンやパキスタンにいる国際テロ組織アルカイダに照準を移すことになります。まさに「終わりのない戦い」は続きます。

イラク攻撃から7年の歳月が流れアメリカがこの戦争で使った費用は1兆ドル(約90兆円)と言われこの費用が今日のアメリカに大きくのしかかっています。

イラク攻撃勃発は2003年(六白金星未年)3月(四録木星卯月)19日でした。

当時のイラク・フセイン元大統領(1937年4月28日生まれ・九紫火星丑年・三碧木星辰月生まれ)にとって「未年」は大きな事象の発生しているのが解ります。

「未」と対沖するかたちで「丑」があります。つまり未年(大歳)の対沖には歳破が廻ります。つまり運気上不利となる要因であり十二支は「体」(状態)の同期となり、就任時の周期が不利に動いています。まさに気学の教示の「人の吉凶は動より生ず」です。

1979年(三碧木星未年)イラク大統領に就任した。

1991年(九紫火星未年)に湾岸戦争開戦となる。

2003年(六白金星未年)に政権崩壊する。
このように12年毎の未年における大きな事象が顕現しました。

2006年(三碧木星戌年)12月30日に死刑となる。

イラク攻撃賛同派の当時の主たる首脳の運気

アメリカ・ブッシュ大統領 1946年7月6日生まれ(九紫火星戌年・一白水星午月生まれ)衰運期3年目

イギリス・ブレア首相   1953年5月6日生まれ(二黒土星巳年・八白土星巳月生まれ)衰運期5年目の厄年

スペイン・ロペス首相 1953年2月25日生まれ(二黒土星巳年・二黒土星寅月生まれ)衰運期5年目の厄年

日本・小泉首相 1942年1月8日生まれ(五黄土星巳年・九紫火星丑月生まれ)盛運期3年目

イラク攻撃消極派の当時の主たる首脳の運気

フランス・シラク大統領  1932年11月29日生まれ(五黄土星申年・二黒土星亥月生まれ)盛運期3年目

ドイツ・シュレーダー首相 1944年4月7日生まれ(二黒土星申年・九紫火星辰月生まれ)衰運期5年目の厄年

ロシア・プーチン大統領 1952年10月7日生まれ(三碧木星辰年・七赤金星酉月生まれ)盛運期1年目

イラク攻撃勃発の2003年の主たる首脳の運気は衰運年であり、フランス・シラク大統領と日本の小泉首相が盛運年(盛運期3年目)にあり、共に当時はリーダーシップをとれた状態にありました。

しかし現実は、小泉首相は米国を追随する形で、イラク攻撃を承認し、2004年1月に自衛隊が初めて他国の戦場下に派遣されることになりました。一方シラク大統領は国連中心でイラク問題を解決すべく、イラク攻撃を回避する方向で対応しましたが、イラク攻撃は開始されました。

現在もイラク国内のテロ事件は益々激しさを増しております。国の指導者の運気によって国民の良否も生じて来ます。運気の良い指導者に当る国々では、国民が安泰の要因を現出して来ます。しかし運気の悪い指導者に当ると国民が苦労し、思い通りに行かぬ事態を現出します。

イラク問題のみだけでなく、経済問題も国の首脳の運気で左右されます。

中国の胡錦濤国家主席は、1942年12月21日生まれ(四録木星午年・七赤金星子月生まれ)運気の発展状態の2006年に就任(盛運期3年目)して経済成長も安定して伸びています。

日本も中国経済に引っ張られて輸出産業が好調となり、輸出中心の大企業と中小企業の一部が良化して来ています、しかし地方を中心とした産業消費は低迷しております。不安材料は円高・ドル安の要因であり、為替市場も中国・台湾・韓国・日本の東洋と米国と欧州との関連が、複雑に入り組んで、一概には対応出来ない要因が現れております。

国の首脳の運気の盛衰が良否を分けるということであり、イラク問題や経済問題の見通しも首脳の運気次第であります。菅直人首相の運気は今年が衰運期1年目でこれから5年間は衰運期状態となります。

             

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平和への願い

2010年8月12日 木曜日

昭和20年8月6日に広島に原爆が投下され今年で65年です。9日は長崎原爆の日で、15日は終戦記念日です。

6日の広島平和記念日に「核兵器のない世界を実現しましょう」を合言葉に現役の国連事務総長として初めて出席した潘基文(パン・ギムン)事務総長も挨拶されました。原爆を投下した米国は平和記念式典に初めて政府代表としてルース駐日大使を派遣しました。戦争や核兵器の使用は二度とあってはならないのです。

アメリカ大統領に就任してわずか半年で「ノーベル平和賞」を受賞したオバマ大統領は世界に向けて核廃絶への取り組みを行っています。就任半年のオバマ大統領へ「ノーベル平和賞」を決めた選定委員会の「戦争を早くやめるように」と言う暗黙の圧力がオバマ大統領にはあります。

現在は太平洋戦争で散って行った300万人の英霊の残して頂いた「惜福」により、日本が世界有数の豊な国家となりました。しかしその惜福に対し謙虚なる「報恩感謝」を示さず、当然あるいは自己中心的な傲慢さで行動するならば、やがて国そのものの衰退は逃れられないのではないかと思います。そうした意味も周期で伺う事が出来ます。

昭和20年という年は過去の周期による結果であり、またこの昭和20年(一白水星酉年)が原因となり次々と結果を生じていくのであります。歴史は繰り返すと言いますがただ無秩序に繰り返すのではなく一定の周期の基に繰り返されていくのであります。しかし歴史の流れは時として大きく変化しますその観念がないと流れの中に潜んで行くのであります。人は無から生じ無に帰っていくので有りますがその輪廻観は常に「心」のどこかに留めていてもらいたいと思います。

こういった周期による流れは第一次世界大戦および太平洋戦争にも見られますので一応示しておきます。その他日清・日露戦争においても見られることであります。

一定の年数によってその凶災が顕現する場合、その現象状態は各々の凶殺によって異なりますが犯した方位によって年数が定まっております。

日清戦争
勃発  明治27年8月1日(七赤金星午年・三碧木星未月)
休戦  明治28年3月30日(六白金星未年・四緑木星卯月)
七赤金星中宮位で始まり翌年の六白金星中宮位で休戦となる周期。

日露戦争
勃発  明治37年2月10日(六白金星辰年・五黄土星寅月)
休戦  明治38年6月9日(五黄土星巳年・七赤金星午月)
六白金星中宮位で始まり翌年の五黄土星中宮位で休戦となる周期。

第一次世界大戦
勃発  大正3年7月28日(五黄土星寅年・六白金星未月)
終戦  大正7年11月  (一白水星午年・八白土星亥月)
五黄土星中宮位で始まり一白水星中宮位で終戦となる周期。

太平洋戦争
勃発  昭和16年12月8日(五黄土星巳年・一白水星子月)
終戦  昭和20年8月15日(一白水星酉年・二黒土星申月)
五黄土星中宮位で始まり一白水星中宮位で終戦となる周期。

このようにすべて一定の周期の上に歴史事象とは流れていくのです。過去多くの歴史的事象を研究するとすべてに亘り原因・結果のくり返しであると心して下さい。  

一日も早くこの素晴らしい地球上において戦争のない世界・核兵器のない世界を目指し真の平和を願わずにはおれません。

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生活と健康

2010年8月2日 月曜日

連日の猛暑日が続いております。体調管理の大変な時ですが無事にこの夏を乗り越えましょう。

気学において、病や災難に合うのは、尅気の作用と考えています。

尅気の悪気が、家相・方位・相性・地相等の影響から生じて、病や災難を起こすと言うことです。尅気(悪気)の反対にあるのを祐気(良気)と言い、毎月各星ごとに当ホームページで発表しております。

知らず知らずの内に尅気を犯していることが多々あり、その為に「祐気とり」を薦めております。

尅気は家相の吉凶から生じる場合は家族全体の要因として顕現します。

地相は一族全体の吉凶作用となり方位や相性は個人の範囲となります。

災難の多くは方位現象が強く反映されることが多く、病気は家相の影響が強く反映されて顕現すると考えているのです。

災難はこちら側が注意しても相手側の過失と言うことがありますが、病気は自らの側に原因の主たる元があるのです。

病気は尅気の悪気の作用とはいえ、避ける努力をする意欲があれば、大難が小難へ、そして無難へと避ける事が出来ます。この努力を「養生」と言います。

普段、自分では別に悪い行いもしていないのに災難に遭う訳です。盗難・火難・水難・病気と短期間に続くと、大抵の人はひどく心が動揺することになります。

神様は私たちに大きな試練を与えることがあり、必ずしもやさしい慈悲の心や愛を示すとは限らないのです。

気学では自然の法則に従がわないために災難が生じると言うのですが、ある程度、人為的な努力で改善出来ると考えるのが「養生訓」であります。

旺盛な食欲に対しては、胃病でその非を悟らせ、気候の変動を無視したりして寝相が悪ければ風邪によって注意を呼び起こさせます。

災難もこの例にもれないことがあります。天の怒りによる天変地異による災害も、どこか人間のぬかりがあることを知らしめる一面があり、慢心やおごりが生じ、謙虚さを忘れた頃に起き易い所から寺田寅彦博士が「天災は忘れた頃にやって来る」と警鐘したのです。心を亡くすと書くと「忘れる」と言う字になります。

健康になれる10ヶ条(横井也有の養生訓より)

①少肉多菜(少しの肉を食べ、多くの野菜を食べる)

②少塩多酢(塩は少なく酢を中心にした味付けや酢を飲む)

③少糖多果(糖分は少なく、果実類を多く取る)

④少食多齟(腹八分目にして、よく噛んで食べる)

⑤少衣多浴(軽い服装を心掛け、よく風呂に入る)

⑥少車多歩(車に乗るよりも、よく歩くこと。一日一万歩を心掛ける)

⑦少煩多眠(小さな事にクヨクヨせずに良く寝ること)

⑧少怒多笑(怒ることを控え笑うことを常に心掛ける)

⑨少言多行(口先よりもまず実行する。行動で示す)

⑩少欲多施(欲張らずに、多くの人に施す心掛けで行動する)

「祐気とり」による病気等の改善はあくまで、外から内へと回復を促する実践努力であります。それに対して養生訓は内面から実践努力で健康を維持して行く実行であります。

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八つの体質と良い食物・避けるべき食物

2010年6月22日 火曜日

暑い時期を迎え、毎日の健康管理は大変重要です。

健康を維持して行く為には食事と運動と意欲が三大要因となります。その三大要因をバランスよく規則正しく永く続けることが大切です。今回は食事について記載致します。

食べ物にも独特の分類法があります。体質も八つの分類となります。「万病は食より入る」の格言もあります。自分はどのタイプであるかを見極め日頃から注意し生活して下さい。

熱タイプの人
のどの渇きをおぼえることが多く、冬でもよく冷たい飲料を好み尿量が少なくて、尿色が黄色に近い人を言います。

A:熱実強燥質・・便秘体質の人
  常食すると良い食物・・梨・すいか・バナナ・アスパラガス・お茶
  避けるべき食物・・・・くり・うなぎ・生姜・酒

B:熱実強湿質・・血圧体質の人
  常食すると良い食物・・すいか・セリ・きゅうり・アロエ
  避けるべき食物・・・・牛肉・りんご・ねぎ・ピーナツ

C:熱虚強燥質・・口渇体質の人
  常食すると良い食物・・小麦・玄米・豆腐・柿・はちみつ・梅
  避けるべき食物・・・・にんにく・しそ・コーヒー・たばこ

D:熱虚強湿質・・過敏体質の人
  常食すると良い食物・・はとむぎ・とうもろこし・そば・しじみ・トマト
  避けるべき食物・・・・あんず・牛乳・酢・パイナップル

寒タイプの人
のどの渇きをおぼえることが少なく、夏でもよく熱い飲料を好み尿色が無色に近い人を言います。

E:寒実弱燥質・・急病体質の人
  常食すると良い食物・・びわ・あんず・豚肉・酢・パイナップル
  避けるべき食物・・・・はとむぎ・玄米・ぶどう

F:寒実弱湿質・・激痛体質の人
  常食すると良い食物・・ねぎ・みかん・コーヒー・しそ・にんにく
  避けるべき食物・・・・玄米・牛乳・小麦

G:寒虚弱燥質・・枯燥体質の人
  常食すると良い食物・・梅干・ごま・はちみつ・りんご・山芋・牛肉
  避けるべき食物・・・・すいか・小豆・あんず

H:寒虚弱湿質・・虚弱体質の人
  常食すると良い食物・・生姜・うなぎ・くり・うに・みかん
  避けるべき食物・・・・梨・すいか・バナナ

皆様の健康をご祈願致します。
   

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菅直人内閣がスタート

2010年6月12日 土曜日

平成22年6月8日(八白土星寅年・七赤金星午月・二黒土星丑日)に第94代内閣総理大臣の菅直人内閣がスタートしました。民主・国民新の連立による菅新政権の誕生です。

新内閣のキャッチフレーズについて、菅新首相は(幕末の志士・高杉晋作にあやかって)「奇兵隊内閣」と表現した。

菅直人首相(1946年10月10日生まれ・本命九紫火星戌年・月命六白金星戌月生まれ)は年盤で衰運期1年目(衰運期に入りましたが誕生日の10月10日までは盛運期の運気が残っている)の運気です。

菅内閣の人事
総理       菅 直人    1946年10月10日生まれ
         本命九紫火星戌年・月命六白金星戌月(衰運期1年目)

官房       仙谷 由人   1946年1月15日生まれ
         本命一白水星酉年・月命六白金星丑月(衰運期2年目)

総務       原口 一博   1959年7月2日生まれ
         本命五黄土星亥年・月命七赤金星午月(盛運期1年目・歳破を持つ)

法務       千葉 景子   1948年5月11日生まれ
         本命七赤金星子年・月命五黄土星巳月(盛運期3年目)

外務       岡田 克也   1953年7月14日生まれ
         本命二黒土星巳年・月命六白金星未月(衰運期3年目・暗剣殺を持つ)

財務       野田 佳彦   1957年 5月 20日生まれ
         本命七赤金星酉年・五黄土星巳月生まれ(盛運期3年目)

文部科学     川端 達夫   1945年1月24日生まれ
         本命二黒土星申年・月命九紫火星亥月(衰運期3年目・暗剣殺を持つ)

厚生労働     長妻 昭    1960年6月14日生まれ
         本命四緑木星子年・月命四緑木星午月(衰運期5年目厄年)

農林水産     山田 正彦   1942年4月8日生まれ
         本命四緑木星午年・月命六白金星辰月生まれ(衰運期5年目厄年)

国土交通     前原 誠司   1962年4月30日生まれ
         本命二黒土星寅年・月命九紫火星辰月(衰運期3年目・暗剣殺を持つ)

環境       小沢 鋭仁   1954年5月31日生まれ
         本命一白水星午年・月命五黄土星巳月(衰運期2年目)

防衛       北沢 俊美   1938年3月6日生まれ
         本命八白土星寅年・月命一白水星卯月(盛運期4年目)

国家公安・拉致問題  中井 洽  1942年6月10日生まれ
         本命四緑木星午年・月命四緑木星午月(衰運期5年目厄年)

金融・郵政改革  亀井 静香   1936年11月1日生まれ
         本命一白水星子年・月命九紫火星戌月(衰運期2年目)

国家戦略・消費者 荒井 聰    1946年5月27日生まれ
経済財政     本命九紫火星戌年・月命二黒土星巳月生まれ(衰運期1年目)

行政刷新     蓮舫      1967年11月28日生まれ
         本命六白金星未年・月命五黄土星亥月生まれ(盛運期2年目)

公務員制度改革  玄葉 光一郎  1964年 5月 20日生まれ
         本命九紫火星辰年・月命二黒土星巳月生まれ(衰運期1年目)

経済産業     直嶋 正行   1945年10月23日生まれ
         本命一白水星酉年・月命九紫火星戌月(衰運期2年目)

民主党幹事長   枝野 幸男   1964年5月31日生まれ
         本命九紫火星辰年・月命二黒土星巳月生まれ(衰運期1年目)

小沢一郎前民主党幹事長の色を薄くした(人気回復の為)人事となりました。

内閣18名の中で盛運期の人は(原口・野田・千葉・北沢・蓮舫)5名です。しかし原口氏は歳破を持つ。衰運期の人は(菅・仙谷・岡田・川端・長妻・山田・前原・小沢・中井・亀井・荒井・玄葉・直嶋)13名です。

特に原口氏(総務大臣)は歳破を持ち・長妻氏(厚生労働)・山田氏(農林水産)・中井氏(国家公安・拉致問題)は厄年で、岡田氏(外務)・川端氏(文部科学)・前原氏(国土交通)は暗剣殺(他動要因から発生)を持ちます。
運気状態の悪い人が多いので、今後の舵取りに微妙な影響が出るでしょう。

菅首相との九星相性関係で良い人は(原口・岡田・川端・長妻・山田・前原・北沢・中井・荒井・玄葉)10名です。

九星相性関係の悪いのは(仙谷・千葉・野田・小沢・亀井・蓮舫・直嶋)7名です。特に仙谷・小沢・亀井・直嶋の4名とは水(水星)と火(火星・油)の関係で非常に悪いです。国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相は民主党が郵政改革法案処理を次の臨時国会に先送りする方針を決定したことを受け、閣僚を辞任しました。早くも悪い相性が顕現しました。

十二支の三合の関係で大変良い相性関係は(山田(午歳)・小沢(午歳)・中井(午歳)・前原(寅歳)・北沢(寅歳))となります。対沖の悪い相性は玄葉(辰歳)となります。

菅政権の両輪である官房長官の仙谷由人氏との相性は悪く、また幹事長の枝野 幸男氏とは対沖の関係で悪い相性関係で今後の運営が大変難しいです。

最終の鳩山政権の支持率は20%前後で大変悪かったのですが、菅新内閣では60%前後と回復しました。そこには国民の大きな期待があります。

今までの総理は世襲議員から多く選出されていましたが、今回の菅総理は市民運動家から議員になった国民に近い総理です。

今後の政策において特に鳩山政権の残した「政治とカネの問題」「普天間移設問題」「景気回復問題」等、難問題が山積しております。

短期政権となるのか安定政権となるのかは来る7月の参議院選挙に向けて最大の戦いが始まります。

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鳩山総理が辞任

2010年6月3日 木曜日

6月2日、世界にそして日本中に衝撃が走りました。

鳩山由紀夫首相(1947年2月11日生まれ・本命八白土星亥年・月命二黒土星寅月)は6月2日午前、国会内で開かれた民主党の両院議員総会で退陣を表明しました。(2日は五黄土星の日で「崩壊と新生」の日です)同時に小沢一郎幹事長(1942年5月24日生まれ・本命四緑木星午年・月命五黄土星巳月)も辞任しました。(鳩山首相と小沢幹事長の相性は悪い相性関係です。)

政権交代からわずか8ヶ月の短期内閣になりました。(アメリカとの蜜月状態(親密な関係)であった中曽根内閣と小泉内閣は永く続いた。)

一寸先は闇と言います政治の流れは社民党の離脱からわずか4日で大きなうねりとなりました。

社民党は5月30日、普天間移設問題(移設先を名護市辺野古と決めた日米共同声明・この決定にはアメリカの策略陰謀・官僚主導・反閣僚の動き等がありました。)に反対をした福島瑞穂党首(1955年12月24日生まれ・本命九紫火星未年・月命四緑木星子月)の閣僚罷免を受け、連立政権から離脱し、昨年9月にスタートした民主、社民、国民新3党の連立体制は8カ月余りで幕をおろしました。そして政治は大きく動きました。

8ヶ月間迷走した「普天間移設問題」・「社民党の連立政権離脱問題」・「2トップの政治とカネの問題」・「今後の国会運営が非常に困難な問題」・「7月の参議院選挙での勝利問題」等でこれ以上の政権維持は困難と鳩山首相が判断した上での決断でした。

今年の平成22年度(平成22年2月4日から平成23年2月3日までの期間)は八白土星寅年で5月度(5月5日から6月5日までの期間)も八白土星巳月にあたっています。すなわち年盤・月盤の揃った月です。年盤と月盤の揃う時は中宮となる星(八白土星が中宮位で八方塞がりの月です)の事象が象徴的に顕現します。その為、過去のブログや今月の事象予測でこの5月が山場ですと予測してきました。

福島氏と鳩山氏の十二支の関係は三合の関係(亥年生まれと未年生まれ)で大変良い相性関係だったのですが、社民党の福島氏の連立離脱が大きく鳩山政権の命取りになりました。

鳩山首相の本命星である八白土星が年盤・月盤の中宮位に廻座し今までのやって来た事象が良否・善悪の二極化で顕現する年・月で、最悪の辞任と言う答えが出ました。次回の衆院選挙には出馬しない意向も発表しました。

また小沢幹事長も厄年の厄月で辞任と言う結果が出ました。昨年の南方位廻座(衰運期4年目)では衆議院選挙で大勝し名誉・名声があがりました。しかし政治資金問題で秘書が逮捕される事になり、今年の厄年・厄月で辞任となりました。すべて気学教示の流れ通りの結果です。

今の日本の困難を乗り切る気質のリーダーは五黄土星の人(カリスマ性・大胆・中心人物・強いリーダーシップがある等)の登場が待たれます。

参考ブログは
鳩山政権誕生から半年(平成22年3月22日号)

鳩山政権誕生から半年

気学で見るこの9年間の日本の政治 NO10(平成21年10月20日号)

気学で見るこの9年間の日本の政治 NO10

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