2024年7月 のアーカイブ

元安倍政治の検証が必要

2024年7月21日 日曜日

亡くなった人(安倍晋三前総理)の事を言いたくはないが、何故、このような国に政治になったのかは、元安倍政権の10年に大きな原因があるのか、ないのかの検証が必要だと思います。

亡くなっているので、検証は必要ない。失礼だという声もあるでしょうが。元安倍幹部の裏金疑惑が語るように最悪の政治運営であったのではないでしょうか。

親子3代にわたる政治家一家(安倍の祖父の岸信介・安倍の父の安倍晋太郎・本人の安倍晋三)の政治に、いや自民党におけるそれこそ派閥の影響力はどれほどのものだったのか。

長期政権で一強の安倍政治は裏で何が行われていたのか、今こそ検証し功罪を明らかにして次の時代へ進むべきだと思います。

一方的に幕をおろした森・加計問題では証拠の発言が書き換えで人が死んでいます。また桜を見る会も資金あつめのパーティでした。

統一教会との関係を作った張本人なのか、何故、統一教会の信者の家族に射殺されたのか。偶然なのか必然なのか、検証をすべきです。

なぜ、今も信頼され実積を評価されるのか分からない。一番の当事者であるべき拉致問題も解決できなかった。

このように次から次へと未解決な分が沢山あります。

それなのに、この安倍晋三の功罪を明らかにする、人生を賭けた作家や評論家が出てこないのも、今の世の中での実力と言うか臆病ものしかいない現実なのか残念です。

こんな自民党なら昔の元小泉首相の言葉を思い出します。「自民党をぶっ壊す」まさに今はその時期です。本当の国民から信用される自民党に生まれ変わる事です。

その為にも政権交代が一番自民党にお灸をすえる事になり、反省が生まれます。

今の野党では与党を張る事は出来ませんが、交代に意味が生まれます。

その第一条件は裏金に絡んだ疑惑の議員は全員辞める事である。政治屋は要らないのである。

東京都知事選挙

2024年7月11日 木曜日

東京都知事選挙は7月7日に投開票が行われました。

当初は小池百合子対蓮舫の一騎打ちと言われましたが、選挙が近づく中で

石丸伸二の旋風が起きました。今回の知事選挙は過去最多の56人が立候補しました。投票率は60.62%でした。

東京都知事選開票結果

  • 当選 小池 百合子 無現   2918015票
  • 石丸 伸二 無新       1658363票
  • 蓮舫    無新       1283262票
  • 田母神俊雄 無新        267699票

以下省略

ご覧のように圧倒的な小池氏の勝利(小池知事の第3期が始まります)です。

お金の問題を抱えた自民党・何も策がない公明党の裏応援もあっての事です。

毎回選挙の時に思う事ですが、何故、あきらかに選挙にならない候補者(当選が見込めない)がこんなに多く、立候補するのでしょうか。まして高額な供託金(300万円)まで出して、没収されるのに・・・

そう思いながら他の候補者は何をしたいのか、何が望みなのか、さっぱりわかりません。候補者の愚かな出来ない公約は呆れて笑うしかありませんでした。

今回の選挙は何と56名の候補者です。馬鹿にした選挙のようでした。選挙ポスター板もまばらな状態でした。東京が泣いています。

また投票率も60%です。何と愚かな人任せの方が多いのか、何故、選挙に行かないのか本当に呆れてしまう国民性です。せめて80%は欲しいです。これでは良くならないです。もっと選挙の重要性を普段から教える事です。

これで小池氏の3期目が始まります。本人もこれで(都政)政治生命は終わるでしょう。4年後は76歳です。

2位に入った丸山氏は今回の選挙の風でした。特に若者からの指示は絶大なものがありました。これからの時代の先駆者となるでしょうか。

3位の蓮舫氏は人気だけではどうにもならない事を知る良いきっかけになったのでしょう。あこがれや夢だけでは知事になれません。逆に都民はしっかりと判断した事がこのような結果になったのでしょう。

こんな選挙をやっている日本最大の都市で、恥ずかしい限りです。これではいつまでたっても進歩がなく夢も希望もありません。今後の小池氏の動向を注視したいです。

日本の将来と観光公害

2024年7月1日 月曜日

円安の影響もあり、日本中は外国人だらけである。訪日外国人の年間数は3300万を超えています。円安が進んでいるというのは、国力がそれだけ落ちている証拠である。

今ではGDPは世界第4位に落ち、これからもますます落ちるでしょう。ものづくり日本、開発の日本は終わりました。すべてで世界には負ける状況が現在の姿です。

あの1980年代のバブル経済が最高で同じような好景気のバブルが訪れるのは200年後と過去のブログで指摘しています。

これからの日本の生きる道は「観光業」だと思います。しかし現実は「観光公害」で大変です。

・現地の生活者が通常の生活ができない。

・タクシーがない運転手不足・電車・バスが満員で乗れない。

・ごみの問題(空きペットボトル・缶の飲み物・食べ歩きの食品のごみ)。

・道路も建物も自然も壊れる。

・薬の買い占め問題。

数々の問題点を解決して観光国世界一になるしか日本は生き残れないのが現実です。そんなことはないと思う方はもう少し勉強が必要です。

世界では現在のグローバル社会での成功国はあります。それはシンガポールです。国土が狭い。しかし自由貿易国です。あらゆるものが世界で通用します。子供の学力も世界3冠王です(読み書き・理解・計算数学)開発力・発信力等々。このような成功の考え方と明確な目標と努力が今日のシンガポールを作りました。

果たして日本には、どんな斬新な成功策があるのでしょうか。