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御朱印集め

2015年6月21日 日曜日

最近静かなブームになっているのが、神社・仏閣に参拝する事です。毎日のストレスの解消や自分を見つめ直す場所として訪れる人が増えています。

そして寺社を訪れる楽しみの一つとして御朱印集めが人気になっています。

この御朱印集めをする時には必ず自分の吉方位にあたる時に実行する事です。いい加減な目的やいい加減な凶方位で実行すると効果もありません。いえ逆に悪い事が起こるかも知れません。注意して下さい。

御朱印は、御守やお札と同じく神仏や寺社名が書いてありますので、御本尊や御神体の分身といっても過言ではありません。そしてあなたの為だけに書いて頂いたものですので、粗末に扱わないようにし、ずっと大切に保管しましょう。

御朱印集めの始まりは、四国八十八カ所霊場巡り(お遍路さんで有名)などの霊場巡礼にあると言われています。

霊場巡礼とは、あらかじめ決められている札所(お寺)を順番に巡り、その全てを巡り終えると願いが叶うという参拝の仕方です。この霊場巡礼の際に各札所で御朱印を頂き、参拝の証としている事から御朱印集めのルーツだとも言われています。

御朱印帳は、納経帳・御宝印帳・集印帳などとも呼ばれ、大きな寺社や文房具店・仏具店で手に入れることができます。大きな寺社では、オリジナルの御朱印帳を用意しています。

頂いた御朱印帳は清浄な場所、仏壇や神棚に保管するのが理想です。またタンス上段の引出などを御朱印専用にして代用することも可能です。時間をかけて集めた御朱印ですから、紛失しないよう、また、神仏に対する敬意を忘れずないように自宅内の上座に据えて大切に保管しましょう。

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神社に参拝祈願・仏閣に参詣祈念

2013年12月1日 日曜日

何か願い事があり、その願いを満たし、叶わせ成就してもらいたいと神仏に願をかけ、社寺に参詣することを一般的には「現世利益」の信仰と言っております。それに対して菩提寺や産土(うぶすな)さま氏神さまへの信仰を「報恩感謝」の信仰と言っております。

今回は「現世利益」の神仏についてです。神仏に祈願祈念する時に、求めようとするものを全然持ち合わせていない神仏に、いくら願い事を祈っても何のご利益もなく、敬信でしかないのです。

したがって祈願祈念する場合は、その神仏が持つ「本誓(ほんぜい)」とするところの功徳を見極めなければなりません。

どの神仏にもそれぞれの神仏の持つ「本誓」があり、その本誓に従って、衆生を救済されることを誓われております。

自己の信じる神仏に、ご利益の有無を疑わずに一心に祈願祈念することであります。信仰はあくまでも、その神仏を疑わずに信じる事にあります。

一心一途に祈願祈念することによって、その心が自然に神仏に通じ、その本誓によって成就が果たされて来るのです。

気学の祐気とりの現世利益効果は・・・・

北方位の祐気とりは安産祈願・子孫繁栄・恋愛成就・子育て・子授。

南西方位の祐気とりは家内安全・勤勉努力・敬愛育成。

東方位の祐気とりは福徳開運・開運招福・智徳発達。

東南方位の祐気とりは良縁・結願・旅行安全・渡航平安。

北西方位の祐気とりは心願成就・交通安全・学業上達・八方厄除。

西方位の祐気とりは五穀豊穣・豊漁祈願・富貴招福。

東北方位の祐気とりは物事の改善・無病息災・ぼけ防止・延命長寿。

南方位の祐気とりは厄除開運・合格祈願・名誉学業の上達・防火。

気学に於いては特定の神仏の対象はありません。自然界から発動される祐気を授かると言う考え方であります。勿論、「祐気方位」に神仏があり、参拝参詣が果たせられるのであれば、現世利益の効果は倍になります。

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お正月と陰陽道

2013年1月1日 火曜日

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

日本人の暮らしの中で24節季・72候と言う季節や気候に係る行事は数多くあり、毎年繰り返される年中行事として定着して来ました。自然の法則の基準でもあります。

この年中行事は生産過程の区切り、あるいは四季に係りを持つ伝承的行事(儀礼)で行われて現在に至っております。

その中でお正月とお盆は1年の折目・節目として、日本人の暮らしの中に大きな影響を持っており独自の日本文化です。

「正月」は各々家の祖霊や歳神を迎えて祀り、「盆」は家の先祖である仏を迎えて祀る行事であります。前者は神祭りとしてまた後者は仏教行事として伝承されて来ております。12月31日の大晦日には、年越しの大祓いの祝詞(のりと)、6月30日には夏越しの大祓いの祝詞があげられます。

正月の鏡餅は陽形である丸い形を、陰数である二つ重ねにしたものです。ゆずり葉(青・木性)・干し柿(赤・火性)・橙(黄・土性)・餅(白・金性)・昆布(黒・水性)によって陰陽五行の調和する自然界の五気を表しているのです。(各地方で飾る内容は多少異なりますが、基本は5色を中心とします)

お飾りに関する要因すべて「陰陽五行の説」より発しています。
しめ縄「〆縄・七五三縄(シーメなわ)・注連縄(しめなわ)」等にも伺い知れるのです。左施のしめ縄は陽となり、右施のしめ縄は陰を示します。また縄の縒り(より)はじめを陽としておわりを陰とします。

しめ縄の左施・右施は祀る神の性格やその他の習慣で異なります。神社本庁で教示しているのは左施の祀り方であります。しかし出雲大社を中心とした神社は右施であります。また日本最古の三輪神社も右施です。

神棚に供える榊(さかき)(木性)は栄える意味です。器は(土性)状態です。灯明は(火性)清浄を持って照らしめ清める意味です。火は普通にローソクを用います。火を消す時は手や扇であおいで消すようにし、口の息で消す事は慎む事です。そしてお水(水性)を備えます。神鏡(金性)で心の有様を映し出します。

これで宇宙しめ縄の左施は現世利益(商売繁盛)自然の象とし、しめ縄の右施は報恩感謝(家内安全)となります。

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陰陽道思想から生まれた厄年

2010年3月10日 水曜日

厄年は陰陽道の思想にもとづく災いや障りのある年回りと言う説から生まれました。

気学では本命星の北方位廻座が「本厄」と言われております。その北方位廻座(今年は四緑木星の人)の前後の年廻りを前厄(南方位廻座・今年は三碧木星の人)・後厄(南西方位廻座・今年は五黄土星の人)と称しております。厄年には忌み慎しまなければならないとされております。

厄年が言われるようになりますのは古く平安時代の、貴族藤原資房(すけふさ)の日記「小右記」や「源氏物語」などに記されております。

厄年の年齢は男女共の7歳・12歳、女性の19歳・33歳・37歳、男性の25歳・42歳・61歳・77歳・85歳が一般的であります。

さらに女性の33歳と男性の42歳は特に「大厄」と言われ、その前年の「前厄」と翌年の「後厄」(ハネ厄)と共に強く意識されております。ただし時代や神社仏閣によって厄年の移動があります(数え年で見る所、満年齢で見る所)

気学から見る厄年は本命星が北方位(最衰運期)に入った年を厄年・厄月と言い年盤で9年に一度、月盤で9ヶ月に一度廻って来ます。

神社仏閣の数え年早見表に見られるところの厄年はその年の干支の十二支の年廻りが中心と言う事になります。

厄年は単に思想上に想定されたものと考えるよりも、実際に経験的に体得した人間の節目を前提にして生じて来たものと言えます。

特に昔の人生50年時代の男性42歳は隠居へと退いた年齢であり、女性の33歳は孫を見る年代でありました。それだけに人生80年時代の現在社会に一見合致しないように考え勝ちでありますが、体力気力を考えて見た時、この年廻りは一つの節目となっていることには変わりません。

厄年にあたる者が厄難を避けようとした行いを「厄祓い(厄落し)」と言います。その仕方は多種多様であり、個人的に行う場合や集団で行う場合がありました。

具体的には正月や節分に神社や寺院に参詣し祈祷を行ったり、紙に包んだ餅切れを体にこすりつけたり、金品を他人に拾わせたりして厄祓いをしました。

さらに厄年の者に代わって行う厄祓いを業とする者もあらわれ、その門付け(かどづけ)の者をも「厄祓い」と言いますが、山伏の修験道もいました。
大晦日や節分の夜などに「厄祓いをしましょう厄落し」と町々を呼び歩き、金品をもらっては祝言によって厄を祓い歩きました。その言葉は「めでたい事で祓おうなら鶴は千年・亀は万年」などと尽くしを並べ立てたあと「悪魔外道を拭い掴み、西の海にさらり」等と言って祓います。また山伏などは法螺貝(ほらがい)を吹き「般若心経」を門口で唱えました。

また厄は子にも及ぶと考えられ、両親のいずれかが大厄の時にできた子供は「厄子」と言い、箕(み)に入れて一旦、道に捨てられ「仮親」をとることがされています。また厄子と仮親の関係は一生継続されると言います。昔は十二支が一循するまでの12年間(元の干支に戻る期間)、子供の厄はほぼ1年毎にあり、それだけ小児の成長には難儀な時代であった訳です。13歳は虚空蔵さま参りとなり以後厄年の間の年数幅が広がります。

厄という要因は一つの「節目」という考え方であり、本厄の北方位に自分の本命星が廻座している年は「一陽来復」の「陰極まりて陽となす」といった年で、陰の機運から陽の機運に転ずる年であり、態勢の立て直しの年に当たります。

この厄の年においての節目が、精神的に顕現するか、あるいは病気のように身体に顕現するか、行動面に顕現するか等のいずれかの顕現が生じます。9年という流れの中での「節目」であるという時期が「厄年」という形容で示されています。

厄年であっても当人自身は何事も無いのに、その周囲の家族や対人の人が「厄を肩代わり」される例も多く見られます。一概に「厄年」といっても、その顕現事象には、個人差があります。また本命星が北方位に廻座し(厄年)暗剣殺を持つ場合はダブルの状況ですので、苦難苦慮がはっきり強く自覚されることになります。

厄祓いも非常に大事な事ですが、どの方位の神社に行くのか、いつの時期に行くのか、によって正しい厄祓いを行わないと逆に大きな事故・不慮になるかも知れません。そのところも理解した上で実行される事をお薦めいたします。

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気学で見る地相学と神社・仏閣

2009年11月25日 水曜日

気学の地相学は陽宅・陰宅より発し日本独自の大成を辿りますが、神社・仏閣の建立に対して「四神相応の地」を選んで建立しました。
「四神相応の地」とは・・・
http://www.hiroro.jp/content/kaso/land.htm

明治以降においての大学を建立するにあたり、神社・仏閣の地域に大学を造り、地相学で吉相にあたる所に大学を造りました。優秀な人材育成を作る一翼に用います。その思考背景に陰陽道があります。

東京大学は上野寛永寺・慶応大学は芝増上寺・早稲田大学は穴八幡神社・京都大学は吉田神社等々が造られています。地相学の四神の活力を生かす思考があるのです。

日光東照宮の三猿は庚申信仰による「見ざる」「言わざる」「聞かざる」でありますが、秩父神社の三猿は妙見信仰による「見て」「聞き」「話そう」とお力を授けて下さる「お元気三猿」であり、情報化社会に向けての必須条件が伺い知ることが彫刻されて本殿の西側を守護しております。

妙見信仰は北方位の北斗七星の北斗信仰であり「人間の元気な命を司り不老長寿を願う神様」との事です。

北方位は気学では一白であり、万物の生み出される一陽来復の方位であり、神道・仏教・気学(陰陽道)の帰一する要因の位置です。

日光東照宮の庚申信仰は自らを律する三猿で秩父神社の妙見信仰は自らを高揚する三猿で、共に江戸時代初めに創建されました。

現代社会にとっては自らを律する生き方よりも、自らを表現すること、コミユニケーションすることの生き方が今の時代には適している背景があり、「しっかり見て」、「しっかり聞いて」、「しっかり話す」ことがより重要となって来ております。歴史・文化・伝統を継承し、自然に感謝し、今ある事に報謝し、過ぎし先祖に報恩して行く生き方に気付かされます。

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干支と縁起

2009年1月4日 日曜日

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

今年の平成21年は(気学では2月4日からです)「己丑(つちのとうし)九紫火星年」になります。

十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)はもともと日や月を数える要因から年月日になり、暦として取り入れられたのは中国漢の武帝の時代、紀元前104年の「太陽暦」が最初であります。

日本では西暦602年推古天皇の時に中国から天文書や歴本等が輸入され、その2年後の604年(甲子一白年)に初めて暦日が採用されて「甲子の年」と定めたのです。

これにより干支のもつ五行説の内容をあてはめることにより、吉凶禍福が生じて来ることになります。

甲子は物事の始まりと言う考え方から国造りの神様の大国主命の祭日となり、大国主命を助力した「ねずみ」との関係も十二支の「子」に関連して来る訳であります。(野球の甲子園球場はここから名付けられています。)

十干・十二支による干支の周期が、一見なんの法則もない偶発的な出来事のように見えますが、よくよく見て調べると一定の周期や法則で繰り返されている事が判明出来るのです。

人間は輪廻転生の中で命に限りがあり、時代においても生・旺・墓の循環を繰り返し、自然界全体も同様であります。

天(十干)にあたる太陽はほぼ11年間周期で自転しており地(十二支)にあたる地上は春夏秋冬の四季の周期の中で12ヶ月の周期をめぐっています。

今日では「天候と景気」「天候と事故」「天候と病気」「天候と犯罪」等も因果関係があるのです。それだけ天候の及ぼす作用は、人間社会に多大なる影響を与えているのであります。

年の干支は180年周期で月の干支は180ヶ月(15年)周期で、日の干支は180日(陽道)と180日(陰道)として年360日を循環年としております。

甲子の日は60日に一度繰り返されます。「甲子」は大国主命や大黒天の御縁起日となり「己巳」は弁財天の御縁起日となり「庚申」は猿田彦神社や天釈天の御縁起日となっており、60周期を基準としております。

この中で庚申信仰は深く庶民生活の中で継承された御縁起日であります。日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」はこの庚申の日の御縁起によるものです。

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初詣・初参りは菩提寺か地元の産土さまから

2008年12月25日 木曜日

今年も残りが1週間になりました。

お正月は普段疎遠になっている神社仏閣へのお参りや、参詣が盛んであります。

そこで初詣・初参りについての基本的な考え方について述べます。

新しい年を迎え、今年こそと願う事柄が生じます。これを現世において利益を求めることと言う訳です。

商売繁盛・家内安全・学業成就・会社発展等の自分を取りまく外因要因の加わる願望、これが現世利益を求める行いであります。

一方自分の健康・家族の事柄・子孫繁栄・ご縁に関する事・心の平穏・厄除け等に見る身体の節目等、これらは内因的要因の加わる祈念、これが報恩感謝から発する行いであります。普段商売や住居をさせて頂いている土地や場所を守り、その土地の発展と繁栄に尽力しているのが産土神社(うぶすなじんじゃ)であります。それを外因要因と言います。

自分の健康・家族の幸せ・一族の繁栄と発展に供養と報恩を尽くしてくれているのが菩提寺であります。それが内因要因と言います。

戦後家族も核家族が主体となり、都会化されてこうしたその土地にまつわる神社や家族や一族の絆を見守ってくれる菩提寺の縁も、希薄になりがちであり、まずそうした希薄なることを修正して行く事が大切です。

有名なる神社・仏閣への初詣・初参りは二次的機会に廻し、まず地元の産土さま・家の菩提寺からの参拝で新しい年の出発と言うことが何より大事な行いです。

遠方の神仏に参拝参詣したら3年連続で行う事も頭にいれておいてください。

また、祈願・祈念したら必ずお礼参りを忘れないことです。神仏に対して、「お拝みっぱなし・願いっぱなし・頼みっぱなし」では駄目です。

報恩感謝の大切さを知って下さい。神社仏閣の由来も知らず、ただベストテンに入る人出の参拝参詣があるからと言って出掛けるのは、新年早々道のはずれた事であり、せめて由来ぐらいは知って行う事です。

1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

皆さんにとりまして来年は良い年になりますように願っております。

良いお年をお迎え下さい。

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