2020年12月 のアーカイブ

2020年の10大ニュース

2020年12月21日 月曜日

今年も残すところ数日となりました。今年も色々な事件や事故が多く起こりました。陰陽祐気学「みちのしらべ」の独自に選択した今年の10大ニュースは下記の通りです。

①新型コロナウイルス発生

世界浸透新型コロナウイルス(新型肺炎)が蔓延し中国から世界に飛び火する。そしてマスク不足となる。

中国の歴史において過去には七赤金星から六白金星に大きな事柄が起こる国である。過去2002年(七赤金星)にもSARS(重症急性呼吸器症候群)が発生した。

日本では4月7日に新型コロナウイルスで緊急事態宣言(東京・大阪・名古屋

等)を発表する。国民全員に特別定額給付金として10万円支給される。

今年はコロナ、コロナで終わりそうです。大変な1年間でした。

②荒れた天変地異

3月13日朝、石川県(輪島)で震度5強の地震発生。

7月初め九州地区(特に熊本)で豪雨となる(50年ぶり)死者51名以上。

7月末に東北で豪雨、そして遅い梅雨明けです。今年は長い梅雨だった。

8月は記録的な猛暑日が1ヶ月間続き、9月5日台風10号 猛烈な台風 が九州に上陸しました。地球温暖化問題は益々深刻な問題です。

③安倍首相が辞任

安倍首相が(持病)辞任を発表し、9月14日に自民党の総裁選挙が行われました。菅義偉(すがよしひで)氏に決まりました。候補者の3名(石破・岸田)共に本命星が七赤金星人でした。そして9月16日に菅義偉氏は第99代内閣総理大臣に就任し新内閣は発足した。

④景気問題

節約思考の流れとコロナの影響が大きく大変な状況です。しかし日経平均株価はバブル崩壊後の最高値で29年振りです。大手企業が日経株の80%を所有しています。

株の乱高下が激しくコロナで仕事が上手く行かないので簡単に儲けられると勘違いし株に走る人が増えている。(以前の中国バブルの時、朝から証券会社の前は株の売買をする人で一杯でした)まさに虚構経済は続きます。また今年は一気にポイント制度の活用とキャッシュレス化が進みました。

⑤GoTo キャンペーン

新型コロナウイルスで打撃を受けた経済を旅行関係(GoToトラベル)・飲食関係(GoToイート)・GoTo商店街・GoToイベントで盛り上げ回復したいと言う意図でキャンペーンが始まっています。また今年はキャッシュレス化が大きく伸びた1年でした。11月からのコロナ第3波によりGoToキャンペーンの期間中止も発表されました。

⑥アメリカ大統領選でトランプ氏敗れる

強気でやりたい放題のトランプは大統領選で敗れ、なかなか敗北を認めなかった。次期大統領はバイデン氏である。日本にとって、世界にとってどちらが良かったかはこれから解るでしょう。

⑦2020東京オリンピック・パラリンピックが延期

世界的に猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020東京オリンピック・パラリンピックが来年の夏まで延期となった。(オリンピックは2021年7月23日~8月8日・パラリンピックは8月25日~9月5日)問題の多いオリンピックです。

⑧東京都知事選

東京都知事選挙は7月5日に投開票が行われました。コロナウイルスの第2波(連日の100名以上の感染者)かと思われるような状況の中で、選挙戦も盛り上がることなく終わりました。「3密」を避けるための街頭演説は行わず、動画配信による「オンライン選挙」に専念した異例の選挙戦となりました、
史上最高の22名が立候補して結果は小池百合子氏の圧勝でした。

⑨最悪の日韓関係となる

今までの韓国の文在寅大統領と日本の安倍晋三首相との関係は最悪の状態でした。慰安婦問題や徴用工問題などの歴史問題に対する、日韓両国の立場の違いが根本的な原因でしょうが、何の解決策もなく安倍首相は辞めた。果たして菅義偉新首相は歩み寄る事が出来るのか、大きな鍵である。

⑩高齢者の自動車事故が多発。

高齢者による大きな交通事故が多く起こりました。運転免許証の返納時期・法の改正を求める声が多く起こりました。

等々あげれば今年も沢山の出来事がありました。

1年間、このブログを通して4000年の歴史のある気学から見た政治・経済・事件・事故・天変地異等、あらゆる角度から検証・実証してまいりました。また受け継がれて来た素晴らしい日本の伝統や文化もご紹介致しました。そして人間の生き方や考え方も掲載させて頂きました。

今年も後わずかとなりました。このブログが皆様の生活の中で何かのヒントになり、羅針盤として活用して頂けましたら、こんな嬉しい事はありません。

来年は皆様にとりまして良い年となりますように、またコロナが一日も早く収束できますようにご祈願致しております。

来年もよろしくお願いいたします。

習慣・文化の違い

2020年12月11日 金曜日

日本でも地域や県や村で習慣・文化の違いがあります。言葉ひとつでも訪れる場所で日本語にもかかわらず、聞き取れない、意味が解らない等があります。まして世界のいろいろな国ならもっと習慣・文化の違いがあります。

日本でも関東と関西の日常の会話で、関東は「お前は馬鹿か、何でそんなことが出来ない、本当に馬鹿だな。お前は阿保か」と言う会話です。

関西では「お前は阿保か。なんで出来ないんだ阿保か。本当にお前は馬鹿だな」の違いがあります。

関東で阿保は禁句です。関西では逆に馬鹿が禁句です。関西では「阿保」は日常生活の言葉で当たりまえのように自然に何の抵抗もなく浸透しています。このような大きな習慣や文化の違いがあります。

また食べ物や食材でも違いがあります。そば・うどんの汁です。関東は黒く濃いです。関西では薄味で甘い汁です。関西での肉と言えば牛肉で、関東の肉と言えば豚肉です。

住んでいる地区や環境で随分と違います。その為、人が感じる味にも違いがあります。

ある日、ラーメン屋が大行列でした。興味本位に2時間も並んで食べました。残念ながら半分以上残し、全部を食べられない程、口に合いませんでした。人それぞれの好きな味があるのです。まさに「所変われば品替わる」である。

今はコロナの影響で外国人の訪問者も少ないですが、コロナが終息したら、また3000万も4000万もの人達が日本を訪れてくれます。世界の人達がそれぞれの国の習慣や文化の違いはあるが、世界中の人達がそれぞれの国の文化や習慣を理解し合える事が世界平和の原点です。

言葉の交流と対話

2020年12月1日 火曜日

人間関係の中で交流を深める為に、言葉の交流があり対話があります。

余り打ち解ける言葉や言動は尊敬を失います。気安い言葉や言動は馬鹿にされます。むやみやたらの熱意言動を使うといいように利用されてしまう事になります

しかし、言葉が内面の心を表す一面である以上、その使用する態度で人間関係も決まる要因であります。

特に教育の現場や職場の人間関係、私生活に於いても重要な意味合いが生じて来るのです。

ある著名人が新幹線の中で、自分と同年輩の老夫婦が東京駅から新大阪駅までの間、夫婦で交わした言葉は「おいお茶」「おい弁当」のふたつであったと述べています。「自分の世代は何か大きな人間関係の表し方をしてこなかったような気がすると。

「黙して語らず」・「目は口ほどに物を言う」・「阿吽の呼吸」・「以心伝心」等が文化の中で求められて来た時代もありました。しかし対話の持つ重要性は21世紀には益々重要性の求められることになります。

インターネット上でのメールで交際をし、恋愛し、結婚へと伸展して行く中で、生活していても言葉の交流対話は、どんどん減少している方向が生じている実態があります。

国民性の中で言葉の交流対話が乏しい民族であるがゆえに、更にゲーム・ソフト・インターネット・ラインの普及で言葉の退化の加速が早まって来ております。便利さは常に二面性を持っています。一方で機能的になれば、一方で人間本来の持つ役割の退化です。

世の中は複雑多岐化し来ている反面、人間関係の単純化・希薄さが生じて来ており複雑な気持ちにさせられます。その原点と言う言葉による交流対話をしっかり努力して行く算段であります。

インターネットで結婚した夫と妻が家庭内でお互いのコミユニケ-ションを、スマホを通して交信して直接目の前にいる夫あるいは妻に対して、対話するよりメール交信で行っている姿は何か寒気を受けた気がしました。

こうした機器の発達や情報の広がりが、人間の真の豊かさを表しているとは思えない気がします。人の欲望は際限なく続き今や限界点にある気がします。

文明が進展して行く事で「人間性の疎外」があってはならないはずです。