2013年3月 のアーカイブ

旬の食材

2013年3月22日 金曜日

沢山の野菜や果物や魚介が1年中、スーパーや市場に出回っています。その為に季節感や旬と言う事が解らなくなって来ています。

旬の野菜や旬の果物や旬の魚介類は新鮮で栄養成分が豊富です。また市場に出回るので価格も安い時期となります。健康生活のために自然の恵みをたっぷりと摂取しましょう。旬の食べ物をご紹介します。

1月 
白菜・小松菜・セリ・大根・鯛・鯉・カキ・寒ブリ・たら・海老・ちりなべ・湯豆腐・等

2月 
かぶ・大根・春菊・長ネギ・にんじん・ヒラメ・カレイ・ぼら・たこ・しじみ・わかさぎ・等

3月 
うど・木の芽・さやえんどう・わかさぎ・はぜ・めじまぐろ・あわび・草餅・等

4月 
たけのこ・ふき・えんどう・ニシン・あじ・あさり・等

5月
いちご・キャベツ・そら豆・アスパラガス・かつお・キス・さば・新茶・等

6月 
トマト・びわ・桃・キュウリ・鮎・すずき・新わかめ・梅酒・等

7月 
あんず・すいか・かぼちゃ・なす・さやいんげん・うなぎ・やまめ・鮎・冷や奴・等

8月 
枝豆・トウモロコシ・瓜・しまあじ・魚のあらい・等

9月 
栗・くるみ・梨・ぶどう・さといも・新ハス・秋サバ・サンマ・マス・サケ・等

10月 
マッタケ・サツマイモ・柿・カブ・さわら・金目鯛・等

11月
みかん・里芋・ジャガイモ・やつがしら・りんご・いわし・はまぐり・毛がに・煮込みうどん・鍋物・等

12月 
れんこん・ごぼう・ふぐ・牡蠣・まぐろ・むつ・鴨・赤貝・なまこ・こはだ・塩鮭・新のり・等

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衣食足りて礼節を知る

2013年3月12日 火曜日

「衣食足りて礼節を知る」「礼にあらざれば視るなかれ・言うなかれ・聴くなかれ・動くなかれ」・・・この事から日光東照宮の三猿が、口と目と耳をふさぐ姿の彫刻が有名であります。

「衣食足りて礼節を知る」どころか「快楽を知る」世の中に陥ってしまった感が今の日本の社会の姿であります。何もかも「ものの豊かさ」で計る基準となり、目に見えぬ価値や評価されないものに対する努力がおろそかになっております。

特に礼節を無視し衣食の為にローンと言う借金(お金もないのに借金して有名ブランドの装飾品や服やカバンを買ったり、一流レストランでの贅沢な食事や、見栄を張って無理をしての高級バーやクラブ通い等)をしてまで、ものの豊かさを追い求めております。

しかしこの不況下で現在は、少しは贅沢も減って来ています(アベノミクスで景気回復になれば再び起こるでしょう)。現金を貯めるまでの辛坊や忍耐と言った事柄が消え失せて、生活の中から辛坊や忍耐と言った言葉が無くなってしまった状況があります(特に若者)。

過去には生活が困窮し国から援助される保護(生活保護)に対して恥じた状態がありましたが、今は当然と言う権利意識となり、貰わぬ方が損と言うくらい世の中の権利意識が広がって、国の財政に大きな赤字が生じています。また最近発覚した問題として親が死んでいるのに届けを出さず、年金をずっと貰っていた人達が多くいたと言う事実です。

自立の時代・自己責任・自己防衛・自己管理等々は一時代前の人達はみんな当然と受け止めて来た時代でした。それがまた再来すると言う歴史の繰り返しであり、人の世は不変なのではなく常に流動して繰り返しのある周期性を見るのです。

つまり世の中は変わって行くのは当然であると言う視点から見れば、ローンと言う借金(カードでリボ払いをするのも借金です)と言う変わらぬ世や変わらぬ生活の基準を前提にした生き方は、不安定さを増幅させるだけであるのです。

礼節とは人の理念を求めるものであり、衣食の豊かさを追い求める欲とは一線を画すものであります。つまり礼節を知ることとは、心の余裕であり、心の豊かさであり、哲学でもあり、心をより高揚して行く心の財産であり、尊厳を持つ為の礎でもあります。

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TPP問題

2013年3月2日 土曜日

2月22日安倍首相の米国訪問でオバマ大統領との首脳会談が行われました。最大の関心事は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への日本の交渉参加についてでした。

自民党は昨年末の衆院選で「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加に反対」を公約に掲げました。米国の出した結論は「最終的な結果は交渉の中で決まる」というところまででした。

本格的な衰運期5年目の厄年に入った安倍首相の運気状況とこの2月のアメリカ訪問(東北方位)は月盤の五黄殺大凶方位への訪問でした。交渉参加について「なるべく早い時期に決断したい」と表明した安倍首相ですが、すでに心は交渉参加に向かっています。果たして結果は・・・

人生の生き方の多様性の求められる状況の中で、イタリアで始まったスローフード運動(その土地の伝統的な食文化や食材を見直す運動)が2000年に日本に紹介されて「スロー」と言う動向が、食べ物のみの枠を超えて、生活や人生全般へと広がり始めました。

忙しすぎて、何かに追いかけられている様な余裕のない現代生活を見直し、ゆっくりと(スロー)またゆったりと人生を吟味しながら過ごす事でより人生を楽しみ、生活を見直しながら、地球資源を守り環境を維持しながら、人間の心や身をすり減らす事無く持続可能な生活方法を見出して、人間本来の生き方や考え方に根付いた思考が「スローフード」の総称となって来ております。

食料を他国に頼り、自給率が4割(現在は4割前後)を切ったら危機であると言う日本の状況です。

衣・食・住は人間生活の基本的な事柄であり、その中で食と言う食生活は生存に係る重要な要因であります。そうした食生活が根底から見直さなければならないくらいの危機要因であります。

今後もアメリカが強く押して来るTPP問題の論議は冷静沈着の分析や考え方を基にして、国の食糧についてしっかりと政策の求められる時です。経団連はTPP参加に賛成で全国農業協同組合は反対の立場です。また与党内でも賛否両論があります。今後の日本が選択するか否かのTPP問題は大きな論争になります。

日本人は目の前に突き付けられなければ危機意識を自覚しない国民性、熱し易く冷め易い国民性が極端から極端へと走る傾向にあります。

スローフード運動は本来なら日本の様に自然に恵まれた国土を持つ日本に最も適した運動なのですが、今の内閣(政府)の自由主義経済と言う弱肉強食の経済選択により、お金万能主義となり、物の価値をお金で計る状況となり、人の心の持つ多様性が忘れ去られて行く流れの中で、自分なりの生き方、自分なりの人生をもう一度再考する状況が生じているのです。

大きな時代の過度期にあり、自然に恵まれた日本、多くの歴史・文化・伝統のある日本と言う国土の中で真剣に考える時であります。

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