2021年7月 のアーカイブ

「2020東京オリンピック」開会式

2021年7月23日 金曜日

1年遅れのすったもんだの末に、「2020東京オリンピック」が7月23日午後8時に開会式を迎えます。期間は8月8日までです。多くの反対を押しきっての開会です。これで良かったのでしょうか。

こんな大変な時に、やる意味の説明がまったく誰からも説明されずに不明瞭です。「中止」にできなかった日本政府と菅首相にはがっかりです。(最初からこの決定は予想できました。)

世界的なコロナ感染・また日本では7月のゲリラ豪雨被害が出ている中で、多くの反対を押し切って開催しました。日毎、東京では感染者が増加し、ワクチン接種も難航しています。すべてが後手後手の対応です。

首相をはじめとして、このオリンピックに携わった多くの人たちの真意が見えません。上に忖度するのではなく、はっきりと「NO」が言える人間であって欲しいです。

IOCバッハ会長・菅首相・橋本組織委員会長・武藤敏郎事務総長・丸川五輪大臣・西村内閣府特命担当大臣経済財政政策)・田村厚生労働大臣等、すべてが力不足でこれではうまく行きません。食い違った発言や横の連絡の不十分と頼りない人ばかりで、記者の質問にもその場限りの発言ばかりです。

菅首相は質問と回答が一致せず、何を言いたいのか、まったくリーダーシップもなく、プレゼンの全くできない人です。これが日本のトップです。嘆かわしいです。日本も大統領制をとり、国民が選ぶようになる時が来て欲しいです。

丸川五輪相は「IOCから完璧な安全・安心対策ができているとお褒めの言葉を頂きました」と答えていました。こんな馬鹿な回答がありますか、絶対にやりたいIOCは当然褒めるでしょう。信じられない馬鹿みたいな会見でした。

IOCは絶対権利を行使し、何が何でも開催する、もし何か問題が発生した時には日本の責任と豪語する。IOC問題も世界的な問題として、今後はしっかりとした議論が必要です。

お金儲けの為のオリンピックになっています。この「金」の問題が今回の「2020東京オリンピック」で次から次へと顕現しました。

振り返れば、決まった時2013年(五黄土星巳年)9月8日の当時の安倍首相(本命一白水星)の運気(衰運期5年目の厄年)は最悪で、この時期の始動の反動が起こらない事と、着手する事柄が大きな失敗にならないように願っていましたが、気学教示通りに次から次へと悪い事柄が顕現しました。

最初は「2020年東京招致」の問題疑惑で、日本オリンピック委員(JOC)の竹田恒和会長は退任した。猪瀬東京都知事も不透明な借り入れ問題で退任。そして新国立競技場建設問題・エンブレム問題・夏の暑さ対策でマラソン・競歩を札幌で開催する。新型コロナの発生で1年間延期・安倍首相の病気による辞任・森元会長の女性蔑視問題辞任・橋本新会長誕生。丸川五輪相誕生・そしてまたまたこの最後の時期になって(開催4日前)東京オリンピック開会式の作曲担当の小山田圭吾(いじめ問題)が辞任した。また開催前日の22日には開会式でショーの演出担当を務める元お笑い芸人の小林賢太郎(コントでユダヤ問題)が解任された。最後の最後まで問題のあるオリンピックです。

とにかく、このブログを読んでいただいている方は分かると思いますが、最初からこのオリンピックは問題があると警鐘をならしました。

2013年9月21日のブログがスタートです。2013年(五黄土星巳年)9月8日午前5時(日本時間)に2020年の夏季オリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決まりました。

この日から何回も掲載をしています。(詳しい事はブログを読み直してください)

2013年9月21日号・2015年9月11日号・2019年11月1日号・2020年4月1日号・2021年3月30日号・・

世界にはコロナで亡くなった方が400万人超え、仕事を失くした方、今日のごはんが食べられない方、治療が受けられない方等々沢山の不幸な方がおられます。それでもやる意味や価値があるでしょうか。

もし、あの時(1回目の緊急事態宣言の時)に「中止」を決定していたら、緊急事態宣言はここまで4回も繰り返すことなく、国民もここまで大変な思いをする必要はなかったのではないでしょうか。すべてがオリンピック開催に向けた結果ありき対策でした。この政府の取った対策がすべての国民の不幸を招いたのです。

菅首相は「辞めることは簡単だ」と言います。これだけのリスクを背負ってやるのは意味がありません。勇気をもって「中止」と判断する事の方が難しかったし、本人としては怖くて「中止」の決断ができなかったのです。だから無理な開催に突き進んだのです。

問題はこれからさらに大きく顕現します。店の閉鎖・倒産・解雇・治安悪化・借入金の返済・いろいろと出てきます。国の判断の失敗による負債は今後、国民一人一人に何十年にも亘って税金としてつけが回ってきます。

コロナが収束し落ち着いた状況の中で真の世界的なイベントであるオリンピックをやるべきではなかったでしょうか。今回は開催せず(過去に5回開催を中止している)次回の「2024年のパリ」でも良かったのではと思います。心から喜べない楽しめない最低なオリンピックです。

今更、遅いですが、何か大きな不幸ごとが起こらない限り、国も警察も人が動かない社会です。とにかく今回の「2020東京オリンピック」は無事に終了することだけを祈っています。

熱海の土石流

2021年7月7日 水曜日

連日、マスコミ・テレビの報道が熱海の土石流について報道されています。

6月のホームページで本格的な梅雨の時期を迎え、6月度は一白水星月でもありますので「水」に関する被害には十分注意をしてください。と警鐘を鳴らしました。

予測通り7月4日(6月度に入ります)の静岡県熱海市で土石流が発生し西日本は豪雨となり大きな被害が出ています。

死亡された方にはお悔やみを、被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。

皮肉にも一方では7月4日都議選挙があり、コロナでのまん延防止措置の延長問題と政府はこの土石流は二の次のような対応です。

小泉環境大臣は都議選挙の応援演説に行き、菅首相は子供の列に突っ込んだ自動車事故の現場に行っていました。

それでも都議選挙は自民党が勝ち、小泉大臣は落ち着いてから熱海に行くと言っています。首相はオリンピック開催(有観客)しか頭にありません。

7月23日の開催が近づいています。首相はいかなることがあっても開催に向かって舵を取っています。コロナが蔓延している状況の中で「中止・無観客」と政府の分科会の尾身茂会長など専門家の意見を無視して進んでいます。

「国民の命と健康は守ります」と首相は言いますが、どのように守るのかその方法は名言しません。もしコロナの拡大や死者が出た場合の責任はどうのように取るのでしょうか。失敗は許されません。

さじは投げられた。無事にオリンピックが終了しますように祈っております。

散歩にて

2021年7月1日 木曜日

毎朝、健康のために家の近くの公園へ散歩に出かけることが日課になりました。

歩数で約5000歩です。朝の清々しい空気を思い切り吸って、緑地帯を歩きます。小川に沿って両脇に散歩道があります。公園があり、庭園があり、グランドがあります。

ランニングする人、散歩する人、犬の散歩をする人、老若男女様々な人々とすれ違います。また季節感を感じることができる、木々や草花の変化にはうれしい出会いがあります。

最近、特に目にするのが、犬の散歩で訪れる人の多さには驚きです。コロナの影響もあり、癒しで飼っている人たちが増えたこともあるでしょう。

問題は犬の糞尿の処理です。糞はみなさん、自分でかたずけていきますが、尿はそのままの状態です。毎日何百人の方が犬の散歩をされています。

ここは「犬の公衆トイレか」と思うようになりました。

綺麗な公園も散歩道もこのままでは将来は臭くてしょうがないような事態になるのではないかと危惧しております。

公衆の場はみんなで大切に維持したいし、いつまでも憩いの場であるべきです。