24節気は四季の変化を24節気・72候に分割した自然界の増長と衰退を示したものです。
節の変わり目には「気の変化」の起こる時であり、自然界の法則に則っとり
天候の変化や地変等の変化が生じる象が発現するものです。
特に節の変わり日を中心として、前後3日間が注意を要する日であり、この頃の節の変わりの旅行等は避けることが賢明です。
気学は自然界の周期を基盤教義としている教えであり、農作業等に従事している人は、この24節気が切っても切れない関係にあります。「天候と景気」「天候と事故」「天候と病気」等天候は私達の社会に与える影響は、計り知れないくらい大きな存在です。
この天候が24節気を中心として、日夜変化して行くことは周期のもたらす要因は人間の生活にも当てはまってきます。
24節気は太陽と地球の角度に関係してきます。その為、毎年1日位の違いがあります。太陽の黄道を24等分したものです。
平成22年の24節気日
1月
小寒(しょうかん) 1月5日 寒の入り。寒さが増してくる。
大寒(だいかん) 1月20日 寒さが最も厳しくなる。
2月
立春(りっしゅん) 2月4日 春の始まり。
雨水(うすい) 2月19日 日雪が雨に変わり、氷が融けて水になる。
3月
啓蟄(けいちつ) 3月6日 冬ごもり中の虫が目を覚まし姿をあらわす。
春分(しゅんぶん) 3月21日 昼と夜の時間が同じ。
4月
清明(せいめい) 4月5日 南東風が吹く春のよい季節。草木の芽がでる。
穀雨(こくう) 4月20日 穀物を育てる雨が降り、芽を出させるという意味。
5月
立夏(りっか) 5月5日 夏の始まり。
小満(しょうまん) 5月21日 植物が育ち茂る。
6月
芒種(ぼうしゅ) 6月6日 雑穀の種まきをする時期。田植えの時期に入る。
夏至(げし) 6月21日 昼間の時間が一番長くなる。
7月
小暑(しょうしょ) 7月7日 梅雨が明ける。
大暑(たいしょ) 7月23日 暑さが最高になる。
8月
立秋(りっしゅう) 8月7日 秋が始まる。
処暑(しょしょ) 8月23日 暑さが終わる。
9月
白露(はくろ) 9月8日 秋の気配が深まり、露の量も多くなる。
秋分(しゅうぶん) 9月23日 春分から半年目。昼と夜の時間が同じ。
10月
寒露(かんろ) 10月8日 露が寒さで凍ろうとする。
霜降(そうこう) 10月23日 霜が降りるほどに寒くなる。
11月
立冬(りっとう) 11月7日 冬が始まる。
小雪(しょうせつ)11月22日 雨が雪になって降る。
12月
大雪(たいせつ) 12月7日 雪が降り積もる。
冬至(とうじ) 12月22日 昼間の時間が最も短い。立冬と立春の真中。
2月3日は節分です。習慣の豆まきは「鬼は外、鬼は外、福は内」と豆を蒔きます。このとき蒔かれた豆を自分の年の数だけあるいは、年の数+1だけ拾って食べ、一年の無病息災を願う風習があります。また最近では定着しました「巻きずしの丸かじり」を恵方に向かって食べる習慣です。今年の恵方は西南西方位です。