2011年7月 のアーカイブ

七赤金星年の事象が顕現

2011年7月21日 木曜日

今年も早いもので半年が過ぎました。今年の七赤金星卯年の象意は「「金融・流通・経済・飲食・娯楽・お金・口・祝事・味覚・少女・遊ぶ・贅沢・流行歌・手術・色情・扇風機」等があります。この象意が多く顕現しています。

特に今年は七赤金星の人(中宮位廻座)・九紫火星の人(年盤で暗剣殺・歳破を持つ、衰運期2年目の運気)・三碧木星の人(衰運期5年目の厄年)は慎重な対応と言動には注意が必要です。

また年間を通して七赤金星・九紫火星・三碧木星の人は結婚・移転・新規な事柄・開店等は控える年です。

ここで今年の顕現している事象をいくつか検証してみましょう。

政治では菅首相(本命星は九紫火星)についてはこのブログまたホームペジを通して、このまま首相を続けるなら国民は不幸ですと何回も警鐘を鳴らしておりますが、延命策を次から次へと打ち出し、総理にしがみついている状況です。まさに暗剣殺・歳破のダブル凶殺を持つ大変、運気の悪い状況ですべてが裏目に出る状態です。(前回の「菅内閣の1年を振り返って(2011年7月11号)と重複する部分があります。)

今年は年盤・月盤と重なる月が3月と12月です。その為、大きな山場が今年は2回ありますと警鐘(政治・経済・天変地異・事件等すべてに該当します。)を鳴らしました。

七赤金星の事象が中宮位にあり、象徴的に現象が顕現してくることになります。次に衰運の要因や暗剣殺の要因、歳破、月破殺の要因が顕現します。

一つ目の山場の3月の年盤・月盤の重なった月に東日本大震災が起きました。過去にも弱いリーダー(首相)の時に大きな天変地異が起こっています。

世界ではニュージランド地震・パプアニューギニア地震・トルコの地震・米国のハリケーン・新燃岳の噴火・チリの噴火・アイスランド噴火等、が多発しております。(地震は三碧木星象意です。)

福島第一原発事故(電力は三碧木星の業種です。運気で言うなら厄年)も東京電力は運気の最悪の状況だったのです。平成11年9月30日の東海村臨界事故から十二支(卯年の一回りの平成23年3月11日(12年後の卯年)の事故です。この事故で今年は節電となります。その為、扇風機(七赤金星象意)が売れています。

また九州電力の真部利応社長は玄海原発の稼働再開をめぐる「やらせメール」問題について辞任の意向であります。

飲食関係では焼き肉チェーン店『焼肉酒屋えびす』の生肉集団食中毒事件(七赤金星の業種・飲食で中宮位)やセシウム汚染の牛肉が流通した事件やドイツを中心にしたヨーロッパの0104集団中毒事件も起こりました。

スポーツ関係では注目の高校・大学と優勝を勝ち取り鳴り物入りでプロ野球の日本ハムファイターズに入った斎藤祐樹氏(本命星が三碧木星で厄年)も苦戦しております。日本ハムファイターズの本拠地は札幌で北方位にあたります。年盤の本命殺への入団となります。状況は大変厳しい時ですが何とか乗り切ってもらいたいものです。

二つ目の山場である12月は無事に平穏に経過する事を強く望みます。

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菅内閣の1年を振り返って

2011年7月11日 月曜日

鳩山内閣から引き継ぎ、菅政権発足から6月8日で1年を迎えました。ここで菅政権の1年を振り返ってみる事にしましょう。過去のブログを参考にして下さい。

気学で見るこの9年間の日本の政治NO10(2009年10月20日号)

2010年を占う(2010年1月18日号)

鳩山政権誕生から半年(2010年3月22日号)

鳩山総理が辞任(2010年6月3日号)

菅直人内閣がスタート(2010年6月12日号)

参議院選挙を振り返って(2010年7月22日号)

菅直人改造内閣が発足(2010年9月21日号)

2011年を占う(2011年1月12日号)

菅直人第2次改造内閣が発足(2011年1月22日号)

第17回統一地方選挙(2011年4月12日号)

国民の期待で政権交代を果たした民主党ですが、当初の鳩山首相の言動が国民には少しおかしいのではないだろうか、宇宙人と自ら言っているように何かすっきりとしない状況は続き突然の辞任となりました。

そしてその後を引き継いだ菅首相は就任当初から「強い経済、財政、社会保障を一体として実現する」とアピールして来ました。財政再建の必要性を強調してきた菅首相は昨夏の参院選の直前になって突然、「自民党が提案している税率10%を参考にしたい」と消費税率の引き上げに言及した事も一因となり参議院選挙では大敗北となり「ねじれ国会」となりました。自分で自分の首を絞める事となりました。その後の国会運営は当然の事として厳しいものになりました。

鳩山由紀夫前首相が就任時に「任期中の4年間は消費税増税を実施しない」と、公言して来た事が野党だけでなく、民主党内からも反対論が噴出しました。その後の地方選挙を含めすべて民主党の敗北と言う流れになりました。

また菅首相は過去の政権が踏み込めなかった消費税率の引き上げと環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加に意欲を示したが実現の道筋は見えないままです。

今年1月になって菅首相は社会保障と税の一体改革の担当相に常識では考えられない与謝野馨氏(自民党)を引き抜き(禁じ手)で起用しました。同じ過ちを今度は浜田和幸氏(自民党)を菅内閣の総務大臣政務官にしました。同じ民主党の議員からの選出は出来ないほど役不足なのか?人材はいないのかこの人事には疑問が残ります。

また4名の閣僚の辞任もありました。

亀井静香金融・郵政改革相(議案を先送りした事に対して昨年6月辞任)

柳田稔法相(国会軽視の発言に対して昨年11月辞任)

前原誠司外相(個人献金問題に対して今年3月辞任)

松本龍復興相(問題発言に対して今年7月辞任)

政治家になったからには一度はなりたい大臣・総理の立場でしょうが、何か本当の政治家がいなくなったように思います。むしろ「政治家」ではなく「政治屋」になってしまったのではないでしょうか。上からものを言ったり、態度が急に大きくなったり、偉くなったような錯覚感等、相当勘違いをされている大臣もいます。モラルや人間性の欠けた人にこの国を任さなければならないのは非常に残念な事です。しかしこのような議員を選択したのは国民ひとりひとりでもあるのです。

菅首相は国会で野党より献金問題を追及されていた3月11日に東日本大震災が起きました。本来ならこの日が退陣の強く求められる日だったのですが、この大震災で皮肉にも延命となったのです。

6月2日に菅首相は大震災の「一定のメド」がついたら退陣すると表明した。その後行われた内閣不信任決議案は否決された。不安定な政治は続く事になった。

東日本大震災の復旧・復興も思うように進まず、また福島第一原発事故の終息も見えない状況です。すべてが後手、後手に回っています。「かけ声は勇ましいが、何がしたいのか分からない」菅首相ですが、「政治は結果責任です」しかし菅首相がここまで辞めないのは、もはや自分自身の政治家としての欲望のみのように見えます。むしろ「引き際の大事さ」が解かっていないのです。

このまま首相を続けるなら国民は不幸ですと何回も警鐘を鳴らしておりますが、延命策を次から次へと打ち出し、総理にしがみついている状況です。

6月22日に今国会の会期を8月31日まで70日間延長することが決まった。公債特例法と2次補正予算の成立、再生可能エネルギー買取法案の審議・採決が行われれば、菅首相の退陣となるようですが、果たして結果は?一人の政治家に振り回される国になってしまった。

ブログを拝読頂きましたら、いかにその人の運気状況や相手との相性関係や五黄殺・暗剣殺・歳破等の災いが後日において顕現するか、内閣の人事(会社の人事でも同じです)がいかに重要であるか解かると思います。すべて気学教示の流れ通りです。

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還暦と陰陽道

2011年7月1日 金曜日

団塊世代の退職が始まり約700万人が順次退職しました。

十干の甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵と十二支の子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の「干支」で「甲子」「乙丑」「丙寅」・・・など60の組み合わせとなり61でまた元の「甲子」に戻ります。

野球の阪神甲子園球場はこのすべての始まりから「甲子」を球場名に取り入れています。

太陰太陽暦(旧暦)時代の年号はすべて十干・十二支で称して来た歴史であります。その要因から生誕年を干支で呼び合うこととなり、何年生まれと言う事で人の気質・気性を判断したり、運の良否を見て来た経緯があります。

数え年61歳で元の生年の干支に戻ります。その歳を「本卦」とか「本卦還り」「還暦」と呼ばれます。

還暦の祝いは近世になってから盛んに行われるようになり、また還暦と言う語も比較的に新しい言葉です。昔は「人生50年」時代であり、人間の寿命が60歳を迎える比率は少ない状態にあったからです。

今の日本人の平均寿命は男女共に世界一となり、人生は80年時代にあります。昔の還暦とは様相が一変しております。

しかし、今でも昔でも60歳と言う年齢は一つの節目である事に変わりはありません。昔の還暦は人生の終焉をまじかに控えた時期であったのですが、今は新たなる出発として還暦を考えるようになって来ております。つまり実働50年時代でもあるのです。

還暦を迎えるのは非常におめでたく一族の長老として子や孫・親族・知人などが還暦にあたるころの誕生日に集まり長寿を祝いました。

今は60歳に「定年」の年であり人生の晩年への節目となっております。

還暦には赤い(九紫火星)頭巾に赤色のちゃんちゃんこ(袖なし羽織)などが、お祝いの品として贈られております。

なぜ還暦の祝いに「赤」が好まれるのであろうかと言いますと陰陽五行思想では、赤は九紫火星であり、火と夏と南方位を表し燃え盛る活力を表現する色と考える事が出来ます。人生の終末期に入るこの還暦の歳に赤色の着衣を身に付けて古希・喜寿・米寿まで長生きすることを願ったものと思われます。

赤は非日常の色であり除災・息災を願う「ハレ」の意を表し還暦は「本厄明け」の年でもあります。ちなみに古墳内に塗られた朱色や赤色は悪霊を防ぐ色とされています。還暦の歳に赤色の着衣を身に付ける理由は様々な災難を発生させる御霊から身を守り健康に長生きをする意味や願いが込められています。

赤い色は炎の色であり、ものに頼らずとも、お金に頼らずとも、心豊かなる晩年の過ごし方、晩年の生き方を大いに挑戦して行くオンリーワンを目指す時代に入って来ているのであります。

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