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森羅万象と五行説

2012年5月1日 火曜日

東洋の思想の根元に、陰陽道・三才観・五行説の三大要素があります。

今回は五行説について解説致します。

五行説とは自然界の森羅万象は、ことごとく五行により関連づけられております。大宇宙の自然界に五行のはたらきがあり、人間の体や思考や行動にも五行のはたらきがあり、人間は小宇宙と言われるところです。

自然界の働きを五つの要因として考え分類している訳で、自然界の大宇宙に対する五要素の働きの分類。人間自身の身体の小宇宙に対する五要素の働きの分類。そして人間を取り巻く社会機構に対する五要素の働きの分類とあります。

発電する要因も、風力(木性)・火力(火性)・地熱(土性)・原子力(金性)・水力(水性)と五つの要因に分かれるごとく、自然界の働きが恩恵をもたらす反面、台風(木性)・火災(火性)・地異地震(土性)・天変(金性)・豪雨(水性)のように恐怖をもたらす面のあることが、自然の法則の一面であります。

自然界における五行(木・火・土・金・水)の分類・流れは下記のようになります。

相性の良い関係は木星→火星→土星→金星→水星となります。

木は火を生じます(木が燃えると火が生じる)
木の象意・・・酸素・気流・電子・風・雷・エネルギー・噴火・電波・地震・電気等

火は土を生じます(火の燃えた後は灰が残る)
火の象意・・・水素・虹・空・熱気・雷光・暑気・星光・陽気・月光・太陽等

土は金を生じます(鉱物は土の中から産出する)
土の象意・・・炭素・曇天・変化・枯衰・腐敗・老化現象・地異・津波・台風・洪水等

金は水を生じます(鉱脈から地下水が出る)
金の象意・・・窒素・原質大気・天変・一過・素材・原形・冷却の気・青天等

水は木を生じます(水分により植物が育つ)
水の象意・・・塩素・水蒸気・水・気・水滴・雪・氷塊・川・海・雨・霧等

相性の悪い相尅は木星→土星→水星→火星→金星となります。
木は土を尅します。(木の根は土を圧迫する)
土は水を尅します。(土は水の流れを止める)
水は火を尅します。(水は火を消す)
火は金を尅します。(火は金属を溶かす)
金は木を尅します。(刃物で木を切り倒す)

自然界の相性(良い)・相尅(悪い)の意義は以上の循環の法則にて運行されております。

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東洋思想の基盤

2009年11月17日 火曜日

東洋思想の基盤であります陰陽道・三才観・五行説について解説致します。

陰陽道とは

原義は日陰(陰)と日向(陽)です。山があれば自然は日陰と日向が出来ます。そして太陽の移動により、その日陰と日向が少しずつ入れ替わります。1年の歳月の寒暖の差もそのような要因で生じて来ます。

陰陽は二元論でありますが、固定的な二元論ではなくある意味での変化を含んだ二元論です。そのような二元論をもって自然界の生成発展を説明したのが「陰陽道」です。この陰陽道と五行説が組み合わさって「陰陽五行説」として成立しています。

韓国の国旗は、陰陽を取り入れ中央の円は太極(宇宙)を表し、すべてのものの統一・一体性を表す。巴の形は陽(赤)と陰(青)を表し、積極と消極・善と悪・男と女・太陽と月・・といった二元論を表している。四隅のしるしは伏犠八卦で四つの相対立し、しかも調和の組み合わせ、すなわち、東西南北、父母兄妹などを表しています。

三才観とは

三才観の思想には天・地・人の位の三才。生・旺・墓の動の三才。中庸・過・不及の量の三才。と三種類があります。

三才の「三」は無限に広がる数を示し、才は「働き」の事であります。自然界の無限なる働きを示す見方(観)が三才観です。儒教(韓国は儒教の国です)の要因が強い教示となっています。

仏教は出家と言う形を、儒教思想に取り込んで日本独自の仏教となり成立しております。

五行説とは
自然界の森羅万象は、ことごとく五行により関連づけられております。大宇宙の自然界に五行のはたらきがあり、人間の体や思考や行動にも五行のはたらきがあり、人間は小宇宙と言われるところです。

古代中国の哲学思想の学問の体系であり「陰陽五行説」として日本に伝来して来ました。道教要因が強い教示となっています。

こうした東洋の思想は(陰陽道・三才観・五行説)は自然界と人間との関係をより親密にして、人間も自然界の一員であると言う自覚のもとに成立して来た思想であります。

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日本の伝統文化と陰陽五行思想

2009年6月2日 火曜日

日本の伝統文化の中に陰陽五行の思想が多く使われています。今回は代表的なものをご紹介致します。

陰陽五行と茶道について

茶を点る(たて)時は、火と水が必要であり火は陰で水は陽となる。茶を飲む事によって自然を構成する陰陽(天地)の気と五行(木・火・土・金・水)の要素が体内で均等に保たれ、身体が健康になり、病魔の侵入を防ぐとされます。
茶道に使用される用具には、天地人および陰陽五行の思想が顕著に示されております。
火を入れる風炉の木は炭。火は火種。土は前土器。金は五徳。水は水の卦。四方さばき(濃茶点前)は「ふくさ」で東西南北を清めるのです。二等辺三角形に折って腰に付けた時、表側が「天」で裏側が「地」となります。

陰陽五行と華道について

華道は、空間(火性)や木・草・花(木性)・水(水性)・砂(土性)・石・金属(金性)の五行種を用いて、春夏秋冬の大自然を表現する芸能・芸術であります。初期の立花は、天地自然の和合の姿、いわゆる宇宙そのものを表し、神仏への供花・献花としての性格も強くあり、一枝一葉に祈念を込めて立てられたのです。
江戸初期に池坊専好が須弥山の山岳信仰や山水美の理想化などの思想を背景に、求道の祈念をこめた七つの役枝(主な枝)の配置を考え基本を確立しました。
大型の花は陽で小型の花は陰、奇数は陽で偶数は陰として、陰数を嫌うことから偶数の花材を使って立てる習いになっております。
天地人の三才観思想より「真・副・体」「真・流・受」「体・用・留」「体・相・用」等、流派で各名づけ三つの役枝により不等辺三角形を構成する。また造園にも用いられている。
木は樹木・草・花および吉凶。火は見晴らしの台・休憩場。土は土の部分。金は石や焼き物の台。水は流水や枯山水。

陰陽五行と相撲道について

現在は土俵の柱が取り払われておりますが、元は土俵の隅に柱が立っておりました。屋根の部分の水引幕に東・西・南・北と春・夏・秋・冬を示す青・赤・白・黒の大型の房が付いて下がっております。
土俵の中央には五穀豊穣を願って、かやの実や栗などが埋められております。
各場所の初日前日に、土の神を祀る「土俵祭り」があり、神の依代(よりしろ)となった四本の白幣は屋根の房の内側へ付けられております。行司の唱える「方屋祭文(かたやさいもん)」は天に「勝」が地に「負」があるとする陰陽の思想があります。土俵入りの四股(しこ)は平安時代の陰陽師が反閇(へんばい)を踏んだ姿より来ております。大相撲は、今では勝負事スポーツとなっておりますが、元々は五穀豊穣祈願の神事でありました。

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