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運は心次第

2015年12月11日 金曜日

運の付く人もつかない人もすべて心次第です。

自分自身の体内の中にどれだけ「祐気」と言う良い活力を付けるかは、常に申しております外因的要因の「祐気とり」で吉方位に出かけて良い気を受ける事です。そして内因的要因の心のあり様(心次第)です。

運について幸運をもたらすには常に3つの大切なポイントがあります。

一番目はいつも物事を前向きに考えてプラス思考の人間になる努力です。
いつも物事を良い方へ良い方へと考え感謝の心と善意に考える努力実践です。

二番目は素直な心で物事に捉われない人間になる努力です。
自分の過去の経験や知識だけに頼って物事の判断をせず、決めつけたり、否定せずにどんなことに於いても、相手をまず信じる努力で他人の意見もよく耳を傾けて聞き入れる事です。人の言う事と書いて「信じる」となります。自らが信じる事が出来れば「自信」になります。そして信じる者になれば「儲かる」と書きます。

三番目は常に向上心に燃えて努力する事です。
世の中には自分の知らない事柄が無限にあります。向学心に燃えると言うことは本や著物のみならず色々な体験もあります。しかし常に生活の中に問題意識を持って生活し「なぜ」「どうして」と言う疑問を根気よく解決努力して行くことに運気好転の元があると思います。

逆に運のつかない人には常に3つのポイントがあります。

一番目はまず自慢して慢心する事であります。
人は謙虚さを忘れれば進歩は止まります。謙虚な人は自分の身の居たらぬ事を知っています。謙虚さを忘れ傲慢になれば自分はこれで良いと思い込み、思い上がって人から学び、吸収する事が出来なくなります。

二番目は「言い訳」であります。
物事の成否は「時の運」であり、成否と言う結果を心配するよりも今日一日最善を尽くしたのであれば結果に至る過程は次に活かされて来るのです。言い訳に思いめぐらし時の無駄とならぬように心すべき事です。

三番目は一番大切な事で運の悪い人(運のつかない人)と付き合わない事です。
人は良い気・悪い気と言う活力がお互いに影響し合って生活しております。当然、運の付いていないマイナスの活力は付いている人のプラスの活力を奪います。運は流動します。その為、祐気とりは必ず一人で行う事をお薦めしております。

心の有り様で運の付く人、付かない人が生じる以上、その状況の原点である心を表す普段の生活態度は大切であります。人の願望の良否が「心次第」にあるならば、心を常にプラスの心で持ち続けたいものです。

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良縁と悪縁

2011年8月20日 土曜日

運は良縁によって得られ、良縁は立命によって得られ、立命は己の忍耐により生じ、忍耐は日々の実践努力の積み重ねの中にあり、日々実践の成果は自然界の祐気を得ることにあります。

自然界の祐気は天理天道の法則に従うことにより得られるものなり、天理天道の法則とは宇宙の真理・自然の妙法・天地の大道を学ぶことにあります。

人生には「運命」と言う「めぐり」と言う出会いがあります。ひとつひとつの出会いを深く掘り下げて考えて行きますと多くの場合「縁」に連なって来ていることに気が付くのです。

縁には「良縁」と「悪縁」があります。良縁はいかにして生まれるかと言う事を考えますと、すべて先祖の中にその因があり、また逆に「悪縁」もすべて先祖の中にその因のあることを知らされるものであります。

見掛けだけの幸福感、見掛けだけの満足感に一喜一憂している人生ならばそれもひとつの生き方でありますが、運命学を研究しておりますと一家一族に於いてひとつの傾向のあることに気が付くのであります。

「出会い」「めぐり合い」は自分の縁によって生じたのか、相手の縁によって生じたのかによって吉凶に差の生じる面があるのです。

自己の意思によって行動しているつもりがその結果に於いて先祖の悪縁を受けていたり、良い縁が先祖の「思い入れ」の努力によって自分の代で開花したりすることがあり、多くの出来事により生じることを知らされるのであります。

反省心なく、人の良い話を聞き入れることなく、ただ自分の思うように生きて来た人生の中にも先祖の土壌のあることを知る事であります。

一族全体が同じ現象に悩まされたりして行く家系因縁的なもの、自分自身の通って来た人生を子供が同じ道を歩む、自己因縁的なもの等に分かれて来ますが、そうした見極めによってその人の運命が左右されて来ると言うことであります。

人生三大宿命と言うものがあり、「出生・結婚・寿命」は生命誕生と同時に定まって来るものです。

大きな流れから言えば民族的なる起縁によって左右される運命もあれば、時代の流れに起縁する運命もあります。今の日本はそうした流れの中で自己の修練実践努力によって開花出来る素地が広いと言うことであります。

そうした自分の意思によって開花出来る時代であるからこそ「因縁浄化」のチャンスの出来る時代であり、目先の幸福感や満足感を求めるのではなく次代の為に少しでも良い因縁造りを果たすべく努力して頂きたいと思います。

よく兄弟姉妹そろって同じような苦労や似たような運命を辿る例があります。それは家系因縁的要因が強いのですが、自己の日常の生活の中でそうした面を少しでも是正して行く努力は大切であり、悪縁に打ち勝つには徳善による実行が重要であり、自分の感情や「我(が)」を張って生きる生き方では悪縁からは脱する事が出来ません。

自己満足の信心信仰に於いても悪縁は断ち切れないのであり、理法道と言う実践努力が良縁への道筋と知ることです。

常にお薦めしております「祐気とり」の実践行動がいかに重要で大切なものであるかは実践されている人だけが実感されるものです。

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ワンマン経営者

2011年5月22日 日曜日

首領(リーダー要素)の三要素は権力と名誉と所得であります。

この三要素が揃うと人は独裁(ワンマン)に走って行きます。今までの日本の社会機構の中で三要素が揃うと言う事は少なかったと思うのです。

世の中が成長し所得を得る事も多くなり名誉があっても権力がなかったり、権力があっても名誉がなかったり、権力があっても低所得であったりして「天は二物を与えてくれない」定義があてはまっていたのです。

しかし近年日本も物資的に豊かになり、合理化と言う旗印の下で改革して来た事が「人の恨みを買う」ことになり、天より二物以上の力を与えられた時に、一歩引いて考えて配慮することよりも自分の都合の良い方向を選択し、それが結果として墓穴への道となって来ていると思えるのです。

リーダーと言う皆から信任された過去の立場から、やがて権力を背景に自分の思い通りに物事を行いはじめるワンマンなる立場になり社会の為、会社の為と思って行動していた事が、やがて私欲の為に行動する事になる訳で人間が権力と名誉と所得を得た時に「心のおごり」が生じ「満れば欠くる」と言う鉄則の軌道を辿ることになってしまうのです。

気学の教示の中に「禍福は不運のもと」と言う教示があります。また徳川家康公の人生訓の中の「及ばざるは過ぎたるより勝れり」と言う教訓があります。

今までのこうした社会に影響を与える経営者や指導者は、少なくとも社会や国や企業と言うものに対して一定の節度なり礼儀なりけじめなりを持っていました。

それが「金儲け」と言う大義名分の前では論理やモラルが吹っ飛んで行ってしまい、人の目標になるべき企業や会社のトップが、なり振り構わぬ行動に出てしまうのはトップとしての器量が備わっていなかったと思われるのです。

それは余りにも過去の参謀としての気質が備わっており人に対する配慮、人に対する対応に勝れているがゆえにそれが逆になった時、ワンマン経営に陥り易い気質となって来ると思えるのです。

昔から「運・鈍・根」(過去のブログで発表済み)と言われ成功する三要素が深く示されておりますが、成功成就してから以後の長持ちさせる秘訣は示されておりません。それは今までの恩恵を忘れて「自己保身」に走るからであります。

一端「自己保身」に入りますと人の苦言や提言に対して「聞く耳を持たない態度」となって来ます。つまりワンマン化であります。リーダー時代は良く人の意見や考え方に対して「聞く耳を持って」人の活用と言う事を第一に取り入れている人が「保身」と言う立場に立って閉鎖的な態度となって来ることになります。

自分の身の廻りにはいつの間にか「御用社員」しか存在しなくなり、実力ある社員が遠のき「裸の王様」になっている事に気が付かないくらいになってしまうのです。

苦労して創業者が会社を大きくして、その創業者の哲学なり経営の奥儀が活かされずに継承された人達や自分自身でやり遂げて来た人も、そうした創業者の精神や創業時の気持ちを顧みる事なく不名誉な道を選択してしまうことになり、人間の陥り易い「心のおごり」に対して「他山の石」とすべき事と思います。

今、真に求められているのは経営者としての倫理観であります。

人生においての「賭け」と言う「バクチ」は付いて来ます。人生の中で大きな賭けと言うことは一度や二度あると思います。

しかし運と言うものは「バランス」面が強くあります。儲けた後は損をします。運を大きく掴もうと思ったら小さな「賭け事」はしない事です。小さく儲ける人は大きな儲けの出来ない人で大きな運の掴めない人であります。小事に捉われる人は大事の掴めぬ人であります。

権力と金の力とは「人の心」を大きく変貌させるものと改めて思う次第です。

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