2018年7月 のアーカイブ

西日本豪雨

2018年7月21日 土曜日

今回の西日本豪雨に遭われ、亡くなられた方、被災された方に対して、謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。

7月5日前後からの西日本を中心に大きな被害が出た「平成最悪の豪雨」の爪痕は痛々しいものです。20日現在・死者218名・安否不明者13名と言う大災害です。

7月5日前後とは気学では6月度の事で一白水星月でした。「6月の梅雨の季節となりますが、今月は一白水星月で、雨や水の良否の生じる月です。空梅雨になるか、豪雨梅雨か、じめじめ梅雨か、異常気象の要因が心配です。」と警告しました。

昔と違って私たちの暮らしは大きく変わり、豊かさを求めた反動が自然災害です。人間は自然と共に共生しながら生きていくものです。この鉄則を破るなら永遠に自然災害から逃れる事はできません。

毎年起こる災害の為に、老朽化した橋や防波堤が沢山あります。国の予算をこの防災費にもっと多くつぎ込んでもらいたいです。

危機管理の三大鉄則であります要因の①速やかに②正直に③正確な情報公開です。この要因が後手を踏んだ時に災害に於ける被害が拡大します。

特に避難勧告等が発令された時は・・
①台風や大雨の時に家から出かけない事です。
田んぼの状態を見に行く。車で出かける。まだまだ大丈夫と言う考えは命を失くす事になります。

②海に入る。川の近くに行く。
台風や大雨なのに海や川へ行く事は絶対にやめてもらいたい。

③荒れた天候での登山・魚釣り等は厳禁です。
自分は大丈夫と言う自信過剰がとんでもない事故に遭遇する。

④川やダムの氾濫や山の土砂崩れ等は避難勧告が発令されたら即、非難する事です。
自分はこの家はこの場所は絶対大丈夫と思わない事です。

自然災害は予測できないから早目の避難が必要なのです。「逃げるが勝ち」の精神があなたの命を守ります。

若者の破産

2018年7月11日 水曜日

私が社会に出た頃は、銀行金利が平均で年間5%ありました。将来に備えて貯蓄をすれば結構な利息になったものです。毎年の利子が利子を生んで、10年間も銀行に預けておけば元金の2倍になった時代でした。

振り返れば1990年バブル崩壊で、潰れる銀行も出て、銀行は最悪の危機を迎えたのです。その銀行を救ったのが国民は利子を貰わない低金利政策だったのです。

あれから30年間、銀行は危機を脱出し正常に戻ったにもかかわらず、国民の利息は一向に変わらず微々たる利息でないようなものです。

バブル崩壊後、社会的な問題になったもののひとつに消費者金融(サラ金)がありました。高い利息で破産者が沢山出たのです。その後、消費者金融は法律が整備され消滅した会社や復活したのが銀行の傘下に入った会社(聞こえの良い・銀行系カード)です。

政府の政策であるマイナス金利で銀行は今、流行りのシェアハウス投資に力を入れましたが、このシェアハウス投資会社が倒産している現状が多く報告され銀行も個人投資家も破産の心配をされています。

個人の破産を押さえる為に、限度額や持っているカードの枚数等、制限を設けたにも係わらず、その決め事も守られる事無く、儲けの為に銀行は限度額をどんどん増やしているのです。

大学を出ても正規の社員になるのが難しい時代で、苦労して卒業したのに、返せる筈だった大学の奨学金返済も社会人になった今、大きな負担になっています。安定しない就職・仕事・アルバイト等で収入が見込めない、将来が不安で、結婚出来ない若者が増え、ますます少子化になって行きます。

生活は借金でやる若者が増え、そして破産に向かっている若者が増加しています。働き方も変わり、まるで転職することが、バイトが良いように思う若者も少なくないです、近い将来に待っているのは破産と生活保護に向かう姿です。ますます税金に負担がかかり社会保障費は破綻へと向かいます。

NHK紅白歌合戦にひとこと

2018年7月1日 日曜日

最近のテレビを見ていて感じる事は、同じ(似かよった)番組が多いように感じます。例えば路線バスの旅・散歩番組・カラオケ大会・クイズ番組・医療病院ドラマ等々です。ヒットすれば、すぐに他社のテレビ局が同じような番組を作る傾向があるように感じます。いかがなものでしょうか。これではテレビ離れが増えて行くのは当然だと思います。

今年も早いものでもう6ヶ月が過ぎました。毎年恒例の国民的音楽番組であった大晦日のNHK紅白歌合戦も最近では視聴率も上がらず低迷しています。
実際に観ていて最近は本当につまらない番組になったと感じます。新しいものも結構ですが、古いもの日本の心も忘れないで欲しいです。

今年で「平成」と言う時代は終わります。来年5月から新元号になります。そこで本当の意味ある区切りの番組にして欲しいと思います。

今、巷では平成生まれの20歳前後の若者や外国人が日本の昔の歌(昭和の演歌・流行歌)に新しい刺激がある、心に沁みる作詞と静かなブームになっています。その為、古いレコードを買い求める人が増えています。

視聴率を考えるなら、テレビの前でゆっくりとゆく年を過ごすシニア層の事も考えるべきではないかとも思います。

時間の許す限りの枠で出場歌手(組)を目一杯の50組(紅白25組ずつ)ぐらい取り、また歌番組なのにお笑いが多いのはある意味で不満があります。そして時間が足らない分、出場歌手の持ち歌をカットする。歌謡曲は3分間のドラマなのに今では半分の1・5しか歌わせない。

本当の歌の意味や歌い手にも失礼な事と思う。日本人の歌の原点は演歌である。流行歌である。時間がないなら、初めから減らし40組の出場にすれば良いのである。

思いのままに記しましたが、これらの事を考量いただき番組を作って頂きたいと願います。平成最後のNHK紅白歌合戦が心に残る番組に帰り咲いて貰いたいと切に思うのであります。