2021年6月 のアーカイブ

年盤・月盤・日盤の使い方

2021年6月24日 木曜日

年盤は立春にて年盤が変わります。

月盤は24節気によって月の変わりとなります。

日盤は陽遁180日間、陰遁180日間で変わります。

刻盤は子の刻によって変わります。

この年盤・月盤・日盤・刻盤が時計の歯車のように、周回を重ねて行くのであります。そして十干・十二支・九星との兼ね合いにより、180周期・60周期・36周期が生じて来ることになります。

年盤は方位・家相・結婚・職業・移転・海外旅行等の判定等

・遠方方位吉凶禍福の鑑定判断

・家の新改増築の時期の吉凶判断

・年の運気運勢の盛衰鑑定判断

・結婚・輿入れの吉凶判断

月盤は運命・健康・国内旅行・開運等の判定等

・開運・旅行方位の吉凶判断

・家の改造築の時期の吉凶判断

・月の運気運勢の盛衰鑑定判断

・高額の買い物・品物の吉凶判断

・事業の取引・交渉事の吉凶判断

・恋愛の吉凶・職場の吉凶判断

日盤は来客・買い物・小事等の判定等

・日常の買い物の吉凶判断

・旅行の出発日の吉凶判断

・20キロ以内の方位吉凶判断

・ひとの動き・動向の吉凶判断・

刻盤は人の出入りや往来の吉凶判断等

・お天気の変化の予測(雷は降り始めから一刻は続く・朝雨は昼には上がる等)

子供は月命を中心に本命との総合判定。

五行で見る病気

2021年6月12日 土曜日

自分の本命星で注意する病気と改善する祐気とり方位です。

木星の人(三碧木星・四緑木星)

肝臓に障害のある人は、顔色青く目に異様な光があります。怒りっぽい性質で酸味を好む、かんの虫の強い小児等の状態を示します。目の白部で判断します。寅(東北方位)・卯(東方位)方位に欠陥のある家相の人は要注意です。寅方位と卯方位の祐気とりで改善する。

火星の人(九紫火星)

心臓に病的素質のある人は、顔色が赤く、舌がもつれる言語の明瞭を欠き笑いやすい陽気な性格で、苦味のあるものを好き。また小腸の悪い場合も同様で高血圧症の特徴です。巳(東南方位)・午(南方位)方位に欠陥のある家相の人は要注意です。巳・午方位の祐気とりで改善する。

土星の人(二黒土星・五黄土星・八白土星)

脾臓に故障のある人は、顔色は黄色味をおび平素物事を思い過す性質で物忘れや逆に神経過敏なる人が多く、唇が厚く時々熱ぽく腫れます。甘味が好きで胃に負担がかかり唇が荒れることもあります。丑(東北方位)・辰(東南方位)・未(南西方位)・戌(北西方位)方位に欠陥のある家相の人は丑・辰・未・戌方位の祐気とりで改善する。

金星の人(六白金星・七赤金星)

肺臓に障害のある人は、顔色が白くて常に憂い勝ちな性格で、辛い味を好む。皮膚は弱くまた呼吸器・大腸の悪い人も多い。便秘に注意。すべて関連します。申(南西方位)・酉(西方位)方位に欠陥のある家相の人は要注意です。申・酉方位の祐気とりで改善する。

水星の人(一白水星)

腎臓に故障のある人は、顔色が黒く性質は臆病です。耳の異常を起こし易く塩辛いものを好みます。冷え性で膀胱等に関連します。目の白目がうるんで見えます。亥(北西方位)・子(北方位)方位に欠陥のある家相の人は要注意です。亥・子方位の祐気とりで改善する。

五道について

2021年6月3日 木曜日

運気の盛運の時と衰運の時では、能力の何倍かの差が生じます。人間の運気においては五つの要因によって生じて来ます。

気学に於いての五道とは・・

  • 命道という生年月日による運気の強弱(性格・気質・運気状
  • 相道という生誕家相・生育家相の強弱(お砂とりの実行)
  • 方道という方位(移転等)の強弱(毎月の吉方位を活用する)
  • 医道という自分自身の健康に対する摂生強弱(お水とりの実行)
  • 宗道という自分を中心とした因縁浄化の強弱(先祖のお墓参りをする)

であり、これらが総合的(五道)に作用して、運気の強弱を決めて来るのです。

儒教に於いての五道とは・・

仁 ・・人を思いやること。孔子以前には、「おもねること」という意味では使われていた。また、白川静『孔子伝』によれば、「狩衣姿も凛々しい若者のたのもしさをいう語」。

「論語」の中では、さまざまな説明がなされている。孔子は仁を最高の徳目としていた。

義 ・・恩に報いる

礼 ・・仁を具体的な行動として、表したもの。もともとは宗教儀礼でのタブーや伝統的な習慣・制度を意味していた。のちに、人間の上下関係で守るべきことを意味するようになった。

智 ・・学問に励む

信 ・・親睦を作る。

五常観(五つの縁)とは・・目上の縁(師・親・祖)・目下の縁(子供・部下)・兄弟の縁・夫婦の縁・盟友の縁を言います。

人は持って生まれた命運を最大限に発揮するためには一定の自然界の発動する法則に沿って努力する軌範が必要であります。なかには生まれ備わった人もいますが、軌範に沿って行かねば永続は果たせません。