2016年6月 のアーカイブ

国の命運も時代周期あり

2016年6月21日 火曜日

国の命運も時代周期があり、その年の事象の顕現があり、首相の運気があって吉凶が決まります。今年は丙申二黒土星の年で、下元期60年間(混乱・混迷・下克上・実力主義)の33年目にあたり激動して行く60年間の真最中にあります。

今年の二黒土星申年の事象が顕現し、安倍首相の運気状況によって国の動向が定まり国民の幸福度が決まります。安倍首相は盛運期3年目で良い運気に乗れるのか、またまた逆運になるのか今年が正念場です。

6月1日に安倍首相は7月10日に参議員選挙を行う事を発表しました。

消費税のUPを2年半先延ばしした事、アベノミクスを今後も進める事で、国民の信を問うと言うことでの選挙です。9年前の安倍首相自身が退陣した参議院選挙です。自民党は9年毎(気学1周期)の参議院選挙においては敗北しています。この悪いジンクスである参議院選挙において今年の自民党はどうなるのでしょうか?

1989年(二黒土星巳年・平成元年)
第15回参議院選挙(宇野宗佑首相)で惨敗し退陣する。リクルート事件後、竹下内閣が退陣し宇野宗佑首相が誕生するも女性問題が発覚する。

1998年(二黒土星寅年)
第18回参議院選挙(橋本龍太郎首相)で惨敗し退陣する。消費税を3%から5%に上げる。景気低迷や失業率の悪化で惨敗する。

2007年(二黒土星亥年)
第21回参議院選挙(安倍晋三首相)の結果で惨敗し退陣する。参議院において連立を組む自民・公明を併せても過半数を獲得できず、第1党から転落した。

2016年(二黒土星申年)
第24回参議院選挙(安倍晋三首相)の結果はどうなるのでしょうか?

世の中は政界・社会機構・教育界等「国造り」の理念の喪失があります。官僚は保身に走り、政界は胆識(勇気・信念・才覚・度量)を失い、国民は弱肉強食の競争に墜ちています。

二黒土星年は過去において歴史が大きく変わる出来事が起こっています。
年号が変わった年は二黒土星年です。昭和元年(1926年・丙寅二黒土星年)・平成元年(1989年・己巳二黒土星年)です。

81年前(9年1周期×9回)の二黒土星年は岡田内閣の昭和10年(1935年)の年で軍部の台頭の流れの中で美濃部達吉の天皇機関説事件があり、満州国承認があり思想(一白事象)の動向が生じました。

45年前の二黒土星年(9年1周期×5)は佐藤内閣の昭和46年(1971年)の年で高度経済成長のピーク時で、第一勧業銀行誕生・ドルショックにより円が変動為替相場制となりました。

このように二黒土星年は大きな出来事が起こっています。これからの日本の国がどこに向かうのか、将来は明るいのか、一つの大きな分岐点にある年でもあります。

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猫ブームの再来

2016年6月11日 土曜日

今、猫ブームに沸いています。最初の大ブームは1980年(二黒土星申年)から1982年にかけてでした。

学ランを着こなした子猫がツッパリ、よろしくポーズを決めた時や「なめんなよ」猫でした。今年の平成28年は二黒土星申年ですが、あれから36年(気学周期の9×4周期)で、再び猫ブームになっています。ブームも繰り返すのです。

猫は散歩させる必要が無く、高齢化や1人暮らしが増えるなかで飼いやすい猫が歓迎されているのが人気になっている要因のひとつだそうです。

ここで十二支の中でなぜ猫はいないのかと言う疑問です。

諸説あるでしょうが、十二支の最初はねずみ(子)から始まります。チョロチョロと素早いねずみは、牛の耳に隠れてゴール手前で降りて一番になった説やある時、神様が正月に動物たちを集めるにあたり、早く来た順番で12番目までのものに1年の間、動物の大将にしてやろうとの約束をしたのです。

猫はその時、集合時間を聞きそびれたのでねずみに尋ねました。ねずみは一番乗りを果たそうと考えたので、わざと遅い時間を猫に教え、当日は見事に一番になりました。牛(丑)は足が遅いので朝早くから出発したために2着になり、虎(寅)は3着でゴールインしました。

猫は出遅れたので番外になり神様から叱られ十二支には入れてもらえ無かったそうです。それ以来、猫はよくもあの時、恥をかかせたなと、ねずみを追っかけ回し、ねずみは猫を恐れていつも逃げ回るようになったと言います。

十二支とは鼠(子)・牛(丑)・虎(寅)・兎(卯)・龍(辰)・蛇(巳)・馬(午)・羊(未)・猿(申)・鶏(酉)・犬(戌)・猪(亥)です。

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G7伊勢志摩サミット

2016年6月1日 水曜日

5月26日・27日に8年ぶりに日本で開催されたG7伊勢志摩サミットは史上最大の厳戒態勢の中、事故もなく無事に閉幕しました。

最大のテーマは世界経済の認識についてでした。
安倍首相は世界経済の現状について「2008年に起きたリーマンショック前の状況に似ている」という認識を示し、経済の危機を防ぐためにG7の協調が必要だと訴えました。

その為に必要な事は財政戦略を機動的に実施し、構造政策を果断に進めることだと強調しました。しかし全員からの賛同は得られませんでした。また財政出動に関しても各国の賛否の意見がありました。

経済の伸びが見込めない不透明なこの時期に、消費税を上げて再びデフレになる事を避ける事と、国民に約束をしてきた来年4月からの10%の再延期も視野に入れた発言(参議院選挙を意識している)でした。

安倍首相の懸念する経済危機は、デタラメではありません。(首相に本当に先見の眼があるのかどうかは解りませんが、アベノミクスの失敗を認めたくない・直近に迫った参議院選挙対策で、サミットを利用した発言でもあります。)

リーマンショックとは状況が違いますが、危機が迫っている事では一致する部分があります。何故なら来年は一白水星酉年にあたり過去の経済の流れから推測すると「世界恐慌」が多く起こっているのです。また「酉年は終わりの始まり年」でもあります。詳しくは来年の「2017年を占う」で発表します。

国際的な脅威となっているテロ対策・東シナ海や南シナ海における中国の海洋進出・北朝鮮の核実験やミサイル開発等について論議されました。

今回の伊勢志摩サミットの話題よりはアメリカのオバマ大統領が27日午後、被爆地・広島を現職の大統領として初めて(原爆投下から71年後)訪問する事に話題を集めました。

そして広島平和記念公園での、あの歴史的なオバマ大統領の17分間のスピーチに涙した人も多かったのではないでしょうか。

2009年4月5日にプラハ演説(チエコ共和国)で、オバマ大統領は核兵器のない世界の平和と安全を追求する決意を明言しました。そして半年後ノーベル平和賞を受賞しました。当時は何の実績もないのに何故受賞したのかと思いました。戦争をする国であったアメリカに対する抑止で戦争はするなと言うメッセージを込めてノーベル賞選考委員会が決めたと皮肉ったものです。

あれから8年が経過し来年1月に大統領の任期が終了する前に被爆地広島に訪問をして改めて核のない世界を訴えました。

戦争に加わる事が多かったアメリカで一番戦争を避けた大統領がオバマ氏だったと思います。プラハで始まり広島で終わろうとしている8年間の大統領任務は世界の平和を願った素晴らしい政策のひとつだったと思います。またこれで本当の意味でのノーベル平和賞受賞者になったとも思います。

話題沸騰のアメリカ大統領選(ヒラリー氏かトランプ氏か)で選ばれる次期45代大統領(2016年11月8日予定)も、このオバマ大統領の「核なき世界」「平和な世界」の継承者となって頂きたいです。

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