2020年9月 のアーカイブ

第99代菅義偉内閣総理大臣誕生

2020年9月21日 月曜日

9月14日に自民党の総裁選挙が行われました。菅義偉(すがよしひで)氏に決まりました。候補者の3名共に本命星が七赤金星人でした。そして9月16日に菅義偉氏は第99代内閣総理大臣に就任し新内閣は発足した。

総裁選挙の結果
菅 義偉 377票  1948年12月6日生まれ
          本命七赤金星子年・月命七赤金星子月生まれ
岸田文雄  89票 1957年7月29日生まれ  
          本命七赤金星酉年・三碧木星未月生まれ
石破茂   68票 1957年2月4日生まれ
          本命七赤金星酉年・月命八白土星寅月生まれ

1989年1月7日に新元号「平成」を発表した小渕恵三は、1998年7月30日に第84代内閣総理大臣になりました。
同じく2019年4月1日に新元号「令和」を発表した菅義偉(すがよしひで)は、2020年9月16日に第99代内閣総理大臣になりました。

今回の選挙は党員投票を見送り、自民党の派閥が菅候補を推し、早々と当確を決めました。戦わずして勝った菅首相は安倍政権の長老に上手く利用されたのです。今後の政権運営はいかがなものとなるでしょうか。名前だけの首相にだけはなって欲しくないです。

菅氏は苦労しコツコツと地味に積み重ねた政治家人生も、首相になった事で自分の人生も、すべてを失くす事のないように願います。本来本命が七赤金星の人は裏方に徹するならうまくやれます。(官房長官だからうまく務まった)がトップに立つと上手く行かない事が多いです。トップの器ではないのです。

何故、菅氏を推したのでしょうか。それは長期安倍政権の数々の疑惑を消すために仕組んだのです。

安倍政権の本丸だったアベノミクスは日本経済を駄目にしたのです。しかしほとんどの国民は解っていないです。国の驚くような借金、賃金は減少し非正規社員は増え、企業は改革も行わず利益を貯め、一向に投資しない。次世代に大きなつけが回ります。また数々の疑惑(森友問題・加計問題・桜を見る会等)の解明もしなかったのである。

この安倍政権の継承を断言したのが菅義偉新首相です。新政権の無策と言わざるを得ません。これではまったく期待は持てません。

こんな特筆すべき成果のない長期政権だった安倍政権に対して、国民のアンケートでの評価は(良くやった・まあまあ良かった)と70%が好意的である。

この国は本当に政治を見ているのだろうか、これから起こる借金地獄を分かっているのか・・このままでは、この国は終わります。何の夢も将来もこの国にはありません。時間の経過が証明してくれるでしょう。

菅内閣閣僚一覧
第99代内閣総理大臣  菅義偉(すがよしひで)
1948年12月6日生(本命七赤金星子年)・中宮位廻座

横滑り 官房長官・拉致問題担当相と沖縄基地負担軽減担当相   加藤勝信1955年11月22日生(本命九紫火星未年)竹下派・衰運期2年目

横滑り 行政改革・規制改革担当相  河野太郎 
1963年1月10日 生(本命二黒土星寅年)麻生派・衰運期4年目

横滑り 総務相   武田良太 
1968年4月1日生(本命五黄土星申年)二階派・盛運期2年目

再任 副総理兼財務相  麻生太郎
1940年9月20日生(本命六白金星辰年)麻生派・盛運期3年目

再任 外相   茂木敏充
1955年10月7日生(本命九紫火星未年)竹下派・衰運期2年目

再任 文部科学相   萩生田光一
1963年8月31日生(本命一白水星卯年)細田派・衰運期3年目

再任 産業相  梶山弘志
1955年10月18日生(本命九紫火星未年)無派閥・衰運期2年目

再任 環境相    小泉進次郎
1981年4月14日生(本命一白水星酉年)無派閥・衰運期3年目

再任 五輪相    橋本聖子 
1964年10月5日生(本命九紫火星辰年)細田派・衰運期2年目

再任 交通相  赤羽一嘉
1958年5月7日生(本命六白金星戌年)公明党・盛運期3年目

再任 経済再生担当相  西村康稔 
1962年10月15日生(本命二黒土星寅年)細田派・衰運期4年目

再登板 法相  上川陽子
1953年3月1日生(本命二黒土星巳年)岸田派・衰運期4年目
再登板 厚労相  田村憲久
1964年12月15日生(本命九紫火星辰年)石破派・衰運期2年目

再登板 国家公安委員長  小此木八郎
1965年6月22日生(本命八白土星巳年)無派閥・衰運期1年目

再登板  デジタル担当相・IT担当相   平井卓也
1958年1月25日生(本命六白金星戌年)・岸田派・盛運期3年目

初入閣 防衛相   岸信夫
1959年4月1日生(本命五黄土星亥年)細田派・盛運期2年目

初入閣 万博担当相  井上信治
1969年10月7日生(本命四緑木星酉年)・麻生派・盛運期1年目

初入閣 農林水産相 野上浩太郎
1967年5月20日生(本命六白金星未年)・細田派・盛運期3年目

初入閣 復興相    平沢勝栄
1945年9月4日生(本命一白水星酉年)・二階派・衰運期3年目

初入閣 1億総活躍担当相 坂本哲志
1950年11月6日生(本命五黄土星寅年)・石原派・盛運期2年目

 
自民党役員
再任 二階俊博幹事長
再任 森山裕国対委員長
総務会長 佐藤勉
政調会長 下村博文
選対委員長 山口泰明

菅首相は「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎ、社会経済活動を両立させる。国民の安全・安心を一日も早く取り戻すのが私の使命だ」と述べた。

安倍長期政権の黒幕であった二階堂・麻生は再任された。そもそもこの再任が菅政権の失敗にならなければ良いが、80歳前後の高齢者でいつまでやるのか、認めるのか、本当に信じられない。いつまでこの古い体制を続けるのか。
閣僚名簿から見て、すべてにおいて新鮮味もなく、とても期待の持てない内閣です。大きな山場は12月にやって来るでしょう。

企業家と事業家

2020年9月11日 金曜日

企業家と言われる立場の人と、街の事業家と言われる立場の違いは、企業家には常に広い視野で物事を見る事が必要であります。

街の事業家は利潤利益追求を行って行けば、ある程度の目的は達成されますが、企業家はこの利潤利益追求のほかに、国民生活向上と言う使命があり、そして役割として社会還元奉仕と言う立場があります。

一つの開発された製品なり、業務なりが利潤利益追求のみを追うのが事業家であり、企業家はそれが国民生活にとって向上していく為に、消費者や使用者に喜ばれて行くものであるのか、また役立つものであるかまでも考慮して対応する人という事になります。

ただただ儲けることのみに執着する人たちが、企業家ずらしている昨今であり、特に過去のバブル経済をもたらした金融・建設・銀行の当時の経営者の人達の姿勢は企業家ずらした特徴でした。

世の中で大きく「商い」をさせて頂く為には、高い視野で高い視点で物事を考えて行動する事が求められ大事なことと思います。

政治を司る「政治家」は少なくなり、「政治屋」は多くなり、広い視野で高い視点で国の舵取りをする政治家が希薄になって、政治屋が今の日本には増えて来ている現実があります。

政治家も企業家も「目的・使命・役割」の自覚が大事でありそれが発展の基です。

安倍首相が辞意表明

2020年9月1日 火曜日

8月28日突然、安倍首相が辞意を表明しました。辞意の理由は持病である「潰瘍性大腸炎」の再発ですが、史上最長の連続在職期間達成後の発表であった。13年前と同じ辞任が繰り返す事になりました。

体調が悪い状況の中では、結果を出すことが出来ないので止めるという事です。常々首相は「政治は結果である」と言って来ました。

しかし安倍政権は長期政権のだらしなさや安倍独裁政治が顕現(森友問題・加計問題・桜を見る会・公文書改ざん等々)したのです。次期首相には長年の負の遺産や疑惑を検証して頂き真実を公表して頂きたいものです。

史上最大の長期政権であったが、何ひとつ特筆出来る成果がなかったです。すなわち彼(首相)は講釈師であり実務者でなかったと言う事です。

これならもっと早くやめるべきだったのではないでしょうか。このブログを改めてすべてをご覧頂ければ、ここまで何の成果もなかったと言っていることのすべての安倍首相の足跡と実績がわかります。

人は建前で「お疲れ様でした。」「ありがとうございました」と言う面と、反面は「止めてくれて良かった」と思う二面の意見があります。すべては歴史が証明するでしょう。


安倍長期政権の期間
第1次安倍政権 :2006年(平成18年)9月26日 – 2007年(平成19年)9月26日まで、「潰瘍性大腸炎」で突然の辞任
第2次安倍政権 :2012年 (平成24年)12月26日 -2014年 (平成26年)12月24日まで。
第3次安倍政権 : 2014年(平成26年)12月24日 – 2017年(平成29年)11月1日まで。
第4次安倍政権 : 2017年(平成29年)11月1日 -2020年8月28日(発表)・「潰瘍性大腸炎」で再びの突然の辞任


これだけ長期政権になった原因は、国民の見る目がなかった。野党があまりにもだらしなかった等があるでしょう。

次期、首相は9月半頃に決まるでしょうが、現在候補にあがっている人物では何も変わらないし期待も持てません。

本当に、今の日本には人材がいません。嘆かわしい日本になりました。悔しいですが、2043年(令和25年)までは期待が持てない日本の暗黒の時代が続きます。