2020年11月 のアーカイブ

キャッシュレス化やふるさと納税

2020年11月21日 土曜日

各社がしのぎを削るような、カード取得大キャンペーンを放っております。昔の電話勧誘とダブります。

カードの発行が予想を超える状態です。バブル崩壊後、銀行やカード会社はひとりひとりに適切な借り入れ枠を規制した筈です。しかし今は、その限度額の枠を超え、ひとりで何枚もカードを所持するバブル状態になっています。

そして毎日来る購入の為のポイントメールです。どこまでしつこいのか、受ける方は鬱とうしいのにも限界があります。あれもこれもポイント・ポイントです。

おまけにカード支払日に分割(リボ払い)に変更するならまたまたポイント増加です。

リボ払いでいくらの利息を払いますか、まるで限界まで追い込むような商法です。これでは債務者が増えるでしょう。カードのリボ払いや購入の増額は、結局は借金だと気がつかなければいけません。近い将来にこの付けは廻って来ます。

銀行は企業がお金を借りてくれないので、経営が難しい状況から、このキャッシュレス化に便乗しターゲットを個人に向けたのです。そして各社のカード獲得合戦が始まったのです。

消費税の負担を軽減する為に、庶民を助けると言う名目でキャッシュバックやポイントの還元です。一体だれが儲かっているのか。カード会社ではないでしょうか。

またふるさと納税だって返礼品が欲しいから名目は寄付をする。その見返りにポイントや返礼品が受け取れる。これで地方は潤うと言う名目である。

しかし返礼品の業者に指定された会社は、国からの税金やふるさとの役所から恩恵を受けるでしょう。しかし同じ業種の会社は(選ばれなかった)商品が売れずに困っています。

自分のふるさとでもない所への寄付は心情的にどうなのか、本当のふるさとへも寄付をしているのか。疑問に感じる制度であると同時に、もっと運営にやり方に知恵を絞るべきである。地方の活性化はこのような方法で大丈夫でしょうか。

最後に政府の企画するキャッシュ化・ふるさと納税・復興支援・雇用調整助成金・コロナ各助成金・GOTOキャンペーン等、必ず、悪用されています。人の弱みに付け込んだ不正受給が後を絶ちません。

GoToキャンペーンについて

2020年11月11日 水曜日

新型コロナウイルスで打撃を受けた経済を旅行関係(GoToトラベル)・飲食関係(GoToイート)・GoTo商店街で盛り上げ回復したいと言う意図でキャンペーンが始まっています。

旅行代金の35%引き・クーポン15%サービスです。ほぼ半額で行けるのです。年末年始まで、すでに予約で埋まっているほどの人気です。

しかしここに来て、コロナ感染者が増加して、キャンセルも出て来ています。

東京都の人達は更に1泊5000円・日帰り2500円の追加援助があります。ほとんどタダ同然の料金になります。また割引とクーポンでの合計が旅行料金を上回り、旅行料金がタダで、おまけに小遣い(クーポン券)が入ると言うケースもあります。

すごいサービスと久しぶりの家族旅行や帰省や友人旅行でどこもかも賑わっています。しかし喜んで恩恵を受けているのは、旅行に行ける余裕のある人たちです。この点だけに注目が集まっています。

このような企画・制度は、旅行に行く余裕のある人には、大変ありがたい制度です。しかし行けない人がいるのです。すなわち今日の仕事もない、食べるものもない、住むところもない人達(弱者)に対する援助が少ないという事です。素直に喜んでいいものでしょうか。

またこのような恩恵を受ける業種の人達は良いでしょうが、該当しない業種の人の援助にも目を向けて頂きたいです。

国はこのコロナ予算の残金が7兆5000億円あります。これから冬に向かいます、特に今年はコロナの影響で例年にない程、多くの年越し出来ない人が出るでしょう。この人たちの援助の薄さに、政治家の力やこの国の将来の在り方に懸念があります。

ここに来て新型コロナの第3波が来たようです。旅行も良いですが、浮かれる事無く完全防衛してください。アメリカではワクチンが近い内に提供できると言う嬉しい情報も入って来ています。一日も早いコロナ終息を願うばかりです。

法の改正問題

2020年11月1日 日曜日

何年にも亘って「振り込み詐欺事件」が続いています。オレオレ詐欺・アポ電詐欺・還付金詐欺・架空料金詐欺・偽サイト詐欺等名前は変わっても、一連の詐欺事件である。

テレビ・新聞・広告・イベント等で警告をしています。また人員を使ってATMの中で警告します。これだけの費用(税金)をつかってやっても一向に解決しません。こんな時、何故、法律を変えないのかと疑問に思います。

罪を重くする事でこのような事件は軽減すると思います。一時、飲酒運転が減らなかった時代に、無くならない飲酒運転を減らす目的で罰則がきつく成ったこと(罰金額100万・同乗者や飲食店も同罪等)で随分と減りました。

同じようにあおり運転・麻薬取締・殺人事件等の事件の重みが低いのではないかと思います。最近あおり運転は罰則が重くなりました。

芸能人の麻薬問題も必ず初犯であれば執行猶予が付きます。これでは無くならないでしょう。麻薬イコール死刑と言う国もあるのです。また殺人事件でも被害者が納得の出来ない刑罰になる時もあります。

加害者を助ける(罪を軽くする・やり直しの機会を与える等)ための判決に納得できない事件も多々あります。

先日も池袋の高齢者89歳の運転で母娘が死亡した交通事故の裁判で、検察はブレーキとアクセルを踏み間違えた事故であると主張したが、加害者は無実を主張した。車に異常があった。こんな言い訳って通るのですか。おかしな裁判であり法律ですね。

弁護士という職業も何か、不憫な仕事のように感じます。お金をもらって弁護するのですが、あきらかに悪い加害者の罪を軽くするために裁判に立ちます。被害者側の気持ちになったら出来るでしょうか。

自分の身内が殺され加害者が神経病だったら判決は無実。納得できますか。これっておかしくないでしょうか。法の改正をして罪を重くする方法で犯罪は少なくなると考えますが皆さんはどう思われますか。

被害者の保証は薄いです。もっと被害者の救済に向けた対策はないのでしょうか。加害者の刑が軽減される事に重点を置いた裁判っておかしくないですか。