2013年1月 のアーカイブ

2013年を占う

2013年1月21日 月曜日

平成25年度は「癸巳(みづのとみ)五黄土星年」の年にあたります。(平成25年2月4日から平成26年2月3日までの期間です。)

上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。

中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。

下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(平成で言うなら55年)癸亥二黒土星年までの60年間です。

その下元期60年間の中の30年目にあたりますのが今年の平成25年「癸巳(みづのとみ)五黄土星年」です。

十干(じっかん)とは「天であり」天象の精神 であります。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵を言います。十干の「葵(みづのと)」とは第10番目(最後)にあたります。葵は「種子が甲(来年)に向かって生命体が伸びる時」を表現します。

十二支は「地であり」四季の形象で「人の身体」でもあります。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥であります。十二支の巳(み)は第6番目にあたり方位は東南方位の位置にあたります。「運気の上昇の時」を言います。

九星は「人であり」人の気質行動であります。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。九星では五黄土星は「大極(中心)の位置にあり節目・始動・終息・混迷・混乱・腐敗・崩壊・破壊・新生・争動・革命・戦争・騒乱・下落・変動・政変など」の象意があります。

下元期の丁度半ば(60年間の30年目)にかかりその特出であるところの「下剋上・実力主義・思想の改革・不安定」という状況をもたらす諸現象も現出し、大きな節目の年となります。過去五黄土星の年は混乱・災害・戦争の事象事柄の多い年でもありました。そして五黄土星年で壊れるものは壊れ、失うものは失い「新生」へと向かう年です。

今年(2013年)を占う

①政治面については
昨年の12月26日に3年3ヶ月続いた民主党政権(民主党と国民新党の連立政権)から自民党政権(自民党と公明党の連立政権)に変わりました。この民主党の3年3ヶ月は何だったのか国民は民主党に「NO」を突きつけたのです。

政権を取り戻した自民党ですが安倍首相(昭和29年9月21日生れ・本命一白水星午年・月命一白水星酉月生れ)の今年の運気は最悪の衰運期5年目の厄年に当たっています。安倍首相の動向や手腕が国民の期待に応える事が出来るか否かは、運気に流されない強い行動姿勢と良き参謀者に恵まれるか否かです。

経済の立て直し・円高・株安問題・社会保障と雇用問題・TPP交渉・外交問題と危機管理・東日本大震災の復興問題・原発と新エネルギー問題・憲法改正問題等々、緊急課題が多くあります。そして今年の前半は夏の参議院選挙(与党はねじれ国会を避ける為に勝ちたい)をにらんだ動きになるでしょう。

日本維新の会の石原慎太郎氏(1932年9月30日生まれ・本命五黄土星申年生まれ)の今年の運気は中宮位廻座で、橋下徹氏(1969年6月29日生まれ・本命四緑木星酉年)は盛運期3年目の最高の運気の年にあたります。二人の相性関係は非常に悪いです。政策や考え方の違いで一波乱あるかもしれません。

五黄土星年の事象である環境省は(東日本大震災の復興・防災を含めた国土整備計画・原発稼働問題)等。苦戦が予想されます。また脱原発・普天間・オスプレ・TPP問題は大きなデモになるでしょう。

②景気問題については
年末には安倍効果(アベノミクス)・期待感から円が90円前後で株価は10900円前後まで回復して来ました。(平成25年1月20日現)しかしまだまだ不透明です。

大胆な金融緩和(国債の発行)・インフレターゲット2%・国土強靭化対策で今のデフレの危機を脱出出来るかです。政府は15日の臨時閣議で、歳出総額13兆1054億円の12年度補正予算案を決定した。良い目が出るか悪い目が出るかの大きな賭けでもあります。公的債務残高(累積1000兆円)が膨らむ中で大型の財政出動は上手く行かなった時は、日本は破綻状態に落ちることになります。

アメリカは大型減税の停止と歳出削減が重なる「財政の崖」をぎりぎりの年末を越え1月1日(現地日)に何とか乗り越える事が出来ましたが、財政の危機問題はまだまだ難関です。そしてTPPを求めるアメリカに対しては日本国内でも自民党内でも賛否両論の大きな問題となります。

また欧州中央銀行の介入でユーロ危機を脱した感のある欧州ですが再びスペインのカタルーシャ州(バルセロナ)の独立問題で再燃(ユーロ危機)する事もあります。

中国においては格差社会・尖閣問題・民主主義の拡大・バブルの崩壊・他国の企業が中国から離れる等の不安材料は付きまといます。

株は五黄土星で買って三碧木星で売ると言うのが気学教示です。

今年の「癸」の事象は「種子が甲(来年)に向かって生命体が伸びる時」で「巳」年は「運気の上昇の時」です。少しずつ経済は上向きになるでしょうが課題も多くあります。

③天変地異については、
過去の五黄土星年では関東大震災1923年9月1日(五黄亥年・90年前)や新潟中越大地震2004年10月23日(五黄申年・9年前)が起こっています・また「癸」や「巳」年は水害と地震の発生しやすい周期でもあります。

昨年同様に地震・台風・大洪水等、天変地異が世界中で多く起こります。平成25年度は地震に於いては2月・8月・9月・10月で噴火は2月・5月・8月・11月が要注意月となります。特に8月は年盤と月盤が揃う月で要注意です。
過去の歴史から地震や噴火は多い年ですので「備えあれば憂いなし」です。

また空気が乾燥する要因から大火災には注意が必要です。天候不順による大型台風による増水や氾濫にも注意が必要です。「時代の相は変化していきますが、無形の想はくり返されていく要因であり」周期を現出します。五黄土星は自然界の万物の腐敗や破壊や崩壊の事象であり、それによって新たなる「新生」が発生していく道筋であり、それが自然の理です。

④国際問題については
アメリカ・中国・韓国・北朝鮮・欧州に注目する年となります。アメリカに於いては、今年は大変危険な年にあたります。オバマ大統領の正念場の2期目に突入です。アメリカの大胆な金融緩和をすることによっての日本への影響・TPP問題・外交問題・沖縄問題・こじれた日米関係等で難題が多くあります。

そしてアメリカは過去の「巳」年に大きな事件が多発しております。(12年毎の巳年に注目してください。)
1929年(昭和4年・ 八白土星巳年)・世界恐慌が起きる
1941年(昭和16年・五黄土星巳年)・太平洋戦争勃発・真珠湾攻撃される 
1953年(昭和28年・二黒土星巳年)・スターリン死去・朝鮮戦争休戦となる   
1965年(昭和40年・八白土星巳年)・ベトナム戦争において北爆を開始する     
1977年(昭和52年・五黄土星巳年)・日米貿易摩擦が起きる。ドル安・円高続き不況     
1989年(平成元年・二黒土星巳年)・レバノン内戦。翌年湾岸戦争へ    
2001年(平成13年・八白土星巳年)・同時多発テロ勃発(9・11事件)    
2013年(平成25年・五黄土星巳年)・果たして何が起こるのでしょうか?
因果律がもたらした事件は気学周期の重要予測の基盤です。

中国は昨年の気学教示通りに七赤金星年(平成23年)から六白金星年(平成24年)にかけて大きく変動しました。胡錦濤国家主席から習近平へ変わり尖閣諸島問題では日本も大きな経済的なダメージを受けています。今後の生産拠点を中国からミャンマーやベトナムへ移行する動きが活発になります。

また中国は沖縄県・尖閣諸島だけでなく南シナ海などの領土問題で軍事行動が加速します。くれぐれも軍事衝突のないように願います。

韓国では竹島問題がこれからも尾を引きそうです。日本のリトル韓国と呼ばれる東京新宿の大久保周辺も「冬のソナタ」の大ヒットから韓流ブームが続いたが一時の活気がなくなっています。

北朝鮮では金正日政権から息子正恩への継承となりました。昨年の暮れにミサイルを強固的に発射いたしました。引き続き発射を行う予定です。

シリア問題では内紛がさらに拡大するのか、五黄土星年の事象である混乱・戦争の拡大が気になります。さらに内紛が拡大するならアメリカや中国の介入が大きな問題となります。

⑤社会問題については
昨年の10月から健康保険(40歳以上は介護保険含む)・厚生年金の値上げに続き今年の1月からからは復興所得税が給料から差し引かれます。また年金も減額されます。一日も早く経済の立て直しを政府にやって貰いたいものです。そして給料が上がらないと政府の目指すインフレにはならないです。

貧困の格差は広がり企業や市場は安売り商品が多く目立ちます。長引くこの不況である意味での節約ムードで冷え切った経済の慣れが国民の間に広がっています。それだけにデフレからインフレに持って行くのは大変難しいです。

安倍首相の政府がしかけるインフレ対策に国民が乗ってくれるかその期待感が政府にはあります(安倍第2次内閣発足後の安倍首相のスタートダッシュにより期待感が株を上げています。その流れに国民は上手く乗らされているのです)しかし夏の参議院選挙に勝つ為の国民をその気にさせる政策なら一気に与党の信用はなくなります。

また児童虐待や殺人・いじめ・体罰は絶対に避けなければいけません。

今年は2020年の夏のオリンピック・パラリンピックの開催地が9月に決まります。イスタンブール、東京、マドリードの3都市の中から決まります。イスタンブールが最有力です。国民の東京への招致ムードが上ることを望みます。
またディスコやダンスが流行する気配もあります。
寒い冬の到来でノロウイルス・インフルエンザの流行には気を付けて下さい。

今年の五黄土星年が過去の流れから一つの節目にあたるのは間違いないでしょう。本格的な回復は来年以降となります。希望と夢を持って前向きに進みたいと思います。

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安倍第2次内閣が発足

2013年1月11日 金曜日

昨年(六白金星辰年)の暮れの12月(四録木星子月)26日(三碧木星酉日)に安倍晋三氏が第96代内閣総理大臣に指名され同日に第2次安倍内閣を発足しました。

安倍首相は平成18年9月26日に第90代首相になり、戦後では吉田茂元首相以来、64年ぶり2人目の首相再登板になりました。

国家国民のために目前の危機を打ち破っていくという覚悟の下で、「危機突破内閣」を組織しました。経済再生、復興、危機管理の三つに全力で取り組む事を発表しました。

初入閣10名を含む18名の閣僚は以下の通りです・

総理           安倍晋三 1954年9月21日生まれ・本命一白水星午年・衰運期4年目

副総理・財務・金融  麻生太郎 1940年9月20日生まれ・本命六白金星辰年・中宮位廻座

法務           谷垣禎一 1945年3月7日生まれ・本命一白水星酉年・衰運期4年目

総務           新藤義孝 1958年1月20日生まれ・本命七赤金星酉年・衰運期1年目

外務           岸田文雄 1957年7月29日生まれ・本命七赤金星酉年・衰運期1年目

文部科学        下村博文 1954年5月23日生まれ・本命一白水星午年・衰運期4年目

厚生労働        田村憲久 1964年12月15日生まれ・本命九紫火星辰年・衰運期3年目 

農林水産        林芳正(参) 1961年1月19日生まれ・本命四録木星子年・盛運期2年目

経済産業        茂木敏充 1955年10月7日生まれ・本命九紫火星未年・衰運期3年目

国土交通        太田昭宏(公明党) 1945年10月6日生まれ・本命一白水星酉年・衰運期4年目

環境・原子力防災   石原伸晃 1957年4月19日生まれ・本命七赤金星酉年・衰運期1年目

防衛           小野寺五典 1960年5月5日生まれ・本命四録木星子年・盛運期2年目

官房           菅義偉 1948年12月6日生まれ・本命七赤金星子年・衰運期1年目 

復興           根本匠 1951年3月7日生まれ・本命四録木星卯年・盛運期2年目

公安・拉致・国土強靱化・防災  古屋圭司 1952年11月1日生まれ・本命三碧木星辰年・盛運期1年目

沖縄・北方       山本一太(参) 1958年1月24日生まれ・本命七赤金星酉年・衰運期1年目

消費者・少子化    森雅子(参) 1964年8月22日生まれ・本命九紫火星辰年・衰運期3年目

経済再生・経済財政 甘利明 1949年8月27日生まれ・本命六白金星丑年・中宮位廻座

行政改革・公務員改革 稲田朋美 1959年2月20日生まれ・本命五黄土星亥年・盛運期3年目

自民党人事は下記の通りです。

副総裁     高村正彦 1942年3月15日生まれ・本命四録木星午年・盛運期2年目

幹事長     石破茂   1957年2月4日生まれ・本命七赤金星酉年・衰運期1年目

政調会長    高市早苗 1961年3月7日生まれ・本命三碧木星丑年・盛運期1年目

総務会長    野田聖子 1960年9月3日生まれ・本命四録木星子年・盛運期2年目

広報本部長  小池百合子 1952年7月15日生まれ・本命三碧木星辰年・盛運期1年目

選対委員長  河村 建夫 1942年11月10日生まれ・本命四録木星午年・盛運期2年目

18閣僚で安倍総理との相性関係で悪い人は田村・茂木・森・稲田の4名で残りの14名との相性関係は良いです。党内人事では6名全員が良い相性関係です。三合の関係(午・戌・寅)の人はおりません。

相剋の関係(午・子)は林芳正・小野寺五典・菅義偉・野田聖子の4名です。酉年生まれ(お金の事象)が6名・党内では石破氏です。

しかし本格的な内閣が動く本年(2月4日以降から)の運気状況は安倍首相・谷垣・下村・太田が厄年で、稲田は中宮位廻座で大変悪い運気状況です。そして残り10名が衰運期の人で盛運期の人は林・小野寺・根本・古屋の4名しかおりません。党内では石破を除く5名が盛運期です。

閣僚の悪い運気状況を党内の人達の運気にゆだねる事になります。

再登場となった安倍首相ですが、最悪の厄年に巡ってきた運命(運気)はこれからの政権運営に大きな負担となります。山積する難問題を解決する為に。全力で取り組んでもらいたいです。そして夏の参議院選挙での勝利(ねじれ国会の解消)が今後の政権運営の大きな鍵になります。

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お正月と陰陽道

2013年1月1日 火曜日

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

日本人の暮らしの中で24節季・72候と言う季節や気候に係る行事は数多くあり、毎年繰り返される年中行事として定着して来ました。自然の法則の基準でもあります。

この年中行事は生産過程の区切り、あるいは四季に係りを持つ伝承的行事(儀礼)で行われて現在に至っております。

その中でお正月とお盆は1年の折目・節目として、日本人の暮らしの中に大きな影響を持っており独自の日本文化です。

「正月」は各々家の祖霊や歳神を迎えて祀り、「盆」は家の先祖である仏を迎えて祀る行事であります。前者は神祭りとしてまた後者は仏教行事として伝承されて来ております。12月31日の大晦日には、年越しの大祓いの祝詞(のりと)、6月30日には夏越しの大祓いの祝詞があげられます。

正月の鏡餅は陽形である丸い形を、陰数である二つ重ねにしたものです。ゆずり葉(青・木性)・干し柿(赤・火性)・橙(黄・土性)・餅(白・金性)・昆布(黒・水性)によって陰陽五行の調和する自然界の五気を表しているのです。(各地方で飾る内容は多少異なりますが、基本は5色を中心とします)

お飾りに関する要因すべて「陰陽五行の説」より発しています。
しめ縄「〆縄・七五三縄(シーメなわ)・注連縄(しめなわ)」等にも伺い知れるのです。左施のしめ縄は陽となり、右施のしめ縄は陰を示します。また縄の縒り(より)はじめを陽としておわりを陰とします。

しめ縄の左施・右施は祀る神の性格やその他の習慣で異なります。神社本庁で教示しているのは左施の祀り方であります。しかし出雲大社を中心とした神社は右施であります。また日本最古の三輪神社も右施です。

神棚に供える榊(さかき)(木性)は栄える意味です。器は(土性)状態です。灯明は(火性)清浄を持って照らしめ清める意味です。火は普通にローソクを用います。火を消す時は手や扇であおいで消すようにし、口の息で消す事は慎む事です。そしてお水(水性)を備えます。神鏡(金性)で心の有様を映し出します。

これで宇宙しめ縄の左施は現世利益(商売繁盛)自然の象とし、しめ縄の右施は報恩感謝(家内安全)となります。

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