2015年7月 のアーカイブ

安保法案が衆議院を通過

2015年7月21日 火曜日

安保法案の議論は116時間に及び審議は尽くされたと言う事で、7月16日与党の強行採決で衆議院を通過しました。

国民の多くは理解できないと言う声が多かったです。話しとは「自分がどう話したか」ではないのです。「相手がどう受け止めたか」であるのです。安倍首相は解りやすく話したと言いますが、野党や国民はそうは受けていないのです。

昨年の12月の衆議院選挙で「国民の信は問うた」と安倍首相は言います。経済対策(アベノミクス)だけでなく安保法案もマニフェストで訴えたと強調します。一人の政治家によってこの国の形が変わろうとしています。

憲法は国民の為にある。時の政治家が間違った方向にいかない為のものである。その憲法解釈を時の政治家たちの良いように解釈するなど、もっての他である。

集団的自衛権の限定行使などを可能にする安全保障関連法案の成立を期すには、大幅な延長が避けられないと判断した政府は国会を戦後最大の95日延長をした。(ここに衆議院で可決され参議院に送付された 法案が60日以内に議決されない場合、衆議院は参議院が法案を否決したものとみなし、衆議院は再議決により法案を成立させることができる60日ルールである)その為、残念ながら、このままではこの法案は成立する確率が高くなりました。

憲法学者の多くが「憲法違反」と見解を示した頃から政府・与党に焦りが見え始めました。何としても法案を成立させたい安倍首相はアメリカにこの夏までに法案を通すとアメリカ議会で公約したのです。力の落ちたアメリカにとっては都合の良い法案です。

自衛隊の派遣で、もし死者が出たら誰が責任を取るのですか。安倍首相は取れますか。世論調査でも国民の80%が反対です。ここに来て安倍内閣の支持率が40%を切りました。民主主義を無視した行動であり、この法案に反対するデモが全国で拡大しています。

このデモに参加している若者が多い事に、未来の日本に期待します。更なる国民を挙げての全国拡大デモを行う事です。来年の参議院選挙は国民の一人一人が真剣に考え投票する事です。

安保法案を議論したいのであれば、正々堂々と憲法改正を議論するべきではないのかと思います。憲法改正をしないで、現行憲法の解釈ひとつで行使出来る考えは憲法を踏みにじる独裁政権のやり方である。

イケイケの安倍首相に対して側近に、安倍首相に「もの申す者」がいない政府は政府ではありません。国会議員として恥ずかしくないのでしょうか。本当に議員なのでしょうか。日本の政治家もここまで落ちたかと思います。残念ですが次のリーダー(首相候補者)が今の日本には見当たりません。

この盆には議員は故郷に帰ります。与党に於いて、そこで待っているのはおそらく言い訳ばかりでしょう。本当にこの法案が今の日本には必要なのですと声を高く支持者に言う事が出来るのでしょうか。大変な状況であります。

「世界平和」を念頭に活動する公明党の有り方もいかがなものかと思います。創価学会員からも多くの批判が出て、脱会する人も出て来ています。

世界中に自衛隊を派遣しアメリカの後方支援を本格的に行うなら、相手国はアメリカに勝てないと判断した時は直接日本に攻撃をかけて来る事も予測されます。今日まで70年間戦争を起こさなかった日本です。それは先の政府が憲法を守ったからです。

この法案が決まれば、戦争の可能性が出て来ます。一人の独裁者である安倍首相によってこの国が崩壊するようなことだけは避けなければいけません。

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親子間の事件が多発

2015年7月11日 土曜日

毎日、嫌な事件が報道されています。特に最近、目につくのは子供が親を、親が子供を殺めたと言う身内の事件と児童養護施設や介護施設で職員による虐待や暴行事件です。

なぜこのような一昔前までは考えられなかった身内の事件が起こるのでしょうか。

一生懸命育て上げた子供に親が殺される。また両親に育ててもらった子供が親を殺める事なんて考えられないし理解に苦しみます。また同様に何故、職員が虐待や暴行等このような卑怯な事をやるのかも理解に困ります。日本人もここまで落ちたかと思います。

「三つ子の魂、百まで」と言われておりますように、3歳までは子供は親の手元で育てる事が基本です。しかし最近では多くの家庭が共働きで保育園に預けての子育てになっています。

国は働く女性を推奨し女性も多く働く社会になりました。シングルマザーで生活に追われる人も多くいます。離婚が原因で働く事になった人もいます。すべてが親の責任なのです。

親子のスキンシップも薄く、親は生活で一杯一杯になり、子供は親の温もりを感じていないのです。子供を「叱る」事もしないで甘やかしている現状があります。また親離れ子離れが出来ていない家庭も多くあります。このような形で育てた子供が大人になっても自分の力で歩いて行く事が出来ないのです。間違った人生を歩むのです。数十年後にすべて顕現して来るのです。

今は核家族となり昔はおじいさん。おばあさんとの同居で祖父母が子供の面倒も見てくれました。この祖父母との触れ合いや話す言葉から子供は情操教育や「しつけ」も自然と知らない間に身につけて行ったものです。

家相が悪いと言う問題もあるでしょうが、一番はそこに住む人の思想です。若者がすぐに切れるのも、人を殺めるのも(仮想世界・ゲーム等)殴られた事がないので痛みを知らないのです。また本人に知識がなく会話(コミユニケーションが苦手である。最近ではラインでのやり取りが多い)が出来ないので、すぐに切れてしまうのです。自分の思うようにならないのはすべて自分の責任であるのに、会話が出来ないので自分の主張が出来なくなったら暴力に出るのです。

子供に対するポジティブな話し方は「あの道を渡る時には左右を良く見て渡ろうね」。逆にネガティブな話し方は「危ないから飛び出してはいけない」○○しょう(ポジティブ)・○○をしてはいけない(ネガティブ))とこの様に子供への教え方は大丈夫でしょうか。

子供時代のしつけや教育がなっていないのは親に責任があります。

真剣に子供の将来について家族で話し合っていますか。

間違った事をしたら、しかったりしていますか。

子供のやりたい放題ですか。

お金を上げたらそれで良いと思っていますか。

子供より親が先に死ぬのですが、親が死んだあとの子供は生きていけますか。

知識ばかり詰め込み、何が人生で必要なのか。何をしなければいけないのか人としてどう生きるかが解っていないし知恵が備わっていないから人生を生きて行く事が出来ないのです。もう一度、子育てについて考えて頂きたいです。

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禅の教訓

2015年7月1日 水曜日

「禅」と言うものに対して日本人だけでなく、外国人の人達にも最近は大変に人気があります。日本人が忘れかけている日本の良い所が、外国人によって再発見されることも多々あります。

京都の龍安寺の石庭の裏手の茶室に入る側に、面白いデザインの手水鉢があります。上から見ると丁度、昔の銭形を大きくしたような形で「吾唯(われただ)足るを知る」の文字に、共通の口(くち)と言う字が真ん中の四角となって水をたたえている趣向には妙味ある思いです。

しかも筆勢を含んだ字の形と丸と四角の「陰陽」の幾何学的な形であり、動と静とがみごとに統一された感があります。

禅とは神佛のない宗教である。

禅とは特定の拝む対象のない宗教である。

禅とは「自己」の自覚を深く掘り下げる宗教である。

禅とは「自己」を拝む宗教である。

禅とは「悟り」即「吾心」を見る宗教である。

禅とは「動」「動」の作務の宗教である。

禅とは「吾・唯足ることを知る」宗教である。

禅とは「当所、即蓮華国 この身、即佛なり」の宗教である。

禅とは「成り切る 死に切る」即「断・命・根」の宗教である。

                   京都龍安寺より

禅の教えの中には、多くの名言があります。人生の開運の極意も、その中に多くあります。世の中は日進月歩、早い速度で進展して行きます。

しかしいつの世も大切なる事は「いつも心に余裕を持って」行動する心がけで生活して行く事ではないかと思います。「ものの豊かさ」に基準を置くのではなく「心の豊かさ」に基準を合わせて貰いたいものです。

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