2017年12月 のアーカイブ

2017年の10大ニュース

2017年12月21日 木曜日

今年も残すところ数日となりました。今年も色々な事件や事故が多く起こりました。陰陽祐気学「みちのしらべ」の独自に選択した今年の10大ニュースは下記の通りです。

①異常気象が多発する
2月は大雪で5月からは連続の猛暑で7月に入り九州北部で、過去に経験のない大豪雨で被害拡大する。
8月に台風5号が日本に居座る。秋は雨が続き、水害が多く起こった1年でした。10月の台風21号・22号は全国に大きな被害が出た。12月は寒波襲来でした。

②第72代横綱稀勢の里誕生
初場所で優勝した大関稀勢の里は1月25日に第72代横綱に推挙された。日本出身力士としては1998年の三代目若乃花以来19年ぶりの横綱昇進であった。
一方、11月29日には横綱日馬富士が幕内の貴ノ岩に暴行したと言う事の責任をとり引退した。

③世界のリーダー
第45代アメリカ大統領にトランプ氏が就任し、トランプ発言(アメリカファースト)で世界は混乱する。
韓国は朴槿恵氏の失職で文在寅(ムン・ジェイン)氏が大統領になる。
第19回中国共産党大会開催、共産党中央委員会総書記習近平の二期目です。一期の任期は5年間です。

④北朝鮮が核開発とミサイル発射
核開発とミサイル実験が止まりません。
また金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシア・クアラルンプール国際空港で殺害された。

⑤森友・加計学園問題
森友問題は大阪府豊中市の国有地が学校法人「森友学園」(大阪市)に小学校建設用地として評価額より大幅に安い価格(8億円値引き)で売却された問題(安倍首相昭恵夫人が名誉校長だった)
会計検査院は11月22日、約8億円の値引きの根拠となったごみ撤去費について「十分な根拠が確認できない」とする報告書を国会に提出した。「適正な処理だった」としてきた政府側の説明に批判が高まりました。
特別国会でも、異例づくめの国有地売却で特別扱いと指摘された問題なのに相変わらず丁寧な説明はなかった。

加計学園問題(安倍首相の友人)は岡山市の学校法人「加計学園」が獣医学部を愛媛県今治市に新設することを政府の国家戦略特区を活用して国が認めた事に首相の意向があったかどうかの問題。同じく回答がない。

⑥共謀罪が成立
組織犯罪を計画段階で処罰可能とする「共謀罪」の成立要件を改めたテロ等準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正案は5月19日午後、衆院法務委員会で自民、公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決された。

⑦東京都議選で都民ファースト(代表小池都知事)が勝利
小池旋風が吹き、都民ファーストの会は大勝利をおさめ都議会第一党となる。

⑧第48回衆議院総選挙
再びの小池旋風(希望の党代表)が吹くのかどうか期待されたが、小池氏の「排除」という言葉が、立憲民主党や無所属を創り、3極に分かれてしまった。自民党の大勝利で希望の党は敗北した。安倍第4次政権は発足し安倍政権は続きます。

⑨大企業の不正問題
神戸製鋼所の不正問題はアルミ製品をはじめとして各種の性能データを改竄(かいざん)していた問題。

日産自動車とスバルで無資格の社員が完成車両の検査をしていた問題を巡り、国の立ち入り検査で問題が発覚した後も、一部工場では無資格検査を続けていたことが分かった。

三菱マテリアルの子会社(三菱電線工業、三菱伸銅、三菱アルミニウム)が自動車や航空機向けなどに出荷した素材製品の検査データを書き換えていた問題。また「三菱アルミニウム」でも、検査の際に品質データの改ざんが行われていた。

東レは子会社の東レハイブリッドコード(THC、愛知県西尾市)で生産するタイヤ補強材の一部について、品質データを8年間も不正に書き換えていた。

政府系金融機関の商工中金が危機対応融資で不正を繰り返していた問題

バレなければ良い。儲かれば良い。このような考えが蔓延しています。日本の「ものづくり」(製造業)はどうなってしまうのか。世界からの信用を失う事に拍車がかかっている。こんな日本じゃなかった筈です。

⑩10月に16日連続の株高(日銀も買っている)は史上初の出来事である。世界的な業務拡大と日本の金融緩和がこれからも続く(衆議院選挙で安倍与党が大勝した)と予想した外国人投資家が日本株を押し上げている。日銀が金融緩和の出口戦略に切り替えた時、株は暴落すると予想する。

等々あげれば今年も沢山の出来事がありました。
1年間、このブログを通して4000年の歴史のある気学から見た政治・経済・事件・事故・天変地異等、あらゆる角度から検証・実証してまいりました。また受け継がれて来た素晴らしい日本の伝統や文化もご紹介致しました。そして人間の生き方や考え方も掲載させて頂きました。

今年も後わずかとなりました。このブログが皆様の生活の中で何かのヒントになり、羅針盤として活用して頂けましたら、こんな嬉しい事はありません。
皆様、1年間ご拝読いただきありがとうございました。
来年は皆様にとりまして良い年となりますようにご祈願致しております。
来年もよろしくお願いいたします。

神社参拝の作法

2017年12月11日 月曜日

残り数日で今年も終わります。新年を迎えれば、初詣ですね。
神社への参拝について記します。

神社に到着しましたら、まず鳥居のところで会釈をしてから境内に入ります。
これは「揖(ゆう)」と言って他の人の家の玄関で挨拶することと同様であります。
参道の真ん中は「正中」と言って神さまの通る道とされているので端を歩いてください。

次に手水舎で「手水」を使って清めます。
その手順は・・・
①右手で柄杓に水を汲み、左手に掛けて洗います。
②柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。
③再び柄杓を右手に持ち左の手のひらに水を受け、口をすすぎ(柄杓に口を付けないこと)すすぎ終わったら水をもう一度左手に流します。
④柄杓を立てて柄に水を流してから伏せた状態で元通りに置きます。

「手水」が終わったら拝殿に進みます。・

拝殿では・・
①お賽銭を挙げて鈴を鳴らします。そして「二拝二拍手一拝」の拝礼をします。
②直立の姿勢から背筋を伸ばして90度に腰を折り、頭を下げてこれを二回繰り返します。(二拝)
③両手を胸の高さで合わせ右の掌を少し引いて二回拍手を打ちます。(二柏手)
④胸の高さで両手をきちんと合わせ祈ります。この時「言霊」を表す意で声を出す方が良いと言い住所・氏名・願意を神さまに伝えます。
⑤手をおろし、はじめと同じく「拝」を一回行います。(一拝)

良きめぐりに会いますように!!

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気学は東洋哲学のおおもとなり

2017年12月1日 金曜日

気学は太陽を中心として、自然界を手本として成立している教えです。「気学は頼る教えではなく活かす教えであります」これは気学と占いとを混同している人が多いのです。「困った時の神頼み」と考えたり、気休め程度の心で、当たるも八卦、当たらぬも八卦と考えて自分の都合的(自分の求める答えが出るまで)に占い師や易者を「はしご」している人が多いのです。

気学は「運は自らの手で掴む」と言う実践指導の教えです。気学は自然界が人間に与えてくれた恩恵であります。信じるとか信じないとか言うことではなく、自然界を手本として人間がその中でどう言う生き方をし、行動すれば自然界の法則に則した生き方が出来るかと言う高度な教えです。その基本として自己の存在や使命を知る上で占う事、器量を計る目安としての運命学を説いているのであります。

「気学は東洋哲学のおおもと」であり、目先の問題の処理だけでなく人間の使命まで踏み込んでいる教示であります。特に自然界の「輪廻転生」を中心として説かれています。

気学と言うと「家相と方位」と言われる位に捉えられていますが「気学」は創世記から広く自然界と人間との係わり合いと言うものが根底にあります。

気学を目先の運命学として考えるのではなく哲学思想の土台として考えてもらいたいのです。そして常に前向き(ポジテイブ思考)に人生を考えて行くまた実践して行く、方途の手段として活用する事です。自然界より「祐気」を授かることにより、与えられた「器量」が最大限に人生の中で発揮されるように努力実践する事が目標です。

運命学では「宿命的」「運命的」「立命的」な捉え方で考えて行きます。
人間はひとつのエネルギー体であります。そのエネルギーが与えられた基盤と言う人生の中で如何に上手に燃焼させるかと言うことが大変重要です。
「宿命」と言うエネルギー燃焼の枠組的要素と、「運命」と言うめぐりの中で開花的なる要素と、「立命」と言う燃焼して行く終身の要素があります。

人生における大切な事は「その人の生きざま」であり、どう努力して充実した人生を送るかであり結果はその努力に対して生じて来る訳で悔いなく生きることを第一の考えとして「立命」として気学が有る事を理解する事です。

人は「何を残したか」ではなく「何をやり遂げたか」が重要なのです。

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