2010年10月 のアーカイブ

運とは

2010年10月21日 木曜日

「運とは?」何でしょうか?

運と言う字はウ冠に車にシンニュウと言う字から成り立っております。

ウ冠のウは宇宙(自然界)の意であります。車は輪であり輪廻であります。一年に春・夏・秋・冬のあるごとく、一日に昼夜のあるごとく、めぐることであります。

シンニュウは走ると言う字から来ております。即ち「運とは」宇宙の輪廻転生のことです。

そうした意義であることを基本として、人間の一生にも運が着いて廻るのであり、運が良いとか悪いとかは誰にでもあてはまることであり、人が生きていく上においては自然界から与えられた当然のことであります。

運は自然界の影響を受けるのですから、自然界の法則を知ることは大変重要なことです。

今の自分の置かれている状況が行動の時(盛運期)なのか、あるいは備えて行く時(衰運期)なのかを知ることが、運の輪廻であり、運勢であるのです。自然界の法則が運であり、その栄枯盛衰のめぐりを知るのが運勢であります。

命を運ぶことが「運命」でありますが、命のめぐりの中で、最大限に発揮出来る方法として、自然界と人間との関係には一定の因果関係があります。

自然界の恩恵は「祐気」(その為、「祐気とり」をお薦めしております。)によって発揮され福分をもたらす反面、自然界は「尅気」(悪い気を祓う意味でも「祐気とり」実践は重要なのです。)と言う試練をもたらすのです。自然界は常にバランスの中にある事を知ることが大事です。

運は自然界のめぐりを示すものであり、そのめぐりを上手に活かすかどうかで、与えられた命が大きく開花・結実にもなり、めぐりに翻弄されて小さく開花・結実ともなり、自然界の巡りの活かし方一つで差の生じることになります。

先祖から与えられた命と言う器量(気質)が、運(めぐり)を得て、大きく成育され開花され結実を得て行くと言うことであり、運とは「時節」を示すものであります。

運は天の時を与えてくれるものであり、天の時を与えられても器量によって成就に差が生じて来ますが、運の時は均一に与えられているものであり、命と言う中に器量の元がある事を知る事です。運は流動の中にあります。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

気学で見る本命星北方位・中宮位廻座の怖さ

2010年10月11日 月曜日

前回鈴木宗男元議員について実証いたしましたが、今回も引き続き本命星北方位廻座・中宮位廻座についてです。

自分の本命星が中宮位に廻座する時や北方位(厄年)に廻座する時は新規な事柄・結婚・移転・開店・新築等は避ける年となります。

辻本清美議員 昭和35年4月28日生まれ(本命四緑木星子年・月命六白金星辰月生まれ)の初当選が平成8年(四緑木星子年)です。本命星の中宮位廻座で初当選しました。平成14年の7年目で辞職です。その後平成17年(四緑木星酉年)に再選しましたが、今年の八白土星寅年(本命星の四緑木星は北方位廻座の厄年)で、国交省の副大臣としてやる気で燃えていましたが民主党との連立離脱により本人も社民党を離党する。

土井たか子元議員 昭和3年11月30日生まれ(本命九紫火星辰年・月命五黄土星亥月生まれ)は初当選が昭和44年(四緑木星酉年)です。本人の本命星である九紫火星は北方位(厄年)での初当選でした。

土井たか子元議員と辻本清美議員の出会いは土井党首(当時)が北方位に本命星が廻座している平成8年(四緑木星子年)でした。そしてこの年の行動が平成14年に頓挫する事になります。

平成14年(七赤金星午年)は土井元党首の本命星が西方位に廻座し暗剣殺(他動要因)を持ち衰運期2年目にあたりました。10年前には村山富市議員に委員長を渡した年に、細川連立内閣そして日本内閣史上初めての女性首相の可能性を逸しました。

鈴木元議員の追求の急先峰の辻本議員を失った背景には、初当選が北方位本命星廻座(厄年)の要因が後々まで尾を引いている事が気学上判断出来ます。

田中眞紀子議員 昭和19年1月14日生まれ(本命三碧木星未年・月命三碧木星丑月生まれ)は初当選が平成5年(七赤金星酉年)です。田中議員も北方位に本命星廻座時(厄年)の年の初当選です。一回は辞職しました。その後平成15年自民党を離党、平成21年に民主党に入党しました。

田中眞紀子議員は父親の角栄元首相の「惜福」を得ている状態であり、惜福とは父親が使うべき財福(目には見えない功徳による量)が残されてあった事が大衆人気として生じている訳です。田中議員の真価はこれから吉凶が問われる問題で親の惜福で10年得てきた人気が、今後自身の運気の器量の生じる10年は、今までの要因とは大きく異なることになります。

鈴木元議員・辻本議員は中宮位で土井元議員・田中議員は北方位(厄年)でスタートした事が気学上においてやがて不成就・不利益・不条理を招く年に行動した軌道が歳月の流れの節目に生じた事柄です。

気学では「時期」においても「方位」においても「初めての状況・動き」というものを重視します。着手・実施・始動等々を基準とします。

田中角栄氏(大正7年4月生れの本命一白水星午年・月命六白金星辰月の生れ)が首相となった昭和47年(年盤一白水星子年)7月(三碧木星未月)7日であります。その後あの「ロッキード事件」で昭和49年に辞職します。本命星が中宮位廻座の時は現状維持の時であって多少力があっても衰運に備える時ということになります。

過去昭和29年(一白水星午年)の時に首相になった鳩山一郎元首相(明治16年1月1日生れ本命一白水星午年・月命七赤金星子月・鳩山由紀夫元首相の祖父)も足掛け3年で次の石橋首相に変わっています

本命星が中宮位廻座の時というのは物事の花開く時であり満開に咲く花のような時期なのであります。過去何十年の努力の表出する時であり吉にしても凶にしてもすべて過去の状態の顕現する時なのです。それだけにこういう時期は大変難しい状態なのです。

ですからその後の首相で福田元首相(明治38年1月生れ本命六白金星辰年・月命三墾木星丑月)も中宮位廻座で首相になった為に有利な状態でありながら足掛け3年で大平首相に変わることになってしまう事になりました。

また 検察審が再議決し強制起訴となった小沢一郎氏(1942年5月24日生まれ・本命四緑木星午年)も初当選は昭和44年の四緑木星酉年)の本命星が中宮位廻座です。他には現官房長官の仙谷由人氏(1946年1月15日生まれ・本命一白水星酉年)の初当選は平成2年(一白水星午年・中宮位廻座)です。現財務大臣の野田佳彦氏(1957年5月20日生まれ・本命七赤金星酉年生まれ)も初当選は平成5年(七赤金星酉年・中宮位廻座)です。

周期律というのは方位学周期と時期的周期の交差した時により強い現象が起こるのであります。それに家相学による潜在的要因が加味すると考えることが出来ます。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら

気学で見る鈴木宗男元議員の軌跡

2010年10月1日 金曜日

受託収賄、あっせん収賄など四つの罪に問われた元衆院議員鈴木宗男被告が懲役2年、追徴金1100万円とした判決が確定し、議員を失職しその後、収監となります。

鈴木宗男氏は昭和23年1月31日生まれ(本命八白土星亥年・月命九紫火星丑月生まれ)鈴木宗男元議員は外務省の陰の大臣と言われており、前外務大臣田中眞紀子議員と外務省改革において確執や対立があった人であり、外務省にまつわる諸疑惑が浮上し自民党離党へ(2002年)となりました。鈴木元議員は橋本派の金庫番として首相候補への階段を築き上げて来た人です。

14年間「北海のひぐま」と言われた故中川一郎(本命三碧木星戌年生まれ)の秘書を務め、中川氏に「俺に取ってかみさんよりも大事な男」と言われた程の秘書でした。

昭和58年1月の中川氏自殺(暗剣殺同会)を受け「すぐに役立つ中川の後継者として昭和58年12月(八白土星亥年一白水星子月)の総選挙に無所属で出馬、中川氏の長男昭一氏(自民公認・2009年2月のG7で財務大臣の時、飲酒から呂律の回らない記者会見で批判を浴びる。同年8月の第45回衆院議員総選挙で落選。同年10月3日急死)と骨肉の争いを展開し、定員5名中4位で当選を果たし自民党入りしました。

初当選は昭和58年(八白土星亥年)の本命星中宮位廻座の年廻りでありました。中宮位は過去要因の「結実と開花」の生じる宮位で「天国か地獄か」の両極端な年であり、中宮位で願望成就を果たす事は多く顕現する事です。しかし新規改革・拡張拡大行動は後々において凶現象となり、成就に至らないで中途で頓挫する事も多く顕現する要因であります。過去の努力や実績が結実したり、開花する状況であっても自ら新しい事柄や新規行動は頓挫すると言うことです。

鈴木元議員の場合、中宮位廻座で願望を果たしている事が今回の疑惑の遠因となっております。昭和58年(1983年・八白土星亥年)初当選から2001年(八白土星巳年)までの満18年の(九星の二循環)議員生活でした。

そして議員として再登場するのは平成17年(2005年)に新党大地党首になりました。そして今年の2010年(八白土星寅年)で議員を失職しその後、収監されます。

1983年の八白土星年の初当選から27年(気学周期の三循環)の2010年八白土星寅年の終焉です。運気選定の中宮位の時に事を始めて失墜に至りました。中宮位の始動の恐ろしさが顕現しました。また自宅の屋根は円形であり相学上凶相となっている状態も判断要因となります。

みちのしらべ「陰陽祐気学」本サイトはこちら

みちのしらべ 毎日の運勢はこちら

みちのしらべ 今月の運勢はこちら