2016年5月 のアーカイブ

陰陽祐気学NO2

2016年5月21日 土曜日

陰陽祐気学は十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)と九星(一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星)から成立しています。

自然界に於いて、十干は天であり(天象の精神) 十二支は地であり(四季の形象)で九星は人であり(人の気質行動)をそれぞれ表し、また人においては 十干は精神を、十二支は身体を、九星は行動をそれぞれ表しています。

このように、十干(天)・十二支(地)・九星(人)の関係を、自然界の輪廻転生として捉えており、人は自然界の法則に影響を受けていると考え、人生もまた自然界の影響に組み込まれて運用されていると言う根底の元に教示があります。

陰陽祐気学は「占い」や「易占」と混同されがちですが、「自らの運は自らの手によって切り開く」という実践教示学です。良い事も悪い事もすべてにおいてその原因があります。原因をあらゆる角度から鑑定して(運気状況・方位・時期・家相・人間関係・過去の行動・相性等)最良の改善策を伝授しております。

陰陽祐気学は個人も含めた家族全体あるいは会社や組織等の全体に主眼を置いています。

今では失われてしまった大きな家族の中で学び学習していた部分の「しつけ」や「行儀」や「道徳」を教え、楽をすれば苦もあり、苦もあれば楽もありと言ったサイクルの教示であります。

人の運命とは流動的であります。一人の人間と出会う事により大きく分岐して行きます。幸福とか幸せとかは、身近な相手の存在に対する思いからの出発であります。身近な家族の幸せの為にと願う事が大切です。

個人の運勢が良くても他の家族の運勢が悪ければ、その個人の運勢は半減する訳であり、運命とか運勢とかの係わり合いの中にはこうした要因が強く引き合う形で反映されるのです。

今の世の中は権利意識が優先して「感謝心」を失い「贅沢になれてしまい」何事も当たり前と言った要因が強くなっております。

幸せ感とか幸福感とは「互いに喜び合える心」を持てるかと言う事です。満たされれば満たされる程、人の心は当たり前の心となり謙虚さを忘れ慢心します。我が成功は、「時代的な今という恵まれた世の中に、生かさせて頂いている」と感じることの感謝が出発であり、自分の能力が平穏なる時代背景の中で発揮出来る「喜び」を自覚し、自分の幸せは多くの人に支えられている事を認識して感謝する心を忘れぬ事で開花成就があるのです。この思想が陰陽祐気学であります。

この気学の基本的な考えを基に独自の教示を現在風に教示したのが「陰陽祐気学」であります。

陰陽祐気学は7つの大きな視点から教示しております。
①運気学(自分の運気が盛運期か衰運気かを知り行動を起こす。「人の吉凶は動より生ず」である

②方位学(遁甲(とんこう))による吉方位の選択

③家相学(良い家相と悪い家相・地相等における住居による開運・「家相は思想なり」の精神)

④周期学(陰陽祐気学独自の研究による教示であり、歴史の表裏を通して周期の存在する事は自然界の法則の実証でもあります。)
36周期(九星と十二支の一循環)
60周期(十干と十二支の一循環)
180周期(十干と十二支と九星の一循環)
180周期を60年ごとに三分割し、上元・中元・下元(各60年)と区分する。また60周期を一元とし20年ごとに上元・中元・下元と分け、また1年を上元・中元・下元とする分け方もあります。

⑤健康学(東洋医学の考え方と実践)

⑥祐気とり実践(開運・願望成就の達成)

⑦命道学(宿命・運命・天命について)

その理論の基盤は、十干は自然界の元気(精神)であり、十二支は自然界の態気(形体)であり、九星は自然界の用気(行動)であります。

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陰陽祐気学NO1

2016年5月11日 水曜日

皆様のお蔭でブログの発行も今回300回を迎える事になりました。本当にありがとうございます。今回、改めて陰陽祐気学について説明致します。

陰陽祐気学(おんみょうゆうきがく)は、古来より伝わる陰陽五行説の思想に基づいて、変わりゆく現代の土地環境や生活様式・文化・政治・経済に適応させたものです。特に、陰陽道の方位活用術「祐気取り」を主な術としていることです。

元来、陰陽道の教義や占術は、古来より近現代に至るまで、政治や国防策に用いられながらも、秘伝・一子相伝として封印されがちであった経緯もあり、あたかも個人の持つ超能力かのごとく解釈され、広く公にその活用術が公表される機会は少なかったです。

しかし、その系統だった高度な統計学に基づく占術の真の有効性や封印されていた術を、歴史に埋もれさせることの無きよう公開し、現代社会において、誰もが実生活で、わかりやすく陰陽道を活用できることを目的として、また広く平等に後世にこの占術を残すために開示致しております。

主に「祐気取り」や「方位活用」など、難解とされてきた陰陽道の教義などを、現代口語で公開し、現代社会に取り入れやすい解説を心掛けております。

これらの手法は、現代気学の抜粋元ともなった、陰陽五行説の思想に基づいており、天文・暦法・占術などの学問的なものから、天人相関思想による祥瑞災異などの思想、あるいは呪術・祭祀に至るまでを包括した「陰陽道」本来の原姿を受け継ぎつつ、「人々の運勢と自然界は密接な関わりがある」という陰陽五行思想に基づき、人の生まれた年、月、日を元に、古来伝承の、厄難を避け、成就に結び付けられてきた手法に基づいて、その骨子を忠実に現代社会で実践・活用されることを旨としています。

陰陽祐気学の祖は奈良時代に日本に伝来した陰陽道にさかのぼります。

西暦604年には、陰陽道の影響を受けて、聖徳太子の十七条憲法が発布された。春秋緯書の陰陽五行説では、「陰の極数の八と、陽の極数の九との和」が「十七」になり、菅子では「天道は九を持って統制し、地理は八を持って統制する。」とされその和が「十七」であるため聖徳太子は「十七」の憲法を制定したとされ、当時から陰陽道は政治や国の大事に深く関わっていたとされています。

日本書紀によると、西暦672年には、大海人皇子(おおあまのみこ・後の天武天皇は)、天文・遁甲(とんこう)をし、黒雲の拡がるのを見て、陰陽五行説による占いを行い、壬申の乱の勝利を予言した。その後も、天武天皇は、西暦675年に占星台や陰陽寮・外薬寮などの役所を設置し、国家陰陽道が成立した。

その後、陰陽道は、平安時代に最盛期を迎え宮廷でも広く使われ、「陰陽五行」の思想は、建築物の配置や造営にまつわる由来、華道、茶道、暦・天文地理、医学、戦の兵法、気質の登用、神仏事、家相・方位・易占、漢方、遷都、改元、など多方面へ日本の歴史に影響を与えながら存続した。日本の陰陽道は、方術実践でも名を残した滋岳川人(しげおかかわひと)が確立しました。

1897年(明治30年)に発刊された「三元九星奥義秘傳録」により陰陽道は、「気学」として一般に知られるようになったが、「気学」は、陰陽道の一部を抜粋し一般にわかりやすくしているといった経緯から、陰陽道の原姿に立ち返りつつも、現代に至る経緯で洗練されてきた陰陽道の実践手法(祐気とり)を1990年より取り入れ、現代社会で活用の工夫と実践を繰り返し、統計要素を濃くして広く活動を行っているのが陰陽祐気学です。つづく

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事象は繰り返し顕現する

2016年5月1日 日曜日

国内最大の指定暴力団山口組の分裂で、全国で山口組と神戸山口組の抗争が約40件起こっています。

事象は繰り返すと言い、丁度9年前の平成19年(気学の1周期)の二黒土星年も拳銃の事件が多数起こりました。

平成19年(二黒土星年)5月17日から18日にかけて、愛知県長久手町の住宅街で元暴力団組員が拳銃を発砲し、警察官ら4人を死傷させ篭城する事件が発生しました。犯人宅周囲300メートルに渡り警戒線が張られて、18日午後8時48分犯人が投降し約29時間に亘った事件でした。

この事件の現場と「長久手古戦場」は近い地域の所であり、423年前(気学周期9年間1周期×47周期)の同じ日に「長久手の戦い」があった地域であります。

「長久手の戦い」とは・・・
天正11年羽柴秀吉は織田信長を襲来し殺害した明智光秀を打ち破り、清州会議で信長の後継者として実権を握りました。そして対立した柴田勝家を旧暦4月21日に討ち負かします。

翌天正12年、今度は徳川家康と対峙します。強引に勢力拡大と主導権を図る秀吉に対し、家康は織田信雄(信長の次男)と連合します。家康・信雄は尾張小牧山に秀吉は犬山ついで楽田に本陣を置いて対峙します。この前後秀吉方が犬山城を家康が羽黒城をそれぞれ攻め落とします。

羽黒城で敗れた池田恒興と女婿森長可は家康領三河岡崎攻めを秀吉に提言し、秀吉の甥の秀次を総師として進発します。旧暦4月8日夜半から9日の事で、この動きを徳川軍に察知され4月9日尾張長久手で襲撃にあい池田恒興・元助父子そして森長可は討死しました。これが秀吉の約70の戦いの中でただ一度敗れた「長久手の戦い」であります。
天正12年(西暦1584年・二黒土星申年)旧4月9日の事です。
旧4月9日は新暦(グレゴリオ暦)の5月18日にあたり八白土星巳月です。

また平成19年(二黒土星年)4月16日、米国の州立バージニア工科大学の大学構内で米銃撃事件史上最悪の32人殺害事件が発生しました。犯人は韓国出身留学生です。翌17日に日本の統一地方選挙中の長崎市長が拳銃で撃たれ死亡し凶悪事件が続きました。

同年の悪事の連鎖反応と言う要因も過去に多く発生しておりますが、和歌山においても義兄に遺産相続のトラブルが因で妹(年盤の五黄殺に同会)が銃で撃たれると言う事件もあり、また東京都町田市でも暴力団の銃撃立てこもり事件が発生し、市民社会の中で縁の遠い拳銃が簡単に犯罪に利用されると言う時代にあることを知らされた事件です。

現在は治安悪化の時代の中にあります。民主主義にとって暴力やテロによるこうした暴挙行動は大変な脅威であります。

こうした事象は六白金星の事象になり、4月(九紫火星辰月)は六白金星が南西方位で年盤の八白土星の暗剣殺でここに同会しており、暴力やテロ事象の警戒月に当たっています。

気学において日盤や刻盤は見逃され勝ちでありますが、日常生活では日盤も重要であります。八白土星の日は「お天気の変化変動がある日」また五黄土星の日は「間違いや忘れ物の多い日」、三碧木星の日は「地震や驚き事のある日」と言われており決して軽視することの出来ない要因であり、自分の本命星が暗剣殺や五黄殺また歳破・月破に同会している日は、心を引き締めて行動する事は大事であります。

事象は繰り返し顕現するので、このような事件・事故に遭遇しない為の警鐘としてお知らせいたしております。特に今年は二黒土星の年だからです。どんなに周到な用心をしていても「まさか」と言う要因が事象には多くあり些細な事柄でも油断する事無く日々の平穏を祈り行動しましょう。

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