東京地検特捜部50年の歩み

2025年6月20日 金曜日

1988年に昭和が終わり、平成の30年間が終わり、現在令和7年です。

何故今頃、この古い記事を出すことになったかと言うといつの時代も何も変わらず常に同じ事の繰り返しが行われていると言う証です。歴史から学ぶのです。

東京地検特捜部の戦後50年の主なる事件であります。政・官・財の馴れ合いから生じている事件が大半です。時代は繰り返すと言う事が解ると思います。懐かし大物が登場してきます。

1947年5月3日(八白亥年)検察庁法施行

1947年11月10日(二黒亥月)「隠退蔵事件捜査部」を新設

1949年5月14日「特別捜査部」に改称

昭電疑惑事件

1948年6月23日(七赤子年・四緑午月)東京地検が捜査本部を設置。復興金融金庫などから昭和電工への融資をめぐる汚職事件で12月までに60余人を逮捕、国務大臣・栗栖赳夫(明治28年7月21日生まれ・本命六白未年・月命九紫未月)は有罪となったが(本命六白が年盤九紫暗剣殺に同会)前首相・芦田均(明治20年11月15日生まれ・本命五黄亥年・月命二黒亥月)衆議員・大野伴睦(明治23年9月20日生まれ・本命二黒寅年・月命四緑酉月)衆議員・西尾末広(明治24年3月28日生まれ・本命一白卯年・月命七赤卯月)大蔵省主計局長・福田赳夫(明治38年1月14日生まれ・本命六白辰年・月命三碧丑)らは無罪。同年10月7日・昭電疑惑により芦田内閣総辞職。同年12月13日炭管汚職で東京高検が衆議員・田中角栄(大正7年5月4日生まれ・本命一白午年・月命六白辰月)を逮捕、炭鉱の国家管理法案阻止のために炭鉱業者から収賄したとされたが田中角栄は無罪となる。28年後のロッキード事件では逮捕されることになる。

造船疑惑事件

1954年1月22日(二黒巳年・九紫丑月)造船疑惑の摘発が本格し、運輸省官房長を逮捕。造船業界が低利融資など助成処置法案成立のために政界工作を展開した事件で71人を逮捕。政界では4人が起訴され、衆議員・有田二郎ら3人有罪・1人無罪。4月21日造船疑惑で自由党幹事長・佐藤栄作(明治34年3月27日生まれ・本命九紫丑年・月命四緑卯月)の収賄容疑での逮捕について、法務相・犬養健(明治29年7月28日生まれ・本命五黄申年・月命六白未月)が指導権を発動し逮捕の延期を指揮した。佐藤栄作は7月に政治資金規正法違反で在宅起訴されたが、のちに恩赦で免訴。

三菱銀行詐欺事件

1965年4月23日(本命八白巳年・月命九紫辰月)三菱銀行から額面30億円の預金証書を騙し取った吹原産業社長・吹原弘宣を逮捕、この後金融業・森脇将光らを逮捕。12月14日(一白子月)京成電鉄振り出しの手形計8億2千万円を騙し取った詐欺容疑で森脇将光らを逮捕。

恐喝事件

1966年8月5日(本命七赤午年・三碧未月)衆議員・田中彰治(明治36年6月18日生まれ・本命七赤卯年・四緑午月)が、東京虎ノ門の国有地払い下げを受けた国際興業会長・小佐野賢治(大正6年2月15日生まれ・本命二黒巳年・月命二黒寅月)を脅し借金1億円の返済を延期させていたとして恐喝容疑などで逮捕された。一審実刑判決で控訴したが公判中に死亡し公訴棄却。

日通事件

1968年2月21日(本命五黄申年・二黒寅月)日通事件摘発。政府所有食料の輸送を独占的に行っていた日本通運幹部が輸送契約に関する国会質問を封じようと贈賄した。参議員・大倉精一が2百万円のわいろを受け取ったとして、国会議員で初めて斡旋収賄を適用された。大倉は一審有罪・二審途中で死亡。衆議員・池田正之輔も受託収賄罪で在宅起訴され実刑確定。

ロッキード事件

1976年2月4日(本命六白辰年・月命五黄寅月)米上院多国籍企業小委でロッキード社の贈賄工作が明らかにされる。2月24日ロッキード事件で特捜部・警視庁・東京国税局の三方は合図で丸紅本社など28ヶ所を一斉捜索。7月27日(九紫未月)前首相田中角栄を(田中角栄の本命一白が年盤の暗殺剣と歳破に同会している)ロッキード社代理店の丸紅の幹部から、旅客機トライスターを全日空に買わせる為の報酬として5億円を収賄したとの受託収賄罪で8月に起訴された元運輸相・橋本登美三郎(明治34年3月5日生まれ・本命九紫丑年・月命五黄寅月)と元運輸政務次官・佐藤孝行(昭和3年2月1日生まれ・本命一白卯年・月命六白丑月)が全日空から受託収賄に問われるなど、合計16人が起訴された。翌年1977年(本命五黄巳年)1月に11ヶ月にわたった捜査終結。田中角栄は一審・二審で懲役4年・追徴金5億円の有罪判決を受けたが上告中に死亡し、公訴棄却となった。1995年2月に最高裁が贈賄側被告の丸紅元会長・檜山広(五黄亥年・二黒寅月生まれ)らの上告を棄却したことで、「首相の犯罪」は認定された形になった。なお橋本登美三郎は上告中に死亡、佐藤孝行は有罪、(先般の橋本第二次内閣するもこの有罪が問われ辞任に追い込まれることになった)

ダグラス・グラマン事件

1979年1月9日米証券取引委(SEC)がダグラス・グラマン両社の疑惑を明らかにしたのを受け、東京地検が捜査開始宣言、4月2日(四緑卯月)日商岩井前副社長を逮捕、5月15日(二黒巳月)ダグラス・グラマン事件捜査終結。時効などで高官訴追に至らず(1月は丑月、5月は巳月で三合律)

三越事件

1982年10月18日(九紫戌年・六白戌月)三越事件でアクセサリー会社の女性社長を逮捕、この後三越社長も逮捕。

リクルート事件

1988年10月20日(三碧辰年・六白戌月)リクルート事件の摘発開始リクルートコスモス社の前社長室長を逮捕。翌年へ捜査拡大する。1989年2月13日リクルート事件で前会長・江副浩正(昭和11年6月14日生まれ・本命一白子年・月命四緑午月)を逮捕。この後、NTT前会長・真藤恒(明治43年7月2日生まれ・本命九紫戌年・月命一白午月)・元労働事務次官・加藤孝(昭和5年3月12日生まれ・本命七赤午年・月命七赤卯月)・前文部事務次官・高石邦男を逮捕。さらに元内閣官房長官・藤波孝生(昭和7年12月3日生まれ・本命五黄申年・二黒亥月)衆議員・池田克也を受託収賄罪で在宅起訴。5月(八白巳月)に捜査終結するまで合計17人を起訴した。池田は有罪確定、一審無罪の藤波は二審で逆転有罪となり上告。4月25日首相・竹下登(大正13年2月26日生まれ・本命四緑子年・月命八白寅月)が退陣表明。竹下首相の本命四緑が南廻座で暗剣を持つ月。

国際航業事件

1990年6月13日(一白午年・四緑午月)国際航業事件で同社元役員らを脱税容疑で逮捕、7月(三碧未月)同社乗っ取りを図った仕手筋の光進代表・小谷光浩を株価操作容疑で逮捕。10月(九紫戌月)に光進の資金調達に手を貸した住友元支店長らを出資法違反容疑で逮捕。このため同銀行会長・磯田一郎(大正2年1月12日生まれ・本命七赤子年・月命六白丑月)が辞任した。12月27日光進の仕手戦に便乗した衆議員・稲村利幸(本命二黒亥生まれ)を17億3百万円の脱税で在宅起訴、稲村は有罪。

佐川急便事件

1992年2月14日(八白申年・二黒寅月)佐川事件で東京佐川急便元社長・渡辺広康らを特別背任容疑で逮捕。同年9月28日(四緑酉月)佐川事件で自民党元副総裁・金丸信(大正3年9月17日生まれ・本命五黄寅年・月命四緑酉月)を政治資金規正法違反で略式起訴。前新潟県知事・金子清(昭和7年6月7日生まれ・本命五黄申年・月命七赤午月)らを同法違反で公判請求、金丸については事情聴衆せず、上申書のみによる罰金刑決着で批判招く。翌年(七赤酉年)3月6日(七赤卯月)金丸と元公設第一秘書を脱税容疑で逮捕。起訴額は10億3千7百万円余。

ゼネコン汚職事件

1993年6月29日(七赤酉年・四緑午月)ゼネコン汚職の摘発開始。仙台市長・石井享(大正14年11月11日生まれ・本命三碧丑年・月命五黄亥月・本命三碧は月盤で暗剣殺を持つ)茨城県知事・竹内藤男(大正6年11月30日生まれ・本命二黒巳年・月命二黒亥月・本命二黒は月盤で五黄同会)同県三和町長・大山真弘・宮城県知事・本間俊太郎(大正15年2月26日生まれ・本命二黒寅年・月命二黒寅月・本命二黒は月盤で五黄同会)順次逮捕し、1994年2月(六白戌年五黄寅月)までに収賄側4人と清水建設・鹿島などゼネコン8社の幹部ら贈賄側27人を起訴した。わいろの合計は3億6千9百万円に上がった。11月29日(八白亥月)ゼネコン汚職捜査の応援に来ていた静岡地検浜松支部の検事が参考人2人に暴行をしていたことが判明。逮捕・懲戒免職・翌30日特別公務員暴行陵虐致傷罪起訴。1994年3月11日(六白戌年・四緑卯月)ゼネコン汚職で衆議員・中村喜四郎(昭和24年4月10日生まれ・本命六白丑年・月命三碧辰月)を斡旋収賄容疑で逮捕。出頭を拒んだため大阪タクシー汚職以来27年ぶりの国会への逮捕許諾請求。

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