2017年7月 のアーカイブ

東京都議選の結果

2017年7月21日 金曜日

7月2日(日)に投開票の行われた東京都議選の結果は下記の通りです。

        選挙前    選挙後
自民党     57     23
公明党     22     23
共産党     17     19
民進党      7      5
都民ファースト  6     49プラス6(追加公認6名)
ネット      3      1
維新       1      1
無所属     14     6名都民ファーストへ

127議席を争った結果は小池百合子知事が代表の「都民ファーストの会」は50人が立候補し49人が当選した。無所属の追加公認を合わせて55議席を獲得し、都議会第1党に躍進した。選挙協力した公明党などと合わせて79議席となり、過半数(64議席以上)を大きく上回った。まさに予想通りの結果であり大勝利であった。

自民党は60人を擁立したが、森友・加計学園問題・「共謀罪」法の採決強行・稲田防衛相の自衛隊の政治利用・豊田真由子議員の暴言・下村博文幹事長代行の加計学園闇献金問題等々による自民党のおごりや安倍首相の国会運営に疑問を持った都民の審判が自民党の大惨敗となった。

公明党は国政と違う動きで上手に「都民ファーストの会」と協力し候補者全員の当選をした。国政においても本来の公明党に戻る必要があります。今の安倍自民党は憲法にまつわる法案ばかりで、世界の平和を守る公明党には、違和感がある。公明党には本来の自民党のストップ役を期待したい。

共産党の活躍は2議席増やしたが、民進党・維新はみじめな結果であった。

小池百合子氏が東京都新知事になって11ヶ月経過しました。何の情報公開もなく、陰や裏で決まっていた各政策をオープンにしたいと知事の仕事をスタートしました。古い議会から新しい開かれた議会への開拓です。新知事の最初の登庁の時には自民党議員は握手もしてくれない状態でした。その人たちのほとんどの議員は今回の選挙で落ちた。

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に於いては就任早々から大変な問題が次から次へと飛び出しました。東京への招致疑惑(裏金を使ったのではないか)・エンブレム盗作問題・会場の総工費問題等です。ケチのついたオリンピック問題は、今度は周辺地域で開催される競技の施設費用や運用費用の負担問題でした。

神奈川県(黒岩知事)・埼玉県(上田知事)・千葉県(森田知事)などが知事同士で負担に対して苦情を申しておりました。競技は当県で開催して欲しいが係る費用は払いたくないと言うものです。誰の為のオリンピックですか、なぜ、周辺の県もオリンピックを成功さす為に全面的な協力が出来ないのでしょうか。支払わないことが県民の為であるという各知事の考えはおかしいです。

小池知事に豊洲移転問題も早く結論を出せと言う声が聞こえました。結論を出すために最終の検査をしていて夏には答えを出すと言っていたにも拘らず、「決断の出来ない知事」とマスコミも反勢力も言いました。

小池都知事が知事になる前の色々な問題です。すでに決まっていたことだからと豊洲移転を決め、業者は移転し営業を開始した後で、土壌汚染問題が発覚していたらどうなっていたでしょうか。すべては前者の情報公開がなく誰も責任を取らない状況が今日の混乱を招いたのです。なぜ、待てないのでしょう。今までどんなにいい加減な仕事を議員も職員もしてきたかと言うことです。

小池知事が自ら風を吹かせ、風に乗って大勝利を掴んだ小池知事の政治の手腕はたいしたものです。常に警鐘を鳴らしておりました安倍政権にメスが入りました。誰が見ても今の安倍首相はおかしいです。横柄な答弁や数の力ですべてを決め、審議が尽くされていない状況での法案成立等、一強他弱のやりたい放題の政権運営でした。また首相の回りはYESマンで固め、資質も知識も力もない閣僚が多いです。

森友・加計問題の本当の真実は何でしょうか。これからも野党の追及があるでしょう。24日に予定されている集中審議での安倍首相の答弁はいかがなものになるでしょうか。真摯に向き合い国民に分かり易く説明すると言った安倍首相の本心に注目です。

4年半前に第二次安倍内閣が誕生した時、最悪の運気状況でこれから決める政策は将来必ず失敗で終わると申し上げました。今、それがひとつひとつ顕現されて来ました。気学教示の通り盛運期4年目の本命星が中宮位廻座の現象です。都民は、国民は見ていたのです。まだまだこの国は見捨てたものではないことが、今回の選挙で実証された事は大変喜ばしいことです。そろそろ安倍首相も引き際の時期です。

7月8日現在、ついに史上最低の29.9%に安倍支持率は落ちました。何も驚くことはなく当然の結果であるのです。期待する第2の政党がないことも悲しい現状です。このままでは、国民は仕方なく選挙では自民党に入れます。野党がしっかりとしなければいけません。現在の自民党を駄目にした原因のひとつは、日本の経済界でもあるのです。
自民党は好きだが今の安倍首相は嫌いと言う声が大きいのも無視できません。

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京都祇園祭

2017年7月11日 火曜日

京都八坂神社に代表される祇園祭りは全国各地7月の盆の季節に行われます。

日本三大祭り(大阪天神祭・東京神田祭・京都祇園祭)の一つに数えられ、京都の歴史と共に歩んできた伝統を誇る祭りであります。

清和天皇(第56代)の貞観年間(859年から876年)の時代に悪疫・悪霊の退散祈願として「御霊会」を行い貞観5年(863年)5月20日(新暦6月14日・葵未三碧年・戌午一白月)疫病鎮圧の為に神泉苑で行ったのが御霊会の始まりであります。

この時、御霊として祀られましたのは崇道天皇(早良親王)伊予親王、同親王の母、藤原吉子・橘逸勢・文室宮田麻呂等で、いずれも政変で無念の涙をのみ悲業の死を遂げた人達であります。

京都や京幾内には流行性感冒が猛威を振るい皇族や大納言や貴族らも羅災し、死亡者が相次いだのです。その後も怨霊を鎮める事が出来ませんでした。御霊会は国家的行事として行われる事になりました。

869年(貞観11年)に牛頭天王の威力を持って病魔を退散させようと全国66の国の数に応じた鉾を作り、祇園社(八坂神社)で御霊会を催したことにより今の祇園祭の始まりであります。

今の八坂神社は明治4年祇園社から名称が変わり本殿の祭神は牛頭天王から素戔嗚尊(すさのおのみこと)・櫛稲田姫(東御座)・八柱子神(西御座)等、含め13神祭祀されております。

神社(祇園社)の創設は諸説あり、斉明天皇2年新羅国牛頭山に在所せる牛頭天王を八坂郷に祀ると言う説、清和天皇貞観10年(868年)に円如が播州広峰より移した説、朱雀天皇の承平4年に修行僧祇園天神堂建立による説等ありますがはっきりしません。

素戔嗚尊(すさのおのみこと)は八岐大蛇の伝説があり、治水の神とされ稲の神農業の守護神として崇められ、山林の神としてまた「八重立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣造るその八重垣を」(古事記)と日本で始めて和歌を作り和歌と恋の成就の神として現在諸願の鎮座になっております。

祇園祭りは応仁の乱以降、町方衆の手で豪華な山車や鉾が作られ、全長26メートルに及ぶ絢爛な山鉾が見られ29日間に亘って様々な祭事が行われ7月16日の「宵山(よいやま)」翌17日の「山鉾巡行」が有名であります。

「宵山」はすべての山鉾に提灯を灯して宵闇の中、華やかな姿を浮かびあがらせる風情ある行事です。通りに面した家では家宝の屏風を披露します。山鉾巡行は全山鉾が集合し稚児を先頭に疫病邪悪を祓う。長刀鉾で御霊会の性格伝承が伺えます。(長刀鉾は刃先が御所と八坂神社に向かないように取り付けられています)。各地の祇園祭りも京都の祇園祭り踏襲です。

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三碧木星人の各月生まれの気質

2017年7月1日 土曜日

三碧木星は東方位に位置し、一陽が二陰の下にあり生物発生の時であり、資性は陽気で勇気もあるが、軽率は慎む事であります。才智もあり、一見剛気の様でありますが、実質に乏しい面を是正すれば、晩年は吉を得る象であります。

三碧木星人の適職
「編集者・アナウンサー・ジャーナリスト・ミュージシャン・通訳・マスコミ・広告関係・エアロビクスインストラクター・電気通信技術者・IT関連・メディア・電力電信業・歌手業・生鮮食品業・楽器商・パイロット・造園業・寿司屋・経済企画庁・文部省・開発庁等。」

三碧木星人の各月生まれの気質
2月生まれの人
直感的に行動して利を受ける人で親分肌であるため損失をかぶることあり。地味な行動や生きかたが無難。

3月生まれの人
商売が上手で他人のために尽くす人。しかし思いがけない損をするので行動は慎重にして才覚を伸ばす事。

4月生まれの人
思惑は長じているが実行力が不足し実現に今一息の人。世話や面倒見も良く信用されて重宝がられる。

5月生まれの人
手堅く努力して信頼されるが実力以上の事をして苦労する。多少柔軟性に欠けるが人望あり庶民性を好む。

6月生まれの人
頭も良く行動派であるが自分本位に考えて行く人です。堅実な行動と才覚で大成するが計算は不得意。

7月生まれの人
思いやりもあり慈悲信ある人。教育者等に適し永続性もあるが、意欲が前面に出て苦労する。先見もある。

8月生まれの人
名声を求める人で苦労人である。余り組織人には不向きなので、自分で事業を起こす方が良い。妻の助力大。

9月生まれの人
陰で支える事に適し思慮深いが行動は遅い。また取り越し苦労も多く人に誤解され易い。計画外の行動が吉。

10月生まれの人
堅実な行動で人の信用があるが自主性に乏しいので、人の引き立てが人生の吉凶の分かれ目。出会いがカギ。

11月生まれの人
人の先頭に立って努力して行く人です。組織よりも自営に向く人であり感性に富むが多少小心が欠点。

12月生まれの人
人気もあり行動力もあるが、わがままで自己主張ある。誠実なる人柄が好かれる元で人の引き立てで伸びる。

1月生まれの人
地道な生き方が向くのに理想を追い求める人。才能の発揮も計画性と配慮の欠乏で半減する。努力するなら晩年は吉。

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