2022年1月 のアーカイブ

2022年を占う

2022年1月25日 火曜日

2022年度は「壬寅(みずのえとら)五黄土星年」の年にあたります。(2022年2月4日から2023年2月3日までの期間です。)

上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。

中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。

下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(令和25年)癸亥二黒土星年までの60年間です。

その下元期60年間の中の39年目にあたりますのが今年の2022年は「壬寅(みずのえとら)五黄土星年」です。

十干(じっかん)とは「天であり」天象の精神 であります。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵を言います。十干の「壬(みずのえ)」とは第9番目にあたります。壬は「寒い大変な時」を表現します。

十二支は「地であり」四季の形象で「人の身体」でもあります。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥であります。十二支の寅(とら)は第3番目にあたり方位は東北方位の位置にあたります。「春のおとずれの時」を言います。

九星は「人であり」人の気質行動であります。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。九星では五黄土星は「大極(中心)の位置にあり節目・始動・終息・混迷・混乱・腐敗・崩壊・破壊・新生・争動・革命・戦争・騒乱・下落・変動・政変など」の象意があります。環境庁(感染症・地球温暖化・自然災害等)が大変な年です。

今年は過去のすべてを清算して次のステージに行く年です。すなわち「原点回帰」の年となるでしょう。

下元期(残り21年)の後半にかかりその特出であるところの「下剋上・実力主義・思想の改革・不安定」という状況をもたらす諸現象も現出し、先行きに対する不安感が蓄積される年で大きな節目の年となります。過去五黄土星の年は政変・混乱・摩擦の多発があった年でもあります。

政治面について

昨年はコロナで始まりコロナで終わったような1年間でした。昨年の9月30日にコロナ緊急事態宣言は解除されましたが、第6波が年明けから猛威を振るい最近発見されたオミクロン株は相当脅威であると言われている。年明けからオミクロン株の感染者が増加しています。世界的な感染が半端ない数です。日本も大変な状況に入ります。

あえて記載は省略しますが菅首相の退陣はよかったです。菅首相では日本が恥ずかしいです。新首相には岸田文雄氏が就任しました。その後の衆議院選挙も自民党の勝利でした。「野党の力で政権交代が起こるのではなく、民衆の反対で政権交代は起こる。」しかし国民は政権交代を望まなかったのです。今年の7月の参議院選挙にも注目です。

岸田首相はコロナの終息は基より「すべての事に対して説明をしっかりと国民にする。理解を求めて実行する」「成長と分配」を実行公約としました。課題の決定がころころ変わる岸田首相は大丈夫でしょうか。先の衆議院選挙では幹事長の甘利氏が落選し、自民党の大物と言われた議員も多く落選した。完全に世代交代が起こっています。

安倍・麻生の姿がちらちらする政権運営です。課せられた数多くの問題をどう解決するのか、どう指導するのか手腕が求められる今期です。過去、長期政権の後は短命政権が続きましたが、岸田政権はいかがでしょうか?
先の見えない読めない衰退の日本に突入しました。今、必要な事は「改革」ではなく思い切った「革命」なのです。真のリーダーが現れるかが今後の鍵です。

景気問題について

今年の「壬」の事象は「寒い大変な時」で「寅」年は「春のおとずれの時」でもあり、今年もまたコロナとの戦いです。不自由を忍び、生計困難より脱出せんと各人大いに励む年となります。過去から未来への転換の年です。春は目の前まで来ています。

しかし原油価格の高騰で、ガソリン・電気・ガス、食品・衣類等の生活用品がすべて値上げです。年始から値上げで生活は大変な状況です。想像を超える値上げラッシュが予測されます。

コロナでの在宅生活で、商品の購入はネット通販やスマホでの購入やウーバーでの宅配が増えました。景気問題から言えば在宅消費は限界があり、やはり景気のUPには市場へ直接出かけて購入する方が高いです。

物は上がるが「給料が上がらない」という今一番の庶民には大変な問題です。岸田首相に頑張って頂き、経済界へ指導して頂きたい。

株価は上がるのに何故、景気の良さが感じないのかは、虚構経済と実体経済の違いによるものです。現在「買収ブーム・上場ブーム」「投資ブーム」が起こっています。またIT業界の快進撃は続きます。現実の社会の動きや姿を直視しなければ世の中から流されていきます。

今年の最大の関心は中国の経済悪化です。世間で言われているよりひどい状況と察します。中国恒大(不動産)グループ不振から不動産価格は下がり、売り競争が激しくなっています。倒産も時間の問題か、近いです。世界一の消費国・輸入・輸出と世界経済の中心である中国との付き合いが日本経済の大きな鍵となります。

アメリカとの良好関係をつづけ、中国との関係をどうのように回復させていくのか外交問題が難しい年です。

企業の在り方や経済の仕組みを、今一度考えなおす時期に来ています。未知の感染症(コロナ)と人類のもろさを痛感した昨年から世界は大きな変化の過程にあります。

直近の平均株価と為替では・・・

平成26年末(四緑木星午年) 円が119円前後で株価は17450円
平成27年末(三碧木星未年) 円が120円前後で株価は19033円
平成28年末(二黒土星申年) 円が116円前後で株価は19114円
平成29年末(一白水星酉年) 円が112円前後で株価は22764円
平成30年末(九紫火星戌年) 円が109円前後で株価は20014円
平成31年末(八白土星亥年) 円が108円前後で株価は23656円
2020年末(七赤金星子年) 円が103円前後で株価は27444円

2021年末(六白金星丑年) 円が115円前後で株価は28791円
2022年末(五黄土星寅年) 果たして・・

昔から「株は五黄で買って三碧で売る」のが気学教示です。

日経平均株価は前年と比べ少し上がっています。浮かれてはいけません。株主の80%が大手企業です。また投資家は外国人も多いです。この操作に国民や素人は注意しないと錯覚します。個人投資家のほとんどは負けるのが常識です。現実の経済は国民の消費は低く実態経済ではなく虚構経済なのです。急激な円安が起こっています。「浮かれたら必ず沈みます」ご注意ください。

天変地異について

昨年ほど自然災害の多くを受けた年はありません。年々厳しい大きな被害が出ています。今後の世界の重大課題でもあります。昨年のノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎氏の「気候変動」は今の時代に警鐘を鳴らすものである。このままでは地球は50年から100年しか持ちません。

世界の若者が声をあげました。世界中で地球温暖化のデモが起こっています。大変喜ばしい行動です。世界がひとつになり早急な対策をして欲しいです。自然と共に生きる社会(共存共栄)の仕組みの構造が急がれます。

昨年同様に地震・台風・大洪水等、天変地異が世界中で多く起こります。2022年度は地震に於いては8月・9月・10月、噴火は2月・8月・11月が注意です。2022年度は地震・噴火ともに8月が要注意月となります。

ここ30年以内にM9クラスの大地震(南海トラフ等)が日本で起こる可能性が80%超と懸念されています。もし発生するなら30年以内ではなく21年以内に起こる確率が高いです。

またここに来てトンガの海底噴火が起きました。鹿児島のトカラ列島が揺れに揺れています。近い将来の大きな噴火や地震に繋がるような予兆があり、Xデーはいつなのか?最大の注意が必要です。

災害に対する教訓として「備えあれば憂いなし」「災害は忘れた頃にやって来る」この教訓を肝に銘じる事です。

国際問題について

米国・中国・韓国・北朝鮮・ロシア・欧州と我が国の重要な外交になります。そして今年は特に中国との外交が重要になります。

アメリカ・バイデン大統領の政治政策や人柄がまだ掴むことが出来ませんがコロナで大変な1年でした。しかし1年経過して支持率は大幅に下がり、この1年間の成果が見えないです。中国を警戒した包囲網の確立が急がれます。

長く世界を制覇してきたアメリカですが、やはり中国の絶大な動きには要警戒です。今年は中間選挙の年です、裏で前大統領のトランプ氏の動きがあります。

コロナ・失業・経済・人種差別・格差社会等の数々の難題を抱えるアメリカの社会背景は大変難しい状態にあります。バイデン大統領の政治運命は?

中国は七赤金星年(2020年)から六白金星年(2021年)にかけて大きく変動する国です。

2020年の新型コロナの発生元(七赤金星年)も中国の武漢でした。アメリカとの問題も、2021年(六白金星年)から大きく変動しました。その為、日本は中国とアメリカとの狭間でどう中国と向き合うのか注目です。

今年は日中国交50周年の記念すべき年です。しかし現状は一番難航する外交になっています。ここは逃げ腰外交だけは避けて頂きたいです。台湾問題と有事・尖閣問題・南シナ海・東シナ海問題と経済問題・香港問題等、あらゆる面で難しい局面を迎えています。

また2月には冬季北京オリンピック(2月4日から20日)が開催されます。各国(アメリカ・オーストラリア・イギリス・カナダ等)の政治的ボイコットも起こっています。日本も政治的ボイコットが決まりました。

韓国においては日本との関係が史上最悪の状態に今もなっています。2015年合意書・国際法にもとづく考え方と合意が必要な韓国です。慰安婦問題(韓国地裁は日本に損害賠償支払いを命じる判決を出した)・徴用工問題・レーダー照射問題・半導体原料のフッ化水素など3品目の韓国向け輸出の優遇措置を停止した問題・日韓感情問題等。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が下がっている状況の中で、今年は大統領選があります。残念ですが在任中の文在寅大統領の成果はなかったです。次期大統領に期待します。

ロシアにおいてもロシアは経済が衰退し大変な状況で、あれだけ人気のあったプーチン大統領の支持率も急降下している。「北方四島返還問題」で決着をつけたいと日本は思っているが、残念ですがこの問題は解決しません。日本の要望の二島も戻って来ません。ロシアの北方四島は実効支配がつづきます。またウクライナを取り巻くロシアとNATOとの攻防も危機的状況です。

北朝鮮からいつものように目が離せません。毎年、同じ様な事が繰り返されます。核を持つ事しか国を守る、金政権を持続さす方法のない国の哀れさです。拉致問題は残念ですが解決しません。すでに終わった問題として北朝鮮は捉えています。日本政府にも打つ手はありません。

欧州の新型コロナ感染(オミクロン株の猛威と感染者増加)と経済危機は世界の危機でもあります。

アメリカ・中国・ロシア・北朝鮮の核開発(ミサイル)が進む危険な時代でもあります。貧困・格差社会・失業・地球温暖化等から世界で多くのデモが起こります。日本を取り巻く国のロシア・中国・韓国・北朝鮮との関係は上手く行っていません。すべての国が敵のような現状です。

社会問題について

コロナ問題で海外からの訪日者は激減し、人々の行動も制限されました。年末からのオミクロン株の猛威でまた訪日者は増えません。感染者数が減った時はこれでコロナも収まりGOTOキャンペーンも再開されるのではと期待しましたが残念です。最悪の第6波です。

経済は厳しい状況です。コロナによる店舗閉鎖や倒産、相次ぐ失業と大変な社会環境です。しかし連日の感染者の数値の報道はあるのに、苦しんでいる人たちのマスコミ報道はありません。

外国人を当てにしたビジネスもコロナが終息しない限り、当てにはなりません。仕事も在宅ワークが増え、働き方や生活習慣が変わりました。

年末から原油価格の高騰でガソリン・電気・ガス・調味料・衣服・等、あらゆるものが値上げです。給料は上がらず生活は苦しい状況が続きます。

政府も支援給付金やポイント付与で経済の持ち直しを行っていますが、国民の先行きに対する(コロナの第6波や自然災害等)不安で消費は伸びません。

今年は地球温暖化問題が更に大きな議題になります。自然と共に生きる人間社会の形成が急務です。また政府は「憲法改正」を強力に求めてきます。国民の賛同がなければ成立しません。国民的な議論が求められます。

今年も厳しい年になりそうですが、明るい展望もあります。全員が力を合わせ、このコロナに打ち勝たなければいけません。本当に良くなる時まで、後少しの辛抱だと思い、希望と夢を持って前向きに進みたいと思います。

原点回帰の年

2022年1月17日 月曜日

今年の2022年度(2月4日以降から)は五黄土星寅年にあたっています。

五黄土星は「大極(中心)の位置にあり節目・始動・終息・混迷・混乱・腐敗・崩壊・破壊・新生・争動・革命・戦争・騒乱・下落・変動・政変など」の象意があります。

丁度27年前(気学9年×3周期)・1995年(六白金星戌年)1月(三碧木星丑月)17日(九紫火星申日)の今日、死者6434人の阪神淡路大震災が起こりました。被災者のご冥福をお祈りいたします。

一昨日の1月15日には南太平洋の諸島であるトンガで海底火山の噴火があり、日本にも大きな潮位の影響がありました。鹿児島のトカラ列島が心配です。

六白金星年(1月)から五黄土星年(2月以降)の年の変わり目や24節気の変わり目には過去多くの災害がおこっています。

現在では、世界は新型コロナウイルスが発生して早2年が経過しました。そして今年に入り、変異株のオミクロン株が急激に世界で猛威を振るい感染者の数は倍々ゲームのような数値になっています。

時代の変革期を迎え、非常に難しい社会環境・国と国との交流・経済の回復・地球温暖化(自然との共存共栄)と言う課題は人類が乗り越えなければならないものです。また多くの企業が今、先行きが見えない、読めない時代で、かつてない苦境に陥っています。

こうした背景から今年は五黄土星の特長でもある「原点回帰」の年と考えております。原点回帰とは物事の出発点に帰ること。基本に戻ることです。

「これからもこれで行こう」「もう少し改善の余地がある」「このままでは継続は難しい」等々各団体でも各個人でもいろいろな計画や反省があるでしょうが、

今年は思い切ってある意味では考え方を変えて(考えが変われば行動は変わります)すべての見直しをして出発点に帰ること。基本に戻ることです。

時代が求めるものは何なのか、どう乗り越えるのかは、それこそまずは原点回帰が最も良い策ではないでしょうか。冷静に過去を振り返り、観察力を養い、先人に学ぶ事も重要です。

今を生き抜くだけでなく、未来を生き抜くために、やらなければならないのです。このようにそれぞれの未来を実現するためにも、今必要な事は「原点回帰」なのです。

オミクロン株の猛威

2022年1月9日 日曜日

世界は2019年から始まった新型コロナウイルスで大変な状況です。

日本においても年明けからオミクロン株の猛威で感染者が急増しています。

アルファ株・ベータ株・ガンマ株・デルタ株・オミクロン株と次から次へと変貌をとげています。なかなか収束の気配はなく、人々の不安は増すばかりです。

過去のいろいろな感染症について列記します。

スペイン風邪(1918年から1920年)

スペイン風邪の1回目の流行は1918年8月下旬から9月上旬より始まり,10月上旬には全国に蔓延した. 流行の拡大は急速で,11月には患者数,死亡者数とも最大に達した. 2回目の流行は1919年(九紫火星年)10月下旬から始まり,1920年1月末が流行のピークと考えられ,いずれの時も大規模流行の期間は概ねピークの前後4週程度であった.世界の死者数は約5000万人と推計される。現在の新型コロナは500万超えですので、スペイン風邪は10倍で大変な状態でした。

インフルエンザ

2017〜2018年の冬のシーズンの新型インフルエンザが流行し、米国では約8万人が亡くなった。1957〜1958年のアジア・インフルエンザはA/H2N2亜型、1968〜1969年の香港インフルエンザはA/H3N2亜型となっている。

SARS重症急性呼吸器症候群(2002年から2003年)

SARSコロナウイルスによる全身性の感染症で、2002年11月16日に、中国南部の広東省で非定型性肺炎の患者が報告されたのに端を発し、北半球のインド以東のアジアやカナダを中心に感染拡大、2003年3月12日にWHOから「グローバルアラート」が出され、同年7月5日に終息宣言が出されるまで、32の地域と国にわたり8000人を超える症例が報告されました。

MERS中東呼吸器症候群(2012年から~継続中)

2012年に初めて報告された新しい種類のコロナウイルスによる感染症です。
中東地域に居住または渡航歴のある者、あるいはMERS患者との接触歴のある者からの患者発生が継続的に報告されています。

新型コロナウイルス(2019年から~継続中)

いつの時代にも感染は起こっています。人類は様々な困難を乗り越えてきています。

参考ブログ 祇園祭りhttps://www.hiroro.jp/blog/?p=1324

日本においても、京都祇園祭は869年(貞観11年)流行性感冒が猛威を振るい死亡者が相次いだので祇園社(八坂神社)御霊会は病魔を退散させようと国家的行事として行われる事になりました。今の祇園祭の始まりであります。

過去の実例を見ると、収束まで2年から3年はかかるようです。2019年から発生した新型コロナウイルスも今年が3年目です。何とか今年中に収束してくれることを願うと共に、世界中がひとつになり、コロナと戦う事です。

新年のご挨拶

2022年1月1日 土曜日

新年あけましておめでとうございます。

皆様におかれましては新春を清々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。

今年も皆様のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。