2015年11月 のアーカイブ

一流企業に於ける着服・横領事件

2015年11月21日 土曜日

今年も一流企業に於ける着服・横領事件が多発しています。

一部を挙げても・・・
サッポロ元社員1億円超横領事件

3億円横領か 元経理の女逮捕事件

北越紀州子会社で着服 24億円事件

三菱UFJ元行員 1億円着服事件

三菱電社員ら4.6億円着服事件

ニッスイ元社員 1.5億円着服事件

ヤナセ元役員2億円不正流用事件

東レ 2億円着服の社員を解雇事件

みずほ行員「 巨額詐欺」事件

新潟さくらの街信用組合約2億8千万円着服事件

長野県小諸市簡易郵便局局長が顧客から約8億9千万円詐取事件

等々が起こっています。

ここではみずほ銀行本店の巨額詐欺事件について検証します。
みずほ銀行と言う大看板と現役行員の立場を利用し、約1億500万円をだまし取ったとして、詐欺罪で起訴された元みずほ銀行審査役・及川幹雄被告人(1963年生まれの本命一白水星卯年)の第1回公判は今年の5月27日に行われた。若くして支店長に昇格した銀行員だったのに転落人生に墜ちた。

1987年4月(四緑木星卯年・盛運期1年目)に第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行。良い時期の就職でした。その為、支店長まで昇った。

1994年(六白金星戌年。衰運期4年目)に結婚した。悪い時期の結婚でした、結果として離婚する。

同僚・部下と飲食を繰り返すうち、カードローンで借金をするようになった。また及川幹雄被告人は2004年7月(五黄土星申年・本人厄年)、知人から1500万円を借り、最終的に複数の知人から合計で億を超える借金ができたという。ここから転落人生となります。(衰運期5年目で北方位に廻座し厄年が強く顕現しました)

及川幹雄被告人は2011年5月20日、(七赤金星年卯年で運気は衰運期3年目)当時のみずほ銀行本店2階応接室で、40歳代の男性医師にウソの投資話を持ちかけた。

同年5月25日六本木にあるクリニックの院長室で5000万円の現金を受け取った。その後、2012年6月30日までの間に、3回にわたって同様の話を持ちかけ、合計4回で計1億500万円を受け取った。(衰運期3年目は東北方位に廻座し、変化のある年でどんどん深みにはまっていった)

及川幹雄被告人は2012年7月(六白金星辰年。衰運期4年目)に資金がショートして返済不能に。同年8月に会社に出勤しなくなり、同年9月に懲戒解雇された。住んでいたマンションも借金の形にとられ、妻とも離婚。現在は住所不定・無職だという。(衰運期4年目の南方位廻座で警察沙汰・裁判沙汰になり離反離別のある年です)

一流大学を出て一流企業に就職したにも係らずこのような事件を犯す原因は人によってそれぞれあるでしょうが、やはり多いのは「お金と異性関係」です。人生に於いては「金と女(男)」が事件に係ってきます。

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介護保険制度問題

2015年11月11日 水曜日

介護施設での職員による暴力や虐待が大きな問題となっています。

総務省の予測では、人口の高齢化率(65歳以上)は2010年の23%から2060年には39・3%に達し、高齢化は一段と進行する。
こうした中、政府は介護・医療施設の拡充に向け、成長戦略の中で介護施設や高齢者住宅などを投資対象とするヘルスケアリートの推進を挙げている。しかし現状は一向に改善されずに施設は足らない状況であるのです。

あの居酒屋大手のワタミが、主力の居酒屋事業で客離れが進み、2015年3月期決算で連結税引き後利益が126億円の赤字になるなど経営不振に陥っている。そこでワタミは、損害保険大手の損保ジャパン日本興亜ホールディングスに介護事業を売却する事になった。ワタミの介護事業は、首都圏を中心に100を超える有料老人ホームを運営しているほか、デイサービスなども手がけている。

介護施設運営に於いて、思い出すのは「時代の寵児」と言われたグッドウィル・グループ会長の折口雅博氏(昭和36年6月11日生まれ(本命三碧木星丑年・月命一白水星午月生まれ)であります。

平成12年(九紫火星辰年)4月(三碧木星辰月)の介護保険制度が導入された時であります。介護ビジネスの最大手であったコムスンのグッドウィル・グループが様々な不正により総撤退する事になった事件です。

折口氏は防衛大学卒業後、商社員だった1991年(平成3年・九紫火星未年)に東京芝浦の倉庫を転用し、大型ディスコ「ジュリアナ東京」をプロジュースし、空前のディスコブームを起こします。この年の折口氏の本命三碧木星は艮方位(東北方位・表鬼門)廻座しており衰運期3年目の凶年であります。

そして1995年(平成7年・五黄土星亥年)に人材派遣会社「グッドウィル・グループ」を創立します。

一方のコムスンは昭和63年(三碧木星辰年)に福岡県で病院事務長らが設立します。訪問介護と言う言葉のない時で、社員の多くは福祉を良くしたいと言う理想に燃えていたと言います。グッドウィル・グループがコムスンに資本参加したのが、平成9年(三碧木星丑年)でコムスン設立10年目でした。(折口氏中宮位廻座)

その後グッドウィル・グループが平成11年(一白水星卯年)には子会社化し、自ら社長に就任(本命の三碧木星は西廻座)した。折口会長は同時期に「介護は絶対に儲かります」と断言しておりました。そして平成12年(九紫火星辰年)4月(三碧木星辰月)の介護保険制度が導入されて始動します。

その意図はまず「介護は儲かる」と言う理念からの出発であります。当時の村上世彰氏(元村上ファンド代表)が「儲ける事が悪いんですか」と世間に投げかけた姿勢と相通じる要因であります。

大型ディスコ以来10年目(平成12年・九紫火星辰年)の年であり運気東北方位衰運期3年目の拡大行動・新規事業着手は3年から7年目にかけて破綻する(東北方位鬼門現象顕現)と言う周期因果が発生し、衰運期時に東北方位・北方位本命廻座での拡大行動や新規事業着手は「逆運」現象となり、盛運期で不運要因が顕現する要因となり、頓挫・破綻・衰退の状態を現出する7年内の発生要因の因果です。

折口会長の運気要因で判断すると、「介護保険制度導入と言う国の制度開始年が丁度本命星が東北方位に廻座した年であったと言う事であり「めぐり合わせ」の悪い凶時期に当たってしまったのは10年前の年の悪因の種が10年後に至り悪果に至る始動にめぐり合ってしまう因果があったと言うことになるのです。

ですから平成12年4月以降に努力し育成し発展し成長して来た事業も平成19年6月において東北方位7年目の凶現の発生を生じる動向が起きるに至ったのです。ディスコから介護へ思いのままに事業を拡大させ「時代の寵児」は醜態をさらけ出すと言う事態となり、介護事業からの総撤退と言うことになり、その社会的責任は大きなものとなってしまったのであります。

超高齢化社会を迎え、不足する介護施設への参入は大変ありがたい事ですが、運営や費用やその現場で働く介護士のモラルを強化し「お年寄り」に親切なやさしい介護サービスを願わずにはおれません。

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マンション傾斜不正事件

2015年11月1日 日曜日

今年は日本を代表する大手企業の不正が相次いでいます。

東芝の不正会計事件・東洋ゴム工業の免震不正事件そして今回の業界最大手、三井不動産レジデンシャル、元請け施工が三井住友建設、下請けが日立ハイテクノロジーズ、杭打ち工事を行った孫請けが旭化成建材で販売したマンションが傾く事件(杭打ち不正事件・旭化成建材請負)である。

日本の企業のコンプライアンスが問われる事態に発展している。なんと3040棟にも及ぶ検査が必要との事です。現在、調査は続いています。横浜市都筑区の大型マンションが傾いた問題で、偽装された杭のデータは、建築時の検査をすり抜けていた。

皆さんはあの姉歯事件(千葉県の建築士姉歯秀次)を覚えておられるでしょうか。

2005年(四緑木星酉年)11月に国土交通省が地震に対する安全性の計算を記した構造計算書を偽造した事件を公表しました。すなわち耐震偽装事件です。そして2006年(三碧木星戌年)に本格的な調査へと入ります。

当時の国会での耐震偽装事件の証人喚問においても責任転換の答弁ばかりで、しっかり責任を自覚していない状況だったのです。企業は粉飾し、業者は偽装し、そして国民は物の豊かさに満足し、拝金主義を第一として考えるようになりました。

気学における下元期の状況が作り出す周期の「下克上・実力主義・弱肉強食・感性」が主体となる時代等々が続く情勢であります。耐震偽装問題も、住民の多くがこうした下元期要因を考えず、ただ利便性のみを追求した結果購入し被害を受けた訳です。日本が地震大国であることは誰もが自覚しています。そこに「なぜ」と言う自立するための疑問を選択の項目に入れないのかと言うことです。(素人眼には無理な判断かもしれませんが・・)

奇しくも今回の三井不動産レジデンシャルの孫請けの旭化成建材の杭打ち不正事件も昨年の2014年(四緑木星午年)から問題になり2015年(三碧木星未年)の10月に気学の1周期(前回の姉歯事件から9年周期)で公になりました。三碧木星の事象(地震・耐震)がまた顕現したのです。

事件が繰り返される度に購入者や業者は「あの姉歯事件から何を学び、何を学習したのか」と思います。

この価格で、この広さで、この利便性でと言う物件に対する購入の魅力の中に、なぜ安いのか・安全に対する思考が働く筈です。それと不安定・混乱要因の状況の中で、また終身雇用の崩壊した状況で、ローンと言う借金を30数年に亘り返済する事を行う事に対しての時代の認識の甘さがあります。付けの反動が来る事は目に見えて判明します。

その為にも一生に一度の大きな買い物です。念には念を入れて物件を探しましょう。

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