2025年度は「乙巳(きのとみ)二黒土星年」の年にあたります。(2025年2月3日から2026年2月3日までの期間です。)
上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。
中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。
下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(令和で言うなら25年)癸亥二黒土星年までの60年間です。その下元期60年間の中の42年目にあたりますのが今年の2025年「乙巳二黒土星年」です。
十干(じっかん)とは「天であり」天象の精神 であります。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵を言います。十干の「乙(きのと)」とは第2番目にあたります。乙は若芽が種子から伸びる。新しい動向の時です。
十二支は「地であり」四季の形象で「人の身体」でもあります。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥であります。十二支の巳(み)は第6番目にあたり方位は東南方位の位置にあたります。巳年は夏の始まりで運気の上昇の上限であります。
九星は「人であり」人の気質行動であります。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。九星では二黒土星は「働く・労働・育てる・大地・柔順・大衆・古い・補佐・農夫・下がる・無・母・番頭・休止」などの事象があります。
二黒土星年は過去において歴史が大きく変わる出来事が起こっています。
日本では年号が変わった年は二黒土星年です。昭和元年(1926年・丙寅二黒土星年)・平成元年(1989年・己巳二黒土星年)です。
昨年の政治は「お金と政治」すなわち裏金問題が大きく取り上げられました。新首相に就任した石破茂はすぐに衆議院解散の選挙に突入しました。結果は惨敗で、自公で過半数を割る結果になりました。
未だに安倍政治を継承するとか選挙応援に安倍昭恵が登場するなど、もっての他です。まだまだ残党がいますので、政治の運営は難しいです。
このような惨敗でも何とか首相を維持する(政権交代をしない石破)方向で、少数与党で続けています。石破さんでは首相は務まりません。国民は不幸です。
今年の政治は参議院選挙もあり、場合によっては衆参同時選挙も考えらえます。与党は自公で過半数以上を目指します。選挙結果で政府はどう対処するのか、どう言う方向に持って行くのか決まります。しかし難しい局面にあたります。
政治の立て直し・経済の立て直し、働き方改革(103万問題含む)・防衛費の増額等々、難題は山積しています。
二黒土星年の省庁の事象である厚生労働省・国土交通省にも注目です。
証券業界では十二支での景気判断は、「子は繁栄、丑はつまずき、寅は千里を走り、卯は跳ねる、辰・巳は天井で、午は尻下がり、未は辛抱、申・酉は騒ぐ、戌は笑い・亥は固まる」と言う格言があります。今年は巳年ですので天井です。
直近の平均株価と為替では
2016年末(二黒土星申年) 円が116円前後で株価は19114円
2017年末(一白水星酉年) 円が112円前後で株価は22764円
2018年末(九紫火星戌年) 円が109円前後で株価は20014円
2019年末(八白土星亥年) 円が108円前後で株価は23656円
2020年末(七赤金星子年) 円が103円前後で株価は27444円
2021年末(六白金星丑年) 円が115円前後で株価は28791円
2022年末(五黄土星寅年) 円が132円前後で株価は26094円
2023年末(四緑木星卯年) 円が141円前後で株価は33464円
2024年末(三碧木星辰年) 円が157円前後で株価は39894円
2025年末(二黒土星巳年) 果たして・・・
乙は若芽が種子から伸びる。新しい動向がります。巳年は運気の上昇の上限であります。巳の年は【豊満】資金充実・金利低落・有価証券暴騰・事業勃興・物価騰貴です。
大きな期待で株は上がる、景気は良くなると多くの人達は望んでいるでしょうが、株の乱高下も視野に入れる事です。大きな株の暴落の暗示もあります。
諸物価の高騰で庶民は大変です。このインフレはいつまで続くのか。政府に打つ手はあるのか、難題が山積で不安な要素が沢山ある今年です。
今までの人生で、今生存している人が過去に経験した事のない災害がある予測です。歴史を振り返れば二黒土星年(二黒土星の事象は大地)」は大きな天変地異が起こった年です。今年も「過去に経験のない」「史上最大」「何年に一度」等の言葉がニュースで聞く事になるでしょう。そして今年は更に火災に注意の年です。
気学教示の「人為乱れる時、天為乱れる」(政治が乱れた時に天災が起こる・また天災が起こった時には政治が乱れる意味です)が怖い年です。人間が予想する以上に地球は大変な状況に置かれています。
異常気象を起こす自然を無視した人間の欲望が大きな被害を起こします。その為、昨年同様に地震・噴火・台風・大洪水・寒波・積雪・津波・竜巻等、天変地異が世界中で多く起こります。
2025年度の地震は1月・3月・4月・5月・8月・9月・10月・12月
噴火は2月・5月・8月が要注意月となります。
特に今年は大きな天変地異が起こるかもしれませんので、ここ最近では一番注意のいる年です。1944年(二黒土星申年)12月7日に南海トラフ地震が発生しています。三重県や愛知県に大きな被害がでました。この年も二黒土星申年でした。日頃からの備えが必要です。「時代の相は変化していきますが、無形の想はくり返されていく要因であり」周期を現出します。世界中が経済の為に自然を無視した行動をとればこの世は終わりです。
今年は二黒土星巳年で、五黄土星が東北方位に廻座し、八白土星が南西方位の暗剣殺です。激突・崩壊・爆破・暴動・自然災害が起こる暗示のある年です。
今年も同盟国のアメリカに頼る事になるでしょう。ロシア・中国・韓国・北朝鮮と隣国の問題も山積しています。ロシアのウクライナ問題は長期化しております。ここで良いも悪いもアメリカ大統領に就任したトランプ氏はカリスマ性や実行力でどこまで入りこんで止めてくれるのか、期待もあります。
アメリカと言う国も、今年は最大の注意が必要です。今年は十二支で「巳」年です。そうなんです、この巳年にアメリカは大きな事故・事件が起こっているのです。あの貿易センターに飛行機が突っ込んだテロ事件(2001年・八白土星巳年)もこの巳年です。また大統領選で勝利したトランプの独り舞台になりかねない政治運営です。
誰もがハリス大統領候補との接戦となると報道したアメリカ大統領選挙は、予想を破り、圧勝したトランプ大統領の動きに世界は注視します。(何故、記者は予想できないのでしょう、どんな仕事をしているのでしょうか。木村太郎氏だけはテレビでトランプの圧勝と言い切っていた)
雇用状況が改善し、個人消費も堅調なアメリカ経済で今年も経済成長が見込まれていますが、その一方で、不法移民大量送還問題は大きな問題になります。
また諸外国に対する関税の大幅なUPは世界の経済地図が変わります。
貧富の格差は拡大(特に白人と黒人・ヒスパニックとの格差が一段と顕著になっています。)を続けております。
そしてアメリカに経済の還流する動きが加速して、さらにドル高が進む可能性もあるという見方もあります。その逆もあります。
ロシアの過去の事象は明治37年2月10日に日露戦争が勃発。三国干渉より10年目の年にあたり露国は暗剣殺方位でありました。日露戦争に一応勝利した日本ですが、明治43年(九紫火星戌年)より日韓併合となり、大陸への侵略に至ります。そして中国では革命運動が盛んになっていきます。
大正3年8月・五黄土星寅年に第一次世界大戦が勃発。露国では大正6年(二黒土星巳年)11月(五黄土星亥月)にレーニンによる革命が起きます。富国強兵の世界烈強の支配から共産主義の台頭へと変革して行くのであります。歴史の事象には一定の周期があります。
この時期台頭したレーニンの共産主義も36年後の昭和28年(二黒土星巳年)にスターリンが死去して、そのまた36年後の平成元年(二黒土星巳年)に崩壊に至る道筋が生じてきております。
大正6年(二黒土星巳年)3月に2月革命(ロシア暦)が起こる(ニコライ二世退位)11月に10月革命(レーニン・ソ連政府樹立する)昭和28年3月スターリン死去(二黒土星巳年)
平成元年(二黒土星巳年)共産党崩壊し始める。
ロシアは二黒土星巳年を基点として国としての周期があります。九星・十二支の36周期が国の興隆衰退の分岐点を発生しています。それだけに二黒土星の今年はロシアの動きからは目が離せないです。
中国は、人件費の安さを武器に「世界の工場」として急成長。2000年代には人民元安も対米輸出の急増に拍車をかけた。最近の中国経済は減速を強める。
特に不動産業は最悪の状況で中国経済に大きな打撃を与えています。
特にここに来て、習近平政治に対する不満の爆発か、若者中心に無差別の殺傷事件が多発しています。今年は不気味な様相を呈しています。
中国の本音と建て前が見え隠れする報道はどこまで信用をして良いものか。
排他水域の問題・南シナ海の領有権問題の実行支配とやりたい放題である。日本の外交の弱い状況が北方四島(ロシア外交)・竹島(韓国外交)・尖閣諸島(中国外交)と3ヶ国は実行支配を強めています。外交の下手な交渉力・駆け引きの出来ない日本の現在の状況です。この問題は先に先に延ばして来た事が今になって顕現しているのです。いろいろな面で中国は世界から敬遠される国になっています。
韓国は大変な状況です。12月3日深夜の演説で、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は非常戒厳を宣布すると発表した。これにより国会は混乱に陥り、民主主義に対する韓国の真剣度が試されることになった。何故、このような宣言をしたのか、尹錫悦大統領が血迷ったのか、正気とは思えない暴走宣言でした。
だが発表から24時間もたたないうちに、尹氏は政治家として瀬戸際に追い込まれた。街中で抗議行動が起き、このように混乱する韓国です。なかなか今の悪い状況から抜け出せないです。
見た目や感じ方では裕福な国・美容の国・グルメの国・ファッションの国・K-popの国等で良い方に捉えられていますが、実情は経済・就職・将来性・少子化問題等すべてで悪いのが今の韓国です。
北朝鮮では金正恩体制の動向が今もなかなか読めない状況です。中国との関係が悪化し今は頼みのロシアに接近です。ウクライナ戦争に加担し、兵隊をロシアに送り込んで外貨を稼いでる状況です。孤立する北朝鮮は更に核開発を拡大して行きます。
今最も怖いのは闇バイトからの強盗・殺人事件です。関東方面では頻発して大変な警戒を必要としています。簡単にお金が手に入ると言う安易な判断で若者が一生を悔やむ事にのめりこんでいます。警察も全力を挙げて取り組んで頂いていますが、解決はまだまだ先です。本当に物騒な世の中で怖いです。
子供の行方不明・誘拐・虐待からの事件が相次いだ昨年ですが引き続き注意が必要です。また親子間や身内の事件も多発しています。
今年は大阪で万博が開催されます。1970年以来の日本での開催です。外国人を含む多くの人で賑わうでしょう。それだけに最大の警備をお願いします。
昨年の外国人観光客は約3500万人突破で今年も更に増えるでしょう。
幾度となく忠告して来ました。日本は観光国で生きて行く時代に入りました。ものつくり日本は終わりました。GNPも世界の第2位と言われた時代から、今ではインドにも抜かれる状況で4位です。さらに加速し落ちていきます。
今までの日本の姿をいつまでも追っかけていてはいけません。事実を受け止め方向転換する時であります。
「吉凶叫える縄のごとし」であり、過去の要因が警報を鳴らしております。同じ過ちを起こさない為にも、歴史も見つめ希望と夢を持って何があっても人は生きている限り前向きに進まなければいけません。