2012年5月 のアーカイブ

家相について

2012年5月21日 月曜日

家相が住居している人の運命・運勢を左右し、又家相にはその家に住居している人の健康面から思想面に至ることまで影響を与えて来ます。

家族が円満で生活しているか、どうかにまで係わり合いが生じて来る訳であります。「家相は思想なり」と言って、その住居する人の考え方や行動面に至るまで影響されて来るのであります。

家相は結果として運勢・健康面・行動面・営業商売面・対人関係まで顕現して来る訳であります。

家相に於いての定位に於いて、方位上に家族構成の定位があり、中国易学の「乾坤六子の説」より構成され、日本風土に応用されて来た教学であります。

乾(北西方位)を主人(父)として司り、坤(南西方位)を妻(母)として司る。三人の男子・三人の女子の方位を決定(父と母と三人の男子と三人の女子で8名の八方位)してこの「乾坤六子の説」の理法を基本として、そこに住居する家族の構成を与えて吉凶禍福等が生じて来ることになります。

新居に入居してから5年経過してから家の相の影響による吉凶が生じますが、それまでの間は方位による作用の吉凶があります。方位と家相は重複しながら顕現するのです。

「凶方位は年盤を犯せば60年間、月盤を犯せば60ヶ月間(5年間)、日盤を犯せば60日間(2ヶ月間)その災いは付きまといます」と言われております。

家相の影響の第一は生誕から60ヶ月(5年間)発育した家相状態、方位活用がその人に与える影響が初年運と青年期の状況に作用し現出して来ます。

次に家の改装や改造をすると、その改装や改造した方位によって凶作用の顕現を見る事になります。家相は人体であり、家族構成の思想であるのです。

ですから家相の恐ろしさは次代を担う幼児に一番強く顕現し、次に夫と妻と言う事になります。こうした基本的な考え方に立って家相が成り立っています。

家相の影響は最初からその家に住居していることが条件であり、中古住宅(60ヶ月以上経過した物件)を買い求めて住居した場合は、第一に顕現するは移転して来た方位作用が顕現します。中古住宅の影響が出始めるのは、前住宅の家相の要素が半減する10年以上の経過後となります。

家相学によってある家族に吉相を建築しても別な家族が住居してしまえば吉相にならないこともあり。家族構成が異なれば吉凶も異なるのです。

家相設計で大切な事は将来に至る家族構成も含めて建築すると言うことであります。一度建築すると増改築は家相上に於いては大凶となるからであります。

新築に建て替える時は必ず「気抜き」(取り壊してすぐに建築しない事)をする事です。自分の運気が新居建築や建て替えの時期に良いのか悪いのかを調べてから着手する事です。大切な項目は運気状態・方位・時期・家相・入居後の祐気とりです。

家の新築や改築に於いては、思い付きや安易なる改築を慎んで行く事であり、改築増築に於いては何がしかの影響がある事を知るべきであります。

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相次ぐ交通事故 

2012年5月11日 金曜日

連日、交通事故のニュースが報道されております。

4月12日の京都祇園の交通事故、23日の亀岡市の交通事故等々、そして4月29日午前4時40分ごろ、群馬県藤岡市岡之郷の関越自動車道上り線藤岡ジャンクション付近で、千葉県印西市のバス会社「陸援隊」が運営する針生エキスプレスのツアーバスが事故を起こしました。

乗員乗客46人が道路左の防音壁に衝突しバスは大破しました。乗客45人のうち7人(うち女性6人)が死亡、残る38人(他運転手1名)がけがをした大事故となりました。被害に遭遇された方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。

今年は六白金星辰年で、特に六白金星の事象である交通関係・電車関係には注意が必要ですと「2012年を占う(1月12日発行のブログ)で警鐘を鳴らしました。

また東南方位(年盤の五黄殺大凶殺方位)・北西方位(年盤の暗剣殺大凶殺方位・歳破大凶殺方位のダブル大凶殺方位)は特に気を付けて頂きたいと、またこの方位への旅行は避ける事ですと忠告致しました。

事故の起こった金沢から千葉へは東南方位で、千葉から金沢は北西方位に当たっています。まさに最悪の方位関係でありました。

交通事故の原因はいろいろあるでしょうが、大きな交通事故が起こった直後も、次から次へと大きな交通事故が起こっています。

気学の教示は原因の究明の尺度を自然界の法則を基盤として、危機管理を行うことに特色があります。

自然界のもたらす一定の周期(方位・運気・運勢)が、事故事象の発生にあるかを判断します。悪い事象や事故・事件であれば何が原因で発生したのかを調べます。

人生の危機はいつ如何なる時に遭遇するか判らないのが現実であり、そのために経験学・統計学・周期学・実証回顧・歴史回顧・真理や運命学等の学習が求められ、危機回避や災難・災害回避ということが強く求められるのです。

危機管理学は「転ばぬ先の杖」の信条を心して、これを基盤として一定の定義を構築し、大難を中難・小難そして無難へと導くための自己防衛であります。

人命を預かるバス事業・タクシー事業、運送業、航空業等は規制緩和により大変な弊害が出ていると言われております。過酷な勤務実態、値引き合戦、台数の増加、サービスの低下・安全問題等、これで人命を預かる事が出来るのか疑問が付きます。

国土交通省に於いても机上の空論ではなく、もっともっと現場を知る事や監査が十分であったかの問題がクローズアップされます。

何もかも規制緩和して来た事への反省が今、求められます。

規制緩和に適した業種、適さない業種がある筈です、まして人命を預かる業種こそ、国がきちっと管理や監査をしなければいけないのではないでしょうか。

いよいよ航空業界も値引き合戦の幕が開かれます。くれぐれも事故の無いように願うばかりです。

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森羅万象と五行説

2012年5月1日 火曜日

東洋の思想の根元に、陰陽道・三才観・五行説の三大要素があります。

今回は五行説について解説致します。

五行説とは自然界の森羅万象は、ことごとく五行により関連づけられております。大宇宙の自然界に五行のはたらきがあり、人間の体や思考や行動にも五行のはたらきがあり、人間は小宇宙と言われるところです。

自然界の働きを五つの要因として考え分類している訳で、自然界の大宇宙に対する五要素の働きの分類。人間自身の身体の小宇宙に対する五要素の働きの分類。そして人間を取り巻く社会機構に対する五要素の働きの分類とあります。

発電する要因も、風力(木性)・火力(火性)・地熱(土性)・原子力(金性)・水力(水性)と五つの要因に分かれるごとく、自然界の働きが恩恵をもたらす反面、台風(木性)・火災(火性)・地異地震(土性)・天変(金性)・豪雨(水性)のように恐怖をもたらす面のあることが、自然の法則の一面であります。

自然界における五行(木・火・土・金・水)の分類・流れは下記のようになります。

相性の良い関係は木星→火星→土星→金星→水星となります。

木は火を生じます(木が燃えると火が生じる)
木の象意・・・酸素・気流・電子・風・雷・エネルギー・噴火・電波・地震・電気等

火は土を生じます(火の燃えた後は灰が残る)
火の象意・・・水素・虹・空・熱気・雷光・暑気・星光・陽気・月光・太陽等

土は金を生じます(鉱物は土の中から産出する)
土の象意・・・炭素・曇天・変化・枯衰・腐敗・老化現象・地異・津波・台風・洪水等

金は水を生じます(鉱脈から地下水が出る)
金の象意・・・窒素・原質大気・天変・一過・素材・原形・冷却の気・青天等

水は木を生じます(水分により植物が育つ)
水の象意・・・塩素・水蒸気・水・気・水滴・雪・氷塊・川・海・雨・霧等

相性の悪い相尅は木星→土星→水星→火星→金星となります。
木は土を尅します。(木の根は土を圧迫する)
土は水を尅します。(土は水の流れを止める)
水は火を尅します。(水は火を消す)
火は金を尅します。(火は金属を溶かす)
金は木を尅します。(刃物で木を切り倒す)

自然界の相性(良い)・相尅(悪い)の意義は以上の循環の法則にて運行されております。

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