3度目の緊急事態宣言(東京・大阪・兵庫・京都)も効果なく5月11日終了を5月31日までの延長となりました。また愛知県・福岡県も追加されました。
目標のない、出口の見えない、収束しない事に、いつまで国民に辛抱せよという事ですか。これではワクチンがすべての国民が打ち終わるまで、この情けない状況は続くということでしょうか。
このような状態になっているのも、すべては政府の判断ミスと決断のなさです。
上手く感染者が減ってきていた時期に、旅行業・飲食業・ホテル業の支援対策に乗り出して評価を得ようとしたが時期が早かった。今になって人の流れを重視するようになった。
口では政府分科会や関連関係の意見を参考に判断すると言うがまったく聞く耳を持たないで判断をしている。尾身会長も呆れている。形だけの分科会かと思われても仕方ない。
この厳しい状況の中でもオリンピック・パラリンピックは開催すると言い切る。世界中でも反対する意見が多い中で、まして現在はインドでは危機的状況である。こんな時に開催して何が良いのか疑問です。IOCの為のオリンピックですか。今日も日本のどこかで聖火リレーが行われています。本当に嘆かわしいです。
「国民の生命と財産は守る」と首相は言いますが、生命もコロナで亡くなる人も、コロナ対策で通常の手術や治療ができなくて死んでいる人が沢山います。病院がコロナ優先で一般の患者を後回しにしている現状です。また多くの人たちが国の政策に振り回され、閉店・廃業・解雇・売り上げ減少等で、借金で財産を失くしています。
昨年の1月に中国でコロナが発生した時に、「すぐに収まるだろう」と軽く判断したことと、ワクチンの手配が遅れた事が、今日の多くの人々が苦しむ
結果につながっている。なぜ世界で一番遅いワクチン確保しかできなかった
のか、政府の戦略も戦術も対応が不十分です。すべて後手後手の政策や判断や決断です。これでは収束しません。
声高らかに今回も申し上げたい。就任以来このブログで何回も指摘しました。「菅さんあなたは首相の器ではない」と。菅首相ではこの国の国民は不幸です。
10年前の福島原発事故の首相は民主党の菅直人(かんなおと)で今回のコロナでは菅義偉(すがよしひで)同じ「菅」と書いて読み方は「かん」「すが」です
何か共通点があるような感じです。二人ともに国民からの信頼もなく短期政治生命で終わるでしょう。
一日も早く、前の生活に戻りたい。普通の生活がしたい。これが国民の願いです。