2021年5月 のアーカイブ

発動への気

2021年5月18日 火曜日

人間の形成においての三才観は「精神」と「こころ(身体)」と「行動(行為)」であります。

精神とは人間の本来持っている本能的なるものであり、活力も含まれます。

こころとは精神を取りまく外的要因であり、分かり易く言えば・・

光・・精神であり、活力であり

明・・こころであり、勢いであります。

光は絶えることなく送り続けるエネルギーであり、明かりは時として外圧によって左右されることがあります。

精神は不変なる生命のエネルギーであり、生きる上での生命力であり気力であり不変であります。こころは変わります。外的要因で変わります。

精神で起因して、こころを動かし行動となって行きます。人を好きになると言う精神が起因してこころを動かし行動となるのです。

気学では「祐気とり」の実践をすると精神に「祐気」が生じこころから引力が生じよき出会いめぐり合いと言う行動が生じて来ます。

悪い気を用いれば「剋気」が精神に起因し悪心を生じて悪い行動へと行ってしまいます。

気学は精神・こころ・行動に働きかける活力源であり、「発動への気」の取得です。

緊急事態宣言を延長へ

2021年5月8日 土曜日

3度目の緊急事態宣言(東京・大阪・兵庫・京都)も効果なく5月11日終了を5月31日までの延長となりました。また愛知県・福岡県も追加されました。

目標のない、出口の見えない、収束しない事に、いつまで国民に辛抱せよという事ですか。これではワクチンがすべての国民が打ち終わるまで、この情けない状況は続くということでしょうか。

このような状態になっているのも、すべては政府の判断ミスと決断のなさです。

  • Gotoキャンペーンをやった。

上手く感染者が減ってきていた時期に、旅行業・飲食業・ホテル業の支援対策に乗り出して評価を得ようとしたが時期が早かった。今になって人の流れを重視するようになった。

  • 政府分科会会長の尾身茂さんの意見を聞かない。

口では政府分科会や関連関係の意見を参考に判断すると言うがまったく聞く耳を持たないで判断をしている。尾身会長も呆れている。形だけの分科会かと思われても仕方ない。

  • オリンピックを優先した政策。

この厳しい状況の中でもオリンピック・パラリンピックは開催すると言い切る。世界中でも反対する意見が多い中で、まして現在はインドでは危機的状況である。こんな時に開催して何が良いのか疑問です。IOCの為のオリンピックですか。今日も日本のどこかで聖火リレーが行われています。本当に嘆かわしいです。

  • 経済を優先の政策。

「国民の生命と財産は守る」と首相は言いますが、生命もコロナで亡くなる人も、コロナ対策で通常の手術や治療ができなくて死んでいる人が沢山います。病院がコロナ優先で一般の患者を後回しにしている現状です。また多くの人たちが国の政策に振り回され、閉店・廃業・解雇・売り上げ減少等で、借金で財産を失くしています。

  • ワクチンが遅れる。

昨年の1月に中国でコロナが発生した時に、「すぐに収まるだろう」と軽く判断したことと、ワクチンの手配が遅れた事が、今日の多くの人々が苦しむ

結果につながっている。なぜ世界で一番遅いワクチン確保しかできなかった

のか、政府の戦略も戦術も対応が不十分です。すべて後手後手の政策や判断や決断です。これでは収束しません。

声高らかに今回も申し上げたい。就任以来このブログで何回も指摘しました。「菅さんあなたは首相の器ではない」と。菅首相ではこの国の国民は不幸です。

10年前の福島原発事故の首相は民主党の菅直人(かんなおと)で今回のコロナでは菅義偉(すがよしひで)同じ「菅」と書いて読み方は「かん」「すが」です

何か共通点があるような感じです。二人ともに国民からの信頼もなく短期政治生命で終わるでしょう。

一日も早く、前の生活に戻りたい。普通の生活がしたい。これが国民の願いです。

こころの貧乏

2021年5月1日 土曜日

人生は山あり谷ありです。長い人生にはいろいろな事が起きます。波乱万丈の人生や順風満帆な人生もあるでしょう。

現在、新型コロナウイルスの影響で大変な事態になっている人も多いと思います。会社の存続・解雇・閉店・倒産・資金繰り・見通し等々・・復活に向かって頑張っている人がいます。こんな時は、私は「こころの貧乏だけはするな!」と言う言葉を捧げたいと思います。

上手く行かない時に人間は悪い事を考えたり、ヤケになったり、自分を取り巻く廻りが悪いように錯覚します。一番キツイ時と言うのはお金がない時かもしれません。心がすさんでいく状態です。そうなれば悪いことを考えたり、悪い行動をするようになります。

その時に、お金が欲しい。儲けたいと思うのは自然な事ですが、人生とはこのような状況の時に落とし穴があり、その落とし穴にはまるのです。このような状態を「こころの貧乏」と言います。

「お金の貧乏はしても良い」と言う教えは、仕事での失敗や会社の倒産やお金のない時があります。貧乏で大変な時が人生にはあります。

良く聞く話で、今は成功している人の話です。家は貧乏だったので「親を楽にしたい」「家を建てたい」「成功したい」等の目標を持ちがんばったのです。

お金は仕事をすれば入って来ます。余裕はないかも知れませんが最低限、食べていく事は出来るし、将来に対して希望や夢があります。

しかし「こころの貧乏」はどうする事も出来なくなります。頑張る事が出来ない、前向きになれない、常にネガティブ思考です。この「こころの貧乏」を治すことが「お金の貧乏」から脱出する方法なのです。

これからも如何なる時も、「こころの貧乏」にだけならないように生きて行きたいです。