2010年9月 のアーカイブ

菅直人改造内閣が発足

2010年9月21日 火曜日

9月14日民主党代表選挙で菅直人氏が721対491で小沢一郎氏に勝ち再選(首相)されました。衰運期1年目(誕生日の10月10日まで盛運期の運がある)の菅直人氏と衰運期5年目(厄年)の小沢一郎氏の戦いは運気上からも菅直人氏の勝ちである。そして17日菅直人改造内閣がスタートしました。

菅直人改造内閣の人事

総理大臣       菅 直人  1946年10月10日生まれ
         本命九紫火星戌年(衰運期1年目)

官房長官       仙谷 由人 1946年1月15日生まれ
         本命一白水星酉年(衰運期2年目)

総務大臣       片山 善博  1951年7月29日生まれ 
         本命四緑木星卯年(衰運期5年目厄年)

法務大臣       柳田 稔   1954年11月6日生まれ
         本命一白水星午年(衰運期2年)

財務大臣       野田 佳彦  1957年 5月 20日生まれ
         本命七赤金星酉年(盛運期3年目)

文部科学大臣     高木 義明  1945年12月22日生まれ
         本命一白水星酉年(衰運期2年目)

厚生労働大臣     細川 律夫   1943年8月8日生まれ
         本命三碧木星未年(衰運期4年目)

農林水産大臣     鹿野 道彦   1942年1月24日生まれ
         本命五黄土星巳年(盛運期1年目・歳破を持つ)

国土交通大臣     馬淵 澄夫   1960年8月23日生まれ
         本命四緑木星子年(衰運期5年目厄年)

外務大臣       前原 誠司   1962年4月30日生まれ
         本命二黒土星寅年(衰運期3年目・暗剣殺を持つ)

環境大臣       松本 龍    1951年5月17日生まれ
         本命四緑木星卯年(衰運期5年目厄年)

防衛大臣       北沢 俊美   1938年3月6日生まれ
         本命八白土星寅年(盛運期4年目・中宮位廻座)

国家公安委員長    岡崎 トミ子  1944年2月10日生まれ
         本命二黒土星申年(衰運期3年目・暗剣殺を持つ)

金融・郵政改革担当  自見 庄三郎  1945年11月5日生まれ
         本命一白水星酉年(衰運期2年目) 

行政刷新担当     蓮舫     1967年11月28日生まれ
         本命六白金星未年(盛運期2年目)

国家戦略担当    玄葉 光一郎  1964年5月20日生まれ
         本命九紫火星辰年(衰運期1年目)

経済産業大臣    大畠 章宏   1947年10月5日生まれ
         本命八白土星亥年(盛運期4年目・中宮位廻座)

経済・財政担当   海江田 万里  1949年2月26日生まれ
         本命六白金星丑年(盛運期2年目) 

幹事長      岡田 克也   1953年7月14日生まれ
        本命二黒土星巳年 (衰運期3年目・暗剣殺を持つ)

内閣18名・幹事長1名の中で盛運期の人は(野田・蓮舫・海江田・鹿野氏)4名しかおりません。衰運期(中宮位2名を含む)の人が15名です。

運気上盛運期4年目(本命星が中宮位廻座)の人は北沢・大畠氏の2名です。

中宮位廻座は過去要因の「結実と開花」の生じる宮位で「天国か地獄か」の両極端な年であり、中宮位廻座で願望成就を果たす事は多くあります。しかし新規改革・拡張拡大行動は後々において凶現象となり、成就に至らないで中途で頓挫する事も多く顕現する要因があります。過去の努力や実績が結実したり、開花する状況であっても自ら新しい事柄や新規行動は頓挫すると言うことです。

衰運期5年目の本命星が北方位(厄年)に廻座する人は片山・馬淵・松本氏の3名もおります。北方位(厄年)で始動した事柄は気学上においてやがて不成就・不利益・不条理を招く。厄年に行動した軌道が歳月の流れの節目に生じます。気学では「時期」においても「方位」においても「初めての状況・動き」というものを重視します。着手・実施・始動等々を基準とします。すなわち「人の吉凶は動(スタート時)より生ず」の気学教示です。

また幹事長に就任した岡田氏・外務大臣に就任した前原氏・国家公安委員長の岡崎氏の今年は衰運期3年目で東北方位に本命星が廻座しております。変化・改革の年廻りですが暗剣殺(他動要因から問題が発生します)を持つ運気はこれからの大きな課題が山積する中で大変な苦労となります。(ねじれ国会・経済問題・円高・株安・デフレ経済・社会保障問題・普天間問題・中国・北朝鮮問題等)

菅直人首相との相性関係では特に仙谷・柳田・高木・自見氏の4名とは水(水星)と火・油(火星)の関係で非常に悪いです。

そんな中でも重要な要になる国家戦略担当の玄葉氏とは対沖の関係で相性関係は悪いです。菅直人改造内閣は運気状態の悪い人が多いので、前途多難な内閣です。

そして今回の改造内閣で原口一博氏(元総務大臣)と長妻昭氏(元厚生労働大臣)をはずした人事は民主党のみに係わらず今の日本の政治に大きなマイナス要因を残す事になるでしょう。しっかりとした政治を行わなければ、民主党政権は国民に否定されることになるでしょう。そして菅直人氏に失政があれば小沢一郎氏(1942年5月24日生まれ・本命四緑木星午年)の待望論が生まれる可能性があります。

また野党自民党においては新三役を発表しました。石原伸晃幹事長(1957年4月19日生まれ・本命七赤金星酉年・盛運期3年目)小池百合子総務会長(1952年7月15日生まれ・本命三碧木星辰年・衰運期4年目で名誉・名声のあがる年)再任の石破茂政調会長(1957年2月4日生まれ本命七赤金星酉年・盛運期3年目)です。当然野党は解散総選挙を求めてきます。国会での野党との激しい論戦が待っています。

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気学で見る「9・11事件」

2010年9月11日 土曜日

今日9月11日は忘れてはいけないあの事件から早9年(気学周期の1周期)です。

2001年(八白土星巳年)9月(四緑木星酉月)11日朝にニューヨークの世界貿易センタービルと米国防総省にハイジャックされた国内線民間航空機が突っ込むという同時多発テロ攻撃が起きました。

ニューヨークの世界貿易センタービル跡地(グランド・ゼロ)は復活を目指して現在も建設が行われています。

世界貿易センタービルの落成は1973年(九紫火星丑年)で、過去の1993年(七赤金星酉年)2月(八白土星寅月)26日にも世界貿易センタービルは死傷者1000人以上を出した爆破テロ事件がありました。アルカイダによる犯行でありました。

「9・11事件」の同時多発テロの発生を考えて見た時に、いくつかの周期の重なりが見えます。

米国の国相(2009年7月2日号「気学で見るアメリカ合衆国の国相と事象」を参照)から生じた一因、つまり「巳の方位」のマイナス要因(アメリカは東南方位が海である)から、巳の年には大きな事象事柄の発生する周期的要因があります。そして世界貿易センタービルが持つ吉凶禍福の要因です。

丑年(1973年の世界貿易センタービル完成)・
酉年(1993年の爆破テロ事件)
巳年(2001年の爆破テロ事件)
という三合の周期的要因です。

そして世の中の動向が「東西冷戦対立構造」が崩壊して、米国中心に世界中の主導要因が集中してしまった事等であります。

丑・巳・酉は三合にあたり「生・旺・墓」の軌道となります。(三合関係は子-辰-申・丑-巳-酉・寅-午―戌・卯―未―亥です。)

その為、現在建設中のグランド・ゼロの完成が2013年(巳年)にあたらないように2012年までには完成してもらいたいです。またこのグランド・ゼロの近くにモスク建設の話が出ております。重ねて2013年(巳年)の完成にならないように願わずにはおれません。

また日本人によるハイジャックテロ事件は過去にいくつか発生しております。

日航機よど号事件 
1970年(三碧木星戌年)3月(四緑木星卯月)31日発生。

日航機ボンベイ離陸後日本赤軍によるハイジャック
1977年(五黄土星巳年)9月(四緑木星酉月)28日発生。

ハイジャックテロ事件は「四緑木星の月」に比較的発生しています。今月が四緑木星の月にあたりますので注意が必要です。三碧木星事象に「若者・驚き事・爆発」等の事象があり、四緑木星の月には三碧木星が暗剣殺を持つ要因で事件が起き易い要因です。

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成功と幸福の違い

2010年9月1日 水曜日

自然界よりもたらせる祐気を授かることによって開運を果たす教示が「気学」であります。

「困った時の神頼み」と言いますが、物事の願望成就や成功結実には運(生成の気)だけでは成立と永続は果たせません。普段からの鈍(どん)(謙虚な心)に当る努力と根(育成の気)に当る要因があって成立します。

「運とは?」「鈍とは?」「根とは?」については後日改めて発表いたします。

運気が盛運期に入れば自分を取り巻く要素が活発に動き出します。しかし盛運期に入ったからと言って良い因果のみが動き出すだけでなく、悪い因果も動き出す訳です。ここに普段からの鈍の部分と根の部分の重要性があります。

盛運期に入っても鈍の努力を怠れば又根の部分の要因があれば、成就・発展を逃がすこともあり、普段からの「祐気とり」実践努力や普段の心掛けが盛運期に入って大きな差になります。

成功の姿は人によってみな異なってきます。ある人は大臣や社長になることが成功で、またある人は商売人になることが成功かも知れません。すなわち社会的な地位や名誉や財産は成功の基準とはなってこないのです。自分に与えられた天分に沿うか沿わないか、これが成功の基準となって来るのです。

人間はこの天分に生きることによって、はじめて真の幸福というものを味わうことが出来るのです。今までは社会的な地位や名誉や財産を得ることが、唯一の成功であると考えられて来ました。これさえ得れば良いというので、非常に無理な努力をして、自分の天分と言いますか天性というものを損なう場合が非常に多かったと思います。

つまり今までの成功観には幸福と言う事が無視されていたと思います。財を得、地位や名誉を得てもそれは必ずしも幸福とは程遠い事も生じます。孤独感・人間関係が旨くいかない等の事も起こります。

結局人間にとっての幸福とは成功がもたらす社会的有功さと言った利点からは得ることが出来ず自分の内心の満足度でしか得られないと言った状況へ現代社会は発展し成功・成就が必ず幸福に結びつかないことがはっきりとして来ました。

日本のみならず、世界中が21世紀に入り大きな変革期にあります。戦後の日本社会は工業立国として農業立国から転じて来ました。その為工業社会に都合の良い人材育成を成して来ました。

人と同じものを持ち、人と同じ条件を満していれば満足であると言う平等主義が国の方針として示され形通りの人間形成が育て上げられて来ました。そこには個々の持って生まれて来た個性や天分と言ったものは無視されて、無個性な均一的な人物教育が大量に行われて来ました。

そして人と異なる立場の人への反動が「いじめ」へと発展している一因があります。個性や天分を伸ばす教育よりも均一的平等による偏差値教育の結果が今の日本の教育状況であります。

明治以後日本が選択して来た「学習と応用」主体の教育方針では現代社会時代に対応出来ない国と成り下がる可能性があります。企業経営は創造と工夫と決断が要求されます。そうした人材養育は今の学習・応用の教育では育ちません。

個々の持って生まれて来た個性や天分を活かし自分の価値観で幸福を掴み取ってもらいたいものです。

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