企業にも個人の運勢と同様に運気運勢があります。「会社30年寿命説」と言う風説も生じる要因は、30年と言う歳月が,時代の変化や会社の世代交代、あるいはマンネリ化による動脈硬化を生じ、新陳代謝の必要性が生じて来る時期に当たると思われます。
気学では、36年周期を一つの目安と考えております。優秀な企業でも30年以上経過すると成長力が低下して来る訳であります。経営者や代表者が代わることにより、企業の運気運勢も変化する新風がもたらせる場合もありますが、引き継ぐ後継者の運気運勢の時期もあり、一概には良いとは言えない訳です。後継者の運勢が上昇期に当たり,また企業としての運気の良い年回りに当たっていれば,順調な引継ぎとなるのです。逆であれば苦難の道と言うことになります。
企業の運勢は社名の称号・設立登記あるいは会社形態登記が誕生日同様となります。従ってより良い時期を選んで登記することと,トップ経営者・代表者の運気拡張機運に時期を確定することであります。
業種の運気運勢の盛んなる期、代表者および経営者幹部の盛運なる期に,設立登記あるいは変更登記をして行くことが会社発展の出発であります。企業にも運気運勢の良否盛衰のあることを,しっかりと認識することであります。企業も人と同じく生きて成長して行くものであります。
登記した日が誕生日となり、代表者を頂点として従業員も会社発展・繁栄・また栄枯盛衰の傘下の中に入っていくのであります。良い時期や悪い時期の景気の動向も反映されると同時に、企業の拡張に於ける支店・出張所あるいは工場・倉庫・また関連会社や取引を開始することに於いても、方位方角の吉凶があり、とくに本社の社屋を新しく建て替えをしたり、改造築したり、事務所の配置や社屋の社相の吉凶も、発展し成長して行く過程に、多大なる影響が生じて行くのであります。
会社の新社屋に建て替えると時期・運気・方位・等やお祓いや清めや供養に関する報恩と感謝等を控えたり、行っても多少何がしかの影響が生じるのであり、その影響は代表者に顕現する場合、あるいは従業員に顕現する場合、取引営業に顕現する場合等、方位や時期の吉凶によって現出して来るのであります。
会社の拡張時には用心の上にも用心が必要であり、経営者・代表者が、自然の法則を守ることが繁栄発展の第一歩です。