2012年4月 のアーカイブ

おとぎ話の中での三合の理法

2012年4月21日 土曜日

童話の「桃太郎」は気学の三合の考え方を物語にしたお話です。

「むかしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんがおりました。お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。すると川上から、大きな桃が流れてきました・・・」という話で始まる童話です。

自然界に於いて西方位(酉)は太陽の沈む方位であり、人間にとっては、晩年を意味します。お爺さんお婆さんは人間の晩年の象徴的なる姿です。結実した桃は西方位であり、財であります。

桃が川上から流れてきたと言うことは、山に繁っていた桃の結実が流れてきたことになります。山は古来から神様であり、その山から流れてきた桃の核(亥)から男子が誕生(子)したので、お爺さんとお婆さんは、神様からの授かった子として大切に育てました。そして立派に成長(卯)しました。

ある日、桃太郎は旅人(辰・巳)から鬼が島の鬼(丑・寅)の話を聞きました。そして鬼の悪行をこらしめるために、鬼を征伐に行くことにしました。鬼は牛の角(丑)と虎の牙(寅)を持つ架空のものであります。酉の財宝は、巳の世間信用(苦労と努力)で、人生の花となり、丑の明暗蓄積に至ります。

人は成功成就(酉)の後、その財を有功に使う心掛けがあればよいが、財をガッチリと握って欲(丑・寅)を張っていると、やがて没落の暗運(丑・寅)に至ります。丑は陰の終焉であり十二支の最終干支であります。十二支すべての明暗けがれを含む士気であります。それが鬼門と言われている方位です。

神話に出てきます「醜女(しこめ)」の醜という字は酉と鬼であり酉と丑であり赤鬼を意味します。丑は赤鬼になり、寅は青鬼となります。

お爺さんとお婆さんは桃太郎にきび団子を作って鬼征伐に送り出しました。

きび団子は丸い(六白金星)石のような(六白金星)団子であり、六白金星を守護、武運とし、桃太郎が武運に恵まれますようにと言う意味が込められているのです。

しばらく行くと初めに猿(申)次にきじ(酉)次に犬(戌)が来てそれらをお供に連れていきました。猿・きじ・犬をお供にということは申・酉・戌であります。自然界の後半期に当たる状態です。開花しそして結実しました。

丑(赤鬼)は1月・寅(青鬼)は2月で丑寅の鬼門の季節を至て、春の期に地上に芽を出すとなり鬼に打ち勝った事になります。

三合の理法には人の縁と言うものがあります。生・旺・墓の関係において縁が生じます。
2月(寅)と6月(午)と10月(戌)の三合の関係
3月(卯)と7月(未)と11月(亥)の三合の関係
4月(辰)と8月(申)と12月(子)の三合の関係
5月(巳)と9月(酉)と1月(丑)の三合の関係

気学では相生相剋の吉凶は九星で判断、十二支は「縁」「容姿」を判断します。つまり外因的なる要因は、時や時節に左右されることが生じますが、内因的なる要因は、時や時節に左右されません。現役時代の縁だけでなく一生涯の縁となって行きます。

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あなたの星の適職は

2012年4月11日 水曜日

各星生まれの人の適職は下記の通りです。参考に就職・転職に役立てて下さい。(2月4日までの生まれの人は前年の星になります。)

一白水星の人(昭和38・47・56・平成2年生まれの人)

企画関係の業務・セールスマン・タレント・モデル・コンパニオン・花屋・獣医・書家・印刷業・レストラン経営・衛生検査技師・水産業・水商売・豆腐屋・設計士・接客業・洗濯業・産婦人科医・農林水産省・官房庁等。

二黒土星の人(昭和37・46・55・平成元年生まれの人)

専業主婦・保母・看護婦・秘書・料理研究家・ケーキ屋・アンティークショップ経営・陶芸家・シルバー産業・不動産業・土木建築業・米屋・農業・医者なら産科・胃腸科医・農業・古物商・食品生産業・乾物業・陶磁器業・廃品回収業・実務業・労働省・国土庁等。

三碧木星の人(昭和36・45・54・63年生まれの人)

編集者・アナウンサー・ジャーナリスト・ミュージシャン・通訳・マスコミ・広告関係・エアロビクスインストラクター・電気通信技術者・IT関連・メディア・電力電信業・歌手業・生鮮食品業・楽器商・パイロット・造園業・寿司屋・経済企画庁・文部省・開発庁等。

四緑木星の人(昭和35・44・53・62年生まれの人)

俳優・ヘアデザイナー・スタイリスト・ブティツク経営・貿易業・船舶業・ドライバー・ツアーコンダクター・運送業・製材製紙業・大工・建具屋・営業一般・材木商・行商人・旅行業・麺類業・宣伝業・繊維業・鉄道マン・郵政省・外務省・通商産業省等。

五黄土星の人(昭和34・43・52・61年生まれの人)

教師・政治家・弁護士・評論家・公務員・金融業・医師・プログラマー・技術者・トリマー・どちらかと言うとサラリーマンよりフリーランスの方が実力発揮・古物商・肥料関係・清掃業・質屋・解体業・養豚業・廃品回収業・環境庁等。

六白金星の人(昭和33・42・51・60年・平成6年生まれの人)

キャビンアテンダント・証券アナリスト・フリーライター・映画監督・宝石デザイナーの貴金属や時計関係・教師・政治家・宗教家・ジャーナリスト・自動車関係業・金融業・運道具業・交通業・総理府・建設省・防衛庁等。

七赤金星の人 (昭和32・41・50・59年・平成5年生まれの人)

タレント・歌手・ミュージシャン・ショービジネス一般・コピーライター・飲食店経営・栄養士・歯科医・銀行員・税理士・公認会計士・デザイナー・イラストレーター・喋る仕事・金融業・銀行・女給・製菓業・金属加工業・喫茶店・料理屋・食品業・鳥肉業・厚生省・大蔵省等。

八白土星の人(昭和31・40・49・58年・平成4年生まれの人)

建築家・インテリアデザイナー・ペンションオーナー・ホテルマン・レストラン・菓子屋経営不動産業・教師・技師・弁理士・税理士・宗教家・陶芸家・旅館ホテル業・土木建設業・貸しビル業・駅員・交換業・鉱山業・代書業・運輸省・自冶省・総務省等。

九紫火星の人(昭和30・39・48・57・平成3年生まれの人)

作家・作詞家・エッセイスト・デザイナー・スタイリスト・メイクアーチスト・画家・イラストレーター・カメラマン・出版関係・新聞記者・教育家・評論家・運命鑑定家・芸能・芸術関係・眼科医・外科医・花屋・記者・警察官・書籍業・宝石装身業・レジャー業・法務省・科学技術庁等。

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仕事とは

2012年4月1日 日曜日

入社式のシーズンを迎えました。

第一次就職氷河期時代は1994年(平成6年・六白金星戌年)の年から2004年(平成16年・五黄土星申年)までの10年間でした。

第二次就職氷河期時代は2007年(平成19年・二黒土星亥年)の年から2013年(平成25年・五黄土星辰年)までの予測です。

2007年のサブプライム問題や2008年のリーマンショックで世界金融危機による大不況となりました。そして昨年の2011年3月11日の日本を襲った東日本大震災(M9)と福島第一原発事故で、職をなくした人は沢山おられます。

再起を果す為の社会参入は、国の政策努力が第一ですが、本人の社会参入努力も必要なのです。

仕事がないのではなく、ピンチをチャンスと捉え、自分自身の考え方や捉え方を少し角度を変えて違った面から見てみると、「景気が悪い」「仕事がない」というように悲観するのではなく、今一番大切な事は、勇気を持って行動する事です。

ある意味、厳しい言葉になりますがいつまでもくよくよ悩んでいても何も始まりません。一歩踏み出す事が問題解決の糸口になります。

十代・二十代はどれだけ自分に学ぶ投資をしたかで人生の後半の豊かさが定まって来ます。十代・二十代を安易に過ごせば実りの少ない人生となり易いです。手を抜けば抜いた分だけ後で付けが廻って来ます。

仕事とは「事に仕える」と書きますが、では仕える事の「事」とはどう言う意味を含むのでしょうか。実は「事に仕える」事には「遊・学・働」と言う意味が含んでいるのです。

「遊」と言う事は遊ぶと言う仕事なのです。これはコミユニケーションを得て行く事であります。会社の内外で交流を作り人間関係・対人関係を構築する事です。その為には飲み会や付き合いは非常に大切なものなのです。そしてこの「遊」から将来の仕事の発想や知恵が生まれて来るのです。

「学」と言う事は仕事をして行く会社(入社した会社)がどう言う会社であるかを知ることであり、一人一人の社員が誇りやしっかりとした信念で、自分自身に「尊厳」を持って仕事をしているかと言う自覚です。自分が努力して立派な社員になれば会社も発展し社会的貢献が果たせるのです。その為にも自分の会社が志しているものをしっかり理解し学ぶことであります。

「働」と言う事は「人が動く」と書きます。人が動き働く事で二通りの結果が出ます。一つは働く事で「ハタが楽になる」場合と「ハタが苦になる」場合があります。どうすればハタが楽になる動き、あるいは働きが出来るかを常に考えて働いて欲しいと思います。

ここ20年間ほどは、働く側の仕事の多様化と言うものが拡大され、働くと言う生活の中で占める割合が減少し(短時間勤務・アルバイト等)、好きな事をしたい為に働くと言う事になり、仕事をすると言うまた働くと言う度合いが減少していましたが、ここに来て仕事や働くと言う事が見直されて来ています。(正社員を希望・安定を求める等)

超就職難の時代ですが、何回受けても合格しないと嘆くよりも、少しここで角度を変えて考えて貰いたいと思います。

一時代前に就職先希望が1位・2位だったダイエー・日本航空は事実上の倒産をしたのです。「会社寿命30年」と言う教示がありますように、今は一流会社とか人気があるからと言って30年後・40年後の自分が退職する時に会社が存続しているとは限りません。中小企業や将来性のある会社は山ほどあります。何がやりたいのか、何がしたいのかをしっかりと考えて下さい。

そして今は社会機構の変革の中できめ細やかなサービスや配慮や価値を向上して行く事(今までは省略したり、重要だと考えなかった事や切り捨てて来たものの中にも必要不可欠なものは沢山あります。

無料とか余り意識しなかったサービスが売り物になる時代・心配り・気付く事・相手の気持ちに立って考える・礼を尽くす・礼儀作法・言葉遣い等)はこれからの時代では不可欠なものです。

そう言った意味からも自分の考え方や捉え方で頑張りがいのある時代の到来なのです。

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