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十二支とは

2018年3月21日 水曜日

気学をご理解頂く為に、今回は十二支について簡単に説明します。

十二支とは子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)を言います。

地の地・「自然界の体」と言う心であり、静の影響を受けて内に燃焼する。

原因を表す(四季・身体・肉体・自分・器量・分福・現在・報恩)

寅(とら)は2月に位置し五気では木性で陰陽では陽です。意味は「挑戦」で事象は春の訪れの時です。

卯(う)は3月に位置し五気では木性で陰陽では陰です。意味は「希望」で事象は草木が地面を押し分けて地上に萌え出す状態の時です。

辰(たつ)は4月に位置し五気では土性で陰陽では陽です。意味は「勇気」で事象は奮い立つ時です。

巳(み)は5月に位置し五気では火性で陰陽では陰です。意味は「感謝」で事象は夏の始まりで運気の上昇の上限の時です。

午(うま)は6月に位置し五気では火性で陰陽では陽です。意味は「情熱」で事象は勢いがちょっと衰えた時です。

未(ひつじ)は7月に位置し五気では土性で陰陽では陰です。意味は「熟成」で事象は太陽の中天した状態から一陰生じて減退の始まる時です。

申(さる)は8月に位置し五気では金性で陰陽では陽です。意味は「努力」で事象は季節の中秋です。万物が成熟していく極限状態の時です。

酉(とり)は9月に位置し五気では金性で陰陽では陰です。意味は「報恩」で事象は万物が実り採取した穀物を入れる、熟す時です。

戌(いぬ)は10月に位置し五気では土性で陰陽では陽です。意味は「堅実」で事象は寒い時期の到来の時です。

亥(い)は11月に位置し五気では水性で陰陽では陰です。意味は「根気」で事象は核に閉じこもりながらも新しい芽生えに転じていく時です。

子(ね)は12月に位置し五気では水性で陰陽では陽です。意味は「忍耐」で事象は新しい命が種の中に生まれ始める時で出発の時である。

丑(うし)は1月に位置し五気では土性で陰陽では陰です。意味は「謙虚」で事象は自然界の結びと始まりの時期で万物が振るう時です。

伊勢神宮への参拝の時期

2013年9月11日 水曜日

20年に1度の式年遷宮年にあたり全国から、多くの方が伊勢神宮に参拝されております。昔からお伊勢さん(伊勢神宮)参拝には吉凶があると言われております。「運だめし」のお伊勢さんとして、参拝には年廻りによっての吉凶がありました。

お伊勢さまは大変強い荒神さまであり、荒神さまは火の神であり、燃え尽くすと言う意もあり、昔から夫婦での参拝は避けろと言われておりますが、これは他に理由があったと言い、女子同伴では男が遊べぬ為(昔の人は何日も何ヶ月も掛けてお参りしました。)に作った口実であると言われております。人生のお礼参りとして夫婦共に晩年に参拝する姿が一番良いように思います。

寅・卯年生まれの人(木性)の参拝の時期は
参拝の吉凶は子・丑・辰の年に参拝すれば福徳が来る、思う事が調い、親類・縁者は幸を得る。また人より不意の恵みを受け寿命長久の大吉参拝年です。
巳・午・戌・亥の年に参拝するのも大吉です。
寅・卯・未・申年に参拝すると災難あり、お土産をあげた人まで凶事あり慎む事です。
酉年に参拝すれば、家を失い子が離れて縁者までも大凶となります。

巳・午年生まれの人(火性)の参拝の時期は
参拝の吉凶は子・丑・寅年に参拝すれば身を起こし、財を得て富貴に至る最も大吉参拝年です。
卯・申・戌年に参拝すれば大神の加護により他人の助力を請け福徳を得て縁者まで大吉です。
辰年に参拝すれば、子は離れ女子は夫と別れすべて大凶となります。
巳年に参拝すれば発病するか、親・妻子と離れる大凶です。
午・酉年に参拝すれば万事凶現となります。
未年に参拝すれば、親類までも病難になり、また住居が離れる事多くなるので大凶です。
亥年に参拝すれば一家親類までも大凶です。

丑・辰・未・戌年生まれの人(土性)の参拝の時期は
参拝の吉凶は寅・辰・巳・未・申・酉・戌・亥年に参拝すれば思う事が調い富貴の身に至る。万事大吉です。
子年に参拝すれば大凶年です。
丑年に参拝すれば病を発する。
卯年に参拝すれば火難または発病する。
午年の参拝は最も慎む年です。

申・酉年生まれの人(金性)の参拝の時期は
参拝の吉凶は卯・辰・未・酉・戌・亥年に参拝すれば寿命長久にして福徳円満の大吉です。
子・巳年に参拝すれば万事が凶です。代参も見合わすべき凶年です。
丑年に参拝するのは最悪です。子供と離別し家を失う大凶です。
寅・午・申の年に参拝すれば家を失うかまたは大病を発するか夫婦離別の凶です。

亥・子年生まれの人(水性)の参拝の時期は
参拝の吉凶は子・丑・卯・辰・酉・戌・亥年に参拝すれば、万事が吉となり思う事が調い福徳となる大吉です。
寅・巳・午・未・申年に参拝すれば家を失い災いが来る大凶です。

お伊勢参りには以上のように生まれ年の干支により参拝の吉凶があります。また年廻り(干支)だけでなく,参拝時の自宅からの方位による吉凶も同時にみる必要があります。良い年と吉方位に当たる時に参拝しましょう。

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おとぎ話の中での三合の理法

2012年4月21日 土曜日

童話の「桃太郎」は気学の三合の考え方を物語にしたお話です。

「むかしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんがおりました。お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。すると川上から、大きな桃が流れてきました・・・」という話で始まる童話です。

自然界に於いて西方位(酉)は太陽の沈む方位であり、人間にとっては、晩年を意味します。お爺さんお婆さんは人間の晩年の象徴的なる姿です。結実した桃は西方位であり、財であります。

桃が川上から流れてきたと言うことは、山に繁っていた桃の結実が流れてきたことになります。山は古来から神様であり、その山から流れてきた桃の核(亥)から男子が誕生(子)したので、お爺さんとお婆さんは、神様からの授かった子として大切に育てました。そして立派に成長(卯)しました。

ある日、桃太郎は旅人(辰・巳)から鬼が島の鬼(丑・寅)の話を聞きました。そして鬼の悪行をこらしめるために、鬼を征伐に行くことにしました。鬼は牛の角(丑)と虎の牙(寅)を持つ架空のものであります。酉の財宝は、巳の世間信用(苦労と努力)で、人生の花となり、丑の明暗蓄積に至ります。

人は成功成就(酉)の後、その財を有功に使う心掛けがあればよいが、財をガッチリと握って欲(丑・寅)を張っていると、やがて没落の暗運(丑・寅)に至ります。丑は陰の終焉であり十二支の最終干支であります。十二支すべての明暗けがれを含む士気であります。それが鬼門と言われている方位です。

神話に出てきます「醜女(しこめ)」の醜という字は酉と鬼であり酉と丑であり赤鬼を意味します。丑は赤鬼になり、寅は青鬼となります。

お爺さんとお婆さんは桃太郎にきび団子を作って鬼征伐に送り出しました。

きび団子は丸い(六白金星)石のような(六白金星)団子であり、六白金星を守護、武運とし、桃太郎が武運に恵まれますようにと言う意味が込められているのです。

しばらく行くと初めに猿(申)次にきじ(酉)次に犬(戌)が来てそれらをお供に連れていきました。猿・きじ・犬をお供にということは申・酉・戌であります。自然界の後半期に当たる状態です。開花しそして結実しました。

丑(赤鬼)は1月・寅(青鬼)は2月で丑寅の鬼門の季節を至て、春の期に地上に芽を出すとなり鬼に打ち勝った事になります。

三合の理法には人の縁と言うものがあります。生・旺・墓の関係において縁が生じます。
2月(寅)と6月(午)と10月(戌)の三合の関係
3月(卯)と7月(未)と11月(亥)の三合の関係
4月(辰)と8月(申)と12月(子)の三合の関係
5月(巳)と9月(酉)と1月(丑)の三合の関係

気学では相生相剋の吉凶は九星で判断、十二支は「縁」「容姿」を判断します。つまり外因的なる要因は、時や時節に左右されることが生じますが、内因的なる要因は、時や時節に左右されません。現役時代の縁だけでなく一生涯の縁となって行きます。

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寡婦年とは?

2010年1月11日 月曜日

婚活しない(出来ない)若者が増加する現社会で、少子化問題や子育て問題が大きな社会問題になる昨今ですが、今、中国では2月14日(旧暦の1月1日)までに結婚しなければ、今年は結婚できない不吉な年とされ急いで結婚する人が増えています。すなわち2月14日以降の1年間は寡婦年(かふどし)と呼ばれています。

この寡婦年は結婚に対して嫌われる年の習わしになっているのです。その理由は、この冥婦年に結婚すると「旦那さんに先立たれる」と言い伝えられているからです。

今年は2月4日が立春で、中国の春節(旧正月)は2月14日です。新年が来る前に先に立春が来てしまう為、今年は立春がない年になるのです。中国では古くから「春を若い男性」とみなされており、立春がないということは「若い男性や夫」がないという意味につながると言う解釈です。

特に結婚適齢期の若い人は気にしていない様子ですが、親や祖父母の世代にとっては昔からの言い伝えで信じる人が多いです。その為「今年結婚する」と言っても許してもらえず、2月14日の春節までに慌てて結婚する若者が増えているのです。

また中国では春が2回来る「双春年」というのがあります。2006年(三碧木星戌年)の「双春年」は「戌年」でもありましたので結婚(双春年)と出産(戌年)が重なりブームの年となったそうです。

日本にも古くから言い伝われているものに36年に一度廻ってきます五黄土星寅年生まれ(昭和25年・昭和61年生まれ)の女性は結婚において嫌われる一面があります。本命星の中で一番強烈な星(五黄土星)で、寅年生まれは十二支の中でもっとも強い干支と言う事です。

また丙午(ひのえうま)生まれの女性(昭和41年生まれ)は60年に一度廻ってきます。気性が激しく、夫を尻に敷き、男を食いものにする等の言われから嫌われるとされるのが言い伝えです。

大切な事は自分の性格・気質を知り相手にどう合わせていくかなのです。

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