オミクロン株の猛威

2022年1月9日 日曜日

世界は2019年から始まった新型コロナウイルスで大変な状況です。

日本においても年明けからオミクロン株の猛威で感染者が急増しています。

アルファ株・ベータ株・ガンマ株・デルタ株・オミクロン株と次から次へと変貌をとげています。なかなか収束の気配はなく、人々の不安は増すばかりです。

過去のいろいろな感染症について列記します。

スペイン風邪(1918年から1920年)

スペイン風邪の1回目の流行は1918年8月下旬から9月上旬より始まり,10月上旬には全国に蔓延した. 流行の拡大は急速で,11月には患者数,死亡者数とも最大に達した. 2回目の流行は1919年(九紫火星年)10月下旬から始まり,1920年1月末が流行のピークと考えられ,いずれの時も大規模流行の期間は概ねピークの前後4週程度であった.世界の死者数は約5000万人と推計される。現在の新型コロナは500万超えですので、スペイン風邪は10倍で大変な状態でした。

インフルエンザ

2017〜2018年の冬のシーズンの新型インフルエンザが流行し、米国では約8万人が亡くなった。1957〜1958年のアジア・インフルエンザはA/H2N2亜型、1968〜1969年の香港インフルエンザはA/H3N2亜型となっている。

SARS重症急性呼吸器症候群(2002年から2003年)

SARSコロナウイルスによる全身性の感染症で、2002年11月16日に、中国南部の広東省で非定型性肺炎の患者が報告されたのに端を発し、北半球のインド以東のアジアやカナダを中心に感染拡大、2003年3月12日にWHOから「グローバルアラート」が出され、同年7月5日に終息宣言が出されるまで、32の地域と国にわたり8000人を超える症例が報告されました。

MERS中東呼吸器症候群(2012年から~継続中)

2012年に初めて報告された新しい種類のコロナウイルスによる感染症です。
中東地域に居住または渡航歴のある者、あるいはMERS患者との接触歴のある者からの患者発生が継続的に報告されています。

新型コロナウイルス(2019年から~継続中)

いつの時代にも感染は起こっています。人類は様々な困難を乗り越えてきています。

参考ブログ 祇園祭りhttps://www.hiroro.jp/blog/?p=1324

日本においても、京都祇園祭は869年(貞観11年)流行性感冒が猛威を振るい死亡者が相次いだので祇園社(八坂神社)御霊会は病魔を退散させようと国家的行事として行われる事になりました。今の祇園祭の始まりであります。

過去の実例を見ると、収束まで2年から3年はかかるようです。2019年から発生した新型コロナウイルスも今年が3年目です。何とか今年中に収束してくれることを願うと共に、世界中がひとつになり、コロナと戦う事です。

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