企業家と事業家

2020年9月11日 金曜日

企業家と言われる立場の人と、街の事業家と言われる立場の違いは、企業家には常に広い視野で物事を見る事が必要であります。

街の事業家は利潤利益追求を行って行けば、ある程度の目的は達成されますが、企業家はこの利潤利益追求のほかに、国民生活向上と言う使命があり、そして役割として社会還元奉仕と言う立場があります。

一つの開発された製品なり、業務なりが利潤利益追求のみを追うのが事業家であり、企業家はそれが国民生活にとって向上していく為に、消費者や使用者に喜ばれて行くものであるのか、また役立つものであるかまでも考慮して対応する人という事になります。

ただただ儲けることのみに執着する人たちが、企業家ずらしている昨今であり、特に過去のバブル経済をもたらした金融・建設・銀行の当時の経営者の人達の姿勢は企業家ずらした特徴でした。

世の中で大きく「商い」をさせて頂く為には、高い視野で高い視点で物事を考えて行動する事が求められ大事なことと思います。

政治を司る「政治家」は少なくなり、「政治屋」は多くなり、広い視野で高い視点で国の舵取りをする政治家が希薄になって、政治屋が今の日本には増えて来ている現実があります。

政治家も企業家も「目的・使命・役割」の自覚が大事でありそれが発展の基です。

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