五道について

2021年6月3日 木曜日

運気の盛運の時と衰運の時では、能力の何倍かの差が生じます。人間の運気においては五つの要因によって生じて来ます。

気学に於いての五道とは・・

  • 命道という生年月日による運気の強弱(性格・気質・運気状
  • 相道という生誕家相・生育家相の強弱(お砂とりの実行)
  • 方道という方位(移転等)の強弱(毎月の吉方位を活用する)
  • 医道という自分自身の健康に対する摂生強弱(お水とりの実行)
  • 宗道という自分を中心とした因縁浄化の強弱(先祖のお墓参りをする)

であり、これらが総合的(五道)に作用して、運気の強弱を決めて来るのです。

儒教に於いての五道とは・・

仁 ・・人を思いやること。孔子以前には、「おもねること」という意味では使われていた。また、白川静『孔子伝』によれば、「狩衣姿も凛々しい若者のたのもしさをいう語」。

「論語」の中では、さまざまな説明がなされている。孔子は仁を最高の徳目としていた。

義 ・・恩に報いる

礼 ・・仁を具体的な行動として、表したもの。もともとは宗教儀礼でのタブーや伝統的な習慣・制度を意味していた。のちに、人間の上下関係で守るべきことを意味するようになった。

智 ・・学問に励む

信 ・・親睦を作る。

五常観(五つの縁)とは・・目上の縁(師・親・祖)・目下の縁(子供・部下)・兄弟の縁・夫婦の縁・盟友の縁を言います。

人は持って生まれた命運を最大限に発揮するためには一定の自然界の発動する法則に沿って努力する軌範が必要であります。なかには生まれ備わった人もいますが、軌範に沿って行かねば永続は果たせません。

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