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2011年を占う

2011年1月12日 水曜日

平成23年度は「辛卯(かのとう)七赤金星年」の年にあたります。(平成23年2月4日から平成24年2月3日までの期間です。)

上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。

中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。

下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(平成で言うなら55年)癸亥二黒土星年までの60年間です。

その下元期60年間の中の28年目にあたりますのが今年の平成23年は「辛卯(かのとう)七赤金星年」です。

十干(じっかん)とは「天であり」天象の精神 であります。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵を言います。

十干の「辛(かのと)」とは第8番目にあたります。辛は「万物が枯れていく時を表現」します。

十二支は地であり、四季の形象で「人の身体」でもあります。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥であります。

十二支の卯(う)は第4番目にあたり方位は東の位置にあたります。「草木が地面を押し分けて地上に萌え出す状態の時」であります。

九星は「人であり」人の気質行動であります。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。

九星では七赤金星は「金融・流通・経済・飲食・娯楽・道楽など」の象意があります。

下元期の半ばにかかりその特出であるところの「下剋上・実力主義・思想の改革・不安定」という状況をもたらす諸現象も現出し、先行きに対する不安感が蓄積される年で大きな節目の年となります。

今年(2011年)を占う

①政治面については菅首相(1946年10月10日生まれ・本命九紫火星戌年・月命六白金星戌月(衰運期2年目)の運気が本格的な2年目の衰運期に入りました。

菅首相の今年は本命星が西方位に廻座し暗剣殺・歳破のダブル凶殺を持つ大変危険な年となります。

平成21年9月16日に民主党政権になり国民は期待したものですが、鳩山・管と受け継がれ早1年4ヶ月経ちました。現在の日本の政治は極めて深刻な状況にあります。景気対策・財政再建・雇用問題・格差社会・社会保障問題・普天間問題・安全保障問題・領土問題・環太平洋連携協定(TPP)問題等,山積する問題を乗り越える為には指導者の「信念」が強く求められます。

この国をどう言う方向に持って行きたいのか、菅首相の考えが見えて来ません。また官僚主導から政治主導を掲げた方針も元の官僚主導の政治になっています。

民主党の目玉政策である高速道路の無料化・高等学校の授業料無償化・農家戸別所得保障・子供手当等、打ち出す政策は本当に国民の為になっているのか疑問が付きます。注目の事業仕訳も今では興味関心も薄れている状態です。

そして年明けから小沢派との対立(政治と金)・野党との対立(ねじれ国会)・問責決議(仙石・馬淵)の問題等で混迷の状態です。

一向に改善されないこの不況で国民の家計は疲幣しています。今年の七赤金星の象意でもある「お金」は廻りません。

今年は七赤金星年で、同じ七赤金星月が(年盤と月盤が揃う事)3月と12月にやって来ます。この3月が一つ目の山場です。そして12月が二つ目の山場となります。先の見えない読めない衰退の日本に突入しました。今、必要な事は「改革」ではなく思いきった「革命」なのです。

②景気問題については昨年のギリシヤの破綻問題がありました。年末にはアイルランドの財政・金融危機そしてスペイン・ポルトガル・イタリアも危険水域に入っています。ユーロ安が起こり世界の株価に大変な影響をあたえました。

当鑑定予測通り昨年の「八白金星年は恐慌が起こります」また「寅年は大変な不況年です」と警鐘を鳴らしました。

今年の「辛」の事象は万物が枯れていく時で、「卯」年は草木が地面を押し分けて地上に萌え出す状態の時です。春の日差しをあびて草木が目を出し良い季節の訪れのように思いますが、残念ながら万物が枯れて行くという「辛」の事象が強く顕現します。良かったり悪かったりの繰り返しで「辛苦」であるところの苦労が予測されます。総合的には景気回復はまだ先になります。

そして卯の年は【節倹】汗を流して儲けたる金は容易に己を散せず。人々は堅く節約を守る。と言う年になります。その為。消費動向は今年も冷え込む事が予想されます。7月の地上デジタル化で少し良い部分もありまが、食品(新興国の需要拡大・天候不順による収穫の不足)やガソリン・保険料等の価格が上昇します。

円高・株安・デフレ経済等の問題は不況風の一進一退は回復せずに年の後半まで続きます。そうした中で全体の整理整頓が調わずに中途半ばになる可能性の強い年です。そして株価の大暴落が有るかもしれません。

昭和32年(七赤金星酉年)の年から「なべ底不況」と言う名のもとに昭和33年末まで約2年間続いております。不況の脱出には政治の舵取りが非常に重要な年です。

③天変地異については、昨年の猛暑のように地球温暖化や予想外の異常気象が続くでしょう。そして昨年の猛暑の影響から花粉は例年よりすごいでしょう。花粉症の人は注意しましょう。

「備えあれば憂いなし」「天災は忘れたころにやって来る」を念頭に入れて普段からの用心が大切です。特に5月は五黄土星の月で地震・噴火の要注意月となります。

④国際問題は中国に注目する年となります。今日では世界の中心がアメリカから中国に移行しています。昨年開催された上海万博(史上最高の入場者数7300万人)も終わり、急成長過程の中で問題点も多く現出してきております。

バブルの崩壊はいつなのか。国民の民主化運動はどうなるのか。国際社会での役割は果たせるのか。等々また日本に対しての尖閣諸島問題・経済問題は今後の日中関係において上手くいくのだろうか。

今年の日本から見て西方位(中国含む)は暗剣殺・歳破殺のダブル凶方位にあたります。中国の出方ひとつで日本には大変不利な要因となります。

ロシアにおいても昨年の11月に大きな出来事がありました。水産資源・海洋資源を求める為の日本の領土であった北方領土へのメドベージェフ大統領の訪問で、北方領土はロシアの領土と主張して来たのです。北方領土問題(対ロシア)・尖閣諸島問題(対中国)・竹島問題(対韓国)は政府の威信をかけてやってもらいたいものです。

アメリカにおいては2年後の大統領選挙を予測する中間選挙が昨年おこなわれ民主党が歴史的な敗北となりオバマ政権に対する期待は遠のく事になりました。

オバマ大統領(1961年8月4日生まれ・本命三碧木星丑年・月命九紫火星未月生まれ)の今年の運気は衰運期5年目の北方位廻座(厄年)です。

日本の鳩山・管政権もアメリカのオバマ政権も「チェンジ」をキーワードに鳴り物入りで政権を取りました。しかし途中経過は散々な結果となり国民の支持率は低下する一方です。両国においては指導者の運気が非常に悪い時期ですので大きな期待は出来ません。

また世界的なテロ問題も要注意年です。北朝鮮においての核問題は世界的な問題です。核廃絶を世界に呼び掛ける中で逆に更に強固な数多くの核開発が行われていると言います。金 正日(キム・ジョンイル・1942年2月16日生まれ・四緑木星生まれ)からの世襲交代は三男(キム・ジョンウン)に決まりました。

これで3世代世襲の独裁国家です。北朝鮮の書記長は軍のトップがなると言う事で、過去世代交替の時期に大きな事件が起きています。(ラングーン事件・大韓航空機爆破事件・哨戒艇沈没魚雷事件・北朝鮮が韓国延坪(ヨンピョン)島砲砲撃)等、北朝鮮の動向に目が離せない年です。そして朝鮮半島の南北の緊張感はさらに高まります。

また世界的な課題の地球温暖化問題は国連を中心に今年も数多くの会議が開かれるでしょう。そして昨年同様の異常気象で世界に大きな被害が出るでしょう。

⑤社会問題は今年もまた不景気による犯罪が多く発生し、そして自殺者も増える暗示です。この不景気で10人に1人がマイホームのローンの支払いが出来ずに競売にかけられている状況です。家庭崩壊が起こり離婚の多い年となります。そして身内に起こる児童虐待や殺人は絶対に避けなければいけません。

年盤・月盤の揃う月の3月・12月(七赤金星月)は過去に航空事故が多発しております。その為特に東方位(五黄殺)西方位(暗剣殺・歳破・月破)の凶方位の旅行には気を付ける事です。またこの2月は年度変わりの月です。節季(24節季)の変わり目には、大きな事故や株式の暴落等がありましたので気を付ける事です。

大手企業や一部の企業では景気回復の兆しが出てきていると言いますが新卒者においては就職の出来ない状況(超就職難)は今年が最大のピークとなります。

非常に厳しい年ですがこれも試練のひとつです。良くなるまで後少しの辛抱です。諦めずに前向きに進みたいと思います。

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人生は駅伝に似ている

2011年1月5日 水曜日

明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

元旦に行われた第55回ニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝)はトヨタ自動車が初優勝を果たしました。

また2日・3日と行われた新春恒例の「第87回箱根駅伝」は早大が18年ぶりの総合優勝。大学3大駅伝(出雲全日本選抜・全日本)を史上3校目の3冠を達成しました。

「人生は駅伝に似ている」と語ったのは、メキシコ五輪マラソン銀メダリスト君原健二氏であります。

今タスキを受けて現在を走っている現代走者は先人から受け取ったタスキを、責任を持って次の世代に引き渡さなければなりません。このタスキリレーが人生と駅伝と相通じると言うことです。

人類発祥以来脈々と受け継がれて来た先人たちの思いや努力の結晶が込められたタスキの意義が、現在の走者である現代人に理解され、次の世代の人々が少しでも走り易い状況(余裕)で渡すことが出来るかが、現代を担っている私たち走者の果たして行く責務であり自覚であります。

先人たちの思いや努力を知ることが「歴史に学ぶ」と言う事であります。

日露戦争の勝利で浮かれ油断や慢心の時代(区間)があり、太平洋戦争と言う敗戦を味わう苦境の時代(区間)があり、そして高度経済成長と言う発展と繁栄の時代(区間)があり、バブル経済崩壊を発生させた苦闘の時代(区間)があり、そして徐々に立て直す時代(現在の区間)へと入りつつあります。

気学ではこの区間を36年間ずつの繰り返しで捉えて世代のタスキリレーと考えます。ある区間の人が苦境を味わえば次の区間は楽となり、また次の区間が苦境を味わうことになり、この36年区間は苦と楽が発生します。36年間の中でも18年ずつの苦楽の繰り返しが生じます。

自然界はバランスなりと言うことです。現代を走るものが油断し慢心し責務を怠り楽や欲望を過剰に求めると次の区間は苦の時代を招くことになります。社会で発生する凶悪事件も何かを捨て去って来た結果であり、お金や、もの重視の思考に心が荒廃してしまった状況であります。

次の走者に希望の持てる状況でタスキを引き継ぎたいものです。

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2010年の10大ニュース

2010年12月22日 水曜日

今年も残すところ数日となりました。今年も色々な事件や事故が多く起こりました。陰陽祐気学「みちのしらべ」の独自に選択した今年の10大ニュースは下記の通りです。

①鳩山内閣から菅内閣へ(7月11日の参議院選挙で民主党が惨敗)。
 再びのねじれ国会。問題山積の混迷の不信内閣で支持率は急降下。

②中国の好景気と逆に日本は円高・株安・デフレ経済続く大不況。
 上海万博が史上最高の入場者数7300万突破する。
 デフレ・円高の日本経済が1年間も続き先が見えない経済状況と新卒者の超就 職難時代。

③ギリシャの財政悪化が欧州統一通貨ユーロの信用を揺るがす事態に発展。
 アイルランド・ポルトガル・イタリア・スペインも危険水域に入っている。

④尖閣諸島中国漁船衝突事件問題で映像が流出。
 領土問題が深刻化する。北方四島(対ロシア)・竹島(対韓国)・尖閣諸島 (対中国)

⑤宮崎県で起こった口蹄疫問題。

⑥小惑星イトカワに着陸した探査機「はやぶさ」7年ぶりに帰還。

⑦2010年FIFAサッカーW杯・南アフリカ大会でサムライニッポンの活
 躍。

⑧野球賭博問題で大相撲界大揺れ。そんな状況の中で白鵬が63連勝記録。

⑨世界的な集中豪雨と記録的な猛暑。
 アイスランドの火山噴火・ロシア・ヨーロッパ諸国の山火事・ハイチのM7の 大地震・中国の土石流・パキスタンの大洪水・スマトラ島沖のM7・7大地  震・ジャワ島ムラビ山火山噴火・日本でも新記録ずくめの猛暑の夏、等。

⑩チリ鉱山の落盤事故(地下622m) 事故から69日後33人全員を救出。

等々あげれば今年も沢山の出来事がありました。

1年間、このブログを通して5000年の歴史のある気学から見た政治・経済・事件・事故・天変地異等、あらゆる角度から検証・実証してまいりました。また受け継がれて来た素晴らしい日本の伝統や文化もご紹介致しました。そして人間の生き方や考え方も掲載させて頂きました。

先行きに対する不安感が蓄積される一方で年が暮れようとしています。
このブログが皆様の生活の中で何かのヒントになり、羅針盤として活用して頂けましたら、こんな嬉しい事はありません。

皆様、1年間ご購読ありがとうございました。来年は皆様にとりまして良い年となりますようにご祈願致しております。

来年もよろしくお願いいたします。

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逆運の村上ファンド事件

2010年12月11日 土曜日

当時、時代の寵児と言われた堀江貴文ライブドア前社長に引き続き、村上ファンド前代表の村上世彰氏が証券取引法違反容疑で2006年6月5日に逮捕されましたが時代の流れの中で人々の記憶から消えていないでしょうか。

「モノ言う株主」として会社経営に対して新しい経営姿勢を求めたと言う評価のある一方で、「拝金主義者」と言う批判も少なくない人でありました。自由主義経済を目指す旗頭が頓挫することになり、今後にも物議となる事件です。

村上世彰氏の運気の軌道を巡りながら述べて見る事にします。時代が生んだ事件であります。気学教示の衰運期の始動や凶方位への進出で逆運の運命に墜ちた事が解ります。運気の良否・吉凶・盛衰を知らずに、こうした運用を行う事の危険性を、第一に挙げておきたいと思います。

村上世彰氏(昭和34年8月11日生まれ・大阪出身・本命五黄土星亥年・月命五黄土星申月生まれ)で、気質は行動型の意欲ある人で実務派においての運気は強い方である。

しかし余り理に走り過ぎると不利な事が生じ易いです。本来は情実型で人からの信頼はある人。よい気質であっても「運」と言うめぐりの運び方(気学運気)があり、この運び方において出処進退を間違えると、気質開花に大きく影響することになって来ます。

小学生時代、貿易商の父親から渡された百万円で株式投資を始めたと言います。

灘高から東大法学部卒業し、昭和58年(八白土星亥年)通産省(現経済産業省)に入省します。M&A(企業合併・買収)の法整備などを担当します。議論好きで上司にもはっきり言う性格との事でした。破綻した銀行が安い金額で外資系投資ファンドに買い取られる姿を見て、40歳を目前にして「自分でビジネスを手掛けたい」と平成11年7月に退官しました。

そして高校や大学の同期生だった大手証券会社、警察官僚出身の友人が側近として脇を固めて「村上ファンド」を設立します。

設立した平成11年7月(一白水星卯年・三碧木星未月)の運気は南方位に本命星廻座で、衰運期4年目で離宮(南方位廻座)にあり分岐年にあります。本来は現状維持して行く努力の年で自ら離反離別を求める年でなく(他動要因は自然の流れです)2年後の運気上昇を待っての行動が最上でした。

投資顧問会社「MACアセットマネージメント」(平成18年5月廃業)が後に村上ファンドと呼ばれるようになりました。

創立時の資金は約40億円と言われております。その主たる出資者の一人にオリックスの宮内義彦会長(昭和10年9月13日生まれ・本命二黒亥年・月命四緑酉月生まれ)や当時の日本銀行福井俊彦総裁(昭和10年9月7日生まれ・本命二黒亥年・月命五黄申月生まれ)らの名前もあり、時代の先駆けとしての経済界の思い入れがあったようです。

宮内会長・福井元総裁ともに同じ本命二黒亥年生まれであり、平成11年は衰運年の1年目にあり、投資や拡大行動を慎む年でありました。

しかし村上ファンドは時流に乗り百倍近くの4000億にまで膨らんで行くのであり、国民の目は常に話題を提供する村上氏に集まっていました。そしてライブドアにからむインサイダー取引疑惑の発覚となり逮捕となりました。

逮捕は平成18年6月5日(三碧木星戌年・二黒土星巳月・注;5日は前月の5月の範囲月。)村上氏は、平成18年は衰運年の2年目にあたり運気も減退時期になります。そして5月に「MACアセットマネージメント」を廃業して、シンガポール(南西方位・5月は暗剣殺凶方位)に会社の機能を移転しておりました。

村上氏が平成11年7月(衰運年4年目)より活動し、平成12年1月(一白水星卯年・六白金星丑月)に仕掛けた不動産・電子部品会社「昭栄」の株式買収により一躍世間に知られることになります。この手法は買収先から合意を得ずに実施する国内初の「敵対的TOB」で、買収への意識の薄かった国内企業に衝撃を与えたと言います。

そして平成12年(九紫火星辰年・村上氏本命北方位廻座の厄年で衰運年5年目)・筆頭株主となったアパレル大手「東京スタイル」には、株主への配当の増加や社外取締役の選任などを要求しますが、株主総会で提案がすべて否決される敗北を味わいます。

機関投資家などから資金を集め、資金を運用して利益を上げ還元する投資ファンド事業、投資先の企業に不良資産の整理などの要求を突きつけその効果で株価が上昇すると売却し、利益を上げるスタイルを確立します。

しかし生産や、もの作りや汗をかかず、利ざやを稼ぐだけで企業の利益になっていないなどの批判も強くありました。

また村上氏に投資したオリックスの宮内会長そして元福井総裁はともに過去の衰運年時代の着手行動が不利な評判となりました。投資うんぬんよりも、世の中に貢献して行くべき立場にもあり利益追求のお先棒をかつぐより品格のある姿勢をまず示すべきでありました。

ライブドアに村上氏側からニッポン放送株の売買の知恵を授けたと言います。それは平成16年(五黄土星申年)であり、村上氏の本命が中宮位に廻座し、堀江氏(本命一白子年・月命九紫戌月生まれ)は北方位廻座の衰運年5年目の厄年でした。物事の始動や着手や拡大行動は慎む状況にありました。

しかし百倍近くに膨らんでしまった資金を維持して行くには余りにも膨らみ過ぎて、そこからまた大きく投資資金を増やすと言うことは通常の動向では限界であり、自ら堀江氏を踊らせておいて株価上昇で売り抜けると言う「利ざや稼ぎのギャンブル化」が、当時の事件の背景の要因です。

お金持ち国家になり、「衣食住たりて礼節を知る」のでなく拝金へ走って行く世の中があり、拝金主義の警鐘とも言える事件であり難しい内因があります。

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逆運のライブドア堀江前社長の墜落

2010年12月1日 水曜日

当時IT関連の改革に10年近く乗り遅れて森内閣(平成12年4月から平成13年4月)が、IT革命と称して改革を始動させました。

そして利便性のみが常に優先し、法律の整備が後手に回っていた状況の中で、こうした法律の不備や盲点に付け込む形で、ライブドアの驚異的な成長がありました。時代の寵児と持て囃されて来ました。

しかし2006年1月16日(1月16日ですので前年の四緑木星酉年)夕方東京地検特捜部による証券取引法違反による捜査が入り、その後逮捕されました。

実績を上げて株価に反映させ上昇させて行くと言う本来の姿ではなく、株価を上昇させる為にM&Aを行い、実績を後追いさせて行く手法でありました。株価を上昇させる為に粉飾決算を装い利益がある様に見せかけての虚為になったと言う事です。

堀江前社長は昭和47年10月29日生まれ(本命一白水星子年・月命九紫火星戌月生まれ)です。

堀江前社長は1996年(平成8年四緑木星子年)に始動しました。運気は本命南西方位廻座で上昇年(盛運期1年目)でありますが、誕生日前の厄年(衰運期5年目)の影響下の状態のある始動です。そして盛運期4年目(平成11年・一白水星卯年)は順調機運でM&Aで進展します。

しかし衰運期(平成12年から平成16年)に突入した頃から、野球の球団の買収に名乗りを上げ、ニッポン放送・フジテレビ等に対するM&Aの問題が世間の注目を集める事になります。

こうした一連の行動は衰運期中であり自重し慎重に対応・対処する時期でありました。事件の主たる嫌疑の元となった事柄は平成16年3月(五黄土星申年・一白水星卯月)の買収に関する事柄です。事件の容疑の年は平成16年(本命北方位廻座の厄年)が基点となります。

運気的には本厄年(本命の一白が北方位廻座の衰運年の5年目)であり、自重し盛運期に向い準備すると言う衰運期の時です。それを実行に着手し行動した訳であり、その間の要因は全て無駄になると言う状態時の行動であります。

運気が本格的に開いて行く時に、こうした状態になることを気学では「逆運」と称しております。

拡大拡張を慎む時期に行動し運気旺盛になる状況時に発覚要因となりました。気学では4年間の盛運期があり、5年間の衰運期があると定義付けております。つまり物事において、5年間は苦労や耐える期間の努力の後には4年間の比較的思い通りに進展する期間があり、それが9年と言うサイクルで繰り返されると言う事です。

堀江前社長のIT分野始動からちょうど9年経過(気学の1周期)と言う節目の年に起こった事件です。

それが自然界の法則であり、周期なのです。自然の法則に従いながら発展・繁栄を行うか、あるいは自然の法則に逆らい行動することで短い成就で終結するかは、中心になる社長の舵取り一つであります。

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気学で見る順運と逆運

2010年11月21日 日曜日

運気は一定の周期を以って循環しております。毎月の運気は9ヶ月を一周期として、毎年の運気も9年を一周期としております。

盛運期4ヶ月(4ヵ年)あり、衰運期5ヶ月(5ヶ年)あります。1ヶ月(1ヶ年)衰運期が多いのであります。

盛運期は自然界において発芽から開花そして結実まであり、衰運期は熟実から落葉そして種となり地中での根張りまでの間であります。これが自然界の年としての周期であります。

盛運期は自分の本命星が南西方位廻座(誕生日以降から)・東方位廻座・東南方位廻座・中宮位廻座(この年や月に新規な事は避ける事)・北西方位廻座(誕生日まで)の4ヶ月(4ヶ年)です。

衰運期は北西方位廻座(誕生日以降から)・西方位廻座・東北方位廻座・南方位廻座・北方位廻座(厄年です)・南西方位廻座(誕生日まで)の5ヶ月(5ヶ年)です。

盛運期とは物事を積極的に行動に移すことの出来る拡張期であり、特に東方位廻座の月・年の時。東南方位廻座の月・年の時は運気の活発なる時だけに、大いなる拡張期にあり、そうした流れに則した行動が順運なるめぐりと言うのであります。

しかしながら時として衰運期の時に積極的なる行動をした為に、この東方位廻座や東南方位廻座において不利なる状態の現出することがあります。これを逆運と言います。

逆運の過去の一例として・・・過去のリクルート事件の江副元社長は衰運期(東北方位廻座衰運期3年目の昭和59年に政界工作して東方位廻座(盛運期2年目)の昭和63年に逮捕されます。本来現状維持で行くべき年に大きな積極行動が盛運期に不利な方向で顕現します。

元首相の大平正芳総理は昭和53年12月に首相に就任(本命星が北方位廻座の厄年)そして昭和55年6月(東方位廻座の盛運期2年目)に選挙途中において亡くなりました。

最近ではライブドア堀江元社長・村上ファンド元社長が逆運の人達です。この二人については次回のブログで詳しく発表いたします。

人の運命には親から与えてもらった器量(気質)があります。その器量を開花へ、また願望成就へと導くのは己の努力と意志があります。そして時節と言うめぐりであります。

順運・逆運とはめぐりの流れに則しているか、逆らっているかと言うことであります。また自然界の法則に従っているか、逆らっているかでもあります。

衰運期の中で願望成就を果たしても永続へと結び付かない訳であります。

「待てると言うことは運を掴むための一大要因」であります。時節を知って行動する事です。

人は出会いによって運命が決まるとも言います。運と言う運気は移動します。運気の順運の人に出会うと運を貰うことが出来ますが、逆運の人に出会うと運を取られる事になります。

またプラス思考(ポジテイブな考え方)の人は順運なる道が開かれて行きますが、マイナス思考(ネガティブな考え方)の人は逆運となって開運の道を閉ざす事になります。

運は自然界の法則である盛運期(順運)と衰運期(逆運)を知る事から始まります。

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根とは

2010年11月10日 水曜日

今回は「運とは?」「鈍とは?」に続く第三の「根(こん)とは?」です。

根の要因は根気の根でありますが、植物の根(ね)に通じる要因であります。良い花を咲かせんとするには良い土壌が必要となります。そしてしっかりと根(ね)を張ることが大切であります。

花が子供であるならば、枝や幹は両親であり根は先祖にあたります。

しっかりとした土壌にはしっかりとした根が張り、多少の風雨に耐えて行くことが出来ます。代々に至る継続された愛情とか思い入れがあり、良い開花・繁栄された開花となります。人の一生に置き換えても同様です。

何気なく人は自分の成功を我が力と思い勝ちでありますが、決してそう言うことはなく良き資質に恵まれたものが背景にあります。

種を蒔いても、良く耕がやされた土壌であれば、根は深く張ることが出来ます。しかし耕がやすのは一代二代では良い土壌は生まれません。戦後日本が大きく発展した要因の中に先祖が良い土壌を作り出して来た背景があります。歴史の大切さはこうした流れや背景を知ることであり、因果応報は常に繰り返されて行くのであります。

一つの成功でも、一つの災難でも根に原因があったり土壌に原因があったりして、決して原因のないものはないのであります。

気学では人の気質と言う面を重視しておりますが、人の気質も土壌にあたる要因で生じて来ることが多い訳であり「三つ子の魂、百までも」と言うことが多く見受けられます。三歳までの成育された状況が成人になってから思わぬ幸・不幸の背景の原因になって行くことが多いのです

特に精神的なるものは幼児期に原因があるのです。子供の気質は何通りにも分けることが出来ますが根にあたる土壌の背景で成長に差の出ることがはっきり言えるのです。

気学で「家相」を重視しているのは、こうした土壌のもたらす影響が人の気質の成長に大きく係わり合いを持つと言う思想からであります。ですから生誕時とくに三歳ころまでの家相の吉凶を重視するのであります。

根と言う面を根気と言うことで説くことが多いのですが、勿論一般的にはその方が判り易いと思います。しかし「運」と言うめぐり「鈍」と言う努力、「根」と言う資質と言うように捉えた方が気学の場合よいように思います。

よく新興宗教に入信して改宗する人を時々見受けますが、これらの行為は「根無し草」と同様、永続性に欠けて来る要因で決して行うことではなく、一族の歴史と言う土壌を大切にすることを第一と考えるべきことであります。

信仰とは自らを律し常に我が人生と自然界との一体感の中にあり、教えの教義教典よりも根にあたる先祖の良きめぐりを願いめぐりの中に、我が人生もあると言うことを知ることであります。

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鈍とは

2010年11月1日 月曜日

物事の願望成就や成功結実には運(生成の気)だけでは成立と永続は果たせません。普段からの鈍(どん)(謙虚な心)に当る努力と根(こん・育成の気)に当る要因があって成立します。

前回の「運とは?」に続いて今回は第二の「鈍(どん)とは?」です。

一つの鑑定なり判断をする時において、第一に「運」というめぐりが盛んであるかどうか。第二に「鈍(どん)」の要素でありますところの、成就には下向きな努力と謙虚さが求められる事が多いです。そして第三が「根(こん)」の先祖から受け継がれている「器」の要素であります。永続なる成功を果すためには、こうした基準を目安として判断致します。

鈍とは「にぶい」と読みますが暗悪のことではありません。誠実と忍耐と謙虚さと努力で、物事に打ち勝つことが「鈍」の徳であります。「鈍い」と言う事は何事も承知していて、鈍く行動すると言った面が要求されます。

ある流行歌手が一曲の歌を長年の間、歌い続けることにより大ヒットに結び付けたと言うのは、こうした鈍の面を良く表していると思います。

別段歌い方を変えた訳でなく、一つの曲をひたすら誠実と忍耐と謙虚さと努力で物事の成就へと進みます。こうした一途な行動が、自ら変わろうとしなくても、世の中の流れが変化して時代の中へ受け入れてもらえる「運」のめぐりが訪れる訳で大ヒットに結びつくことになります。

一人の歌手の職業についてでありますが、他の職業の要因にも言えることであります。人間関係においても叡知敏感なる要素の対応は、時として高慢にもなり、井の中の蛙ともなり大きな運を取り逃がすことにもなります。

結果や目的と言ったことを考えずに、ただただ下向きに努力する、今日一日一生懸命に努力すること、こうした鈍なる行動は時として、大きな運を掴むことになるのであります。

物事に対して余りにも用意周到に走りすぎたり、叡知敏感なるがゆえに自分の実力の半分も発揮出来ずに終ってしまうこともあります。

スポーツの世界の人たちに良く見られる言動でありますが、常に相手や周囲の人たちの健闘をたたえ、自らは決して誇らない姿があります。

勝ってもおごらずにインタビューされている姿は一流選手の持っている謙虚さであり、鈍なる姿勢であります。そうした姿なり態度が示せると言うことは、自己の精神や身体を練習でぎりぎりまで厳しく鍛練して啓発努力しているから言えることであり、自分自身との戦いに勝利して来た人の姿でもあります。

運を開かせられずにいる人は常に下向きな謙虚さを忘れ、人の言も聞かず、聞いても自分の都合を行い、自分の精神や感情をコントロール出来ずに高慢なる「お山の大将」を誇示している人であり、一時は良いように見えても短期繁栄であり、また元の木阿弥になって終るのであり、同じ過ちを何度も繰り返すことになるのです。

自分自身が努力も忍耐も謙虚さも忘れ高慢さに終始し、人から成功者と呼ばれたいと言う「我欲」の強い人は世の中の失敗者の中に多く見受けられる共通の姿であり、自分自身の精神力に負けている人であります。

人生は「生き様」を示すものであっても、常におごらず、高ぶらず地道に努力して行く人が勝利者であり、鈍の精神でもあります。

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運とは

2010年10月21日 木曜日

「運とは?」何でしょうか?

運と言う字はウ冠に車にシンニュウと言う字から成り立っております。

ウ冠のウは宇宙(自然界)の意であります。車は輪であり輪廻であります。一年に春・夏・秋・冬のあるごとく、一日に昼夜のあるごとく、めぐることであります。

シンニュウは走ると言う字から来ております。即ち「運とは」宇宙の輪廻転生のことです。

そうした意義であることを基本として、人間の一生にも運が着いて廻るのであり、運が良いとか悪いとかは誰にでもあてはまることであり、人が生きていく上においては自然界から与えられた当然のことであります。

運は自然界の影響を受けるのですから、自然界の法則を知ることは大変重要なことです。

今の自分の置かれている状況が行動の時(盛運期)なのか、あるいは備えて行く時(衰運期)なのかを知ることが、運の輪廻であり、運勢であるのです。自然界の法則が運であり、その栄枯盛衰のめぐりを知るのが運勢であります。

命を運ぶことが「運命」でありますが、命のめぐりの中で、最大限に発揮出来る方法として、自然界と人間との関係には一定の因果関係があります。

自然界の恩恵は「祐気」(その為、「祐気とり」をお薦めしております。)によって発揮され福分をもたらす反面、自然界は「尅気」(悪い気を祓う意味でも「祐気とり」実践は重要なのです。)と言う試練をもたらすのです。自然界は常にバランスの中にある事を知ることが大事です。

運は自然界のめぐりを示すものであり、そのめぐりを上手に活かすかどうかで、与えられた命が大きく開花・結実にもなり、めぐりに翻弄されて小さく開花・結実ともなり、自然界の巡りの活かし方一つで差の生じることになります。

先祖から与えられた命と言う器量(気質)が、運(めぐり)を得て、大きく成育され開花され結実を得て行くと言うことであり、運とは「時節」を示すものであります。

運は天の時を与えてくれるものであり、天の時を与えられても器量によって成就に差が生じて来ますが、運の時は均一に与えられているものであり、命と言う中に器量の元がある事を知る事です。運は流動の中にあります。

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気学で見る本命星北方位・中宮位廻座の怖さ

2010年10月11日 月曜日

前回鈴木宗男元議員について実証いたしましたが、今回も引き続き本命星北方位廻座・中宮位廻座についてです。

自分の本命星が中宮位に廻座する時や北方位(厄年)に廻座する時は新規な事柄・結婚・移転・開店・新築等は避ける年となります。

辻本清美議員 昭和35年4月28日生まれ(本命四緑木星子年・月命六白金星辰月生まれ)の初当選が平成8年(四緑木星子年)です。本命星の中宮位廻座で初当選しました。平成14年の7年目で辞職です。その後平成17年(四緑木星酉年)に再選しましたが、今年の八白土星寅年(本命星の四緑木星は北方位廻座の厄年)で、国交省の副大臣としてやる気で燃えていましたが民主党との連立離脱により本人も社民党を離党する。

土井たか子元議員 昭和3年11月30日生まれ(本命九紫火星辰年・月命五黄土星亥月生まれ)は初当選が昭和44年(四緑木星酉年)です。本人の本命星である九紫火星は北方位(厄年)での初当選でした。

土井たか子元議員と辻本清美議員の出会いは土井党首(当時)が北方位に本命星が廻座している平成8年(四緑木星子年)でした。そしてこの年の行動が平成14年に頓挫する事になります。

平成14年(七赤金星午年)は土井元党首の本命星が西方位に廻座し暗剣殺(他動要因)を持ち衰運期2年目にあたりました。10年前には村山富市議員に委員長を渡した年に、細川連立内閣そして日本内閣史上初めての女性首相の可能性を逸しました。

鈴木元議員の追求の急先峰の辻本議員を失った背景には、初当選が北方位本命星廻座(厄年)の要因が後々まで尾を引いている事が気学上判断出来ます。

田中眞紀子議員 昭和19年1月14日生まれ(本命三碧木星未年・月命三碧木星丑月生まれ)は初当選が平成5年(七赤金星酉年)です。田中議員も北方位に本命星廻座時(厄年)の年の初当選です。一回は辞職しました。その後平成15年自民党を離党、平成21年に民主党に入党しました。

田中眞紀子議員は父親の角栄元首相の「惜福」を得ている状態であり、惜福とは父親が使うべき財福(目には見えない功徳による量)が残されてあった事が大衆人気として生じている訳です。田中議員の真価はこれから吉凶が問われる問題で親の惜福で10年得てきた人気が、今後自身の運気の器量の生じる10年は、今までの要因とは大きく異なることになります。

鈴木元議員・辻本議員は中宮位で土井元議員・田中議員は北方位(厄年)でスタートした事が気学上においてやがて不成就・不利益・不条理を招く年に行動した軌道が歳月の流れの節目に生じた事柄です。

気学では「時期」においても「方位」においても「初めての状況・動き」というものを重視します。着手・実施・始動等々を基準とします。

田中角栄氏(大正7年4月生れの本命一白水星午年・月命六白金星辰月の生れ)が首相となった昭和47年(年盤一白水星子年)7月(三碧木星未月)7日であります。その後あの「ロッキード事件」で昭和49年に辞職します。本命星が中宮位廻座の時は現状維持の時であって多少力があっても衰運に備える時ということになります。

過去昭和29年(一白水星午年)の時に首相になった鳩山一郎元首相(明治16年1月1日生れ本命一白水星午年・月命七赤金星子月・鳩山由紀夫元首相の祖父)も足掛け3年で次の石橋首相に変わっています

本命星が中宮位廻座の時というのは物事の花開く時であり満開に咲く花のような時期なのであります。過去何十年の努力の表出する時であり吉にしても凶にしてもすべて過去の状態の顕現する時なのです。それだけにこういう時期は大変難しい状態なのです。

ですからその後の首相で福田元首相(明治38年1月生れ本命六白金星辰年・月命三墾木星丑月)も中宮位廻座で首相になった為に有利な状態でありながら足掛け3年で大平首相に変わることになってしまう事になりました。

また 検察審が再議決し強制起訴となった小沢一郎氏(1942年5月24日生まれ・本命四緑木星午年)も初当選は昭和44年の四緑木星酉年)の本命星が中宮位廻座です。他には現官房長官の仙谷由人氏(1946年1月15日生まれ・本命一白水星酉年)の初当選は平成2年(一白水星午年・中宮位廻座)です。現財務大臣の野田佳彦氏(1957年5月20日生まれ・本命七赤金星酉年生まれ)も初当選は平成5年(七赤金星酉年・中宮位廻座)です。

周期律というのは方位学周期と時期的周期の交差した時により強い現象が起こるのであります。それに家相学による潜在的要因が加味すると考えることが出来ます。

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