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六大凶殺方位とは

2015年3月1日 日曜日

気学において、移転・はじめごと・開店・旅行などで、絶対的に避けるべき方位が六大凶殺方位です。

特に六大凶殺方位(五黄殺・暗剣殺・歳破(年盤のみ)・月破(月盤のみ)・本命殺・本命的殺)は使う事が出来ません。また12歳以下の子供には小児殺方位と言う大凶方位があります。

年盤を犯せばその災いは60年間続きます。月盤を犯せば60ヶ月(5年間)・日盤を犯せば60日間(2ヶ月間)続きます。その為、年盤・月盤・日盤のすべてを重ねて判断します。

暗剣殺大凶方位

五黄殺方位の反対にあたります(五黄殺方位が西方位の時は東方位になります)。この大凶方位に移転すると一定年数を経て、来災の時期に至ると、一大災害に遭遇する事があります。移転の場合は十分注意しないといけません。これは単に居所の移転のみならず、永年居住の家屋の増改築も同様です。

移転・造改築は勿論のこと、輿入れ・動土・事務所の建設・取引開始・店舗の設営・支店の設置・事務所の移転等すべて不可能です。
暗剣殺はその性質上他動的の災害でありますから、自ら注意して到底防げるものではありません。その為、暗剣殺大凶方位への原因を作らないことが賢明です。

五黄殺大凶方位

暗剣殺方位の反対にあたります(暗剣殺方位が東方位の時は西方位になります)この大凶方位は自発的に起る作用です。したがってこの方位は避けなければなりません。

もし誤ってこの方位を犯す事になりますと、精神・生命・財産・信用・営業・家庭・家運に至る諸般に破滅を召集し、時に自発的火災による災害・一家離散・家名断絶という状態になる恐れがあります。「忘れたころにやって来る」のが特徴です。顕現そのものは一定の年数を至って生じますので絶対に用いてはならない方位です。

本命殺大凶方位

本命殺大凶方位は各自の生年月日によって決まります。まずは自分の本命星を知ることです。

即ち自分の命星と同様の九星の所在する方位です。この九星の位置は年・月・日によってそれぞれ違います。なぜかと言いますと、九星の動きを遁甲(とんこう)といって年・月・日と動いています。年盤においてはその凶現象の程度は大であります。その結果は方位により異なります。

本命的殺大凶方位

本命的殺大凶方位は本命殺大凶方位の反対方位です(本命殺大凶方位が東方位の時は西方位になります)この本命的殺大凶方位を犯せば何事も自ら事を誤り、精神的苦痛になる事があります。自らの計画と目的は相反して、大失敗を招く恐れがあります。

歳破大凶方位

歳破は、その年の十二支の干支の反対方位です(今年は未年ですとその反対の丑の位置になります。時計の針のごとく12時を子とし(北方位)・1時(丑)・2時(寅)・・・・・の順になります。歳破とは諸般の破壊を意味するもので、その破壊作用は強烈であります。

もしこの大凶方位に向かって移転・輿入れ・動土・居住家屋の改増築・新規の営業取引開始等を行うと、家庭では親子夫婦、または他との親交の情を破壊し営業・財産・家運の破滅を招く恐れがあります。

月破大凶方位

月破大凶方位は、その月の十二支の干支方位の反対方位です。(3月は卯月ですとその反対の酉方位です)月盤上における凶方位です。
年盤上の歳破大凶方位と同じく強烈なる作用があります。歳破大凶方位で示しましたように破壊作用が起る恐れがありますので注意することです。

以上が六大凶殺方位です。あなどってはいけません。最大の注意をしてより良い人生を掴んで下さい。

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気学の凶方位の意義と作用

2015年2月21日 土曜日

気学において、今現在以上の運を切り開くことが、「祐気とり」ですが、この方位が間違った方位であると、思いもよらぬ災難に見舞われることもございます。その凶方位の作用のことについて説明をさせていただきます。

気学概論の宗家講義の中に「凶方位の意義と作用」について述べています。天地には相生・相尅の作用があります。この作用が我々の目に映る現象となって、万物の上に発現する時は「生と死」の姿となります。言葉を換えて言えば天地には生気と死気とがあって、生気は生み、死気は殺すと言う事で、この二気の作用によって新陳代謝の循環作用が営まれているのであります。

人が生気の方面に進めば繁栄し、死気の方位に向かえば尅殺の運命に会います。前者を吉方位とし、後者を凶方位と言います。
天地は日々に建設をしていますが、同時にまた建設のための破壊をも行っています。吉方位とは建設の方位であり、凶方位とは破壊の方位であります。

右へ行けば生気の方位、左へ行けば死気の方位と、ちゃんと道標が立ててあります。ただ人の肉眼では見えないだけです。

気学が天の代弁者となって常に生気の吉方位を薦め、死気の凶方位を避けています。即ち天地の示す道標・方道・法則を明らかにして、幸運幸福の道案内を努めている次第であります。しかし多くの人はこれに耳をかさず、天地の示す正道に反し、自分の都合と欲の為に、邪道・横道を行くと言う有様であります。

天地の示めす正しい道に背き、自ら災いを招く原因を作り出す道に進む、その方位を凶方位と言うのであります。人生における一切の不幸や凶災は、人が自ら招くものであり、自発的にその原因を作り、自らその災いに苦しみ悩むものだと言う外ありません。

凶方位は殺気の方位でありまから、この方位に行けば肉体のみならず、すべてのものが死滅・尅殺される恐れがあります。財産も信用も名誉も家運も一切が破壊となる可能性が高いのです。

人生満足の反対現象に遭遇する結果となりますから、断じて凶方位を用いてはならないのです。気学は天に代わって「この道を進むべからず」という立て札を立て常に注意をしているのであります。

人の吉凶はまず行動することから始まります。開運という吉方位において行動することにより,運を貰うというのは「方位とり」が唯一の実践開運学であります。

特に窮地に立っている状況の中では吉方位に行動することであり、打開・開拓・変革・改革等は止まっているより行動する事で実現性は大となり、ここに吉方位活用の重要性があります。

何かをする時(移転・旅行・就職・進学・転職等)は吉方位でやりましょう。そして毎月の「祐気とり」実行で開運UP・護身・家内安全・健康維持を得ましょう。

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2015年の小児殺方位

2015年2月11日 水曜日

今回は数え年で12歳以下の子供にのみ影響する「小児殺方位」という方位について記載致します。

最近,子供の事件・事故が増えています。親にとっての吉方位は確認しますが、子供の小児殺方位を確認せずに移転しり、海外・国内旅行をしたり、帰省したりしています。その影響が出ている事実も見逃せません。

「小児殺方位」は子供の運気に大変な影響がありますので、あなどってはいけません。

平成27年の毎月の小児殺方位をお知らせいたします。

今年の平成27年は未年ですので、九紫火星の廻座する位置(方位)が小児殺方位に当たります。毎月の月盤の九紫火星の廻座する方位が「小児殺方位」です。干支によって毎年変わります。

2月度(2月4日から3月5日まで)     南方位

3月度(3月6日から4月4日まで)     北方位

4月度(4月5日から5月5日まで)     南西方位

5月度(5月6日から6月5日まで)     東方位

6月度(6月6日から7月6日まで)     東南方位

7月度(7月7日から8月7日まで)     なし

8月度(8月8日から9月7日まで)     北西方位

9月度(9月8日から10月7日まで)    西方位

10月度(10月8日から11月7日まで)  東北方位

11月度(11月8日から12月6日まで)  南方位

12月度(12月7日から1月5日まで)   北方位

平成28年1月度(1月6日から2月3日まで)南西方位

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凶方位を使った場合の凶現象

2013年4月21日 日曜日

方位に於いて凶方位を使った場合(移転・旅行・就職・開店・結婚・取引・商談等)は、方位によって下記のような凶現象が顕現します。

その為、特に六大凶殺方位(五黄殺・暗剣殺・歳破(年盤)・月破(月盤)・本命殺・本命的殺)や子供にある小児殺方位は避ける事です。

北方位の凶方位を使った場合
交流交際が途切れる。交通事故に遭う。喧嘩に巻き込まれる。やる事なす事が裏目に出る。部下対人に不利益を受ける。失職失業する。色情の難が原因となって身を破り家運を破ります。ノイローゼ・アルコール中毒、等に注意。

南西方位の凶方位を使った場合
根気がなくなり怠慢となる。不動産の損失・家庭不和・営業の衰退となる。曲がり角や上から物が落ちてケガをする。高慢な頑固な人に合う。階段を踏みはずす。土砂崩れに遭う。手足にケガをする、等に注意。

東方位の凶方位を使った場合
隠し事がスキャンダルとなる。火災・爆発事故・地震に遭遇する。溝や水溜りに足を入れケガをする。水難事故に遭遇する。貧乏になる。色仕掛けに合う。病気を移される。流産する。下腹部を患い高熱を発するのを常とします、等に注意。

東南方位の凶方位を使った場合
信用の破壊が訪れます。嘘を付かれる。驚き事に合い不利を受ける。怒鳴られる。不評を買う。物事が空転して失敗する。火事や地震に遭う。気管支炎を患う。足をケガする、等に注意。

北西方位の凶方位を使った場合
汚い事を言われる。盗難や金銭難に遭う。食中毒に遭う。甘い言葉に騙される。足をケガする。ギャンブル・投機的な事に凝り大金を失う。交通事故に遭う。頭部のケガ・病気・心臓病・血圧の病気、等に注意。

西方位の凶方位を使った場合
刃物の事故に遭う。火災に遭う。火傷する。喧嘩が起きる。離反対立が生じる。盗難に遭う。 大きい金銭の損失があります。肺・口・歯・手術をするような病気・けがに遭う、等に注意。

東北方位の凶方位を使った場合
不動産・相続に関する損失。悪欲が出て怠け者になり、欲張りな強欲な人に合い財を失う。失物や盗難に遭う。意欲消失する。家庭が破綻する。家庭の不和合から親類との絶縁に及びます。腰・関節を患う。内臓を患う、等に注意。

南方位の凶方位を使った場合
大切な人との離反離別。火災に遭う。警察沙汰・訴訟問題は負ける。交渉事や相談事が破れる。離縁離婚する。物事の行違いで争い事となる。頭部のケガをする。 脳の病気・精神病・眼病・心臓病、等に注意。

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イラク戦争の検証

2013年4月11日 木曜日

前号の「イラク攻撃勃発から10年経過」の続きで、今回は「イラク・フセイン元大統領の足跡と二人の外務省の外交官が殺害された事件」を検証します。人の運命が解ります。

イラク・フセイン元大統領・1937年4月28日生まれ(本命九紫火星丑年・月命三碧木星辰月)

1979年        イラク大統領に就任(三碧木星未年)(独裁体制を築く)
1980年        イラク・イラン戦争(1980年~1989年の戦争)、米ソ冷戦時の中で米国の支援で対イラン戦を有利に進める
1990年        夏に突然クウェートに侵攻する。当時のブッシュ米国大統領(現大統領ブッシュの実父)率いる米国はただちに湾岸周辺地域に兵力を配備する。
1990年8月2日    イラクがクウェートに侵攻する
1990年8月8日    クウェート併合を宣言
1990年11月29日  国連安保決議678条採択する
1991年1月17日   多国籍軍の空爆による湾岸戦争開戦
1991年2月24日   地上戦開始
1991年2月27日   クウェート解放し米国等勝利宣言
1991年4月3日    イラクに大量破壊兵器の廃棄義務付け

イラク・フセイン大統領が就任して以来十二支の一循目(12年後)の「未年」のめぐりの時で九星の運気は盛運年の4年目にあたりフセイン政権そのものは敗北後も生き残ることになります。そして中東地域の安全保障にとっての脅威に成長して行きます。

2003年1月27日   国連査察団が安保理に正式報告「イラクの協力は不十分」
2003年3月19日   イラク攻撃開始(未年)でフセイン政権崩壊

フセイン元大統領にとって「未年」は大きな事象の発生している事が判明します。未と対沖するかたちで丑があります。つまり未年(大歳)の対沖には歳破が廻ります。つまり運気上不利となる要因であり十二支は「体」(状態)の同
期となり、就任時の周期が不利に動いています。

1979年就任・1991年湾岸戦争・2003年崩壊と12年毎の大きな事象です。

また平成15年11月29日にイラクにおいて二人の外務省の外交官が殺害されました。

日本からイラクは北西方位にあたり、平成15年(六白金星未年)は暗剣殺の凶方位にあたります。奥外交官(大使昇格)は昭和33年生れ(本命六白金星戌年生れ)で3月に英国大使館より派遣されたと言います。

英国からイラクは東南方位であり、3月は月盤(四録木星卯月)として暗剣殺が東南方位に廻座しており、11月では奥外交官は年盤の暗剣殺に同会しており、井上書記官(昭和48年生れ・本命九紫火星丑年生れ)は年盤で歳破を持っておりました。

奥外交官は3月に英国よりイラクに入国しました。それが月盤の三碧木星の暗剣殺で、年盤の五黄殺でありまた。3月(卯月)に犯した方災は7月(未月)に11月(亥月)という三合路線に従って顕現します。方位は一定の周期を以って生じて来る訳です。

奥外交官は方災と周期と運気の三つが重なって凶現象が顕現してしまったのであります。子(12月)・丑(1月)・寅(2月)・卯(3月)・辰(4月)・巳(5月)・午(6月)・未(7月)・申(8月)・酉(9月)・戌(10月)・亥(11月)で三合とは(子・辰・申)(丑・巳・酉)(寅・午・戌)(卯・未・亥)の関係を言う。

自衛隊の派遣も平成15年は北西方位で暗剣殺にあたり、一長一短に行かない要因が生じ平成16年の立春(2月4日)の年が変わってからの派遣が方位的には無難となり、もし立春前の自衛隊派遣となれば、小泉内閣の政権の危機に直面することになり、立春以降遅ければ遅いほど良い結果となります。これは方位の要因からであります。

人の運気状況・方位の重要性がご理解頂けたと思います。人生の大きな節目の時(結婚・移転・開店・新築・設立・新規な事柄等)には十分に注意する事です。

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家相について

2012年5月21日 月曜日

家相が住居している人の運命・運勢を左右し、又家相にはその家に住居している人の健康面から思想面に至ることまで影響を与えて来ます。

家族が円満で生活しているか、どうかにまで係わり合いが生じて来る訳であります。「家相は思想なり」と言って、その住居する人の考え方や行動面に至るまで影響されて来るのであります。

家相は結果として運勢・健康面・行動面・営業商売面・対人関係まで顕現して来る訳であります。

家相に於いての定位に於いて、方位上に家族構成の定位があり、中国易学の「乾坤六子の説」より構成され、日本風土に応用されて来た教学であります。

乾(北西方位)を主人(父)として司り、坤(南西方位)を妻(母)として司る。三人の男子・三人の女子の方位を決定(父と母と三人の男子と三人の女子で8名の八方位)してこの「乾坤六子の説」の理法を基本として、そこに住居する家族の構成を与えて吉凶禍福等が生じて来ることになります。

新居に入居してから5年経過してから家の相の影響による吉凶が生じますが、それまでの間は方位による作用の吉凶があります。方位と家相は重複しながら顕現するのです。

「凶方位は年盤を犯せば60年間、月盤を犯せば60ヶ月間(5年間)、日盤を犯せば60日間(2ヶ月間)その災いは付きまといます」と言われております。

家相の影響の第一は生誕から60ヶ月(5年間)発育した家相状態、方位活用がその人に与える影響が初年運と青年期の状況に作用し現出して来ます。

次に家の改装や改造をすると、その改装や改造した方位によって凶作用の顕現を見る事になります。家相は人体であり、家族構成の思想であるのです。

ですから家相の恐ろしさは次代を担う幼児に一番強く顕現し、次に夫と妻と言う事になります。こうした基本的な考え方に立って家相が成り立っています。

家相の影響は最初からその家に住居していることが条件であり、中古住宅(60ヶ月以上経過した物件)を買い求めて住居した場合は、第一に顕現するは移転して来た方位作用が顕現します。中古住宅の影響が出始めるのは、前住宅の家相の要素が半減する10年以上の経過後となります。

家相学によってある家族に吉相を建築しても別な家族が住居してしまえば吉相にならないこともあり。家族構成が異なれば吉凶も異なるのです。

家相設計で大切な事は将来に至る家族構成も含めて建築すると言うことであります。一度建築すると増改築は家相上に於いては大凶となるからであります。

新築に建て替える時は必ず「気抜き」(取り壊してすぐに建築しない事)をする事です。自分の運気が新居建築や建て替えの時期に良いのか悪いのかを調べてから着手する事です。大切な項目は運気状態・方位・時期・家相・入居後の祐気とりです。

家の新築や改築に於いては、思い付きや安易なる改築を慎んで行く事であり、改築増築に於いては何がしかの影響がある事を知るべきであります。

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祐気取りについて

2012年2月21日 火曜日

気学は陰陽五行説を中心として、日本の風土等の中で集大成されて来ている教示学であります。

理論よりも実践して「実証」して行く教えであり、自然界が示す唯一の開運学であります。勿論、気学によって予測すること、占うことは可能です。しかし「自らの運は自らの手によって押し開いて行く」その実践一方途が「祐気取り」であります。

人間がこの世の中で、初めて生を受け「大気」に触れたその年その月その日を基本として実践して行く教示学であり、人事一切の事柄を解明し、どうしたら人間が願望成就を果たし幸福なる生活を営むことが出来るかを、最も具体的に指導する開運の教示であります。

「人の吉凶は動より生ず」と言い、人は動くことにより吉凶禍福が現象して来ます。また動くことにより、人との出会いがあります。めぐり合いもあります。

しかし良い出会い、良いめぐり合いの種は自分自身の蓄積されたプラスのエネルギー(祐気)による訳であり、外部からもたらされるものではないのです。マイナスのエネルギー(尅気)とのバランスにある訳であります。

生誕時より自然界より何がしかのエネルギーを蓄積している訳でプラスのエネルギー(祐気)が勝っている間は順運で循環して生活して行きますが、マイナスのエネルギー(尅気)が勝って来ますと逆運なる不運を呼び込むことになってしまう訳であります。

人間はエネルギー体であります。「病者に開運なし」と言い、病気と言うマイナス要因に置かれた人には他からエネルギーの補充が必要となって来ます。病気はすべてに原因があり、細菌性のものから心の病に至るまで自然界と人間との間に因果関係があるのです。(病の元は凶方位と凶家相による場合が多く見受けられます)

人間の持つエネルギーは時として移動します。欲望の強い人、願望の強い人に出会うとエネルギーを奪われることがあります。

自分自身に祐気の蓄積がある人は多少の方位の凶方位へ出かけても無事でありますが、過去に凶方位を犯して(凶方位へ移転した人等)尅気の強い人と出会ったり、めぐり合うと、その尅気に引きずられて自分の祐気を奪われてしまうことがあります。(人は毎月の行動の中でやむを得ずに冠婚葬祭や出張や急な用件で方位を犯す事があります。その犯した行動が積り積もってしまいます。その邪気を払う意味でも祐気取りは必要です。)

それだけに常日頃から自分自身に祐気補充(毎月1回は実行する)を心掛けておくことは大切であり、それが「祐気取り」であります。

同じ交際をするなら良い因縁の人と交際することであり、良い因縁とは祐気蓄積の多くある人であり、そう言う出会いやめぐり合いを果たすきっかけは自ら祐気蓄積のプラスエネルギーを持つ努力であります。

気学は宇宙観や自然界をあるがままに受け入れて、耐えるべきは耐えて、辛抱する所は辛抱をして、それは苦しみ抜いての後の開運の為の耐える心であり、辛抱する心であります。

その人その人の気質が開花するまでの努力であり、開花後の継承、すなわちその「おおもと」が祐気実践であり、「気学祐気取り」であります。

「雪に耐え、嵐に耐えて、のちにこそ、梅がにほいの高くこそあれ」の精神です。

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気学で見る年の変わり目(立春前後)の事象

2010年2月2日 火曜日

気学では年の変わり(2月4日)を24節季の「立春」としております。

冬の寒気の小寒・大寒が過ぎ立春に到来する訳です。しかし実際の冬の寒気は立春以後も続きますが、日々の陽射しの明るさは「冬至」から比べれば雲泥の差があり明るく感じます。

立春前の18日間を「冬の土用」の期間として、自然界の森羅万象が次の季節に対する充電期間と考えて「事々」の自粛期間とも言われて自重する習慣があります。

また年度変わりや月の節季(24節季)の変わり目には、大きな事故や株式の暴落等がありました。これは「気の変動」による因果関係と気学上で教示された事柄であります。

冬の年中行事の「札幌雪まつり」は過去において毎年1月の下旬に行われていました。東京方面から北方位となり、3年に一度の気学上の月盤の五黄殺(万人の凶方位)・暗剣殺(万人の凶方位)にあたり、その影響から飛行機の墜落事故も幾度となく起きました。

今では立春直後の開催日定(今年は2月5日から11日)となり、2月の天道方位(南方位)・生気方位(北方位)の吉方位で雪まつりが開催されております。

過去の大事故のような事象は回避されて無事な状態が続いております。改善することで観光客に対応し、そして改善することで観光客に安心なる状況を呈すること、これを実行した札幌の主催者は英断を選択した訳で、以後大きな凶作用は起きていません。

方位学で悪いと言う事に対して謙虚に対応する事が大事です。

節の変わり日、前後に暴落した株式の例

スターリン暴落     昭和28年3月6日(節入り日は3月6日)

日銀公定歩合引き上げによる暴落 昭和32年5月8日(節入り日5月8日)

国際収支悪化による暴落 昭和36年10月9日(節入り日10月9日)

世界的な為替株式の暴落 平成9年11月 9日(節入り日11月8日)

リーマンショックの暴落 平成20年10月6日(節入り日10月8日)

一つの事象や事柄が生じる背景の裏側には、節の変わり目や、あるいは凶方位に出掛けることにより、発現することが多く見られます。

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気学で見る凶方位の移転現象

2009年6月13日 土曜日

方位学の基本理念は「人の吉凶は動より生じる」ということであります。特に本社ビルを建造する時、また凶方位に向かって本社を移転すると蓄積していたものが表に現れてくる訳です。

日本テレビは本社の社屋が麹町から汐留に平成15年(六白金星未年)の春に移転しております。それが巽方位(東南方位)の五黄殺方位にあたります。巽方位は世間信用を司る方位であり、その巽方位に本社が移転することにより、世間信用の失墜という現象が顕現したのであります。

その後、日本テレビプロデュサーによる視聴率買収工作事件が発生しました。そして役員一同の降格へと発展します。一社員の問題だけでなく会社の体質が問われる訳です。

同様にフジテレビが平成8年(四緑木星子年)に河田町から今のお台場に本社社屋を移転した時も社員による不祥事事件が発生しました。この時は巽方位(東南方位)に暗剣殺が廻座しておりました。共に巽方位の「世間・信用」と言うところの凶方位を犯したことによる社員の不祥事事件ということが発覚した訳です。

方位作用や家相作用による現象の顕現の因果関係があり、先の首相官邸の新築においてはゴーサインをした小渕首相が人柱になった(死亡)。また外務省の新改造築に関しては記憶に新しい所であります。そうした建造物による方位因果・家相因果を恐れる余り、旧首相官邸は取り壊さずに移動し保存すると言う事になり実施されました。

会社の新社屋に建て替えると時期・運気・方位・等やお祓いや清めや供養に関する報恩と感謝等を、行っても多少何がしかの影響が生じるのであり、その影響は代表者に顕現する場合、あるいは従業員に顕現する場合、取引営業に顕現する場合等、方位や時期の吉凶によって現出して来るのであります。

過去社会面を賑わせた会社の多くは、旧社屋を新社屋にした会社であったり,大きな拡張をした会社であったりして影響から生じた因果関係であります。

TBS・高島屋・また映画の松竹は撮影所を蒲田から大船へ移転した時、二枚目役の俳優佐田啓二氏・高橋貞二氏・森美樹氏に影響して死去、大船撮影所を大改造して大船シネマワールド(平成7年五黄土星亥年建設・五黄の年にはやってはいけない)に改築したら、看板映画の主役・渥美清氏(平成8年に死亡)その他の従業員に影響が出て一本につき十億円以上の人気シリーズ(寅さんシリーズ)の頓挫に遭い、そして松竹は平成12年に大船撮影所を閉鎖する。

会社の拡張時には用心の上にも用心が必要であり、経営者・代表者が、自然の法則を守ることが繁栄の第一歩です。

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