脱原発問題

2014年3月11日 火曜日

3月11日の今日、平成23年3月11日に起こった東日本大震災から3年となりました。未だ復興の見通しは付かずにいます。また原発事故も終息はしません。

それなのに安倍首相は原発の再稼働や新設を行おうとしています。

あの福島第一原発の事故から3年が経過しても、今だ、終息はしておりません。他の地域への避難や仮設住宅での生活者は約27万人いるのです。

汚染水問題も「何ら問題はなし」と世界に公言していますが一向に汚染水は止まりません。最近でも2月19日に110トンの汚染水漏れが起きました。汚染水の流出を止める有効な手段が見つかっていないのです。廃炉問題に於いても何も解決策は決まっていないのです。

今、原発を止めたら「日本の未来や経済の未来はない」と言っています。後々に於いて原発を失くす方向で新エネルギーの開発や自然エネルギーの有効活用をすると言う事です。過去に原発の事故で亡くなった方は一人もいないとその安全性と信用を柱に、終息もしていないのにも係らず海外への売り込みも積極的である。(トルコ・アラブ首長国連邦などへの原発輸出を可能にする原子力協定)

福島ではこの福島原発事故で苦しんでおられる人達が現在も数多くおられます。先祖から受け継いだ故郷へ帰りたいけど帰れない、年老いて自力での生活は無理な方もおられます。東電からの保証も終了すると言う事です。実際に原発の怖さや苦しみに遭った人でなければ、この苦しみは解らないのです。

確かに原発は必要かも知れません。でもここで考えて頂きたいのは自然災害の怖さのです。どんな英知を結集して造った最高の原発(建物含む)でも3年前の東日本大地震により福島第一原発の事故が起きました。

年々、拡大する自然災害です。このブログを通して何回も訴えて来ました。人間が思っている以上に、考えている以上に地球は壊れています。

30年以内に日本で起こると予想される東京直下型地震・南海トラフ地震等、地震国である日本でこの自然災害からまた原発事故が起こったらそれこそ取り返しのつかない事になりますと警告しております。全国50ヶ所に原発はあります。日本のどこで自然災害が起こっても危険なのです。

「今までに経験したことのない」地震・洪水・津波・台風・積雪・竜巻・台風等々の言葉は今後、起こる度に言われる事になるでしょう。「想定外」「経験のない事態」「何百年に一度の震災」等の言い訳である。「震度7でも阪神高速道路は大丈夫」と言っていたが阪神淡路大震災で倒壊した。それこそ子や孫に付けを回す事になるのです。

人間の幸せとは何なんでしょうか、ものの豊かさの追求でしょうか。お金を持つ事でしょうか。大半の方は普通に暮らしたい。安全な場所で暮らしたいと思っておられるのではないでしょうか。自然との共存共栄を再度考えて頂きたいです。

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