助成金について

2020年5月21日 木曜日

政府はまず、すったもんだの末に一家族にマスク2枚と国民一人現金10万円支給を決めました。他にもいろいろと個人や企業に対する助成金があります。

以前から指摘しておりましたように、雇用調整助成金や 持続化給付金の申請に当たり大変複雑な書類で素人には難しく添付書類が複雑です。友人の社長に聞きましたら4月初めに申請したものが5月20日でもまだ助成金が下りないと言っていました。

一人当たり10万円支給の特別定額給付金では、マイナンバー添付も難しく、申請者が多いためにすぐにサーバーが落ちる状況です。家に来る書類で郵送の方が早いと言ってもその書類も来ません。マスクも来ません。未だに届かない状態です。

緊急事態宣言が解除されてから(5月14日に39県は解除された・21日に残りの8都道府県の解除?)マスクが届くのでしょうか、お店や会社がつぶれてから助成金が届くのでしょうか。

また銀行の融資も発表された内容と大きく違い、何も優遇されていないで通常の融資と変わらない銀行の受け入れです。
政府の対応のまずさが露見しています。これでは間に合わないし、何の有難みもないです。

ITの分からない閣僚ではうまく行かないでしょう。先進国と胸を張っていた日本もITでは後進国です。今回の新型コロナウイルスでもITを活かした韓国や台湾は被害を少なく、早く対応し成果をあげています。

政府は,いや安倍首相はこの重要な危機状況の中でも頭の中は「検察庁法改正案」で一杯でした。ツイッター上(2日間で約500万人の反対)では、俳優や歌手ら著名人からも「検察庁法改正案に抗議します」という投稿が相次ぎました。さらに元検事総長を含む検察OBからも反対する意見書が15日に法務省に提出されました。強行すれば政権が持たないので次回に先送りしました。

そして昨日、飛び込んで来たニュースでは、当事者の黒川弘務東京高検検事長が ステイホーム週間中に記者宅で“3密”「接待賭けマージャン」をしていたと言う疑惑です。こんな政府ですので何もかも上手く行くはずがありません。

本当に大変なのはこれからです。第2・第3波は来るのか、失業者の増加、会社やお店の閉鎖や倒産、自殺者等・・
思い切った国の支援が必要です。それが出来なければ復活は時間がかかりますし、混乱する状態が予測されます。

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