七福神の福を呼ぶ

2014年1月1日

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

お正月に初参りした祈願祈念の「お礼参り」を五月に、ご奉公参りを九月にと言うのが神仏に対する「礼儀」の基本であります。

勿論月参りや日参りする人も多く見かける姿であります。その人の信心次第です。

「正・五・九」と言う言い回しで言われている要因であり、気学では三合路線と言います。

願いっぱなし、頼みっぱなし、やりっぱなし等と言うことが現代社会では当然視となっているようでありますが、礼儀から言えば大変に失礼なることであり、人間社会で行うことを神仏に対して行う人も多くなっている現状の中で、この理法道を守れないようでは、神仏祈願祈念の資格のない人であります。

気学三合法に「生・旺・墓」の考え方があります。正月(丑)・五月(巳)・九月(酉)と言う三合の関係であります。

七福神めぐりはよく正月に行われることが多いのですが、その正月にめぐった行動を五月のお参りで「育て」、九月のお参りで「結実・成就」と言うことも言える訳です。

七福神とは・・・
恵比寿神(律義の神・日本出身) 
家業繁盛・漁業大漁・無病息災・子孫長久・交通安全・五穀豊穣・開運招福・海上安全・縁日は10月20日

福禄寿神(大望の神・中国出身) 
立身出世・福運招来・天賦の幸・天禄授幸・子供智恵・長寿長命

大黒天神(格福の神・インド出身) 
開運招福・商売繁盛・吉縁結実・家内安全・災難消滅・五穀豊穣・祭日は甲子の日

布袋尊(平和の神・中国出身)  
招福円満・家内和合・相談大量・家庭裕福・仏法説法・吉祥招来・諸願成就・縁日は5日

毘沙門天神(勇気の神・インド出身)
病魔退散・仏法守護・財宝来福・福徳湧出・厄除開運

弁財天神(知智の神・インド出身) 
天下泰平・除魔招福・金銭招来・商売繁盛・芸能彗智・祭日は己巳の日

寿老神(長寿の神・中国出身)  
心の平和・家庭円満・無病息災・延命祈願

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2013年の10大ニュース

2013年12月21日

今年も残すところ数日となりました。今年も色々な事件や事故が多く起こりました。陰陽祐気学「みちのしらべ」の独自に選択した今年の10大ニュースは下記の通りです。

①五黄土星年の事象である天変地異が世界で多発した。
五黄土星年の事象である「崩壊・破壊」が多く顕現しました。地球温暖化の影響は「人災」と言っても言いくらい人間によって壊されております。人々が考えている以上に早い速度で地球は破壊しております。日本を初めとして世界中で大きな地震や噴火、記録的な暑さや、かつて経験したことがないような豪雨・洪水・地すべり・津波そして竜巻被害など、異常気象が続きました。

②アベノミクスで景気回復の兆し。
アベノミクスの3本の矢(大胆な金融政策・機動的な財政政策・民間投資を喚起する成長戦略)で円安・株高急騰と経済の回復の兆しが見えてきました。しかし国の借金が1000兆円を突破し、乗り越えるべき難題が多くあり、これから山場を向かえる事になります。年末には特定秘密保護法案が採決され集団的自衛権・憲法改正等進みます。この国の安倍首相の目指す国造りはどこに向かっているのでしょうか?また来年の4月1日から消費税が8%と決まりました。
そして中国・韓国と外交がこじれています。尖閣問題(中国)・中国が東シナ海に設定した防空識別圏問題・慰安婦問題(韓国)・福島汚染問題(韓国)等で最悪のこじれた外交問題となる。

③アメリカでテロ事件発生。
アメリカは12年毎の「巳年」に大きな事件や事故が起こっていますと予測致しました。その事件が今年も起こりました。
4月15日(現地時間)アメリカ・ボストンマラソンで、ゴール手前に仕掛けられた2ヶ所で爆発した。テロ攻撃、死者3名・重軽傷者は180名超えの事件が起こった。

④東京五輪2020年開催決定。
アルゼンチン・ブエィノスアイリスで行われた国際オリンピック委員会(IOC)総会で、9月8日午前5時(日本時間)に2020年の夏季オリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決まりました。

⑤体罰といじめ問題が全国で発覚する。
大阪桜ノ宮高校で先生の体罰問題で生徒が自殺する。この問題の発覚で一気に全国で発覚する。いじめと体罰は社会問題となる。

⑥富士山が世界遺産に登録。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は6月22日、富士山(山梨、静岡県)を世界文化遺産に登録することを決定した。

⑦JR北海道で事故が多発。
JR北海道が約270ヵ所のレールの異常を放置していた為に事故が多発した。そして車両トラブル・脱線・出火・安全対策は最悪の状態です。
人命に係る大きな問題で企業の安全に対する姿勢に問題があります。

⑧伊勢神宮式年遷宮。
約1300年前に始まったとされる式年遷宮は20年に1回行われ、今年が62回目でした。内宮、外宮の社殿などを造り替えるほか、714種1576点の装束神宝も古式のままに新調します。伊勢神宮と気学の係りは陰陽五行説・三合の説・参天両地の説があります。

⑨長嶋・松井氏が国民栄誉賞を受賞。
5月5日に長嶋茂雄・松井秀喜氏が国民栄誉賞を受賞する。そして野球界では多くの記録が誕生しました。
イチローが日米通算4000本安打達成。
ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手がホームラン新記録の60号達成。
楽天の田中将大投手が開幕からの24連勝記録。
川上哲治氏死去(巨人軍のV9達成。打撃の神様)。
メジャーリーグでレッドソックス優勝(上原浩冶投手)。
日本は楽天が創設から9年で初優勝。

⑩一流ホテル・デパートでの食材メニュー偽装問題。
9年前の五黄土星年は耐震偽装問題が発覚しました。同じ五黄土星年の今年は、阪急阪神ホテルズ・ザ・リッツカールトン大阪・高島屋デパート等々で、レストラン等の食品の偽装問題が発覚しました。発覚後は次から次へと全国で発覚する。一流とは信用とは何なんでしょうか。消費者を欺く行為は儲け主義と消費者を無視した行為です。この様な失態はゆらぐ日本への信頼を世界に増幅します。

等々あげれば今年も沢山の出来事がありました。

1年間、このブログを通して4000年の歴史のある気学から見た政治・経済・事件・事故・天変地異等、あらゆる角度から検証・実証してまいりました。また受け継がれて来た素晴らしい日本の伝統や文化もご紹介致しました。そして人間の生き方や考え方も掲載させて頂きました。

今年は特に五黄土星年(中宮位廻座)の事象(大極(中心)の位置にあり節目・始動・終息・混迷・混乱・腐敗・崩壊・破壊・新生・争動・革命・戦争・騒乱・下落・変動・政変など」の象意が顕現しました。

先行きに対する期待と不安感が交差する中で年が暮れようとしています。このブログが皆様の生活の中で何かのヒントになり、羅針盤として活用して頂けましたら、こんな嬉しい事はありません。

皆様、1年間ご拝読ありがとうございました。
来年は皆様にとりまして良い年となりますようにご祈願致しております。
来年もよろしくお願いいたします。

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願望成就はバランスにあり

2013年12月11日

気学と言う自然界の輪廻法則の教示が、ともすれば場当たり的な分野の「易占術」や「霊感術」等と同一視されることに驚かされることが多々あります。

気学は個人の幸や不幸と言うよりも家族や会社や社会全体の福徳を祈願する教示の広がりがあります。開運の願望成就はバランスにあります。

神さま仏さまは常にバランスを考えております。気学の教示に「天は二物を与えず」と言う教示があります。その教示の具体例として次の教訓があります。

愛想が良ければ器量が悪い

器量が良ければ愛想が悪い

両方良いと思えば体が弱い

金がある時は暇がない

暇がある時は金がない

生まれた子供はままならず

貰った嫁は気に入らす

とかく世の中ままならず

天は二物を与えずと言うけれど諸事何事も一つ良ければ感謝の心で良とする。と言う事であります。

なぜバランスが開運の基の土台かと言いますと、幸運は「腹一杯の人」よりも、心に余裕等がある人に巡って来るからであります。

会社の経営でも満足している企業は後退の一途にあります。「満れば欠ける」の道理です。

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神社に参拝祈願・仏閣に参詣祈念

2013年12月1日

何か願い事があり、その願いを満たし、叶わせ成就してもらいたいと神仏に願をかけ、社寺に参詣することを一般的には「現世利益」の信仰と言っております。それに対して菩提寺や産土(うぶすな)さま氏神さまへの信仰を「報恩感謝」の信仰と言っております。

今回は「現世利益」の神仏についてです。神仏に祈願祈念する時に、求めようとするものを全然持ち合わせていない神仏に、いくら願い事を祈っても何のご利益もなく、敬信でしかないのです。

したがって祈願祈念する場合は、その神仏が持つ「本誓(ほんぜい)」とするところの功徳を見極めなければなりません。

どの神仏にもそれぞれの神仏の持つ「本誓」があり、その本誓に従って、衆生を救済されることを誓われております。

自己の信じる神仏に、ご利益の有無を疑わずに一心に祈願祈念することであります。信仰はあくまでも、その神仏を疑わずに信じる事にあります。

一心一途に祈願祈念することによって、その心が自然に神仏に通じ、その本誓によって成就が果たされて来るのです。

気学の祐気とりの現世利益効果は・・・・

北方位の祐気とりは安産祈願・子孫繁栄・恋愛成就・子育て・子授。

南西方位の祐気とりは家内安全・勤勉努力・敬愛育成。

東方位の祐気とりは福徳開運・開運招福・智徳発達。

東南方位の祐気とりは良縁・結願・旅行安全・渡航平安。

北西方位の祐気とりは心願成就・交通安全・学業上達・八方厄除。

西方位の祐気とりは五穀豊穣・豊漁祈願・富貴招福。

東北方位の祐気とりは物事の改善・無病息災・ぼけ防止・延命長寿。

南方位の祐気とりは厄除開運・合格祈願・名誉学業の上達・防火。

気学に於いては特定の神仏の対象はありません。自然界から発動される祐気を授かると言う考え方であります。勿論、「祐気方位」に神仏があり、参拝参詣が果たせられるのであれば、現世利益の効果は倍になります。

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あなたの守り本尊

2013年11月21日

最近の傾向として神社やお寺や仏像等に興味を持たれる方が増えております。殺伐とした現代社会の中で「癒し」「心の安定」「パワースポット」等を求められています。本日は各星の「守り本尊」をお知らせいたします。自分の「守り本尊」を知る事は大切な事であります。一度は訪れて見たいものです。

一白水星の人(昭和20・29・38・47・56・平成2年生まれの人)  
守り本尊は観世音菩薩(かんのんぼさつ)さまです。
一般的には「観音さま」とも呼ばれる。有名な所では中尊寺(栃木)・浅草寺(東京)・広隆寺(京都)・特に京都・奈良・大阪・和歌山・滋賀等に多い。

二黒土星の人(昭和19・28・37・46・55・平成元年生まれの人)
守り本尊は地蔵菩薩(じぞうぼさつ)さまです。
一般的には「子供の守り神」として信じられております。有名な所では帯
解寺(奈良)・東大寺(奈良)壬生寺(京都)等です。

三碧木星の人(昭和18・27・36・45・54・63年生まれの人)
守り本尊は晋賢菩薩(ふげんぼさつ)さまです。
究極の慈悲を司る法華経の守護者とされる菩薩です。(普賢延命菩薩)として松尾寺(京都)・法隆寺(奈良)・竜田寺(佐賀)等が有名です。

四録木星の人(昭和17・26・35・44・53・62年生まれの人)
守り本尊は薬師如来(やくしにょらい)さまです。
薬壺を持ち、病気を治す仏様として有名です。法隆寺(奈良)・唐招提寺(奈良)・仁和寺(京都)・薬師寺(奈良)等が有名です。

五黄土星の人(昭和16・25・34・43・52・61年生まれの人)
守り本尊は大日如来(だいにちにょらい)さまです。
大日如来は金剛界五仏(五智如来)の中心として尊崇される。東大寺の毘盧舎那仏(大日如来)・東寺(京都)・唐招提寺(奈良)・金剛峯寺(和歌山)等が有名です。

六白金性の人(昭和15・24・33・42・51・60年生まれの人)
守り本尊は毘沙門天(びしゃもんてん)さまです。
仏教における天部の仏神で、持国天・増長天・広目天とともに四天王の一尊に数えられる武神である。鞍馬寺(京都)・神峯山寺(大阪府)・神楽坂(東京)・本山寺(大阪府)等が有名です。

七赤金星の人(昭和23・32・41・50・59年・平成5年生まれの人)
守り本尊は不動明王(ふどうみょうおう)さまです。
「お不動さん」の名で親しまれています。成田山新勝寺(千葉)・東寺(奈
良)・金剛峯寺(和歌山)・大山寺(神奈川)等が有名です。

八白土星の人(昭和22・31・40・49・58年・平成4年生まれの人)
守り本尊は虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)さまです。
仏教における信仰対象である菩薩の一尊です。五大虚空蔵菩薩像は、息災・増益などの祈願の本尊にもなっている。神護寺(京都)等が有名です。

九紫火星の人(昭和21・30・39・48・57・平成3年生まれの人)
守り本尊は文殊菩薩(もんじゅぼさつ)さまです。
一般に知恵を司る仏とされる。安倍文殊(奈良)・切戸文殊(京都府)・亀岡文殊(山形)・中山文殊(京都)等が有名です。

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気学で見る人生の機微変転NO5

2013年11月11日

晩年期時代(62歳から81歳まで・数え年)は本命星と月命星で判断します。

62歳は目的や志しを持って新たに始動すれば、比較的長続きする時。

63歳は一歩一歩順調に物事の動く時期で、手堅く努力して行く事で成果の望める時。

64歳は良い運の状態の人と悪い状態の人に分かれます。孤独感を味わう人も生じる時。

65歳は健康面に注意して行動すれば、願望の成就や成果の望める時。しかし強欲に走り投資等を行えば財を失う。手堅い生活を心掛ける時。

66歳は定年退職の時です。順調な動向があり安定感は増します。しかし徐々に減退感を気力・体力の面で味わいます。65年間の人生の生きざまの生じる時。

67歳は変化機運や停滞感から行動を起こしがちですが、思わぬ不利の生じる時ですので健康を第一に考え無理な行動はしない時。

68歳は気力・体力の減退を知る時。人生を一途に貫いた人は名誉や名声の評価を受けます。しっかり目的や使命感を持って頑張る時。

69歳は周囲の状況も閑散として新しい機運や局面を迎える時です。実働している人の現役引退もあり、健康面に於いて極衰気味の時期で用心に用心して油断することなき様に万全を期し、新しい交友交際も生じる時。

70歳は古稀の時であり運気上昇期に入ります。人によっては着実に前進し、福分を得る時。寿命80年時代で現役活動の人も多くいる。運気充実で実利も上がる時。

71歳は晩年の順調活動の安定運気です。次世代も育ち充実感も深まり「日々是好日」の時期で人生の成果も果たし報恩へと始動し感謝の念を日々心する時。

72歳は晩年期の新しい目標や目的の始動には良い時期ですが、人によっては寿命の尽きる人も生じますので用心の事です。人生の再始動がこの世の別れとなり、これも自然界の理法です。

73歳は九星(8×9)と十二支(12×6)の2週目になり、この年以降は天運に感謝することであり、日々現役で働き健康で生活できることは、「先祖さま・自身・周囲の方々」に感謝であります。

晩年期はまだまだ続きますが、しかし運気的にはこれ以降の年代の人たちは一族にとっての「宝」であり、国にとっての「誇り」であります。

人生の80年間の初年期時代の20年間は、誕生し成人するまで親や社会を通じて育てられ、晩年期時代の20年間は年金を受給し周りの人に支えられ(合計40年間)国から尽くされるのです。青年期時代の20年間と壮年期時代の20年間は(合計40年間)働いて税金を納める事で国に尽くす期間なのです。これが日本社会の素晴らしいバランスです。

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気学で見る人生の機微変転NO4

2013年11月1日

壮年期時代(42歳から61歳まで・数え年)は本命星と月命星で判断します。

42歳は男の大厄の年。人生の折り返し点にあたり、人生の役割が定着する。今までの実績が信用となり円熟期に入る。

43歳は上昇期に入り、新旧が入り混じり問題の生じる時期。運命の尽きる人もある。前半生に於いて自由勝手に運を使って来た人は天命を知る時で、足固めの努力する時。

44歳は人生一番の謳歌なる時、仕事の面、私生活と全力の時期であり、この期に不利があると後半生の運の立て直しに時間がかかります。過去の要因で吉凶顕現がありますが、開花も生じる時期。

45歳は遅咲きの花が芽を出して始動する人、生涯を終える人、運気が順調な人、3年続いた厄(前厄・本厄・後厄)が明けて乗り越えてほっとしている人、後遺症が尾を引く人、昇進する人等々の吉凶・良否が様々に顕現する。独身者に春の時期。

46歳は天国と地獄に分かれ両極端になる時期。人生の充実状態を迎え、結実や成就の人、逆に地獄的な事象で苦慮や災難を味わう人に分かれます。前半生の運気の惜福・分福・植福で差が天地ほどに分かれて行く時期。

47歳は人生の大道を歩む人と脇道を歩む人に分かれ、人生の試練を、身を持って知る。人の後援や助援もありますが、大きな改革に至らず人によっては高慢や油断の生じる時期。

48歳は多少計画性を持って行動した人は余裕が生まれます。順調な人は気の緩みから異性問題が発生する。活気はありますが減退要因から健康保持には万全を期す時期。

49歳は対人関係や仕事面で変化機運の生じる期であり、勤め人は配置転換や転属の機運が生じて来る。現状専念が第一で行動の時期。42歳の大厄以降の苦労は良果になる光明が生じる。

50歳は苦しさの余り新規なる面に走り出す。焦って焦って深みに墜ちる。名誉名声を得る人も生じるが、大きな分岐点から現状離脱も生じる時期で、良否・吉凶に分かれる機運もある。

51歳は42歳以降の要因努力が、徐々に改善され運気は弱いが上昇機運も生じる時期。現状をしっかり堅持すれば後が楽しみな時期。

52歳はにっこり笑って余裕の生じる人、すってんてんになり逃げだす人、この年代は上昇運を前にして運を掴む人・運を逃がす人がいます。人生の運には努力以外に何かの働きを察知する時期を見極める事が運を掴む事にもなります。逃げ出す人の人生は己の功徳の無さを知る事です。順運の人は信用と信頼が高まる時期。

53歳は仕事面・私生活と自分中心に世の中が廻っていると思える人は良運勢です。だからと言って怠慢なる心は財を捨てるに等しい。功徳なる心・敬愛なる心は運気が育つと悟る時期。

54歳は今一生の運が回転して出ていることを知る事で「いつまでもあると思うな親と金」と言うのと同様に運勢もこの状況がいつまで続くと思わずに先見に対する計画も大事であることを心して行動する時期。順風要因時期。

55歳は欲が生じて強欲となりがちです。対人関係も欲のある者が近づいて来ます。「好事魔多し」の機運であり、旨い話しには乗らぬ事です。油断や良く張りの要因から墓穴を掘る事があり、将来に対する不安から欲が発生する時期。

56歳は一時代まではこの年齢は定年退職の時でありました。今では満65歳になりました。これも寿命が延びての事です。この時期以降は安定した状況と喜びを感じる人、落日の苦境を迎える人がおります。まだまだ運気・運勢の状態は続きます。しかし先天運の影響から自らの初年運・青年運・壮年運の努力の結実への切り替え時期になります。

57歳は焦る事無く一歩一歩着実に進む事で晩年期の足固めの時期で運気は減退気味に入ります。目的や計画第一で行動の時。

58歳は人間関係や周囲の状況に変化の生じる時で、女性は孤独感や行動に不安定な状態や気持ちが生じます。人生を前向きに捉え現状維持に徹する時。

59歳は離別の状況も生じ苦慮もある。運気は活発な割に実利の乏しい時で、気力面を充実させ使命感を再認識する時。

60歳は厄年であり、今までの人生に対する要因で吉凶が分かれる。新しい交友関係も生じるが苦労です。男子は安定期に入るが女性は安堵感と老いに対する焦りを持つ時。

この年が明けていよいよ還暦の年に入ります。1年の経過も早く感じる事になります。若い時は余り時の経過を気にしないで過ごしましたが、老いる程に年の経過は気になります。

61歳はこの年は還暦(生まれた年の干支に戻る)にあたり、満で60歳です。新たに晩年期20年間を迎える訳で第三の人生の始動期です。運勢・運気は上昇期に入り今までの60年間による成果で吉凶・良否の差は出ますが、運の良い人と交友関係を持つ事。社会に対して報恩感謝を心掛け健康面を第一に考える時。

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気学で見る人生の機微変転NO3

2013年10月21日

青年期時代(22歳から41歳まで・数え年)は本命星と月命星で判断します。

22歳は運・不運の最初にはっきり顕現する時であり、離別や出会いとの交互する時期で、異性との交流も生じ恋愛結婚と一直線に進む人もあり、自立運も生じ夢多き多感な年代です。社会参加への自覚も生じる。

23歳は努力してもなかなか実利の上がらない時期で、早い人は結婚への決心をした後で不利の生じる時期で焦りは禁物です。計画的に進み、人と協調を計りながら行動する時期です。思い悩みもあり異性の誘惑も多い時期。社会人への始動時期。

24歳は目標を決めて努力邁進する時であり、人生最初の成功者の生まれる時期です。強運弱運が表面化して来る時期でもあります。

25歳は人間関係の変動や感覚的に合う異性が生じて深い交際となる。人生の活動期でもあり発展や拡大交流も進む。人にも認められて交友も充実して来る時期。

26歳は仕事の面でマンネリ感の生じる時期。独身者には良縁あり、旅行や遠方への縁のある時期で交友関係や対人関係の充実感ある時期。

27歳は仕事の基礎が固まり次へのステップの時で、早い人は独立成功への道がある。実績信用が増して対人関係の充実する時期。

28歳は一にも二にも過去からの結集を見る時期で、社会人になっての自信や仕事への積極性を持てる時期。着実に行動を心掛ける時期。

29歳は人生に信心が持てる反面、焦りの生じる時期。物事で油断や気持ちの停滞もある時期。

30歳は気持ちが充実し意欲も生じる。多少減退感の状況も生じるが気力も充実している時期で、何か行動や実行したい機運の時期。

31歳は人生の変化・分岐・選択等のある時期であり、無力感や虚脱感と言った点に惑わされる。気質・性格を再確認して行動の事であり、現状維持に努める。独身者には結婚機運が生じるが苦労も多い時期。

32歳は実利は余り上がらず名声は上昇する。大きな岐路期で、対人の別離や離反も生ずる、女子は前厄で心身共に苦労と体力と気力の強く求められる時期。

33歳は俗に言う女子の大厄の年に当たりますが、厄は役にも通じ、人生の役目の定まる重要な時期であります。他動的要因では誘惑の多い時で、苦慮や悩みも発生する時期、しかし厄年は「一陽来復」機運で後半期より徐々に上昇回復となります。

34歳は20代の吉凶の顕現が出て来る期であります。焦る事無く人の為に協力し尽力の時期。社会的責任や会社内でも責務の重くなる時ですが、剪定時であり対人整理の時期。

35歳は行動や発展期であり、人に認知される時であり、社会活動も順調に進展する。人によっては逆に失意を味わう人も出て来る。物事の始動や自立への好機で頑張りがいのある時期。

36歳は結婚の機運の生じる時期で、世間的にも信用も増して安定期に入ります。こうした時に出直しや再出発になる人は過去の方災や目標努力に欠点のあった事を反省して人生の後半期に備える事で、実働の長くなった現代ですので志を掲げて挑戦する時期。

この36歳から男子大厄の42歳まで人生の大変化や挫折や発展への基盤となります。対人関係の充実等々が前半期の要因として求められます。

人生の折り返し点が42歳(数え年)であるのならば、この36歳から42歳に至る期間は人生にとって全力疾走の期間であり、人生の充実した責任感も確立し自覚の求められる時ですが逆に一番気持ちに緩みや油断の生じる時であり、先祖からの恩恵も(先天要因)自らの(後天要因)へと切り替わる時期であります。

人生50年と言われた明治時代の話ですが、人力車に乗った客が「車夫さん、あなたと私は同じ年に思えるがいくつだね」と尋ねます。車夫は「あっしは49(引く)36歳ですよ」と答えます。「では私は66(楽々)36歳か」と言います。人生36歳になると人力車に乗る立場と引く立場と言うことであり、36歳と言う年代を人生の見極めの年代としております。

現代では寿命も伸びて36歳は55歳頃と言う変動がありますが、しかし36歳と言う年代が軽くなった訳ではありません。先祖からの恩恵も今では55歳が一つの限界として考えられますが36歳は九星(9×4周期)と十二支(12×3周期)が一循環して出生年の九星と十二支になります(36周期)。36歳が後半の人生の出発点となるのです。

37歳は前半生の努力や行動に一つの結実や成果の出る時期で、吉凶・良否・善悪等が生じて両極端に分かれて来る時期。

38歳は仕事面や家庭面に於いて一番重圧感のある時で、人に期待され目上の人や後援者と対人に恵まれ引き立てられる人もある。欲をかかずに気を引き締めて行動する時期。

39歳は心の油断から私生活に不利の生じること多い。仕事は順調であるが、異性問題で間違いの出る時で、誘惑も多く人生を誤り易い時期で、有頂天は禁物の時期です。

40歳は変化改革あり、困窮する人と幸運なる人が生じ、栄転や転勤が生じ易き時で、努力や天理による違いですが苦境期時代です。

41歳は人との離別や孤独感に遭い、子供も教育に負担のかかる時期。近親者・友人等に別れの生じる要因もあり、一人責務の重さに悩むがこの期の努力は後に成果に結実する。

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気学で見る人生の機微変転NO2

2013年10月11日

初年期時代(1歳から21歳まで・数え年)は月命中心で判断します。

1歳は男女共に情緒・感情・知恵の発達があり母親とのコミユニケーションの大切な時期。母親との接触による意思表示が求められる。

2歳は行動表現の欲求の強い時期であり、智・情・意の一番の発育期となる。

3歳は子供社会への第一歩となり、欲求と行動範囲も広がり活動期となるので「けじめ」の教育の中心となる(第一期脱皮の頃)

4歳は好奇心が旺盛となり、物事の一貫性と関連づけの訓練と想像力を養う努力を考える時。

5歳は情緒不安定、性格の基本形体の完成、思考力の急成長、自我の発生。

6歳は集団生活の参加、自己顕示欲も生まれてくる。協調性を持たせる時期でもあり、独立心の養成、自立の芽生え(第二期脱皮の頃)そして第一反抗期を迎える頃で成長が加速する。

7歳は感性の発達を見る。自信になるものへの確立、性格的なる変化も生じる。(小学校入学)

8歳は才能の芽生えのある時期で、反抗期要因も態度で発生する。また大人への関心が強く出始める時期でもある。

9歳は活動期に元気旺盛期で性格や気質もはっきりと表面化してくる。長所や短所も自覚できて来る時期。(第三期脱皮の頃)

10歳は男女の差の自覚が生じて来る。総合的に学ぶ努力を心掛け、教科のバランスを努力する時。

11歳は親からの自立が生じて友人との交流が主体となって来る。友人の姿を見て我が子の日常を図り見る事も求められる。

12歳は悪友や遊びに誘惑されやすい時期です。勉強重視の生活を計画することであり、友人の状態レベルに注意を向ける時期。(第四期脱皮の頃)

13歳は自己顕示と大人への対抗意識が生じて来る。友人との交流も活発。自意識も強く生じる。大人への関心もより強い。(中学へ入学)

14歳は全般に停滞の生じる時期であり、勉強・運動共に伸び悩みのある時期です。この年の一年間は、将来に対する岐路でもあり人生の方向の基礎が固まる。この時期に勉強の補強が求められる修正時期。

15歳は異性への関心が強く出て来る。反抗期に入る。無気力にも陥る。やり抜く姿勢と根気の大切な時。(第五期脱皮の頃)

16歳は男女ともに一個人の大人への出発点となり、良しも悪しきも大人の感化を最大限に受ける時期。早熟な人は才能を発揮する。(高校へ入学)

17歳は将来に対する生き様への模索や希望の強くなる時期。男女共に失恋の挫折も味わう時で、思春期の過ちも多い時期。

18歳は人生の第一の難所である変化のある時期で、独立や自立を考えて失敗することもあり、将来への希望を求めて根気強く頑張る時。人生の方向性を掲げて努力する時(第六期脱皮の頃)

19歳は大人へのステップの時であり、背伸びしたい時期。人によっては停滞感を味わい方向転換することもある。不安定さの生じる時期。(大学へ入学または社会人へ)

20歳は将来への展望の定まる状態で人との出会いの活発なる時期で、友人から結婚に至る出会いもあり、大人への脱皮の準備期。

21歳は成人式を迎え社会的にも大人となる時であり、深く充実を図る時期で、人によっては分岐。岐路でもある。この時期を無意味に過ごすか、有意義に過ごすかで後々の人生に差が出て来る時期(第七期脱皮の頃)

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気学で見る人生の機微変転NO1

2013年10月1日

人生を80年と考えた時、生誕日を基準として人生の運気の転生・気質を見る事が出来ます。数え年の1歳から21歳(初年期時代)・22歳から41歳(青年期時代)・42歳から61歳(壮年期時代)・62歳から81歳(晩年期時代)の各20年間です。

自然界の教示で見るなら四季の春(初年期時代)・夏(青年期時代)・秋(壮年期時代)・冬(晩年期時代)となります。

実はこうした転生を母親の胎内の中で経過している訳であり、胎内280日(10月10日)の間です。懐姫月(1ヶ月目)・懐妊月(4ヶ月目)・転換月(7ヶ月目)・出生月(10ヶ月目)と誕生に至る間、胎内の中で春・夏・秋・冬の自然界と同様の四季を経験しているのです。この胎内の中で経験した要因が出生後の人生に多大なる影響を与えると理論付けたのが気学推命学です。

近年に於いて「胎教」と言うことの大切さが認識されるようになり、母親と胎児の関係の重要さ、そして因果関係が言われるようになりました。生誕した子供の父親・母親の遺伝の要因も出生月を基準として判断出来るのです。そして子供の運命に重要な影響を与えます。

人生の三大宿命とは「出生」「結婚」「寿命」であります。
出生とは親を含めた先祖の果たせぬ願望であり
結婚とは親を含めた先祖の果たせぬ夢であり
寿命とは親を含めた先祖の果たせぬ念慮です。

この宿命の中には良因縁もあり悪因縁もあり、同じ兄弟・姉妹であっても差の生じるものです。母の胎内で一度自然界の四季の転生があり、そして生誕し約80年の人生の中で自然界の四季の転生があります。

父親のDNAに縁があるのか、母親のDNAに縁があるのか、あるいは親との縁は希薄なのか、と言った要因を考えます。母の胎内で経験した事が、生誕後の人生の生きて行く状況に影響すると言う事です。

人生80年の流れの中で初年期時代の20年間の間に子供は3年ごとに七度変わります。大人を小さくしたのが子供ではないのです。七度変わると言う事は七度脱皮するのです。

その七度の中で二度成長する過程で「反抗期」がありこの反抗期は重要なる脱皮の時期であります。大人になりきれなかったり、未成熟な半端な大人や依存度の強い成人となれば後々に於いて困る事になります。

多くの大人の中にこうした七度の脱皮が果たせずに悩み苦しんでいる成人が近年に於いて社会問題を引き起こしているのであります。

次回より初年期時代・青年期時代・壮年期時代・晩年期時代の4回に亘って1年ごとの機微変転をお知らせします。

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