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参議院選挙の結果

2016年7月21日 木曜日

初めての18歳以上の参議院選挙は7月10日に投開票されました。

投票率は54・70%で、戦後4番目の低さとなりました。何故この国はこんなに政治に関心がないのかといつも思います。

全国的な参議院選挙よりも東京都知事選挙のニュースを、連日大きく扱ったマスコミにも大きな問題があります。

公約を経済(アベノミクスの継続)に絞った自民党、安全保障関連法で人気の落ちた公明党は一切、憲法改正問題にふれずに本音と建て前を使い分け上手く選挙を乗り切りました。正に選挙の為の政治運営(政策)になっている今の政治に、真の期待は出来ません。その為に選挙の争点がずれていたことも見逃せない選挙でした。

結果は予想通りの与党の快勝でした。今回は9年毎の与党の参議院選挙の敗北のジンクスを覆しましたが、本当の厳しさや苦しさはこれからです。
福島の岩城法務大臣と島尻沖縄北方担当大臣の現職閣僚2人の落選と東北地方(6県で1勝5敗)はTPP問題で与党は負けました。

また安倍首相の長年の悲願である憲法改正の発議に必要な3分の2の勢力が衆院に続き参院でも確保された事で、マスコミは早くもこの憲法改正問題一色です。そしてこの時期に天皇の「生前退位」問題が出ました。

投開票の結果は
自民党   56議席(+6)
公明党   14議席(+5)
民進党   32議席(-13)
共産党    6議席(+3)
維新     7議席(+5)
社民党    1議席(-1)
生活の党   1議席(-1)
無所属    4議席(-4)
合計   121議席

投開票の結果は真摯に受け止めなければいけません。しかし与党一強の態勢は今後の日本の政治には決して良い事ではないのです。野党は何の政策も人材もない現状の力を反省し、一日も早く立て直す事です。

アベノミクスの経済成長・消費税UPの先送りによる社会保障の確保・財源確保・子育て問題・待機児童問題・非正規社員と格差社会・原発再稼働・沖縄辺野古問題・憲法改正問題等と難題は山積しています。選挙では大勝した与党ですが、今後の政治運営が上手く行くのか、これからも国民の支持を得るのかは、今回の参議院選挙の結果は歴史が証明してくれます。

大変な時代への突入がスタートしました。また31日は東京都知事選があります。

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禍福は不運の始まり

2016年7月11日 月曜日

「禍福は不運の始まり」と言って先祖から与えられた「器」以上の「量」が与えられると、運命的に尽きて行く要素があります。

お釈迦様が「苦」はこの世の花であると言う意味の言葉を残されています。

心は人間の体を楽な方向へと導きます。若い時代は心で思えば体は行動してくれます。しかし一端、体から心が見放されたら心の思うままに体は言う事を聞いてくれません。

心と体は一体ではありません。体は厳しく訓練しておくことが大切です。その為には「心」を常に「律すること」つまり「苦」の修行であります。

何事も体は心の命じるままに動くと思うのは間違いです。常日頃から体を鍛えておくことは大切なのです。それには、第一に「心」を鍛える事が重要であるのです。そうした心を律し体を律して行く事が成功成就の長持ちの秘訣なのです。

器量以上に人生の幸運に恵まれますと生命の尽きる事が多く、禍福は決して良い事ではないのです。人よりも出世した、人よりも成功した、人よりも幸運であったと言っても器量が伴わなければ長く続かない事を知るべきです。

常に心を律し体を律している人は常に心体ともに器量を伸ばして行く事につながり永続的なことを果たしていることになるのです。心が贅沢を覚えると体から見放されて心の思うように体も言う事を聞かなくなります。

器量を大きくすることに心を配るべきで、器量を大きくするには「徳と善」の積み重ねです。その為の努力をする事が運命を大きく開花する道なのです。

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参議院選挙に行こう

2016年7月1日 金曜日

アメリカでは11月の大統領選も後半に入りトランプ旋風が吹いています。

来る7月10日の第24回参議院選挙は大変重要な選挙になります。今回の選挙は消費税をまたも延期した(2019年10月からの2年半先延ばしした。そして選挙が有利になるように回避したのです)事とアベノミクス(公約の消費税も上げる事が出来ない経済状況で、すでに結果は出ている)の継続を国民に問うと言うのが与党の考えです。

安保法案が成立した時は安倍首相の支持率が低下しました。そこで矛先を経済に転換して国民の眼をそむけて支持率を持ち直しました。

安倍首相の本心はもっと奥にあります。安倍首相の頭には憲法改正問題しかありません。その為に次から次へと選挙に勝つ為の手を打って来ます。
すなわちアプローチの大きな公約は、選挙後はトーンダウンします。言っている事とやる事は違うのです。

最大の争点は、憲法改正問題へと繋がる与党の議員獲得数の3分の2以上です。まさに日本国憲法を考える選挙でもあります。昨年成立した集団的自衛権の行使を可能とする安全保障関連法の廃止と憲法改正を反対するのとアベノミクスの失敗を訴える野党との戦いですが、野党には政策の代替え案もなければ政権交代する力も人材もないのが現状です。

安倍首相は消費税を上げないと表明し、熊本の被災地に出向き、政府は最善の援助をすると選挙の為の人気取りに必死です。またそれになびくのも国民です。

政治は誰の為に成されるのかと問えば、国民の為にあると言う事は民主主義国家である以上、当然のことであります。その政治が乱れると言う事は、その政治家を選択している国民の側に多大なる責務のある事は言うまでもありません。政治家は国民の反映された象徴的な姿であり、しっかりとした選択眼で選挙に一票を投じて行けばそれなりの政治家が選出されて行く訳です。だからこそ真剣に一人一人が考えなければいけないのです。

今年も国会議員・閣僚の資質やモラルが問われる事件が数多く起こっています。「政治と金」の問題はそうしたお金に関する要因の元は国民側のモラルにも今の社会が拝金主義に毒されてしまった社会背景があるのです。

ザル法と言われる政治資金規正法の改正を公約にあげてもらいたいです。いつまで同じ過ちを繰り返すのかと思います。東京都舛添知事の政治資金問題も連日、大きな話題になり最終的には辞職となりました。東京では7月31日に東京都知事選挙もあります。

国民に選ばれた政治家は官僚の立案した政策を丸投げしてもらい、表面上は政治家本人が官僚の「掌(たなごごろ)」で舞っているに過ぎない時代が長く続いて来たのです。今でも現状はその通りです。

その為に国民の借金(1000兆円突破)も年金の不祥事も諸般の政策も国民から選出された政治家による政策立案等々の政治主導の運営ではなく、官僚の立案した政策に則った官僚主導の運営が現状であります。

小さい政府と言う方針から行政改革が断行された官僚主導を、政治家主導に切り替えの道中で官僚の抵抗があり社会保険庁に代表されるような官僚の怠慢と不正があり、それを放置してきた背景に政治家の無力さがありました。
政治の意識も時代とともに変わり厳しさが加わります。

政治には直接係りのない人(著名人やタレント等)が人気投票で選出され、官僚主導に頼らざるを得ない状態を選択しているのは国民の一票です。
そして一番の問題は投票率です。民主主義の基本は「主権在民」であり、その国民の多くの人が参加(投票に行かない)していない現実に、この国の持つ体質の中に今ひとつ「事なかれ主義」の依頼心の強い体質のある事に気付きます。

初めての18歳以上(18、19歳の約240万人が有権者に加わる見通しです。)の選挙になります。一人でも多くの人達が投票に行く事を期待します。

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国の命運も時代周期あり

2016年6月21日 火曜日

国の命運も時代周期があり、その年の事象の顕現があり、首相の運気があって吉凶が決まります。今年は丙申二黒土星の年で、下元期60年間(混乱・混迷・下克上・実力主義)の33年目にあたり激動して行く60年間の真最中にあります。

今年の二黒土星申年の事象が顕現し、安倍首相の運気状況によって国の動向が定まり国民の幸福度が決まります。安倍首相は盛運期3年目で良い運気に乗れるのか、またまた逆運になるのか今年が正念場です。

6月1日に安倍首相は7月10日に参議員選挙を行う事を発表しました。

消費税のUPを2年半先延ばしした事、アベノミクスを今後も進める事で、国民の信を問うと言うことでの選挙です。9年前の安倍首相自身が退陣した参議院選挙です。自民党は9年毎(気学1周期)の参議院選挙においては敗北しています。この悪いジンクスである参議院選挙において今年の自民党はどうなるのでしょうか?

1989年(二黒土星巳年・平成元年)
第15回参議院選挙(宇野宗佑首相)で惨敗し退陣する。リクルート事件後、竹下内閣が退陣し宇野宗佑首相が誕生するも女性問題が発覚する。

1998年(二黒土星寅年)
第18回参議院選挙(橋本龍太郎首相)で惨敗し退陣する。消費税を3%から5%に上げる。景気低迷や失業率の悪化で惨敗する。

2007年(二黒土星亥年)
第21回参議院選挙(安倍晋三首相)の結果で惨敗し退陣する。参議院において連立を組む自民・公明を併せても過半数を獲得できず、第1党から転落した。

2016年(二黒土星申年)
第24回参議院選挙(安倍晋三首相)の結果はどうなるのでしょうか?

世の中は政界・社会機構・教育界等「国造り」の理念の喪失があります。官僚は保身に走り、政界は胆識(勇気・信念・才覚・度量)を失い、国民は弱肉強食の競争に墜ちています。

二黒土星年は過去において歴史が大きく変わる出来事が起こっています。
年号が変わった年は二黒土星年です。昭和元年(1926年・丙寅二黒土星年)・平成元年(1989年・己巳二黒土星年)です。

81年前(9年1周期×9回)の二黒土星年は岡田内閣の昭和10年(1935年)の年で軍部の台頭の流れの中で美濃部達吉の天皇機関説事件があり、満州国承認があり思想(一白事象)の動向が生じました。

45年前の二黒土星年(9年1周期×5)は佐藤内閣の昭和46年(1971年)の年で高度経済成長のピーク時で、第一勧業銀行誕生・ドルショックにより円が変動為替相場制となりました。

このように二黒土星年は大きな出来事が起こっています。これからの日本の国がどこに向かうのか、将来は明るいのか、一つの大きな分岐点にある年でもあります。

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猫ブームの再来

2016年6月11日 土曜日

今、猫ブームに沸いています。最初の大ブームは1980年(二黒土星申年)から1982年にかけてでした。

学ランを着こなした子猫がツッパリ、よろしくポーズを決めた時や「なめんなよ」猫でした。今年の平成28年は二黒土星申年ですが、あれから36年(気学周期の9×4周期)で、再び猫ブームになっています。ブームも繰り返すのです。

猫は散歩させる必要が無く、高齢化や1人暮らしが増えるなかで飼いやすい猫が歓迎されているのが人気になっている要因のひとつだそうです。

ここで十二支の中でなぜ猫はいないのかと言う疑問です。

諸説あるでしょうが、十二支の最初はねずみ(子)から始まります。チョロチョロと素早いねずみは、牛の耳に隠れてゴール手前で降りて一番になった説やある時、神様が正月に動物たちを集めるにあたり、早く来た順番で12番目までのものに1年の間、動物の大将にしてやろうとの約束をしたのです。

猫はその時、集合時間を聞きそびれたのでねずみに尋ねました。ねずみは一番乗りを果たそうと考えたので、わざと遅い時間を猫に教え、当日は見事に一番になりました。牛(丑)は足が遅いので朝早くから出発したために2着になり、虎(寅)は3着でゴールインしました。

猫は出遅れたので番外になり神様から叱られ十二支には入れてもらえ無かったそうです。それ以来、猫はよくもあの時、恥をかかせたなと、ねずみを追っかけ回し、ねずみは猫を恐れていつも逃げ回るようになったと言います。

十二支とは鼠(子)・牛(丑)・虎(寅)・兎(卯)・龍(辰)・蛇(巳)・馬(午)・羊(未)・猿(申)・鶏(酉)・犬(戌)・猪(亥)です。

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G7伊勢志摩サミット

2016年6月1日 水曜日

5月26日・27日に8年ぶりに日本で開催されたG7伊勢志摩サミットは史上最大の厳戒態勢の中、事故もなく無事に閉幕しました。

最大のテーマは世界経済の認識についてでした。
安倍首相は世界経済の現状について「2008年に起きたリーマンショック前の状況に似ている」という認識を示し、経済の危機を防ぐためにG7の協調が必要だと訴えました。

その為に必要な事は財政戦略を機動的に実施し、構造政策を果断に進めることだと強調しました。しかし全員からの賛同は得られませんでした。また財政出動に関しても各国の賛否の意見がありました。

経済の伸びが見込めない不透明なこの時期に、消費税を上げて再びデフレになる事を避ける事と、国民に約束をしてきた来年4月からの10%の再延期も視野に入れた発言(参議院選挙を意識している)でした。

安倍首相の懸念する経済危機は、デタラメではありません。(首相に本当に先見の眼があるのかどうかは解りませんが、アベノミクスの失敗を認めたくない・直近に迫った参議院選挙対策で、サミットを利用した発言でもあります。)

リーマンショックとは状況が違いますが、危機が迫っている事では一致する部分があります。何故なら来年は一白水星酉年にあたり過去の経済の流れから推測すると「世界恐慌」が多く起こっているのです。また「酉年は終わりの始まり年」でもあります。詳しくは来年の「2017年を占う」で発表します。

国際的な脅威となっているテロ対策・東シナ海や南シナ海における中国の海洋進出・北朝鮮の核実験やミサイル開発等について論議されました。

今回の伊勢志摩サミットの話題よりはアメリカのオバマ大統領が27日午後、被爆地・広島を現職の大統領として初めて(原爆投下から71年後)訪問する事に話題を集めました。

そして広島平和記念公園での、あの歴史的なオバマ大統領の17分間のスピーチに涙した人も多かったのではないでしょうか。

2009年4月5日にプラハ演説(チエコ共和国)で、オバマ大統領は核兵器のない世界の平和と安全を追求する決意を明言しました。そして半年後ノーベル平和賞を受賞しました。当時は何の実績もないのに何故受賞したのかと思いました。戦争をする国であったアメリカに対する抑止で戦争はするなと言うメッセージを込めてノーベル賞選考委員会が決めたと皮肉ったものです。

あれから8年が経過し来年1月に大統領の任期が終了する前に被爆地広島に訪問をして改めて核のない世界を訴えました。

戦争に加わる事が多かったアメリカで一番戦争を避けた大統領がオバマ氏だったと思います。プラハで始まり広島で終わろうとしている8年間の大統領任務は世界の平和を願った素晴らしい政策のひとつだったと思います。またこれで本当の意味でのノーベル平和賞受賞者になったとも思います。

話題沸騰のアメリカ大統領選(ヒラリー氏かトランプ氏か)で選ばれる次期45代大統領(2016年11月8日予定)も、このオバマ大統領の「核なき世界」「平和な世界」の継承者となって頂きたいです。

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陰陽祐気学NO2

2016年5月21日 土曜日

陰陽祐気学は十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)と九星(一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星)から成立しています。

自然界に於いて、十干は天であり(天象の精神) 十二支は地であり(四季の形象)で九星は人であり(人の気質行動)をそれぞれ表し、また人においては 十干は精神を、十二支は身体を、九星は行動をそれぞれ表しています。

このように、十干(天)・十二支(地)・九星(人)の関係を、自然界の輪廻転生として捉えており、人は自然界の法則に影響を受けていると考え、人生もまた自然界の影響に組み込まれて運用されていると言う根底の元に教示があります。

陰陽祐気学は「占い」や「易占」と混同されがちですが、「自らの運は自らの手によって切り開く」という実践教示学です。良い事も悪い事もすべてにおいてその原因があります。原因をあらゆる角度から鑑定して(運気状況・方位・時期・家相・人間関係・過去の行動・相性等)最良の改善策を伝授しております。

陰陽祐気学は個人も含めた家族全体あるいは会社や組織等の全体に主眼を置いています。

今では失われてしまった大きな家族の中で学び学習していた部分の「しつけ」や「行儀」や「道徳」を教え、楽をすれば苦もあり、苦もあれば楽もありと言ったサイクルの教示であります。

人の運命とは流動的であります。一人の人間と出会う事により大きく分岐して行きます。幸福とか幸せとかは、身近な相手の存在に対する思いからの出発であります。身近な家族の幸せの為にと願う事が大切です。

個人の運勢が良くても他の家族の運勢が悪ければ、その個人の運勢は半減する訳であり、運命とか運勢とかの係わり合いの中にはこうした要因が強く引き合う形で反映されるのです。

今の世の中は権利意識が優先して「感謝心」を失い「贅沢になれてしまい」何事も当たり前と言った要因が強くなっております。

幸せ感とか幸福感とは「互いに喜び合える心」を持てるかと言う事です。満たされれば満たされる程、人の心は当たり前の心となり謙虚さを忘れ慢心します。我が成功は、「時代的な今という恵まれた世の中に、生かさせて頂いている」と感じることの感謝が出発であり、自分の能力が平穏なる時代背景の中で発揮出来る「喜び」を自覚し、自分の幸せは多くの人に支えられている事を認識して感謝する心を忘れぬ事で開花成就があるのです。この思想が陰陽祐気学であります。

この気学の基本的な考えを基に独自の教示を現在風に教示したのが「陰陽祐気学」であります。

陰陽祐気学は7つの大きな視点から教示しております。
①運気学(自分の運気が盛運期か衰運気かを知り行動を起こす。「人の吉凶は動より生ず」である

②方位学(遁甲(とんこう))による吉方位の選択

③家相学(良い家相と悪い家相・地相等における住居による開運・「家相は思想なり」の精神)

④周期学(陰陽祐気学独自の研究による教示であり、歴史の表裏を通して周期の存在する事は自然界の法則の実証でもあります。)
36周期(九星と十二支の一循環)
60周期(十干と十二支の一循環)
180周期(十干と十二支と九星の一循環)
180周期を60年ごとに三分割し、上元・中元・下元(各60年)と区分する。また60周期を一元とし20年ごとに上元・中元・下元と分け、また1年を上元・中元・下元とする分け方もあります。

⑤健康学(東洋医学の考え方と実践)

⑥祐気とり実践(開運・願望成就の達成)

⑦命道学(宿命・運命・天命について)

その理論の基盤は、十干は自然界の元気(精神)であり、十二支は自然界の態気(形体)であり、九星は自然界の用気(行動)であります。

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陰陽祐気学NO1

2016年5月11日 水曜日

皆様のお蔭でブログの発行も今回300回を迎える事になりました。本当にありがとうございます。今回、改めて陰陽祐気学について説明致します。

陰陽祐気学(おんみょうゆうきがく)は、古来より伝わる陰陽五行説の思想に基づいて、変わりゆく現代の土地環境や生活様式・文化・政治・経済に適応させたものです。特に、陰陽道の方位活用術「祐気取り」を主な術としていることです。

元来、陰陽道の教義や占術は、古来より近現代に至るまで、政治や国防策に用いられながらも、秘伝・一子相伝として封印されがちであった経緯もあり、あたかも個人の持つ超能力かのごとく解釈され、広く公にその活用術が公表される機会は少なかったです。

しかし、その系統だった高度な統計学に基づく占術の真の有効性や封印されていた術を、歴史に埋もれさせることの無きよう公開し、現代社会において、誰もが実生活で、わかりやすく陰陽道を活用できることを目的として、また広く平等に後世にこの占術を残すために開示致しております。

主に「祐気取り」や「方位活用」など、難解とされてきた陰陽道の教義などを、現代口語で公開し、現代社会に取り入れやすい解説を心掛けております。

これらの手法は、現代気学の抜粋元ともなった、陰陽五行説の思想に基づいており、天文・暦法・占術などの学問的なものから、天人相関思想による祥瑞災異などの思想、あるいは呪術・祭祀に至るまでを包括した「陰陽道」本来の原姿を受け継ぎつつ、「人々の運勢と自然界は密接な関わりがある」という陰陽五行思想に基づき、人の生まれた年、月、日を元に、古来伝承の、厄難を避け、成就に結び付けられてきた手法に基づいて、その骨子を忠実に現代社会で実践・活用されることを旨としています。

陰陽祐気学の祖は奈良時代に日本に伝来した陰陽道にさかのぼります。

西暦604年には、陰陽道の影響を受けて、聖徳太子の十七条憲法が発布された。春秋緯書の陰陽五行説では、「陰の極数の八と、陽の極数の九との和」が「十七」になり、菅子では「天道は九を持って統制し、地理は八を持って統制する。」とされその和が「十七」であるため聖徳太子は「十七」の憲法を制定したとされ、当時から陰陽道は政治や国の大事に深く関わっていたとされています。

日本書紀によると、西暦672年には、大海人皇子(おおあまのみこ・後の天武天皇は)、天文・遁甲(とんこう)をし、黒雲の拡がるのを見て、陰陽五行説による占いを行い、壬申の乱の勝利を予言した。その後も、天武天皇は、西暦675年に占星台や陰陽寮・外薬寮などの役所を設置し、国家陰陽道が成立した。

その後、陰陽道は、平安時代に最盛期を迎え宮廷でも広く使われ、「陰陽五行」の思想は、建築物の配置や造営にまつわる由来、華道、茶道、暦・天文地理、医学、戦の兵法、気質の登用、神仏事、家相・方位・易占、漢方、遷都、改元、など多方面へ日本の歴史に影響を与えながら存続した。日本の陰陽道は、方術実践でも名を残した滋岳川人(しげおかかわひと)が確立しました。

1897年(明治30年)に発刊された「三元九星奥義秘傳録」により陰陽道は、「気学」として一般に知られるようになったが、「気学」は、陰陽道の一部を抜粋し一般にわかりやすくしているといった経緯から、陰陽道の原姿に立ち返りつつも、現代に至る経緯で洗練されてきた陰陽道の実践手法(祐気とり)を1990年より取り入れ、現代社会で活用の工夫と実践を繰り返し、統計要素を濃くして広く活動を行っているのが陰陽祐気学です。つづく

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事象は繰り返し顕現する

2016年5月1日 日曜日

国内最大の指定暴力団山口組の分裂で、全国で山口組と神戸山口組の抗争が約40件起こっています。

事象は繰り返すと言い、丁度9年前の平成19年(気学の1周期)の二黒土星年も拳銃の事件が多数起こりました。

平成19年(二黒土星年)5月17日から18日にかけて、愛知県長久手町の住宅街で元暴力団組員が拳銃を発砲し、警察官ら4人を死傷させ篭城する事件が発生しました。犯人宅周囲300メートルに渡り警戒線が張られて、18日午後8時48分犯人が投降し約29時間に亘った事件でした。

この事件の現場と「長久手古戦場」は近い地域の所であり、423年前(気学周期9年間1周期×47周期)の同じ日に「長久手の戦い」があった地域であります。

「長久手の戦い」とは・・・
天正11年羽柴秀吉は織田信長を襲来し殺害した明智光秀を打ち破り、清州会議で信長の後継者として実権を握りました。そして対立した柴田勝家を旧暦4月21日に討ち負かします。

翌天正12年、今度は徳川家康と対峙します。強引に勢力拡大と主導権を図る秀吉に対し、家康は織田信雄(信長の次男)と連合します。家康・信雄は尾張小牧山に秀吉は犬山ついで楽田に本陣を置いて対峙します。この前後秀吉方が犬山城を家康が羽黒城をそれぞれ攻め落とします。

羽黒城で敗れた池田恒興と女婿森長可は家康領三河岡崎攻めを秀吉に提言し、秀吉の甥の秀次を総師として進発します。旧暦4月8日夜半から9日の事で、この動きを徳川軍に察知され4月9日尾張長久手で襲撃にあい池田恒興・元助父子そして森長可は討死しました。これが秀吉の約70の戦いの中でただ一度敗れた「長久手の戦い」であります。
天正12年(西暦1584年・二黒土星申年)旧4月9日の事です。
旧4月9日は新暦(グレゴリオ暦)の5月18日にあたり八白土星巳月です。

また平成19年(二黒土星年)4月16日、米国の州立バージニア工科大学の大学構内で米銃撃事件史上最悪の32人殺害事件が発生しました。犯人は韓国出身留学生です。翌17日に日本の統一地方選挙中の長崎市長が拳銃で撃たれ死亡し凶悪事件が続きました。

同年の悪事の連鎖反応と言う要因も過去に多く発生しておりますが、和歌山においても義兄に遺産相続のトラブルが因で妹(年盤の五黄殺に同会)が銃で撃たれると言う事件もあり、また東京都町田市でも暴力団の銃撃立てこもり事件が発生し、市民社会の中で縁の遠い拳銃が簡単に犯罪に利用されると言う時代にあることを知らされた事件です。

現在は治安悪化の時代の中にあります。民主主義にとって暴力やテロによるこうした暴挙行動は大変な脅威であります。

こうした事象は六白金星の事象になり、4月(九紫火星辰月)は六白金星が南西方位で年盤の八白土星の暗剣殺でここに同会しており、暴力やテロ事象の警戒月に当たっています。

気学において日盤や刻盤は見逃され勝ちでありますが、日常生活では日盤も重要であります。八白土星の日は「お天気の変化変動がある日」また五黄土星の日は「間違いや忘れ物の多い日」、三碧木星の日は「地震や驚き事のある日」と言われており決して軽視することの出来ない要因であり、自分の本命星が暗剣殺や五黄殺また歳破・月破に同会している日は、心を引き締めて行動する事は大事であります。

事象は繰り返し顕現するので、このような事件・事故に遭遇しない為の警鐘としてお知らせいたしております。特に今年は二黒土星の年だからです。どんなに周到な用心をしていても「まさか」と言う要因が事象には多くあり些細な事柄でも油断する事無く日々の平穏を祈り行動しましょう。

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平成28年熊本地震

2016年4月21日 木曜日

2016年(平成28年・二黒土星申年)4月(九紫火星辰月)14日(六白金星寅日)に熊本県熊本市益城(ましき)町を震源とするマグニチュード6.5、最大震度7の地震が発生しました。

そして4月16日(八白土星辰日)にはマグニチュード7.3、最大震度6強(その後7)の地震が発生し気象庁は14日の地震を前震で16日の地震を本震と発表しました。

4月20日現在で死者は58名(震災関連死11名含む)で避難者数は10万人超と大被害が出ています。

そして今回の地震は余震の数が多く、またその余震の規模も震度5前後の大きな余震が前日続いています。その為、住民は眠れぬ夜に不安を募らせています。余震の揺れの怖さと家の崩壊が怖くて車中に避難されている方も多く、エコノミークラス症候群などを発症し亡くなった人も出ています。いつまで続くか解らない余震、長引く避難生活等で更に困難が待っている大変な状況です。

今回の熊本地震の気学教示による原因を検証します。
地震と言うなかなか科学的に予測の難しい側面のある状況の中で、少しでも予測とまでは行かないかも知れませんが、議会と言う国民から選任された議員の状況・情勢・状徳の動向を見極めることで、予測予知を図ることも一つの見方です。

①気学教示の「人為乱れる時、天為乱れる」(政治が乱れた時に天災が起こる。また天災が起こった時には政治が乱れる意味です)が怖い年です。と2016年を占うで警鐘を鳴らしました。安倍政権の数多くの議員の乱れと政治運営がひとつの原因と推測されます。

因果関係は(地震の事象は三碧木星・二黒土星・五黄土星です。噴火や山の事象は八白土星)無視出来ないものがあります。
②年盤の五黄土星に月盤の三碧木星(地震の事象)が同会した。

③14日(六白金星寅日)は三碧木星が年盤の暗剣殺に同会した。16日(八白土星辰日)は年盤の暗剣殺に五黄土星が同会した。

④熊本を中心に東北方位と南西方位に地震が発生し余震も続く。東北方位(年盤の五黄殺)と南西方位(年盤の暗剣殺)の今年の怖さが顕現した。

熊本大地震によって亡くなられた方、被災された方に対して、謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。被災された皆様には大変な状況ですが世界中が応援しています。明日を信じて頑張ってもらいたいです。一日も早い復旧・復興をお祈りいたします。

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