利便性の裏側で

2013年8月11日 日曜日

今、世界は大きな流れの過度期にあります。気学周期の中の下元期と言う大きな改革期の周期の流れの中にあります。

世界が新しい時代に入って来てもそれを運営して行くのは「人の心」であります。世の中が便利になり贅沢になり豊かになってもそれは決して人類に取って「有益」なることではないのです。今の便利さに対する一人一人の意識の改革を確立しなければ日本中「ゴミの経営」にまみれてしまうのです。

現在の社会事象の一部分ではありますが「携帯・スマホ・インターネット・ゲーム・ツイッター・フェイスブック・ライン等」による利便性の急激なる広がりで安全性の法の整備が追い付かない現状があります。

幼児時代の発育過程におけるテレビやビデオを長時間見ている子供は、言葉の発達が遅れると言う事が日本小児科学会から公表され、2歳以下の子供に長時間テレビやビデオを見せないように提言しております。利便性の裏には大きな落とし穴があります。

現在起こっている特異な事件(一例として長崎県での小学生による同級生殺害事件・広島県の死体遺棄事件16歳が中心)が問題化しておりますが新しい文明がもたらした予兆なのか、単なる特異事件なのか、その因果関係が知りたいものです。

今では服装や化粧品まで子供をターゲットにしての市場の拡大化があり、子供への悪影響が加速しています。

心や体の成長期にある時代に過激なビデオやインターネットによる交流等のことからバーチャルリアリティー(仮想現実)が心の問題にどう影響を与え、どう対処すべきかの論議なく急速に利便性のみで幼児の世代へと浸透した感があります。

自己確立と自覚の希薄な幼児期、こうした利便性なる機器に熱中し、バーチャルな世界と現実の境が混同し解離性障害あるいは離人症と言った普通に社会生活を送ることが苦しくなる病気へと発展することになりかねないのです。子を持つ親は真剣に考えて頂きたいです。

「人は自然と親しむと心やさしく壮快になれる」と言う言葉がありますが、逆に考えれば「人は仮想現実に親しめば刺激と快楽が得られる」と言う事です。その選択は私たち一人一人の生活感なり、生き方等により選別する個々の判断の重さが増しております。

世の中が豊かになり便利になり合理的なる社会になっても、一人一人の自覚のない使命感のない「生き方」は決して「有益」なることではないのです。

日本のトップ企業や経営者の中にまた日本を動かす政治家の中に大きな視野を持った人たちが、今すぐに求められてきております。世界中が過度期にあるごとく日本の国に於いても、また家庭に於いても、夫婦に於いても、大きな「意識改革」が求められて来ているのです。

日本人の体質の中に「人と同じことをしていれば何事も安心安全」と言う考え方があります。こうした考え方から脱して行かない限り、日本の中で真の民主主義は成立しないのです。自己の意識の確立が求められるのです。

運命学に於いて人からアドバイスを受けても自分と言う自己の確立、すなわち助言を活かすものが自分になければ一貫性のない場当たり的なことになり、いくらアドバイスを受けても結局受けない事と同じ事になるのです。

自分の中に「使命」なり「生き方の目的」なりがあって初めて人の助言やアドバイスが活かされて来るのであり、そうした生き方の「自己確立」をしっかり持つ事です。より良い結果を出すには自己中心的では生まれません。人の言を聞き自分の中に取り込んで活かす。そこに運命学の教示の意義の活かす道があることを知るべきであります。

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