2024年を占う

2024年1月10日 水曜日

2024年度は「甲辰(きのえたつ)三碧木星年」の年にあたります。(2024年2月4日から2025年2月2日までの期間です。)

上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。

中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。

下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(令和25年)癸亥二黒土星年までの60年間です。その下元期60年間の中の41年目にあたりますのが今年の2024年「甲辰三碧木星年」です。

十干(じっかん)とは「天であり」天象の精神 であります。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵を言います。十干の「(甲)」とは第1番目にあたります。甲は発芽・発展の時であります。

十二支は「地であり」四季の形象で「人の身体」でもあります。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥であります。十二支の辰(辰)は第5番目にあたり方位は東南方位の位置にあたります。辰年は奮い立つ時です。

九星は「人であり」人の気質行動であります。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。九星では三碧木星は「進む、昇る、震う、若者、希望、驚く、地震、雷、選挙」などの事象があります。

政治面については

どんどん岸田内閣の支持率は落ちて危険水域に来ています。国民はなかば諦めているような様子である。側近の抱える各閣僚もパッとしない状態です。

マイナンバーカードの導入・福島原発事故の汚染水処理済みの海への放流・経済の復活・防衛費の増税・インボイス導入等、難題が多くあります。

さらに年末に発覚した政治資金パーティー裏金疑惑です。閣僚の多くの更迭が起こりました。

今年の三碧木星年は政治の混乱が多い年です。スムーズには行かない暗示です。

そして岸田首相の運気(本命七赤金星)は衰運期4年目の南方位廻座です。

離反・離別のある年です。三碧木星年の省庁の事象である経済企画庁・文部省・開発庁も頑張ってもらいたいです。

景気問題については

十二支での景気判断は、「子は繁栄、丑はつまずき、寅は千里を走り、卯は跳ねる、辰・巳は天井で、午は尻下がり、未は辛抱、申・酉は騒ぐ、戌は笑い・亥は固まる」と言う格言があります。今年は辰年ですので発展の奮いたつ時です。

また気学教示では「株は五黄で買って三碧」で売る年となります。

直近の平均株価と為替では。

2016年末(二黒土星申年) 円が116円前後で株価は19114円
2017年末(一白水星酉年) 円が112円前後で株価は22764円
2018年末(九紫火星戌年) 円が109円前後で株価は20014円
2019年末(八白土星亥年) 円が108円前後で株価は23656円
2020年末(七赤金星子年) 円が103円前後で株価は27444円  

2021年末(六白金星丑年) 円が115円前後で株価は28791円
2022年末(五黄土星寅年) 円が132円前後で株価は26094円  

2023年末(四緑木星卯年) 円が141円前後で株価は33464円  

2024年末(三碧木星辰年) 果たして・・・

昨年の四緑木星年は世界恐慌が起きやすい年ですと申し上げました。まさに中国の不動産バブルの崩壊が今後の世界経済を大きく変える事になるでしょう。やはり起こりました。

連日の株価の上下(普通に500円は動く)でした。海外からの投資家でこのような大きな変動が起こります。いつの間にか株も「賭け」の要素が大きくなりました。投資家から受けた資金を基に会社の業績を伸ばし利益を還元するのが本来の株です。今はまったく違うようになりました。

辰年は塵も積もれば山となり銀行資金豊富となり輸出超過となり正金流入する。

コロナでの倒産も多く、大変な時期を乗り越える今年の甲辰三碧木星年です。大いに成果を期待したいです。株価の史上初の4万台突入はあるのか?景気はこのままの推移をたどるのか、止まるのかは政府の政策にかかっています。

天変地異については、

世界の異常気象は深刻です。最近では地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化時代の到来と言われ始めました。人や国は目の前の利益に走り、先行きが見えない状態です。確実に地球は滅びの方向に進んでいます。

家を建てても直ぐ被害に遭います。台風や地震で家は壊れなくても洪水で床上浸水する。同じことを繰り返す人生です。現状の地球上の悲しい出来事です。

今年も昨年同様に地震・噴火・台風・大洪水・寒波・積雪・津波・竜巻等、天変地異が世界中で多く起こります。2024年度の地震は2月・3月・4月・5月・6月・7月・11月で噴火は2月・5月・6月・10月・11月が要注意月となります。

特に今年は大きな天変地異が起こるかもしれませんので、日頃からの備えが必要です。年盤の暗剣殺を持つ一白水星ですので水害にも警戒です。

熱波による世界の山火事が多発しています。

「時代の相は変化していきますが、無形の想はくり返されていく要因であり」周期を現出します。世界中が経済の為に自然を無視した行動をとればこの世は終わりです。

国際問題については

未だに終わらないウクライナ戦争は多くの犠牲(人の死・経済の崩壊・地球環境の崩壊等)となっています。またイスラエルとハマスの戦争も起こっています。

アメリカのバイデン政権のバラマキ政策も終焉を見る状況になってきている。

中国・韓国・北朝鮮・ロシアと我が国を取り巻く環境は厳しいものがあります。それでもアメリカとの同盟を更に強化し日本を取り巻く隣国に対して防御する事です。

今年の最大のテーマーはアメリカの大統領選挙である。バイデン対トランプ?の戦いか。どちらにしてもお二人とも高齢である。

長く世界を制覇してきたアメリカですが、コロナ・失業・経済・人種差別・格差社会等の数々の難題を抱えるアメリカの社会背景は大変難しい状態にあります。

中国においては、習近平一強政治になりました。習近平政治が続きます。落ち込んだ経済を回復さすことがすべてです。日本としても習近平は大変やりにくい相手でもあります。

原発事故の汚染処理水をめぐり中国は鮮魚の輸入を中止(強検査)日本の貿易に大影響をもたらします。

台湾問題と有事・尖閣問題・南シナ海・東シナ海問題と経済問題・香港問題等、あらゆる面で難しい局面を迎えています。

「一人っ子政策」の失敗が現在の少子化になっています。またコロナゼロ政策で経済は止りました。不動産業界が不況で大変な状況(不動産バブルの崩壊)。

若者の失業者が20%を超える実体です。今は経済の回復にやっきです。すべて中国の政策の失敗です。今、国民は将来に不安を持っています。このような現状から習近平はどう舵を取るのか。

韓国は日本との関係が史上最悪の状態になっていましたが、新大統領の誕生(第20代大統領に尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏が日本に接触しています。)今までにないほど親密な関係です。

しかし韓国国内での尹錫悦の支持率は低く、期待の持てない状況です。また福島原発の汚染水の処理(海に流す)は、韓国民は大反対です。今年は総選挙(4月10日)の結果次第では今後の日本との関係が大きく変わります。最大の注目です。

ロシアにおいてはプーチン大統領の仕掛けたウクライナ侵攻は世界中を巻き込む悲惨な状況です。人は死に、経済は悪化し、物流は止り、物は高騰し、大変な状況です。いつになったら終わるのか、誰が止めるのか。ロシアの崩壊はいつか。プーチンの健康状態は。解決に向かって今年に大きな結果を期待します。

北朝鮮は相変わらず毎年、同じ様な事が繰り返されます。核を持つ事しか国を守る事や金政権を持続さす方法のない国の哀れさです。今年も多くの弾道ミサイルを発射するでしょう。ついに戦争を意識した発言が金総書記からありました。いつも北朝鮮に対して日本は「強い言葉で抗議する」と言うだけである。情けない日本政府です。

今年は中国・ロシア・北朝鮮の核ミサイルに警戒です。ひとつ間違えれば戦争に発展します。

夏に開催されるフランス・パリオリンピックでの日本の活躍を期待します

戦争・貧困・格差社会・失業・地球温暖化・自由化等から世界で多くのデモが起こります。

社会問題については

人間の開発した新技術によって人類が滅亡する日が近づいているように思います。AI問題・チャットGPTと人間にとって必要なのでしょうか。このような新技術の開発で随分と大きく社会は、世の中は、世界は変わりました。

今年は特にフェイクニュースや隠蔽工作が多く発生する暗示です。しっかりと事実を見分ける事が重要になります。自殺者が増えます。

2024年問題のひとつに挙げられているのが、運転手不足をどうのように解決するかです。長時間労働の禁止・賃金のUP等の法律が変わり、物流は、運転免許の持っている運転手を確保できるのか、人手不足で機能していないタクシー業界等は大きな経済に直結する問題です。

若い人は、働いても働いても収入が増えません。まるで「五公五民」(ごこうごみん)です。江戸時代の年貢率の一つで全収穫量の5割を領主が年貢として取り,5割を農民が取得するというものです。日本と言う国も この五公五民のような税になってきています。現在は25%~35%ぐらいです。

子供の行方不明・誘拐・虐待からの事件が相次いだ昨年ですが引き続き注意が必要です。 

相続税のUP・年金の値下げ、物価の上昇・消費税と高齢者の医療負担増で貧困の格差は広がる一方です。また身内で起こる殺傷事件や児童虐待や体罰は人間のモラルなき社会です。高齢者を狙った詐欺事件。高齢者が直接手を出す犯罪や事件(結婚問題・一人の寂しさ)が多く起こります。

外国人観光客は年々増えるでしょう。緊急な受け入れる国の準備や整備が急がれます。観光公害(ゴミの山・交通ルール・看板の英語表記・混雑の観光地・現地で生活する人の日常生活に異変・タクシーがない等)は大きな問題です。

「吉凶叫える縄のごとし」であり、過去の要因が警報を鳴らしております。

同じ過ちを起こさない為にも、歴史も見つめ希望と夢を持って何があっても人は生きている限り前向きに進まなければいけません。

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