日本建国の日と紀元

2009年2月2日 月曜日

日本の国においては、紀元を皇紀と呼びます。西暦2009年は皇紀2669年(皇紀は西暦に660年プラスする)になります。

西暦はイエスキリスト様がお生まれになった年を元年としています。

神武天皇(第一代天皇)から紀元元年・皇紀元年は「辛酉年」から始まります。斎明天皇(第三十七代)が崩御された年が辛酉年であり、元正天皇(第四十四代)の御譲位の年が甲子年であります。

また光仁天皇(第四十九代)の御譲位の年が辛酉年であり、醍醐天皇(第六十代)の四年が辛酉年に当たりますので延喜と改元しております。

また村上天皇(第六十二代)の天徳五年が辛酉年に当たりますので応和と改元され、その四年後が甲子年に当たりますので康保と改元しております。明治天皇(第百二十二代)までの辛酉年と甲子年の年は改元が行われております。

十干とは・・・甲(きのえ)・丙(ひのえ)・戊(ちのえ)庚(かのえ)・乙(きのと)・丁(ひのと)己(つちのと)・辛(かのと)・壬(みずのえ)癸(みずのと)です。

十二支とは・・・子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)です。

「辛酉年・辛酉為革命」や「甲子年・甲子為革命」が来ると必ず「改元」の時なのです。即ち新しい出発の期でもあります。

上元・・・甲子一白水星の年から癸亥五黄土星の年までの60年間。

国土に関する変化・復興・建設がなされる。上元から中元の変わり目には、天変地異による国土の変化の生じる期。過去においては大正12年(癸亥五黄土星)に、関東大震災が生じた。

中元・・・甲子四録木星の年から癸亥八白土星の年までの60年間。

経済・交流・安定・権威権力尊重がなされる。中元から下元にかけては権威の失墜・権力の崩壊、組織構造の変化の生じる期。過去においては昭和58年(癸亥八白土星)に行政改革による民営化の実現と進んで行きます。

下元・・・甲子七赤金星の年から癸亥二黒土星の年までの60年間。

思想・文化・民族による変化気運の状況が生じる期。過去においては文久3年(癸亥二黒土星)明治維新への混迷期が生じています。

そして紀元の日は(建国記念日)2月11日でありますが、2月(立春)年度変わりであり、2月は寅月で立春は甲であり、2月4日であります。

2月4日(甲寅)・2月5日(乙卯)・2月6日(丙辰)・2月7日(丁巳)・2月8日(戊午)・2月9日(己未)・2月10日(庚申)・2月11日(辛酉)つまり2月11日の日が辛酉の日と言う事で、この日が建国記念日となります。

神武天皇(第一代)皇紀元年(西暦BC660年)辛酉年。

斎明天皇(第三十七代)皇紀1320年(西暦660年)・1321年目が辛酉年です。

昭和天皇(第百二十四代)皇紀2640年(西暦1980年)・1321年目が辛酉年です。

昭和64年1月7日御崩御さる。

今上天皇(第百二十五代)平成2年11月12日即位する。

日本の天皇制は125代にも及ぶ世界最古の王朝です。歴史の持つ大きな「うねり」のような流れの周期が見えます。

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