気学で見る年の変わり目(立春前後)の事象

2010年2月2日

気学では年の変わり(2月4日)を24節季の「立春」としております。

冬の寒気の小寒・大寒が過ぎ立春に到来する訳です。しかし実際の冬の寒気は立春以後も続きますが、日々の陽射しの明るさは「冬至」から比べれば雲泥の差があり明るく感じます。

立春前の18日間を「冬の土用」の期間として、自然界の森羅万象が次の季節に対する充電期間と考えて「事々」の自粛期間とも言われて自重する習慣があります。

また年度変わりや月の節季(24節季)の変わり目には、大きな事故や株式の暴落等がありました。これは「気の変動」による因果関係と気学上で教示された事柄であります。

冬の年中行事の「札幌雪まつり」は過去において毎年1月の下旬に行われていました。東京方面から北方位となり、3年に一度の気学上の月盤の五黄殺(万人の凶方位)・暗剣殺(万人の凶方位)にあたり、その影響から飛行機の墜落事故も幾度となく起きました。

今では立春直後の開催日定(今年は2月5日から11日)となり、2月の天道方位(南方位)・生気方位(北方位)の吉方位で雪まつりが開催されております。

過去の大事故のような事象は回避されて無事な状態が続いております。改善することで観光客に対応し、そして改善することで観光客に安心なる状況を呈すること、これを実行した札幌の主催者は英断を選択した訳で、以後大きな凶作用は起きていません。

方位学で悪いと言う事に対して謙虚に対応する事が大事です。

節の変わり日、前後に暴落した株式の例

スターリン暴落     昭和28年3月6日(節入り日は3月6日)

日銀公定歩合引き上げによる暴落 昭和32年5月8日(節入り日5月8日)

国際収支悪化による暴落 昭和36年10月9日(節入り日10月9日)

世界的な為替株式の暴落 平成9年11月 9日(節入り日11月8日)

リーマンショックの暴落 平成20年10月6日(節入り日10月8日)

一つの事象や事柄が生じる背景の裏側には、節の変わり目や、あるいは凶方位に出掛けることにより、発現することが多く見られます。

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24節気とは

2010年1月26日

24節気は四季の変化を24節気・72候に分割した自然界の増長と衰退を示したものです。

節の変わり目には「気の変化」の起こる時であり、自然界の法則に則っとり
天候の変化や地変等の変化が生じる象が発現するものです。

特に節の変わり日を中心として、前後3日間が注意を要する日であり、この頃の節の変わりの旅行等は避けることが賢明です。

気学は自然界の周期を基盤教義としている教えであり、農作業等に従事している人は、この24節気が切っても切れない関係にあります。「天候と景気」「天候と事故」「天候と病気」等天候は私達の社会に与える影響は、計り知れないくらい大きな存在です。

この天候が24節気を中心として、日夜変化して行くことは周期のもたらす要因は人間の生活にも当てはまってきます。

24節気は太陽と地球の角度に関係してきます。その為、毎年1日位の違いがあります。太陽の黄道を24等分したものです。

平成22年の24節気日
1月
小寒(しょうかん) 1月5日  寒の入り。寒さが増してくる。
大寒(だいかん)  1月20日 寒さが最も厳しくなる。

2月
立春(りっしゅん) 2月4日  春の始まり。
雨水(うすい)   2月19日  日雪が雨に変わり、氷が融けて水になる。

3月
啓蟄(けいちつ)  3月6日  冬ごもり中の虫が目を覚まし姿をあらわす。
春分(しゅんぶん) 3月21日 昼と夜の時間が同じ。

4月
清明(せいめい)  4月5日  南東風が吹く春のよい季節。草木の芽がでる。
穀雨(こくう)   4月20日  穀物を育てる雨が降り、芽を出させるという意味。

5月
立夏(りっか)   5月5日  夏の始まり。
小満(しょうまん) 5月21日 植物が育ち茂る。

6月
芒種(ぼうしゅ)  6月6日  雑穀の種まきをする時期。田植えの時期に入る。
夏至(げし)    6月21日 昼間の時間が一番長くなる。

7月
小暑(しょうしょ) 7月7日  梅雨が明ける。
大暑(たいしょ)  7月23日 暑さが最高になる。

8月
立秋(りっしゅう) 8月7日  秋が始まる。
処暑(しょしょ)  8月23日 暑さが終わる。

9月
白露(はくろ)   9月8日  秋の気配が深まり、露の量も多くなる。
秋分(しゅうぶん) 9月23日 春分から半年目。昼と夜の時間が同じ。

10月
寒露(かんろ)  10月8日  露が寒さで凍ろうとする。
霜降(そうこう) 10月23日 霜が降りるほどに寒くなる。

11月
立冬(りっとう) 11月7日  冬が始まる。
小雪(しょうせつ)11月22日 雨が雪になって降る。

12月
大雪(たいせつ) 12月7日  雪が降り積もる。
冬至(とうじ)  12月22日 昼間の時間が最も短い。立冬と立春の真中。

2月3日は節分です。習慣の豆まきは「鬼は外、鬼は外、福は内」と豆を蒔きます。このとき蒔かれた豆を自分の年の数だけあるいは、年の数+1だけ拾って食べ、一年の無病息災を願う風習があります。また最近では定着しました「巻きずしの丸かじり」を恵方に向かって食べる習慣です。今年の恵方は西南西方位です。

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2010年を占う

2010年1月18日

平成22年度は「庚寅(かのえとら)八白土星年」の年にあたります。(平成22年2月4日から平成23年2月3日までの期間です。)

上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。

中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。

下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(平成で言うなら55年)癸亥二黒土星年までの60年間です。

その下元期60年間の中の27年目にあたりますのが今年の平成22年は「庚寅(かのえとら)八白土星年」です。

十干(じっかん)とは天であり、天象の精神 であります。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵を言います。

十干の「庚(かのえ)」とは第7番目にあたります。庚は「自然界の実がなり秋を表現」します。

十二支は地であり、四季の形象で人の身体でもあります。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥であります。

十二支の寅(とら)は第3番目にあたり方位は東北東の位置にあたります。
「春の訪れの時」であります。

九星は人であり、人の気質行動であります。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。

九星では八白土星は「相続、止まる、変化、蓄財、革命など」の象意があります。山のたとえで人生にも変化の多い人となります。止まる作用や物事の節目・火山噴火・爆発崩落・現状打開・物事の依頼成就。変化の障害が生じる。

下元期の半ばにかかりその特出であるところの「下剋上・実力主義・思想の改革・不安定」という状況をもたらす諸現象も現出し、先行きに対する不安感が蓄積される一方で年が明けました。

今年(2010年)を占う

①政治面については鳩山内閣の威信が問われる事になります。運気最高の時期に総理になった鳩山首相の真のリーダーシップの発揮が出来るかが大きなカギになります。運気は盛運期4年目にあたり、吉凶・善悪・良否がはっきりと顕現する年となります。

今年の政治のキーワードを「革命・変化・蓄財・止まる」から判断しますと舵取りが大変難しい年になります。特に八白土星の事象から山積する問題を抱える国土交通(前原大臣)・厚生労働(長妻大臣)・総務省(原口大臣)に注目です。(国土交通・厚生労働・総務省は八白土星に該当します。)また夏の参議院選挙で民主党が過半数を取るかどうかの大きな年でもあります。

そして鳩山首相・小沢幹事長(1942年5月24日生まれ・本命四緑木星午年・月命五黄土星巳月生まれ)の政治献金問題もあります。特に小沢幹事長の運気は最悪の厄年にあたります。鳩山首相と小沢幹事長の相性関係は大変に悪いので今後の展開は微妙な状態にあります。

新しい展開を進めるには波風は付きものです。勇気と信念を持って前進してもらいたいです。

②景気問題については今年の庚年は実りの秋で収穫の時でもありますが、寅年は始動の時ですので、良かったり悪かったりの年で総合的には景気回復はまだ先になります。そして寅の年は【勤勉の年】真面目に働けば少なくとも利益あり、各人とも業を励む。と言う年になります。

九星においての過去の景気の動向を見ますと「八白土星年」に恐慌が生じているのが判ります。
大正9年(八白土星申年)  戦後の恐慌始まる。
昭和4年(八白土星巳年)  世界大恐慌。
昭和40年(八白土星巳年) 東京オリンピック後の不況。
昭和49年(八白土星寅年) オイルショック
平成13年(八白土星巳年) 金融ビッグバーン。
平成22年(八白土星寅年) 非常に危険な年です。
また十二支による景気動向を見てみますと、過去の寅年は不景気です。その為、今年の2010年の八白土星寅年は不景気からまだ抜けられないと判断します。

この不景気は五黄土星年(2013年)まで続き、四緑木星年(2014年)から本格的な好景気になるでしょう。

③天変地異については地震と火山の噴火に注意の年となります。寅年は自然災害や天災の多い年ですので、「備えあれば憂いなし」「天災は忘れたころにやって来る」を念頭に入れて普段からの用心が大切です。また航空機事故にも注意です。

特に8月は五黄土星の月で地震・噴火の要注意月となります。またこの8月は月盤の二黒土星が年盤の五黄土星に同会します。

過去の事象においても明治35年寅年は大寒波襲来・大正3年寅年の桜島噴火・新潟大地震・昭和61年寅年の三原山噴火等が起こっています。

④国際問題は上海の万国博覧会が今年の平成22年(八白土星寅年)5月に予定されています。中国の景気の見通しには明るい材料です。しかし中国はお金儲けに走り、安全を置き去りしている状態に問題があり、炭鉱の事故多発等の安全問題も大きくクローズアップされます。

そして今年の南西方位(中国の一部も含めたアジア地域)は日本から見て歳破殺にあたっています。鳩山政権がアジアに期待する政策(東アジア共同体)ですが、アジアの経済問題・安全保障問題・経済格差等は大変難しい問題に直面するでしょう。経済の後退期に入ったアメリカ(イラク戦争に突入した事が、今日のアメリカの経済危機を作った。またブッシュ大統領と小泉内閣でアメリカも日本も壊れた。)から着々と国際戦略を固める中国が大注目を集めるでしょう。またアメリカにおいても日本より中国に力を入れています。お互いの腹の探り合い状態です。

日本から鬼門方位(東北方位)にあたるアメリカが今年は暗剣殺方位にあたり、2国間の問題(特に基地移転問題・温暖化問題・経済問題等)で苦慮するでしょう。

オバマ大統領(1961年8月4日生まれ・本命三碧木星丑年・月命九紫火星未月生まれ)の今年の運気は衰運期4年目の南方位廻座です。名誉・名声のあがる時でもありますが、逆に離反・離別や露見のある運気です。また鳩山首相との相性関係は大凶の相性関係です。鳩山首相から見て大変難しい相手となります。

また世界的なテロ問題も要注意年です。北朝鮮においての核問題は世界的な問題です。金 正日(キム・ジョンイル・1942年2月16日生まれ・四緑木星生まれ)今年は厄年にあたります。また病気が重くなる暗示があります。

また世界的な課題の地球温暖化問題は国連を中心に数多くの会議が開かれるでしょう。

⑤社会問題は不景気による犯罪が多く発生し、そして自殺者も増える暗示です。国民7人に1人が貧困者と言われるようになった日本です。経済の底打ちは終わって景気回復の兆しに向かっていると言いますが、残念ながら就職難と各企業の安売りは続いています。

すなわちデフレスパイラル経済の流れに歯止めが利きません。車・電化製品・食品関係・衣服・旅行等々、次から次への値引き合戦です。こんなことではサラリーマンの賃金UPは遠のくばかりです。

生産は外国の安い給料で過酷な勤務時間で働いている(俗に現代版の「野麦峠・飛騨の女性(多くは10代の少女)が女工として働くためにこの峠を越えた昔の日本の労働」)と同じだとの一部批判があります。このようなやり方での安売りは決して日本の経済には良くない事です。さらに格差は付いていきます。

非常に厳しい先の見えない時代ですが、良くなる事を信じて前向きに進みたいと思います。

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寡婦年とは?

2010年1月11日

婚活しない(出来ない)若者が増加する現社会で、少子化問題や子育て問題が大きな社会問題になる昨今ですが、今、中国では2月14日(旧暦の1月1日)までに結婚しなければ、今年は結婚できない不吉な年とされ急いで結婚する人が増えています。すなわち2月14日以降の1年間は寡婦年(かふどし)と呼ばれています。

この寡婦年は結婚に対して嫌われる年の習わしになっているのです。その理由は、この冥婦年に結婚すると「旦那さんに先立たれる」と言い伝えられているからです。

今年は2月4日が立春で、中国の春節(旧正月)は2月14日です。新年が来る前に先に立春が来てしまう為、今年は立春がない年になるのです。中国では古くから「春を若い男性」とみなされており、立春がないということは「若い男性や夫」がないという意味につながると言う解釈です。

特に結婚適齢期の若い人は気にしていない様子ですが、親や祖父母の世代にとっては昔からの言い伝えで信じる人が多いです。その為「今年結婚する」と言っても許してもらえず、2月14日の春節までに慌てて結婚する若者が増えているのです。

また中国では春が2回来る「双春年」というのがあります。2006年(三碧木星戌年)の「双春年」は「戌年」でもありましたので結婚(双春年)と出産(戌年)が重なりブームの年となったそうです。

日本にも古くから言い伝われているものに36年に一度廻ってきます五黄土星寅年生まれ(昭和25年・昭和61年生まれ)の女性は結婚において嫌われる一面があります。本命星の中で一番強烈な星(五黄土星)で、寅年生まれは十二支の中でもっとも強い干支と言う事です。

また丙午(ひのえうま)生まれの女性(昭和41年生まれ)は60年に一度廻ってきます。気性が激しく、夫を尻に敷き、男を食いものにする等の言われから嫌われるとされるのが言い伝えです。

大切な事は自分の性格・気質を知り相手にどう合わせていくかなのです。

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笑う門には好運が来る

2010年1月5日

新年、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

昔からの「ことわざ」に「笑う門には福来たる」や「微笑みは人一代の身だしなみ」と言われております。こうした心を表す人間の表情が、実は医学的にみて大変有意義な結果を生じていると言われております。

心の安定を引き出すものは顔をニコニコさせることにあり、俳優でも笑顔の好い人は人気者となっております。また笑顔は人の一生も左右しかねないことになるのであります。

東洋の医学で「病は気から」と言うことは昔から言われていた言葉でありますが、現代医学において、この点が大変重要なる役割になって来たとも言えます。

人間の体力とは気持ちの持ち方で大きな差となります。病気を治すには、一に気力、二に治療、三に天命といい、気力(気持ち)の持ち方が病気の早期回復には不可分なる要素なのです。

笑う事が身体によいことは判っていたことでありますが、大きく笑うことも大変よいことでありますが、微笑むことも大変良い効果のあることが言えるのです。

笑うこと、微笑むことが大脳等に働きかけて胸腺や膵臓に働きかけて「免疫能力」を高めてくれる働きとなって安定した気持ちにしてくれるのであります。

笑い方には、良い笑い方と悪い笑い方があり、大きく笑う良い方において、鼻からお腹一杯に空気を吸って口から息を何度かに分けて出す。特に腹筋を上手に使うことが大切であります。

良い微笑み方は「鏡を見て手で口元を斜め上に上げる訓練をすればよい」のであり、笑顔に通じる「は・ひ・ふ・へ・ほ」の発音練習で行うと良い微笑み方に通じて来るのであります。

その笑顔が人の運気にも影響を与え、好運を成す基となります。運気そのものは人間のエネルギーの燃焼度でもあり、笑顔が「脳」の働きを高め身体全体の体力や気力を高めることによって運気そのものを引き上げる効果があるのです。

今の殺伐とした世の中にせめて身の廻りの人たちに、なごやかなゆとりある心で行動して欲しいものです。日々のこうした積み重ねが好運を呼び、人生をプラスの方向へと導いてくれる最良の手段です。

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2009年の10大ニュース

2009年12月25日

今年も残すところ数日となりました。今年もいろいろな事件や事故が多く起こりました。陰陽祐気学「みちのしらべ」の独自に選択した10大ニュースは下記の通りです。

①衆議院総選挙で鳩山由紀夫民主党が圧勝し政権交代となる。

②円高・株安・デフレ経済が加速しました。大不況から就職難民が増え続け、年越しが出来ない人が増えています。自殺者が今年も3万人を超えました。

③世界的に新型インフルエンザが流行しました。

④アメリカのオバマ大統領が誕生。そして「核廃絶」を世界に表明しました。

⑤中国経済の勢いは世界をリードしました。

⑥天変地異の地震・噴火・台風の被害が多かった。地球温暖化問題は世界の危機です。

⑦九紫火星年の事象である火災が山火事も含めて世界的に続発した。

⑧凶悪犯罪が増加しました。(市橋達也事件・島根女子大死体遺棄事件他)

⑨野球日本代表がWBC連覇。イチロー選手が9年連続200安打達成!!

⑩酒井法子夫婦・押尾学等の芸能界の麻薬汚染が止まりません。

等々あげれば沢山の出来事がありました。

1年間、このブログを通して5000年の歴史のある気学から見た政治・経済・事件・事故・天変地異等、あらゆる角度から検証・実証してまいりました。また受け継がれて来た素晴らしい日本の伝統や文化もご紹介致しました。そして人間の生き方や考え方も掲載させて頂きました。

気学下元期(60年間)の半ばにかかりその特出であるところの「下剋上・実力主義・思想の改革・不安定」という状況をもたらす諸現象も現出し、先行きに対する不安感が蓄積される一方で年が暮れようとしています。ある意味では大変な時代ですが、前向きに進みたいと思います。

そしてこのブログが皆様の生活の中で何かのヒントになり、羅針盤として活用して頂けましたら、こんな嬉しい事はありません。

皆様、1年間ご購読ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

来年は皆様にとりまして良い年となりますようにご祈願致しております。

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「積小為大」(せきしょういだい)の教え

2009年12月17日

昭和の20年代・30年代は、今ほど一家族から出されるゴミの量は少ない状況で、ゴミの収集等は一ヶ月に一度くらいの回数でした。

またゴミも限られた分量でありました。家庭にも食品や品物も「勿体無い」と言う気風の残っていた時代でありました。

高度経済成長の時代と共に「大量生産・大量消費」の時代を迎え、ゴミの排出量も飛躍的に増大し今日に至っております。

21世紀は地球資源の問題・環境問題・自然環境問題等々地球上におけるこうした諸問題が、すでに許容範囲を超えつつある状況となって来ております。

そうした状況の中で資源を上手に使い切り自然環境を保全すると言う「循環型」による社会造りが芽生え出しています。

4・5年前まではいらないものとして廃棄処分されていた住宅の廃屋材からバイオエタノールと言うガソリンの代謝燃料の開発があり、野積みにされていた色付きのガラスやビンの再生品が開発されたり(日本建設(株))・卵のカラの薄い膜で繊維の軟らかさやパウダーが開発されたり(キューピー(株))茶ガラ(抗菌作用)とトレーで屋外のベンチ類の家具等が開発され(伊藤園(株))小さな村の大きな挑戦として柚子のドリンク化や山に廃棄されている杉材を再生してファッションバッグに製品開発されて(高知県馬路村)発想の転換が図られて来ています。

ここに取り上げた品々や製品はすでに実用化が図れているものであります。こうした創意工夫する文化の土壌は日本の歴史や伝統・伝承の中に流れて来た思考であり数多くのもの作りの土台や基盤に中にあるものです。

昭和40年代の毎年の暮れ近くになると山積された郵便局の映像がテレビで放映され「年内に捌けるかどうか」を見て大和運輸の小倉昌男社長が宅配便と言う新しい分野に進出したと言います。

4・5年前に野積みされた再利用の不可能な色付きガラスビンの山積がテレビで放映され、それを見ていた日本建設の社長がガラスの廃材(ミラクル・ソル)を再生させて水質の浄化や河・川・湖・海の浄化土として自然環境の浄化を促進し有明海の再生・干潟の回復と言う事業に発展していると言います。

ここで思い出される言葉に「名を成すは、毎(つね)に窮苦の日に在り、事に敗れるは、多く得意の時に因(よ)る」と言う訓であります。

同じテレビの放映された映像を何百万・何千万人の人達が見ていた訳であります。見ていた人の中で一番窮苦にあったであろう立場の人達が「発想を転換し創意工夫し試行錯誤しながら」世の中に再生させ還元して行く新規事業の参入や新製品の開発を生んだのです。

建設会社として公共事業が改革の中で激減して行き、それがガラスの廃材が目に止まり試行錯誤して新しい建設素材の開発となり水質浄化へと結実して行きます。また官に任しておくより民が積極的に社会貢献の役割を果そうと言う発想等々が宅配便の誕生となります。

事業興起のきっかけは小さな着想からの出発です。しかし人一倍の実行力と行動力で社会の中で大きく成長して行きます。

「積小為大」(小事を嫌って大事を望む者に成功はない)・・・・二宮尊徳翁と言うことに尽きます。

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気学で見る「忠臣蔵」

2009年12月9日

300年以上の歳月を至っても、まだまだ人気のある忠臣蔵です。

元禄15年12月14日夜半に赤穂浪士は吉良屋敷に討ち入ります。そして本懐を果します。今の暦に直しますと1703年1月30日(一白水星午年・六白金星丑月)夜半のことに成ります。

事件の発端は主君浅野内匠頭が、江戸城中の松の廊下で吉良上野介に刃傷に及んだことに始まります。浅野内匠頭は即日切腹させられました。

元禄14年(1701年)3月14日(旧暦)のことです。3月14日は今の暦に直しますと4月21日の日となります。(二黒土星巳年・九紫火星辰月)

浅野内匠頭 1667年生まれ(九紫火星未年)

大石内蔵助 1659年生まれ(八白土星亥年)

吉良上野介 1641年10月6日生まれ(八白土星巳年・四録木星酉月)

徳川綱吉  1646年2月23日生まれ(三碧木星戌年・五黄土星寅月)

柳沢出羽守吉保 1658年生まれ(九紫火星戌年)

元禄14年(1701年・二黒土星巳年)4月(九紫火星辰月)21日の大石内蔵助は本命八白亥年で暗剣殺(他動)を持ち苦境年にあります。吉良上野介も本命の八白が暗剣殺を持つ年であり、丁度、還暦の歳です。将軍綱吉は歳破殺を持ち月盤で五黄殺に同会しており、諸事不成就といった月の運気です。浅野内匠頭と吉良上野介の刃傷沙汰も、将軍綱吉の運気の状態と無縁ではありません。

将軍綱吉の運気の凶悪は、本人が破るか、取り巻きが破るか、目下が破るかのいずれかが生じます。この場合、運気的に暗剣殺を持つ星の本命八白の両人であるところの吉良上野介と大石内蔵助の両人に凶悪の運気が流れて負を担うことになります。

人間関係で将軍綱吉(三碧木星戌年生まれ)と柳沢吉保(九紫火星戌年生まれ)は、手の裏表に当る関係であり、同じ戌歳で九星も三碧木星(親星)と九紫火星(子星)は相生となり、将軍綱吉で栄えて開花した柳沢吉保が将軍綱吉とともに衰退して行く様は、人の運気は縁によって開花され、縁によって衰退して行くのであります。

元禄15年12月14日夜半に赤穂浪士は吉良屋敷に討ち入ります。本懐を果します。今の暦に直しますと1703年1月30日(一白水星午年・六白金星丑月)夜半のことに成ります。浅野内匠頭の刃傷より、1年9ヶ月(21ヶ月)後のことです。

赤穂浪士の行動は、吉良上野介を討つという名目であっても、幕府の御政道を正すと言う謀叛行動(むほんこうどう)であったと言えます。

本命八白土星命は運気の顕現発展期(盛運期2年目)にあり、過去の要因にて吉凶禍福の分かれる状態にあります。将軍綱吉は月盤で月破殺(事の破れる暗示)を持つ状況であります。

将軍綱吉(西方位廻座)と大石内蔵助(東方位廻座)は年盤で対中(向かい合う要素)しております。対中とは物事において引き合ったり対立したりする期(縁)であります。

そして幕府は処置に苦慮した末に荻生徂徠(おぎゅうそらい)(1666年3月21日生まれ・一白水星午年・七赤金星卯月生まれ)の大儀名分の案を選択します。

浅野内匠頭(未年生まれ)と大石内蔵助(亥年生まれ)は十二支の三合起縁です。            

徳川綱吉(戌年生まれ)と柳沢出羽守吉保(戌年生まれ)と荻生徂徠(午年生まれ)は十二支の三合起縁です。

赤穂義士の処置につき、世論は忠義の武士であると賞賛し称え、幕府お抱えの学者も助命を論ずる者が多く、将軍綱吉も心を動かされる情勢でありました。そうした中で荻生徂徠やその弟子達は助命論とは異なり「そもそも浅野内匠頭が吉良上野介を殺そうとしたのであり、吉良上野介が浅野内匠頭を殺したのではない。浅野内匠頭が吉良上野介を殺そうとした為に赤穂藩は滅んだのであり、それは浅野内匠頭の行動が藩を滅亡したのであり吉良上野介ではない。すでに浅野内匠頭は罪に処せられていたのに吉良上野介を仇としたのは義でなく、大儀名分から言えば、幕府にとっては不義である」等の主旨を論じた。この論は将軍綱吉の採用するところとなり、武士の礼をもって義士の切腹に至るのであります。

日本の歴史の中で「忠臣」と言われた人物は

源義経と武蔵坊弁慶。後醍醐天皇と楠正成。豊臣秀吉と加藤清正。

徳川家康と鳥居元忠。徳川家光と大久保彦左衛門。浅野内匠頭と大石内蔵助。

徳川吉宗と大岡越前守忠相。明治天皇と乃木希典。等があげられます。

こうした「忠臣」の中で、赤穂義士の忠臣が庶民に圧倒的に人気が高いのは、日本文化歴史の中の「裁官びいき」要因と御政道に立ち向かって本懐を果して行った「いさぎよさ」が上げられる要因です。

大石内蔵助が個人の恨みに止めずに御政道を正すと言う大きな大儀で負の役割に徹したことが、忠臣の誉れとして後世に語り継がれて来たところです。

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忍耐と辛抱

2009年12月2日

能力も才覚もありながら時代的な背景の不運さから「就職氷河期」時代の10年(1996年から2005年の間)がありました。そして今日においてもこの大不況で大変な就職難です。

再就職における研修は三つの事柄からと言います。
その第一は「しっかりと挨拶をする」事です。
第二は「対話すなわち自分の考えを相手に伝える、また相手の話しをしっかりと聞く」と言うコミユニケーションです。
第三は「考えをまとめ書き留めておくことで自己表現を促す」と言うプレゼンテーションです。

また就職しても会社の定着率も3年や4年でやめてしまう人が3人に1人と言うくらい辛抱して頑張ると言うことが出来ない状況があります。

若者が「忍耐と辛抱」と言うことが苦手になってしまった背景に、親たちの世代も忍耐と辛抱が出来ない状態があります。その状態を示すのが、自殺者が年間3万人を超えると言う現実です。その大半を占めるのが中高年であります。病気が原因と言うのもありますでしょうが、多重債務で苦しんでいる人が二百万人位いると言います。

最近のコマーシャルではこの多重債務に関する事が多く流れています。そして相談・整理等を弁護士に依頼する人が多発しています。そのなかで悪徳弁護士の問題も多発しております。

借金と言う行為をローンと言う聞き易い言葉に置き換えて、借金がいつの間にか増え、返済額が嵩んでしまった状況があります。物や金に人間の価値の基準を置きセレブなどと言って持てはやされ、勝ち負けを強く表し価値の混乱を作っています。

若者は将来に向けて夢を掲げて歩んで行く忍耐を忘れて、見掛けのカッコを追い求めて行き、親の世代はローンに追われ現実から逃避して老後の夢すら持てずに頓挫して行きます。

地道にコツコツ努力して行くことがグサイなどと回避して来た状況の中で、夢を失っている現実がこうした社会現象の底にあるのではと思います。親も子も人間としての尊厳と品性を回復する努力をまず始めることです。

日本文化が場当たり的な状況になってしまったのは、年寄りを大切にする事を捨て去ってしまった事です。昭和一桁世代までと二桁世代からとでは大きな隔たりがあり、二桁世代からこうした考えの人たちが多く、以後大半を占めることになります。

気学の下元期の要因は周期による人の機微や情・智・意で表す性の状況が時代を作り出して行くのであり、日本の今の置かれている立場は手堅くコツコツと勤勉な地道な努力が大切なのであり、ローンを組んでまで満足や楽しみを得る時代ではなく、将来の厳しい時代を見据えて忍耐強く「苦して、楽あり」の心で本来の姿を再確認する事です。

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気学で見る地相学と神社・仏閣

2009年11月25日

気学の地相学は陽宅・陰宅より発し日本独自の大成を辿りますが、神社・仏閣の建立に対して「四神相応の地」を選んで建立しました。
「四神相応の地」とは・・・
http://www.hiroro.jp/content/kaso/land.htm

明治以降においての大学を建立するにあたり、神社・仏閣の地域に大学を造り、地相学で吉相にあたる所に大学を造りました。優秀な人材育成を作る一翼に用います。その思考背景に陰陽道があります。

東京大学は上野寛永寺・慶応大学は芝増上寺・早稲田大学は穴八幡神社・京都大学は吉田神社等々が造られています。地相学の四神の活力を生かす思考があるのです。

日光東照宮の三猿は庚申信仰による「見ざる」「言わざる」「聞かざる」でありますが、秩父神社の三猿は妙見信仰による「見て」「聞き」「話そう」とお力を授けて下さる「お元気三猿」であり、情報化社会に向けての必須条件が伺い知ることが彫刻されて本殿の西側を守護しております。

妙見信仰は北方位の北斗七星の北斗信仰であり「人間の元気な命を司り不老長寿を願う神様」との事です。

北方位は気学では一白であり、万物の生み出される一陽来復の方位であり、神道・仏教・気学(陰陽道)の帰一する要因の位置です。

日光東照宮の庚申信仰は自らを律する三猿で秩父神社の妙見信仰は自らを高揚する三猿で、共に江戸時代初めに創建されました。

現代社会にとっては自らを律する生き方よりも、自らを表現すること、コミユニケーションすることの生き方が今の時代には適している背景があり、「しっかり見て」、「しっかり聞いて」、「しっかり話す」ことがより重要となって来ております。歴史・文化・伝統を継承し、自然に感謝し、今ある事に報謝し、過ぎし先祖に報恩して行く生き方に気付かされます。

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