TPP問題

2013年3月2日

2月22日安倍首相の米国訪問でオバマ大統領との首脳会談が行われました。最大の関心事は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への日本の交渉参加についてでした。

自民党は昨年末の衆院選で「聖域なき関税撤廃を前提にする限り、交渉参加に反対」を公約に掲げました。米国の出した結論は「最終的な結果は交渉の中で決まる」というところまででした。

本格的な衰運期5年目の厄年に入った安倍首相の運気状況とこの2月のアメリカ訪問(東北方位)は月盤の五黄殺大凶方位への訪問でした。交渉参加について「なるべく早い時期に決断したい」と表明した安倍首相ですが、すでに心は交渉参加に向かっています。果たして結果は・・・

人生の生き方の多様性の求められる状況の中で、イタリアで始まったスローフード運動(その土地の伝統的な食文化や食材を見直す運動)が2000年に日本に紹介されて「スロー」と言う動向が、食べ物のみの枠を超えて、生活や人生全般へと広がり始めました。

忙しすぎて、何かに追いかけられている様な余裕のない現代生活を見直し、ゆっくりと(スロー)またゆったりと人生を吟味しながら過ごす事でより人生を楽しみ、生活を見直しながら、地球資源を守り環境を維持しながら、人間の心や身をすり減らす事無く持続可能な生活方法を見出して、人間本来の生き方や考え方に根付いた思考が「スローフード」の総称となって来ております。

食料を他国に頼り、自給率が4割(現在は4割前後)を切ったら危機であると言う日本の状況です。

衣・食・住は人間生活の基本的な事柄であり、その中で食と言う食生活は生存に係る重要な要因であります。そうした食生活が根底から見直さなければならないくらいの危機要因であります。

今後もアメリカが強く押して来るTPP問題の論議は冷静沈着の分析や考え方を基にして、国の食糧についてしっかりと政策の求められる時です。経団連はTPP参加に賛成で全国農業協同組合は反対の立場です。また与党内でも賛否両論があります。今後の日本が選択するか否かのTPP問題は大きな論争になります。

日本人は目の前に突き付けられなければ危機意識を自覚しない国民性、熱し易く冷め易い国民性が極端から極端へと走る傾向にあります。

スローフード運動は本来なら日本の様に自然に恵まれた国土を持つ日本に最も適した運動なのですが、今の内閣(政府)の自由主義経済と言う弱肉強食の経済選択により、お金万能主義となり、物の価値をお金で計る状況となり、人の心の持つ多様性が忘れ去られて行く流れの中で、自分なりの生き方、自分なりの人生をもう一度再考する状況が生じているのです。

大きな時代の過度期にあり、自然に恵まれた日本、多くの歴史・文化・伝統のある日本と言う国土の中で真剣に考える時であります。

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体罰と子供の虐待

2013年2月22日

大阪の桜ノ宮高校の先生(部活動の監督)の体罰で高校生が自殺をした事件は全国にまたスポーツ界に大きく波紋を広げています。

お家芸の女子柔道でもJOCへ体罰問題が直訴されました。2020年の東京オリンピック招致問題(開催決定は今年の9月7日)に大きく水を差す事になりました。

指導者には「選手を強くしたい」「勝たせたい」等、いろいろ野望や夢はあるでしょうが、絶対にやってはいけない言葉の暴力(いじめ)や体を傷つける(体罰)行為は、日常行われていた事で表面化したのは氷山の一角ではないかと思います。

このような指導者の考え方や指導方法は最終的には自分(指導者)の我欲でしかないのです。また事実を隠す学校側・教育委員会・スポーツ関係の組織や幹部にも大きな問題が沢山あります。今こそ改革の強く求められる時でもあります。

また大きな社会問題化されております子供の虐待の原因の大半の要因に、実は虐待する親も幼児期に親から虐待を受けていたと言う事が判明して来ております。

つまり子供の虐待問題は世代の連鎖と言う状態があり、親側の成長期時代の時に受けたことにその主たる原因があると言います。正に「子供を見れば自分の過去が見える」と言う儒教の教示の反映であります。

そうした成長期の辛い体験が「時」の経過で忘れ去られて、親の立場になった時、無意識・無反動に虐待へと行動させる要因があると言います。

そうした親子の連鎖の悪果を継続させない為に、まず親自身に子供の時に虐待を受けた記憶を思い出させて虐待時の辛い苦しい体験を思い出させ自覚させることから解決の糸口が始まります。それはいけない行為であった事を強く親に対して返す事からの努力と言います。

子供の時の立場に立って親に対して素直な手紙を書く(自分自身が文字に書きひとつひとつ確認すると言うことで記憶をしっかりと自覚すると言う行為です)、虐待する現実を直視することから問題解決を図ると言うことです。また幼児期の成長期に於いての愛情不足の反動が成長期以降に於ける「摂食障害」と言う精神的要因から来て発症する病気もあり、幼児期に於いての子育ての重要性が改めて再確認されております。

子育てには手抜きと言うことは絶対に行うべき事ではなく、後々に於いて、その何倍何十倍かの反動や世代間の伝承が無意識のうちに反映されて行く事を自覚する事です。ですから虐待問題と言う事が大きく報道されておりますが、この問題は一過性の事でなく世代連鎖と言う心の内面まで含む問題であるのです。

大人になり分別ある立場になっても、幼児成長期の成長過程はずっと尾を引いて行く事を心して行く事です。見る事・聞く事・話す事等も謙虚に深く考えれば因果と言う縁もある訳で、将来に向かってより豊かな心で過ごせる様に自省や自覚は大切です。

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2013年のあなたの注意する病気は?

2013年2月12日

人間誰しも健康で生活したいと思っています。誰もが一番関心のある事は健康と病気ではないでしょうか。2013年を健康に過ごす為には自分の注意する病気には十分に注意をして下さい。
(注意・・1月1日から2月3日までの生まれの人の本命星は前年になります。)

一白水星の人(昭和11・20・29・38・47・56・平成2年生まれの人)

今年の本命星は北方位に廻座の衰運期5年目の厄年です。冷えに関する病気で下腹部を中心とした疾患です。腰や足の冷え・痔・睾丸炎・子宮炎・腎臓・あるいは心筋梗塞やノイローゼ等です。特にストレスを解消出来ない要因も生じるので、翌日に持ち込まないように一日一日、区切り良く生活する事です。早めの検診をお薦めします。

二黒土星の人(昭和10・19・28・37・46・55・平成元年生まれの人)

今年の本命星は南西方位に廻座の盛運期1年目です。消化器系統による疾患です。消化不良・胃炎・腸炎・胃酸過多・胃下垂・胃潰瘍等には充分注意を払って下さい。

三碧木星の人 (昭和18・27・36・45・54・63年生まれの人)

今年の本命星は東方位に廻座の盛運期2年目です。神経痛や肝臓疾患や左手足の怪我です。また声帯の故障や声が出なくなる事があります。特に過去に患った病気の再発やストレスによる疾患も生じ易いです。原因もはっきりした形で顕現します。

四緑木星の人(昭和17・26・35・44・53・62年生まれの人)

今年の本命星は東南方位に廻座の盛運期3年目です。今年は余り大きな病気はありませんが、多少腸系統の疾患のある人は用心する事です。呼吸器系統の病気で、風邪・流行性感冒等に注意する事です。

五黄土星の人(昭和16・25・34・43・52・61年生まれの人)

今年の本命星は中宮位廻座の盛運期4年目です。風邪や感冒と言うちょっとした疾患から余病を併発する年です。過去の患った持病のある人は再発に注意です。今年は身体の中心を一直線で結ぶ頭部の脳から胸部・下腹部に至る病には注意が必要です。また胆臓・脾臓にも警戒です。早めの検診をお薦めします。

六白金星の人(昭和15・24・33・42・51・60年生・平成6年まれの人)

今年の本命星は北西方位に廻座の衰運期1年目です。また今年は暗剣殺と歳破を持つ要注意年です。血圧関係を中心とした疾患に注意が必要です。また交通事故やケガにも注意すべきです。脳に関する諸疾患や骨折や打撲にも用心です。右足と右半身の注意年です。早めの検診をお薦めします。

七赤金星の人(昭和14・23・32・41・50・59年・平成5年生まれの人)

今年の本命星は西方位に廻座の衰運期2年目です。口内炎等の口に関する諸病です。特に歯痛・舌病・咽喉炎であり、また喘息や肺炎等呼吸器系統には注意が必要です。また人により精神的疾患があります。

八白土星の人(昭和13・22・31・40・49・58年・平成4年生まれの人)

今年の本命星は東北方位廻座の衰運期3年目です。関節炎やヘルニアや脾臓に関する疾患です。便秘も含め新陳代謝の停滞する事です。運動と休養は必ず行う事を心掛ける事。

九紫火星の人(昭和12・21・30・39・48・57・平成3年生まれの人)

今年の本命星は南方位に廻座の衰運期4年目です。心臓に関する病気や頭を中心とした病気等で心臓弁膜症・心筋症・心不全・心筋梗塞・頭痛・脳卒中等であり、大事を取って早めの対策が必要で注意する年です。

特に病気で悩んでおられる方は、気学の「祐気とり」をお薦めします。個々の実践の方法が違いますので「正しい祐気とり」をして下さい。気学の開運法には多種ありますが、こうした祐気とりの実践実証はその体験者・実践者のみが実感として味わうことであり、事が起きてから行動するのではなく、目的・ 使命感を持って「祐気とり」実践を心掛けることです。

多くの方から健康になった・病気が和らいだ・改善されたと言うような喜びの報告を頂いております。健康には十分に注意をして毎日を楽しく過ごして頂きたいと思います。

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2013年のあなたの運勢は?

2013年2月2日

平成25年度は平成25年2月4日から平成26年2月3日までの期間です。
今年は「癸巳(みづのとみ)五黄土星年」にあたります。各星(本命星)の今年の運勢をお知らせします。
今年が皆さんにとりまして、より良い年になれば幸せです。
(注意・・1月1日から2月3日までの生まれの人の本命星は前年になります。)

一白水星の人(昭和11・20・29・38・47・56・平成2年生まれの人)

本年は本命星が北方位に廻座する衰運期5年目に当たり厄年です。この北方位廻座は「一陽来復」と称し陰から陽に転じる年でありますが、いまだに事態は暗闇の中で諸事に於いての始動はまだまだ先となります。仕事面・金銭面・家庭面・愛情面での状況は苦労・悩み・不和等があり困窮する要因で忍耐の強く求められる年で、健康面も今一つの状況です。新規な事や拡張行動は絶対に駄目な年です。勿論、新築・開店・結婚も駄目です。しかし先に光明のある(来年より盛運期に入ります)状況ですので周到な準備と着実な努力で切り抜ける心掛けで邁進する年です。本業に専念し小事に捉われずに大局を見据えて努力していけば盛運期に願望が叶います。

二黒土星の人(昭和10・19・28・37・46・55・平成元年生まれの人)

本年は本命星が南西方位に廻座する盛運期1年目に当たります。今年から運気は徐々に上昇機運となります。本格的な盛運期は誕生日以降からとなります。その為にも焦らずに急がずにしっかりと足元を固める事です。本年は衰運期時代の反省と自省をすることで大輪開花の状態へ進む年であり手堅く一歩一歩を大切に頑張る事です。運気上昇に伴い不動産を得ての安定・結婚・就職等の定まる事象も生じます。日々を重ねるうちに周囲の動きも活発となり、また自身の意欲も生じて来ます。ここで小事に走ると大事が逃げて行きます。ただひたすらに一歩一歩謙虚な姿勢で努力すれば、おのずと天理は味方して良きめぐりと出会いの招来があります。

三碧木星の人(昭和18・27・36・45・54・63年生まれの人)

本年は本命星が東方位に廻座する盛運期2年目に当たります。物事全般に於いて積極行動の状況となり周囲の活発なる動きと自身の意欲が一致して発展要因となります。衰運期時代から完全に脱して諸事に明るい陽射しの望める年であります。今まで温めてきた事や立案計画をして来た事を行動に移す時です。しかし過去の要因によっては諸事の事柄が表面化する年でもあり衰運期時代に行動した人は不利が顕現します。順調だからと言ってうかうか過ごしてしまえば目の前を素通りして行くのが運気です。しっかりと好運を掴むのです。

四緑木星の人(昭和17・26・35・44・53・62年生まれの人)

本年は本命星が東南方位に廻座する盛運期3年目に当たります。9年に一度の最高の年にあたります。物事全般に充実感も増し物心両面に於いて順風機運の年です。対人の交流・取引の拡大・営業の拡張・心身の意欲等の順調機運年です。昨年から努力して来た人は仕事面・金銭面も上々の機運状態です。本年は実力・業績ともに最大級の動きが生じます。結婚の始動・創業・開店・移転には適した年でもあります。その為、前向きに着手する事です。また本年は遠方に出掛けたり、外出する機会や人の往来も多く多忙な年です。運気が良い年だけに「好事魔多し」を頭に入れてくれぐれも有頂天にならないように注意しましょう。

五黄土星の人(昭和16・25・34・43・52・61年生まれの人)

本年は本命星が中宮位に廻座する盛運期4年目に当たります。物事全般に於いて成果や開花や結実を見る年です。過去9年間に至る事象事柄の生じる要因であり、吉凶・良否・善悪等の両極端に顕現する年です。運気状態を上手く使い努力した人は大輪の花が咲き、逆に焦って行動したり、運気を無視して行動した人は苦杯を味わう年です。今年は結実を見る年ですので、自らが動き新規な事柄や移転や開店や結婚は控える年です。そして来年からの衰運期年に入ると言う自覚を持って行動しないとすべてに於いて永続性はありません。

六白金星の人(昭和15・24・33・42・51・60年生まれの人)

本年は本命星が北西方位に廻座する衰運期1年目に当たります。物事全般に於いては多忙なる年で意気ごみの要因で成果も生じます。しかし本年は歳破を持つ凶要因もありますので成果を得ても支障が生じ易いので注意が必要です。特に誕生日以降から本格的な衰運機運となります。それだけに慎重な対応が求められます。盛運年の4年間で固めて来た基盤をより強固にするため本業一筋に専念する事が良いです。実績を見込まれ転業転職の動きがありますが、本年は人に損なわれ易い要因で十分に警戒が必要です。断る事が無難です。乾方位(北西方位)は先祖の恩恵を受けて行く場所で先祖との深い縁のある位置で報恩感謝の心が次の発展の活力源となります。

七赤金星の人(昭和14・23・32・41・50・59年・平成5年生まれの人)

本年は本命星が西方位に廻座する衰運期2年目に当たります。本格的な衰運時代に突入しました。本年は心の緩みが生じ易い年ですので、心を引き締めて努力する事です。心の油断や気の緩みから生活が派手になったり、無計画な散財もありますので注意して下さい。自我を強く出して独善や独断に陥り易い年であり反動や反発を受けます。表面的な調子の良さに油断することなく安易な態度や方針の変更はしない事です。本業に専念して下さい。楽しみも多い年ですがくれぐれも慢心と油断には注意して下さい。

八白土星の人(昭和13・22・31・40・49・58年・平成4年生まれの人)

本年は本命星が東北方位に廻座する衰運期3年目に当たります。何か行動したい意欲や現状打開の改革機運が生じ易い年です。しかし衰運期の真只中であり、行動したらした分だけ後日に於いて悔いや失敗の結果となり苦しむ事になります。あくまで本業に専念する事です。しかし例外として逆境や逆運の人にとっては改革機運の好機でもあります。例えば長年に亘り縁が無かった人にとっては結婚と言う始動は良い時期であります。また人の為に尽力し誠実に生活して来た人は独立の機運です。勤め人の方は転勤・転属等周囲の環境の変わる年であり心して準備の年であり、焦り心と欲望は損失となる年ですので十分に注意して下さい。

九紫火星の人(昭和12・21・30・39・48・57・平成3年生まれの人)

本年は本命星が南方位に廻座する衰運期4年目に当たります。物事全般に於いて普段の努力している要因が表面化し、吉凶・良否・善悪のはっきり現出する年であり分岐要因の年となります。諸事の事柄が自白の元に露見し、隠し事の顕現も生じる年で、離合集散・離反離別・二道・分別・分岐・分離等の生じる年です。普段の努力の成果は名誉名声と言う評価で現出し、衰運期1年目・2年目・3年目に拡張行動・積極行動を行った人は窮地に立たされて困難さの生じる年となります。また対人関係に於いては離反離別のある孤立を深める年であり用心と警戒は心する年です。周囲の雰囲気は活発であり、また誘惑や付き合いも多く、ついつい見栄を張ったり背伸びした付き合いになり易く、地についた行動を心がける年です。普段隠し事や秘密等の多い人にとっては不利や悪評の生じる年であり、特に異性関係・警察沙汰・業務に係わる事柄は発覚し易い年です。身を清めて心を律する姿勢で行動する事が大切であり、後々に於いて大きな成果を得るためにも地道な努力が必要です。長年の努力の報われる人もあり、吉凶の状況がはっきり顕現します。本年は本業に専念する年です。縁談は早急な動きでまとまり易いですが多難さは残る年です。

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2013年を占う

2013年1月21日

平成25年度は「癸巳(みづのとみ)五黄土星年」の年にあたります。(平成25年2月4日から平成26年2月3日までの期間です。)

上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。

中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。

下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(平成で言うなら55年)癸亥二黒土星年までの60年間です。

その下元期60年間の中の30年目にあたりますのが今年の平成25年「癸巳(みづのとみ)五黄土星年」です。

十干(じっかん)とは「天であり」天象の精神 であります。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵を言います。十干の「葵(みづのと)」とは第10番目(最後)にあたります。葵は「種子が甲(来年)に向かって生命体が伸びる時」を表現します。

十二支は「地であり」四季の形象で「人の身体」でもあります。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥であります。十二支の巳(み)は第6番目にあたり方位は東南方位の位置にあたります。「運気の上昇の時」を言います。

九星は「人であり」人の気質行動であります。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。九星では五黄土星は「大極(中心)の位置にあり節目・始動・終息・混迷・混乱・腐敗・崩壊・破壊・新生・争動・革命・戦争・騒乱・下落・変動・政変など」の象意があります。

下元期の丁度半ば(60年間の30年目)にかかりその特出であるところの「下剋上・実力主義・思想の改革・不安定」という状況をもたらす諸現象も現出し、大きな節目の年となります。過去五黄土星の年は混乱・災害・戦争の事象事柄の多い年でもありました。そして五黄土星年で壊れるものは壊れ、失うものは失い「新生」へと向かう年です。

今年(2013年)を占う

①政治面については
昨年の12月26日に3年3ヶ月続いた民主党政権(民主党と国民新党の連立政権)から自民党政権(自民党と公明党の連立政権)に変わりました。この民主党の3年3ヶ月は何だったのか国民は民主党に「NO」を突きつけたのです。

政権を取り戻した自民党ですが安倍首相(昭和29年9月21日生れ・本命一白水星午年・月命一白水星酉月生れ)の今年の運気は最悪の衰運期5年目の厄年に当たっています。安倍首相の動向や手腕が国民の期待に応える事が出来るか否かは、運気に流されない強い行動姿勢と良き参謀者に恵まれるか否かです。

経済の立て直し・円高・株安問題・社会保障と雇用問題・TPP交渉・外交問題と危機管理・東日本大震災の復興問題・原発と新エネルギー問題・憲法改正問題等々、緊急課題が多くあります。そして今年の前半は夏の参議院選挙(与党はねじれ国会を避ける為に勝ちたい)をにらんだ動きになるでしょう。

日本維新の会の石原慎太郎氏(1932年9月30日生まれ・本命五黄土星申年生まれ)の今年の運気は中宮位廻座で、橋下徹氏(1969年6月29日生まれ・本命四緑木星酉年)は盛運期3年目の最高の運気の年にあたります。二人の相性関係は非常に悪いです。政策や考え方の違いで一波乱あるかもしれません。

五黄土星年の事象である環境省は(東日本大震災の復興・防災を含めた国土整備計画・原発稼働問題)等。苦戦が予想されます。また脱原発・普天間・オスプレ・TPP問題は大きなデモになるでしょう。

②景気問題については
年末には安倍効果(アベノミクス)・期待感から円が90円前後で株価は10900円前後まで回復して来ました。(平成25年1月20日現)しかしまだまだ不透明です。

大胆な金融緩和(国債の発行)・インフレターゲット2%・国土強靭化対策で今のデフレの危機を脱出出来るかです。政府は15日の臨時閣議で、歳出総額13兆1054億円の12年度補正予算案を決定した。良い目が出るか悪い目が出るかの大きな賭けでもあります。公的債務残高(累積1000兆円)が膨らむ中で大型の財政出動は上手く行かなった時は、日本は破綻状態に落ちることになります。

アメリカは大型減税の停止と歳出削減が重なる「財政の崖」をぎりぎりの年末を越え1月1日(現地日)に何とか乗り越える事が出来ましたが、財政の危機問題はまだまだ難関です。そしてTPPを求めるアメリカに対しては日本国内でも自民党内でも賛否両論の大きな問題となります。

また欧州中央銀行の介入でユーロ危機を脱した感のある欧州ですが再びスペインのカタルーシャ州(バルセロナ)の独立問題で再燃(ユーロ危機)する事もあります。

中国においては格差社会・尖閣問題・民主主義の拡大・バブルの崩壊・他国の企業が中国から離れる等の不安材料は付きまといます。

株は五黄土星で買って三碧木星で売ると言うのが気学教示です。

今年の「癸」の事象は「種子が甲(来年)に向かって生命体が伸びる時」で「巳」年は「運気の上昇の時」です。少しずつ経済は上向きになるでしょうが課題も多くあります。

③天変地異については、
過去の五黄土星年では関東大震災1923年9月1日(五黄亥年・90年前)や新潟中越大地震2004年10月23日(五黄申年・9年前)が起こっています・また「癸」や「巳」年は水害と地震の発生しやすい周期でもあります。

昨年同様に地震・台風・大洪水等、天変地異が世界中で多く起こります。平成25年度は地震に於いては2月・8月・9月・10月で噴火は2月・5月・8月・11月が要注意月となります。特に8月は年盤と月盤が揃う月で要注意です。
過去の歴史から地震や噴火は多い年ですので「備えあれば憂いなし」です。

また空気が乾燥する要因から大火災には注意が必要です。天候不順による大型台風による増水や氾濫にも注意が必要です。「時代の相は変化していきますが、無形の想はくり返されていく要因であり」周期を現出します。五黄土星は自然界の万物の腐敗や破壊や崩壊の事象であり、それによって新たなる「新生」が発生していく道筋であり、それが自然の理です。

④国際問題については
アメリカ・中国・韓国・北朝鮮・欧州に注目する年となります。アメリカに於いては、今年は大変危険な年にあたります。オバマ大統領の正念場の2期目に突入です。アメリカの大胆な金融緩和をすることによっての日本への影響・TPP問題・外交問題・沖縄問題・こじれた日米関係等で難題が多くあります。

そしてアメリカは過去の「巳」年に大きな事件が多発しております。(12年毎の巳年に注目してください。)
1929年(昭和4年・ 八白土星巳年)・世界恐慌が起きる
1941年(昭和16年・五黄土星巳年)・太平洋戦争勃発・真珠湾攻撃される 
1953年(昭和28年・二黒土星巳年)・スターリン死去・朝鮮戦争休戦となる   
1965年(昭和40年・八白土星巳年)・ベトナム戦争において北爆を開始する     
1977年(昭和52年・五黄土星巳年)・日米貿易摩擦が起きる。ドル安・円高続き不況     
1989年(平成元年・二黒土星巳年)・レバノン内戦。翌年湾岸戦争へ    
2001年(平成13年・八白土星巳年)・同時多発テロ勃発(9・11事件)    
2013年(平成25年・五黄土星巳年)・果たして何が起こるのでしょうか?
因果律がもたらした事件は気学周期の重要予測の基盤です。

中国は昨年の気学教示通りに七赤金星年(平成23年)から六白金星年(平成24年)にかけて大きく変動しました。胡錦濤国家主席から習近平へ変わり尖閣諸島問題では日本も大きな経済的なダメージを受けています。今後の生産拠点を中国からミャンマーやベトナムへ移行する動きが活発になります。

また中国は沖縄県・尖閣諸島だけでなく南シナ海などの領土問題で軍事行動が加速します。くれぐれも軍事衝突のないように願います。

韓国では竹島問題がこれからも尾を引きそうです。日本のリトル韓国と呼ばれる東京新宿の大久保周辺も「冬のソナタ」の大ヒットから韓流ブームが続いたが一時の活気がなくなっています。

北朝鮮では金正日政権から息子正恩への継承となりました。昨年の暮れにミサイルを強固的に発射いたしました。引き続き発射を行う予定です。

シリア問題では内紛がさらに拡大するのか、五黄土星年の事象である混乱・戦争の拡大が気になります。さらに内紛が拡大するならアメリカや中国の介入が大きな問題となります。

⑤社会問題については
昨年の10月から健康保険(40歳以上は介護保険含む)・厚生年金の値上げに続き今年の1月からからは復興所得税が給料から差し引かれます。また年金も減額されます。一日も早く経済の立て直しを政府にやって貰いたいものです。そして給料が上がらないと政府の目指すインフレにはならないです。

貧困の格差は広がり企業や市場は安売り商品が多く目立ちます。長引くこの不況である意味での節約ムードで冷え切った経済の慣れが国民の間に広がっています。それだけにデフレからインフレに持って行くのは大変難しいです。

安倍首相の政府がしかけるインフレ対策に国民が乗ってくれるかその期待感が政府にはあります(安倍第2次内閣発足後の安倍首相のスタートダッシュにより期待感が株を上げています。その流れに国民は上手く乗らされているのです)しかし夏の参議院選挙に勝つ為の国民をその気にさせる政策なら一気に与党の信用はなくなります。

また児童虐待や殺人・いじめ・体罰は絶対に避けなければいけません。

今年は2020年の夏のオリンピック・パラリンピックの開催地が9月に決まります。イスタンブール、東京、マドリードの3都市の中から決まります。イスタンブールが最有力です。国民の東京への招致ムードが上ることを望みます。
またディスコやダンスが流行する気配もあります。
寒い冬の到来でノロウイルス・インフルエンザの流行には気を付けて下さい。

今年の五黄土星年が過去の流れから一つの節目にあたるのは間違いないでしょう。本格的な回復は来年以降となります。希望と夢を持って前向きに進みたいと思います。

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安倍第2次内閣が発足

2013年1月11日

昨年(六白金星辰年)の暮れの12月(四録木星子月)26日(三碧木星酉日)に安倍晋三氏が第96代内閣総理大臣に指名され同日に第2次安倍内閣を発足しました。

安倍首相は平成18年9月26日に第90代首相になり、戦後では吉田茂元首相以来、64年ぶり2人目の首相再登板になりました。

国家国民のために目前の危機を打ち破っていくという覚悟の下で、「危機突破内閣」を組織しました。経済再生、復興、危機管理の三つに全力で取り組む事を発表しました。

初入閣10名を含む18名の閣僚は以下の通りです・

総理           安倍晋三 1954年9月21日生まれ・本命一白水星午年・衰運期4年目

副総理・財務・金融  麻生太郎 1940年9月20日生まれ・本命六白金星辰年・中宮位廻座

法務           谷垣禎一 1945年3月7日生まれ・本命一白水星酉年・衰運期4年目

総務           新藤義孝 1958年1月20日生まれ・本命七赤金星酉年・衰運期1年目

外務           岸田文雄 1957年7月29日生まれ・本命七赤金星酉年・衰運期1年目

文部科学        下村博文 1954年5月23日生まれ・本命一白水星午年・衰運期4年目

厚生労働        田村憲久 1964年12月15日生まれ・本命九紫火星辰年・衰運期3年目 

農林水産        林芳正(参) 1961年1月19日生まれ・本命四録木星子年・盛運期2年目

経済産業        茂木敏充 1955年10月7日生まれ・本命九紫火星未年・衰運期3年目

国土交通        太田昭宏(公明党) 1945年10月6日生まれ・本命一白水星酉年・衰運期4年目

環境・原子力防災   石原伸晃 1957年4月19日生まれ・本命七赤金星酉年・衰運期1年目

防衛           小野寺五典 1960年5月5日生まれ・本命四録木星子年・盛運期2年目

官房           菅義偉 1948年12月6日生まれ・本命七赤金星子年・衰運期1年目 

復興           根本匠 1951年3月7日生まれ・本命四録木星卯年・盛運期2年目

公安・拉致・国土強靱化・防災  古屋圭司 1952年11月1日生まれ・本命三碧木星辰年・盛運期1年目

沖縄・北方       山本一太(参) 1958年1月24日生まれ・本命七赤金星酉年・衰運期1年目

消費者・少子化    森雅子(参) 1964年8月22日生まれ・本命九紫火星辰年・衰運期3年目

経済再生・経済財政 甘利明 1949年8月27日生まれ・本命六白金星丑年・中宮位廻座

行政改革・公務員改革 稲田朋美 1959年2月20日生まれ・本命五黄土星亥年・盛運期3年目

自民党人事は下記の通りです。

副総裁     高村正彦 1942年3月15日生まれ・本命四録木星午年・盛運期2年目

幹事長     石破茂   1957年2月4日生まれ・本命七赤金星酉年・衰運期1年目

政調会長    高市早苗 1961年3月7日生まれ・本命三碧木星丑年・盛運期1年目

総務会長    野田聖子 1960年9月3日生まれ・本命四録木星子年・盛運期2年目

広報本部長  小池百合子 1952年7月15日生まれ・本命三碧木星辰年・盛運期1年目

選対委員長  河村 建夫 1942年11月10日生まれ・本命四録木星午年・盛運期2年目

18閣僚で安倍総理との相性関係で悪い人は田村・茂木・森・稲田の4名で残りの14名との相性関係は良いです。党内人事では6名全員が良い相性関係です。三合の関係(午・戌・寅)の人はおりません。

相剋の関係(午・子)は林芳正・小野寺五典・菅義偉・野田聖子の4名です。酉年生まれ(お金の事象)が6名・党内では石破氏です。

しかし本格的な内閣が動く本年(2月4日以降から)の運気状況は安倍首相・谷垣・下村・太田が厄年で、稲田は中宮位廻座で大変悪い運気状況です。そして残り10名が衰運期の人で盛運期の人は林・小野寺・根本・古屋の4名しかおりません。党内では石破を除く5名が盛運期です。

閣僚の悪い運気状況を党内の人達の運気にゆだねる事になります。

再登場となった安倍首相ですが、最悪の厄年に巡ってきた運命(運気)はこれからの政権運営に大きな負担となります。山積する難問題を解決する為に。全力で取り組んでもらいたいです。そして夏の参議院選挙での勝利(ねじれ国会の解消)が今後の政権運営の大きな鍵になります。

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お正月と陰陽道

2013年1月1日

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

日本人の暮らしの中で24節季・72候と言う季節や気候に係る行事は数多くあり、毎年繰り返される年中行事として定着して来ました。自然の法則の基準でもあります。

この年中行事は生産過程の区切り、あるいは四季に係りを持つ伝承的行事(儀礼)で行われて現在に至っております。

その中でお正月とお盆は1年の折目・節目として、日本人の暮らしの中に大きな影響を持っており独自の日本文化です。

「正月」は各々家の祖霊や歳神を迎えて祀り、「盆」は家の先祖である仏を迎えて祀る行事であります。前者は神祭りとしてまた後者は仏教行事として伝承されて来ております。12月31日の大晦日には、年越しの大祓いの祝詞(のりと)、6月30日には夏越しの大祓いの祝詞があげられます。

正月の鏡餅は陽形である丸い形を、陰数である二つ重ねにしたものです。ゆずり葉(青・木性)・干し柿(赤・火性)・橙(黄・土性)・餅(白・金性)・昆布(黒・水性)によって陰陽五行の調和する自然界の五気を表しているのです。(各地方で飾る内容は多少異なりますが、基本は5色を中心とします)

お飾りに関する要因すべて「陰陽五行の説」より発しています。
しめ縄「〆縄・七五三縄(シーメなわ)・注連縄(しめなわ)」等にも伺い知れるのです。左施のしめ縄は陽となり、右施のしめ縄は陰を示します。また縄の縒り(より)はじめを陽としておわりを陰とします。

しめ縄の左施・右施は祀る神の性格やその他の習慣で異なります。神社本庁で教示しているのは左施の祀り方であります。しかし出雲大社を中心とした神社は右施であります。また日本最古の三輪神社も右施です。

神棚に供える榊(さかき)(木性)は栄える意味です。器は(土性)状態です。灯明は(火性)清浄を持って照らしめ清める意味です。火は普通にローソクを用います。火を消す時は手や扇であおいで消すようにし、口の息で消す事は慎む事です。そしてお水(水性)を備えます。神鏡(金性)で心の有様を映し出します。

これで宇宙しめ縄の左施は現世利益(商売繁盛)自然の象とし、しめ縄の右施は報恩感謝(家内安全)となります。

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2012年の10大ニュース

2012年12月21日

今年も残すところ数日となりました。今年も色々な事件や事故が多く起こりました。陰陽祐気学「みちのしらべ」の独自に選択した今年の10大ニュースは下記の通りです。

①自民党が政権奪還・民主党が惨敗。
政権交代から3年3ヶ月続いた民主党・国民新党の連立政権は第46回衆院選(12月16日)で惨敗となった。自民党の大圧勝となり自民党・公明党の連立政権が発足する。今年の六白金星の事象である政変・事変・変革の多発があった年でもあります。

世界の主なトップの交代は・・・
日本は野田首相から安倍首相へ
アメリカはオバマ大統領が再選
ロシアはメドベージェフからプーチンへ
フランスはサルコジからオランドへ
北朝鮮は金正日から金正恩へ
韓国は李 明博から朴槿恵(パククネ)へ
中国は胡錦濤国家主席から習近平へ
等々

②極端な雨(ゲリラ豪雨・爆弾低気圧)が多かった1年
1月後半から2月初旬にかけて北日本から西日本の日本海側が大寒波で大雪になる。そしてインフルエンザが流行した。4月初めの春の嵐は台風並みの風力でした。5月のGWに記録的な大雨が降り、日本では珍しい巨大な竜巻被害が5月6日に茨城県や栃木県で発生した。6月の梅雨は台風4号・5号の影響で近畿地区ならびに九州で大雨となる。8月の「これまで経験のした事のない大雨が」九州等で降った。12月は爆弾低気圧で北海道と北陸で大雪となる。そしてノロウイルスが流行した。

③日本の人口が2060年頃には8600万人に
現在の1億2000万人から4000万人減少する予測でその頃の65歳以上は約40%占める(少子化問題が深刻)

④尖閣諸島問題で中国と衝突
中国との摩擦が生じて経済に大きな打撃(外交問題)

⑤貿易収支が赤字に転落
日本の世界競争力が144ヶ国中、10位に後退。 財務省が1月25日に発表した2011年貿易統計速報によると、貿易収支(原数値)は2兆4927億円の赤字となった。東日本大震災や歴史的な円高、海外経済の下振れなどで輸出が2年ぶりに減少に転じる一方、原油価格の高止まりなどで輸入が増加したことが影響した。暦年での貿易赤字は、第2次石油危機で原油輸入額が膨らんだ1980年以来、31年ぶりの赤字転落です。 

⑥AIJ問題・企業年金の運用に失敗
3月に発覚した巨額の年金資産をだまし取ったとして、詐欺と金融商品取引法違反(契約の偽計)の罪に問われた浅川社長。老後の年金に大きな影を落とす。

⑦交通事故多発 六白金星の事象が多発
4月29日の関越自動車道で起きた死者7名・負傷者39名の事故を始めとして、横断歩道や歩道に突っ込む事故が多発(六白金星の事象)またトンネル事故も発生した(12月2日の笹子トンネル事故)
規制緩和による価格競争も一因か。また今年は刃物事件が多発(七赤金星(刃物)が暗剣殺。歳破を持つ)しました。

⑧東京スカイツリー開業 5月22日
5月22日のグランドオープンから7月21日までの2か月間の来場者数は、約1029万人だった。現在も人気は強く大盛況です。

⑨ロンドンオリンピック開催(7月27日から8月12日まで)
日本が史上最多の38個のメダル奪取。特に女子や団体戦が強かった。

⑩ノーベル医学・生理学賞に山中伸弥氏(京都大教)が受賞
2012年10月8日・IPS細胞の発見で受賞。

等々あげれば今年も沢山の出来事がありました。

1年間、このブログを通して4000年の歴史のある気学から見た政治・経済・事件・事故・天変地異等、あらゆる角度から検証・実証してまいりました。また受け継がれて来た素晴らしい日本の伝統や文化もご紹介致しました。そして人間の生き方や考え方も掲載させて頂きました。

今年は特に六白金星(中宮位廻座)の事象(交通事故・各国の政変・事変・変革の多発する年等)と七赤金星の事象(暗剣殺・歳破)(刃物事象から多くの事件が発生)が多く顕現しました。

先行きに対する不安感が蓄積される一方で年が暮れようとしています。このブログが皆様の生活の中で何かのヒントになり、羅針盤として活用して頂けましたら、こんな嬉しい事はありません。皆様、1年間ご購読ありがとうございました。

来年は皆様にとりまして良い年となりますようにご祈願致しております。
来年もよろしくお願いいたします。

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病気と気質の関係

2012年12月11日

「病は気から」と言う古くて新しい教訓が近年は特に再認識されております。心療内科と言う分野も確立されて来ております。病気と気質の関係もあります。

人の気質は月命星を中心として判断します。その為、いつもの本命星ではなく月命星で確認下さい。

それぞれ大きく三つに気質が分類することが出来ます。その病気と気質の関係に一定の因果関係が推測出来ます。心の持ち方が病気と言う形で現出するのであり、普段の生活状態が病気の一因であります。

楽観気質の人は月命星で一白水星・四緑木星・七赤金星の人です。

一番なり易い病気は糖尿病です。改善方位は北方位の祐気とりです。家庭を中心に生活設計を考える協調気質です。

協調型気質は循環気質であり、物事を同調的に考え丸くおさめていく気質であります。仕事熱心であり几帳面な人であり、融通性のない気質であります。仕事熱心の反面、大変家族的なタイプであります。家族を大切にして人間関係を大切にします。几帳面なる部分で妥協する事を好まずマイペースを守り通す
面があります。何事に於いても穏やかに物事を治めていこうとします。

ひとつひとつ的確に行動することが開運の道であり欲をだすと大きな損失を招くこともあり、協調性を第一として、人との和合を第一として考えていく事が大きく運を開花させる道であります。わが道を進みがちになり組織の中での下積み的役割の多い気質であります。創造力の豊かな面も強く持っている人で技術分野において力を発揮する気質であります。

ワンマン気質の人は月命星で二黒土星・五黄土星・八白土星の人です。

一番なり易い病気は高血圧です。改善方位は北西方位の祐気とりです。労働型で仕事中心に生活設計を考える行動気質です

行動型気質は執着気質であり、物事を積極的に考えていくタイプであります。自己中心的な面があり、社交性もあり、人の為に尽力することを苦にしない面があります。働く事が苦にならず、考えていくことより動く方が得意という気質です。

しかし、人の言うことを聞き入れぬ頑固さがあり自尊心の強い面があります。思い立ったら行動する積極性は良いのですが多少行動に荒さのある雑な面が生じてきます。人に対しての思いやり不器用な面で上手に伝わらない面があり、大変人間味のある情熱家でありますが自己中心的であるため、人はワンマ
ン型の気質として評価しております。

ついつい安請け合いをして苦労し、人の為に利用されてしまう人の良さがあります。謙虚さを持つ心掛けで行動することが人間関係のポイントであります。指導力もあり適応性のある気質です。

神経気質の人は月命星で三碧木星・六白金星・九紫火星の人です。

一番なり易い病気は胃潰瘍です。改善方位は南西方位の祐気とりです。理念を中心に生活設計を考える頭脳気質です。

受動型気質は未熟気質であり、物事を頭脳的に考えて多少行動力に乏しい面があります。しかし表面的には行動力があるように見せている人であり、人を上手に動かす事が得意な人です。人に対する依頼心が強く注文や文句の多いのが特長であります。

内面は意外と動揺しやすい人であり常に不平不満の生じる面があります。表面的にはそうした内面要素を人に悟られないように大変柔和であり、あたりのやわらかい人が多いのです。しかし、頑固一徹なる一途な心の面があり、反面心の弱い一面のある人です。物事を表面的なる雰囲気で捉えることの上手な判断力のある気質です。組織の中で一段と目立つ存在である人です。

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気学上の人の性格と気質

2012年12月1日

前回、「己を知る」と言う事に関して述べました。なかなか自分の性格や気質は解らないものです。ここに実例を述べて見ます。

気学的思考を基に経営の神様と称された故松下幸之助氏とリクルートの江副浩正氏両氏の、極めて対照的な創業者の生き方の要因を述べて見たいと思います。

松下幸之助氏 明治27年11月27日生まれ(本命七赤金星午年・月命八白土星亥月生まれ)

江副浩正氏  昭和11年6月14日生まれ(本命一白水星子年・月命四緑木星午月生まれ)

両氏は親子以上に歳が違いますが、同じ関西出身で、松下氏は和歌山県・江副氏は大阪市であります。自らの努力と才覚で裸一貫から身を起こして巨大企業の創業者として一代で築き上げたと言う共通した一面があります。(気学において七赤金星と一白水星は西定位においての表裏の関係があり、西方位の金銭型の強い星です。)

松下幸之助氏が功なり名を遂げて94歳の長寿を全うして試練を乗り越え亡くなられて行ったのに対して、江副浩正氏は次代を担う財界のホープとして期待されておりましたが、一気に株ばらまきの疑獄事件を起こして頓挫してしまったのは、なぜだろうかと言う運命上の課題が生じます。

学歴から言えば松下氏は尋常小学校4年終了後、丁稚奉公からの出発で「苦労は買うてでもせい」と言う高上心を糧に、そして晩年は「日に新たな活動を続ける限り青春は永遠にその人のものである」と言う言葉を座右の銘として、向上心に燃えた人と言われております。

江副氏の学歴は東京大学教育学部卒業のエリートと言うべき人で、昭和36年(三碧木星丑年)以後28年間の間に、日本でも屈指の新しい企業グループを作り上げた人であります。国の高度経済成長にも乗り会社も発展して来ました。

しかし松下氏の言葉の中に「経営には完成がないんですよ、絶えず生成発展して行くものです」と言う経営学は謙虚な心、配慮する心がなくては育たず、永続も果たせずと言う心掛けが求められ、江副氏も松下氏の経営学を手本としたならば、もっと違う形で成功への道を歩んでいたのにと惜しまれます。

松下氏は「決して政界や財界には深い入りせず」を信条として行動し、企業が大きく発展して行く過程では、どの会社もある程度は政界や財界とのつながりが生じて来るのが実情でありますが、松下氏は極力自制したとのことであり、江副氏との大きな姿勢の違いの一つです。

両者ともに時代の成功者であり、企業を日本有数に一代で築き上げたことは、多くの範とすべき要因があります。しかし経営姿勢には大きな隔たりがありました。それは部下に対する違いです。

「人づくりの松下」と言われるぐらい人材育成に力を入れます。一方江副氏は逆の対応で成長して来ます。それが後々の良否の差となります。

この経営姿勢は人に対する以外に、松下氏には商道一筋と言ってよい一徹さ一途さがあります。会社が大きくなっても関西財界はもとより、中央財界にも要職につかない人で、松下電器が東京に本社を移すことなど決して考えなかったと言います。世間一般で言う付き合いの悪い人と言うことであった訳です。

一方江副氏は早くから、若手経営者の旗頭として、財界入りを足掛かりに自社の業績拡大を図り、名と実を一気に掴む華麗な行動を展開した人であり、そうした付き合いを基に企業の発展を遂げて来た人でありました。

松下氏の気質は七赤金星命の晩年型であり、物事に対して深く考え突き進む性であり、凝り性です。それが一見無器用さにとられ損失を招きます。しかし本来は弁舌家で交際家であり、第一印象とは異なる性を表します。付き合えば付き合う程、深味があります。底の分からない一面もあります。逆境に強く楽観的なところもあり、潔癖なる性であり、気の強い人にもゆずらぬ一徹さがあります。一方それが独断専行となり人に誤解される一因となります。

また一徹さが道楽や趣味に走る傾向となり、一芸に長けています。それが本業から逸脱し、幸運なる大成を逃がすので自制自戒し、余り道楽に深い入りせず本業に専念する事で晩年は安泰。物事の研究心の旺盛から他を顧みずに行動する技術者・研究者と言った独自性のある性で、他と協調し調和を心掛けて行くことが大切で、受動型の気質であります。

江副氏の気質は一白水星命の中年期型で、流れる水のごとくに新陳代謝を常に求めて行く性です。気位高く理屈屋にして、他との協調等は余り上手ではないが、良く人の世話や縁の下の力持ち的行動は苦にせずに行うので好かれる面があります。一方その一面に人に利用され易く、物事を自分の都合の良い方に解釈する質です。また「覆水盆にかえらず」の例え通り、一度心に決したら二度と振りむかぬ冷酷な一面もあり、温情と冷酷なる二面極端があります。

主体性を持つより配慮や支えの要因に適する人であり、人の能力を引き出す事先見を心掛け時代性を読む力に優れた一面があります。

自分が主体型でなく配慮型だけに、自分以上の器の人の配慮に気付かない面があり、大魚を逸することもあります。中年期に大躍進も生じますが怠れば失意平々凡々の晩年となり、対人関係を重視して行くことが大切であり晩年はその努力の成果の差で大きな差となって来る気質です。以上が両氏の気学上の気質の違いであります。

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