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四国八十八ヶ所お遍路の旅

2015年6月11日 木曜日

今年は、四国八十八ヶ所霊場開創1200年に当たります。

Ⅰ番目の鳴門市の霊山寺から88番目のさぬき市の大窪寺までを歩く人が年間13万人(外国人も多い)と増加しています。その霊場めぐりの中の三分の一近くが中高年の男性の人達です。霊場をめぐる人達の事を「お遍路さん」と呼んでいます。

年間13万人以上の人が八十八ヶ所霊場めぐりをし、徒歩で行く行程は1400キロ、1日35キロで約40日間の行程と言われております。しかし最近では自家用車やバスツアーで回る人達が増えています。余りお薦めは出来ない方法です。自分の足で歩く事に意味があります。

何年間前までのお遍路さんの八十八ヶ所めぐりは「病気を治したい」「仏様のご供養」とかの目的による霊場めぐりでありました。それが近年ではそうした目的を持たずに行う人が増え、何を求めてお遍路の旅を行っているのかと言えば、高度経済成長で頑張って来た団塊の世代やその中高年が今、改めて人生の岐路に置かれ身分や肩書や誇りや見栄を捨てて自分本来の姿、本当の姿、裸のあるがままの自分を見つけたいとの願望からお遍路の旅へと出発して行くのだと言います。

いまだかつてこうした願望・目的で遍路する人たちが多数増加している事は歴史上なかったと言われております。

「まだまだ自分はやれる」と言う自覚と会社側とのギャップ、世の中の変革に伴うリストラ等、改めて人間本来の原点に戻って、人生の区切りを遍路する姿に求め自然と一体になり自分の足で歩く事、ここに生きると言う原点を見出して本音で生きるいや生き続けたいと一心に思いただひたすら歩く旅、それが感動に転じて行く旅、人生をもう一度チャレンジして行く為の自然等を得たい旅、そうした願望から旅に入って行くと言います。

遍路の道中、街道の人達の何気ない心使い、通りすがりに得た温かい心配り、無料で泊めて頂ける素朴な接待、和顔愛語で対応してくれる人たち、こうした人の心の情けや心使い、人の温もりを感じているうちに心の底から感動が湧いて出て来て、すがすがしい気持ちと洗われた心となり温かさが身に染みると言います。

街道でお遍路さんに接する人たちはお遍路さんを「生き仏様」として接待し処遇しているとのことで、その歴史は先祖から受け継がれて来た伝統です。「させて頂ける」と言う喜びからの行為であると言います。

お遍路の行程の頼りとなるのは、我が体と体を支える2本の足です。弘法大師さまとの同行と思い、二人の信念が心の支えであり光明であります。

今まで会社人間として会社一辺倒で生きてきた生活から生きると言う「本来無一物」の姿から生きていると言う原点を追い求め捜し求めて行くのです。そして心から「ありがとう」の感謝の心が芽生えます。

中高年層の八十八ヶ所めぐりや最近世界遺産に登録された富士山参拝や高い山々に挑戦したりして行く姿は、あらためて生きる目標の再発見の旅であり「老いて行く」輪廻への挑戦であったりして、頭でっかちになってしまった現代人や組織人間から脱皮する為の人間回復の行程でもあります。

仕事をさせて頂ける喜びや健康で元気に生きて行く事や目的に向かって一生懸命に完全燃焼する人生と「本来無一物」と言う自覚から生じる力強さは共通して来ることであり「物事に捉われずに生きる事」の大切さ、そして人生の中で与えられることではなく自分が人の為に何を以って人の為に果たす事が出来るかと言う「奉仕の心」の芽生えに気付くと言います。

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霊峰高野山を訪ねる

2015年6月1日 月曜日

今年、高野山は開創1200年目にあたります。

登って来た下界が夕暮れの中で、雲にすっぽりと入ってしまい、遠くの山々と共に白と灰色の「墨絵」の世界となって雲の白さが一段と冴えて白色の深みのある雲が眼下に広く拡がって見えます。

高野のお山は1000メートル前後の山々が連なっていますが、夜と昼の寒暖の差は厳しいです。山頂の上に広がる台地に約1万人近い人達の修行生活や門前の人達の生活があり、1年間に約200万人の参詣者が、高野のお山に登って来ると言います。

高野山(和歌山県・高野山という名称の山は無い。)は皆さまがよくご存知の弘法大師空海さまが開山(西暦816年)なさり、入定しております日本の真言仏教最大の聖地であります。

東に楊柳山・東南に麻尼山・南に姑射山・南西に虎ヶ峰・西に応神山・北西に弁天嶽・北に宇宙ヶ峰・東北に勝蓮華院山の八峰による八葉蓮台を自然形成されて、その中心に金剛峯寺を配置し、中央に根本大塔を建立し弘法大師さまの入定位である奥の院は東方(発展)の配置にあり、西方浄土に向けて西方に大門が配置され、仏教思想の基本が気学の相学のうえからも広く実践配慮されています。

宗門3600寺院に上る中で身近な弘法大師さまの御縁の場所は東国三十三ヶ所・西国三十三ヶ所・四国八十八ヶ所・秩父三十四ヶ所・浅草の観音様・成田山のお不動様・川崎のお大師さま・西新井の大師さま等が私たちの身近な存在として信仰を集めています。

弘法大師さまが後半生に情熱を傾けて造営したのが高野山「金剛峯寺(こんごうぶじ)」であり、昔は山全体を「金剛峯寺」と称していたと言います。西暦835年3月21日に入定し即身成仏をとげられ、今でも奥の院から西方浄土への導きを示されています。

一の橋から参拝します。一の橋から御廟まで約2キロメートルの道のりには、おおよそ20万基を超える諸大名の墓石や、祈念碑、慰霊碑の数々が樹齢千年を超える杉木立の中に立ち並んでいます。

一の橋の近くには第2次大戦の慰霊塔・関東大震災の慰霊塔・曽我兄弟・平敦盛・熊谷直実・武田信玄・徳川吉宗・大岡越前守・伊達正宗・石田三成・明智光秀・柴田勝家・井伊家一族・薩摩島津家・初代市川団十郎・上杉謙信と歴史上の人物が続きます。

中の橋を過ぎると徳川家の千姫や秀忠夫人・広島浅野家・浄土宗開祖の法然上人・真宗の親鸞上人・加賀の前田家・浅野内匠頭・織田信長・豊臣秀吉等です。

御廟橋には水向地蔵尊や観音様が祀られており願い事を薄い杉の五輪に形取った枝に掛けて水を掛けて「安全」を祈念します。

右手の手前には春日局の墓があり、そして御廟には天に向かって一直線に伸びる杉の木があります。「節のない杉」が何本も立っています。普段、枝は太陽の方向に伸びて成長しますがこの杉は何十メートルと枝がなく、ただ一直線に伸びております。

高野山の奥の院に立って「合掌」していると「我」を忘れます。今こうして生を受けていること、時と言う流れも忘れます。

「この世は無明な世界なれど、精一杯徳善の心を持ち、今ある事に感謝・今ある事を自覚・今ある事に目覚め・今ある事に感動・今ある事に報恩せよ・日々それが使命となり、それが生き方になり、それが無明多きこの世の指針なり」

過去を引きずる生き方は不幸を招きます。不利な過去は「忘れる」事で人生は幸福になります。常に前向きな行動と「祐気とり」実践はあなたを変えてくれます。多くの方が毎月「祐気とり」を実践されております。人生の中で一度は訪れて見たい高野山です。

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大阪都構想を問う住民投票は否決

2015年5月21日 木曜日

5月17日(日)、橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)が掲げた「大阪都構想」の是非を問う住民投票(大阪市を廃止し、5つの特別区に分割する「大阪都構想」)が17日に行われ、反対が70万5585票で賛成の69万4844票をわずかに上回り、都構想は否決されました。当日有権者数は210万4076人で、投票率は66・83%だった。

大阪都構想の政策がもうひとつはっきり解らなかったと言う市民の意見が多かったが、現役世代の20代から60代は男女ともに賛成が多く、特に70代の男女には反対が多かった。新しい大阪に期待を持った現役世代、現状維持を願った高齢者の結果でもあった。理由はどうであれ、民主主義の結果は真摯に受け止めなければなりません。

橋下徹氏は2008年の大阪府知事選で政界に入った。38歳の時であった。

強いリーダーシップ・カリスマ性・独裁的・積極的な情報発信・過激発言等々あったが橋下氏は政治屋(最近では政治にたずさわる仕事をするサラリーマン的な人)ではなく、本当の意味での私利私欲に走らず、改革を進めてきた政治家であったと個人的には思います。賛否両論はありますが。彼は真の改革者を追い求めたのです。

改革者は時に独断と偏見で見られる事が多いです。2011年11月12日のブログ「プル型思考の時代とは」をご覧頂いたら解りますが、物事の思考の基準には3つの思考があります。プル型思考(将来から現在を考える)・プッシュ型思考(過去から現在を考える)・プール型思考(現在を重要的に考える)であります。このプル型思考(将来から現在を考える)を考えた人です。
プル型思考の時代とは

これからの20年後、30年後の大阪市を考え出した政策だったのです。完全な政策ではなかったかも知れませんが、改革とはそういうものだと思います。黙って何もしないで見ている政治家が多い中で彼は声を上げ続けたのです。

住民投票は否決で終わった為に、公約通りに年末の市長任期終了を持って政界を引退すると表明しました。同じく松井幹事長(大阪府知事)も維新の党の代表の江田氏も辞任を表明しました。

7年半と言う政治家人生を思い切り突き走った橋下徹と言う若い政治家は、将来の日本において欠かす事の出来ない人材だと思います。なかなかこの様な人材は出て来ません。本当に残念です。

橋下氏は政界を去りますが、大都市制度を巡っては、多くの問題が積み残されています。東京集中の是正とともに地域の実情に応じた都市制度の議論を更に拡大して欲しいものです。

今回のこの投票結果の真の答えは歴史が実証してくれる事になるでしょう。

維新の党の存続が危ぶまれる状況となりました。野党の再編が急務となります。野党がしっかりしなければ、自民党1強状態での国会は健全に機能しません。

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進む貧富の二極化

2015年5月11日 月曜日

15年振りに株価が20000円台を回復しました。

大胆な日銀の金融緩和と公的年金で株を買っている(私たちの積み上げた年金額の50%を株に投資して運用しているのです。これが円安になっているのです、もし株が下落したら私たちの年金は減ると言うリスクを覆っているのです)と外国人の投資家によるものが大きいです。すなわち実体経済ではなく虚構経済のマネーゲームなのです。

あの1990年前半のバブル崩壊の教訓を忘れたかのような状況です。

急激な円安で輸出関連を手掛ける大手企業・株を多く保有している大企業にとっては良い流れです。大手の賃上げも始まっていて。景気が良くなったと言う人は極一部の人達なのです。

日銀が目標とする物価上昇の2%に今年は届かない見通しを発表しました。米景気不安・ドル高・原油安等、日々株価も安定推移しません。

先行き不安な雇用形態。そして年収200万円以下の人が30万人増える一方で、年収1000万円以上の人も14万人増え、貧富の差は広がっている。預貯金のない世帯は3割にのぼると言われています。

この4月から商品の値上げが相次いでいます。アイスなどの乳製品、即席めん、冷凍食品、ワインやコーヒー等々、数え上げたら切りがないです。いずれも円安によるもので、消費者にとって「悪い物価上昇」となっています。物価上昇に賃金が追いつけていないのも現実の姿です。

物価上昇目標の2%が達成されるまで、日本は永遠に金融緩和に依存するしかなく、そこから抜け出せないと外国人投資家に見透かされ、円安がさらに加速し歯止めなき状態に追い込められる事になりかねないのです。

歯止めがかからなくなったら円の信認が崩れ(欧米系の格付け会社フィッチ・レーティングスは4月27日、日本国債の格付けを21段階あるうち上から5番目の「Aプラス」から、「A」に1段階引き下げた。)、国債と株価も暴落するトリプル安になります。アベノミクスの失敗となり日本経済を奈落の底に落とす事になるのです。

アベノミクスは一部の人をまず潤わせて、そこからお金が広く流れていくトリクルダウン(富裕層が経済的に豊かになることで、最終的には貧困層も豊かになり、全体に富が行き渡るという理論)の考え方なのです。過去に於いてこの政策を取り入れた英国のサッチャも米国のレーガンも、格差の拡大を生んだだけでした。

経済の発展は2020年に分岐の時を迎えそうです。東京オリンピックが終われば最大の不況が予想されます。

今年の平成27年度は、「株は五黄で買って三碧で売る」の教示通りに今年は売りの年です。

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年盤・月盤揃いの事象

2015年5月1日 金曜日

今年は年盤では三碧木星未年で、4月は月盤では三碧木星辰月でした。すなわち年盤・月盤揃いの4月でした。

三碧の事象が中宮位にあり、象徴的に現象が顕現してくることになります。次に衰運の要因や暗剣殺の要因、歳破、月破殺の要因が顕現します。そして各々の業種の盛衰の要因等々となります。

三碧の事象は「雷・地震・驚き事・爆発・声あって形なし・選挙・新鮮・騒々しい・発展・新規・臭い・瓦斯・声楽・騒動・若者・新人・歌手・嘘つき・音楽家・司会者・電気電力・野菜・鶏類・新芽・音の出るもの全般・情報通信・寿司・酢の物・柑橘類・木の芽・海草・鮮魚」等です。

年盤と月盤の揃う時は、中宮となる星の事象が象徴的に顕現して事故・事件・事象を顕現して来るのであります。ただ三碧事象と言っても自然界の現象・顕現・事象等々を九つに分類して、ひとつの方向性を示している訳であり、ひとつの事件・事象にはそれぞれが発生・発覚する個々の因果関係も内因しているのであります。

4月に起こった三碧木星事象をいくつか挙げて見ましょう。

①NHKの報道番組「クローズアップ現代」の出家詐欺「やらせ疑惑」(驚き事)

②テレビ朝日の「報道ステーション」でコメンテーターだった古賀茂明氏に“番組降板”の真相を暴露された。(嘘つき・選挙)

③各地で起こった地震・愛媛・千葉・長野・沖縄・青森等(地震)。25日にネパールでM7.8の大地震が発生した。(地震)

④全国で入学式・入社式が行われた。(新人)

⑤第18回統一地方選挙が4月12日と26日の2回に分けて行われた。(選挙)

⑥新日鉄住金のコークス炉での火災事故や各地で火災が発生する(臭い・瓦斯)

⑦奈良や京都の寺社などで油のような液体がまかれる被害が相次いでいる。(驚き事)

⑧宮城県大衡村の跡部昌洋村長(66)のセクハラ問題(騒動)

⑨フィリピンのマニラ市内で、25年間で少女とのわいせつ行為を撮影したとして逮捕された中学校の元校長。なんと人数は12000名に上る(驚き事)

⑩ミュージシャンで音楽プロデューサーのつんくさんが咽頭がんの治療のため、声帯を全摘出した。(音楽家)

⑪上西小百合衆院議員が平成27年度予算の本会議採決を「病欠」した前後の行動が問題になると、大阪維新代表の橋下徹大阪市長(維新の党最高顧問)は上西氏を容赦なく除名した。(騒動)

⑫千葉県船橋市で起こった18歳女子の生き埋め殺人事件で4人逮捕(20歳男二人・18歳女・16歳男)(若者)

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真の幸福とは

2015年4月21日 火曜日

人は、この世に生を受け誕生した以上、「幸福に人生を送れたら」と願いを持って毎日を努力し頑張り、どうしたら幸福になれるかを求めております。

しかし基本の「幸福」について何が幸福であるかは人それぞれであり、こうすれば皆が幸せになれると言う共通の価値は存在しないようです。

幸福とは、喜びを感じ充実感を味わい楽しい状況に合い感動した状態、願望成就を果たし嬉しいと思う事であって人それぞれであり幸福の価値も違うのです

「人間の幸せとは何だろうか」と思った時に、最後に行き着くことはお金でも財産でもない地位や名声でもなく勝敗でもなく、幸せというのはその人の心の有り様なのだと言う結論です。

他の人から見れば「何であんな苦労してまで」と思うような苦労であっても、当人にとっては幸福な充実感を得ていることもあれば、逆に周囲から見れば幸福そのものなのに当人は不幸だと感じている場合もあります。

芥川龍之介が「人生は性格によって決まる」と言い性格のもたらす心の有り様が人生を決めて行くと述べておりますが、幸不幸がその人の心次第・心の有り様とすると人に感動や喜びや楽しみを与えられる職業は幸福を与える為の重要な立場と言う事になります。

感動や喜びや行動が「共有」出来るような生き方の出来る人が最上の幸せと言い切れるのではないかと思います。

自分の求めている幸せや周囲の人にも幸せをもたらし続けて行くこと。自分の努力や試練が人に光を与え、人に喜びを与え、人に感動を与えることの出来ることこそが、幸福への姿勢を見出す事が出来ると思います。

人の喜びを我が喜びと共有し、人の幸福を我が幸福と感じるような生き方の中に心の豊かさの原点があると思います。

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人の吉凶は動より生ず

2015年4月11日 土曜日

人生の大きな節目の出来事・新規な事柄(移転・新築・開店・結婚・入学・就職等)には必ず吉方位で行動することです。

良くある相談で、「家を買ったのですがいつ引っ越しをしたら良いですか」と言う鑑定依頼です。

鑑定した時、新居の方位が凶方位となって「移転できません」とお答えいたしますと「どうしたら良いですか」と問われます。解決策はいろいろありますが、お金も時間もかかります。そうならないように家の購入の順番が逆にならないようにしなければいけません。

いつの時期に何方位で家を購入するかの鑑定が最初に必要なのです。特に家の購入にあたっては①移転の時期(ご夫婦にとって良い年)、②吉方位
③家相の鑑定をしてから家の購入のスタートをする事です。

気学では「人の吉凶は動より生ず」と教示します。動とはスタート時の事です。

動く方位が凶方位か吉方位かで、新規に物事を起こす時、その方位の吉凶・良否が生じて来ます。正しく吉方位に移転したのであれば、その後の会社等で通勤している中で、たまたまその方位が凶方位となっても、用心はしても深く考えることはありません。

会社通勤・学校通学を始めた時の吉凶・良否は判断基準になりますが、途中経過は判断基準になりません。よって凶方位に通勤・通学している時に、年度が変わっても「路線作用」が働いて最初の良い状況が引き続き継続して行きます。

逆もある訳で凶方位に事を起こし始動するといつまでもその凶作用は消えないで尾を引く訳です。

方位の怖さはいつまでも活用時の状態が尾を引いて来ると言う事です。ですからあくまで方位は最初の良い時期に良い方位に行動する事です。家相の吉凶は子供が大きく成長した頃に顕現して来ます。

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気学の生死線

2015年4月1日 水曜日

気学では「生死線」というのがあります。本命星がその宮に廻座すると生死の吉凶が生じると言われて、その年は十分に用心し、無理な行動を慎み細心の注意を払って運気の現象を押さえる努力で行く要因であります。

特に年盤に、月盤で暗剣殺・五黄殺等に同会した時は自重して行く算段であり、この生死線をのり越えて運気はめぐって行くのです。

すなわち表鬼門と言われる東北方位と裏鬼門と言われる南西方位を結ぶ直線である。これを生死線と言う。

気学では「同会」「行く」「持つ」と表現します。

気学では五黄殺・暗剣殺に「同会」する。すなわち年盤・月盤・日盤に重なる時に同会すると言います。その為、必ず年盤・月盤・日盤を確認する必要があります。

五黄殺・暗剣殺に「行く」のは凶方位の移転・旅行等で言います。

五黄殺・暗剣殺を「持つ」と言うのは運気の表現をします。

気学は自然界と人間との係わり合いの中で良否・禍福・善悪・吉凶等を予知・予測しながら、より豊な人生を歩む手助けの教示学です。

自然界にもサイクルがあるごとく人の人生もサイクルがあります。そのサイクルは9年を一つのサイクルとし、4年間は盛運期・5年間は衰運期のサイクルがあり、その境界に「生死線」の廻座宮があります。

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東洋ゴム工業免震不正事件

2015年3月21日 土曜日

2005年(四緑木星酉年)11月に報道された構造計算書の偽装事件を覚えておられるでしょうか。

建築基準法で定める耐震強度指針値をごまかしていた事件で、当時、社会的に大問題となりました。そして2006年(三碧木星戌年)に建築基準法や建築士法・宅地建物取引業法・建設業法が改正されました。

当時の建築会社ヒューザー(小嶋進社長)が国土交通省に規定されている耐震強度をごまかしていたことを知りながら、分譲マンション等の販売を続けていた不正事件である。後にこの耐震偽装事件の1級建築士は姉歯秀次氏だった。

あれから10年(2015年・三碧木星未年・3月)、そして今回は東洋ゴム工業(大阪市)の子会社が国の基準を満たさない免震ゴムを製造していた問題です。

すでに性能不足の免震ゴムが使われている棟が、全国で55棟と発表さています。その中には市庁舎5棟、消防庁舎3棟、警察署3棟、病院2棟などです。公共施設は地震発生の時の住民の避難場所でもあるのです。何と恐ろしい事でしょう。

今、2020年の東京オリンピックに向けて都会ではマンション建設が相次いでいます。地震大国日本で、日々起こっている地震に恐怖に怯える国民を騙す事件である。人命に係る仕事である事の自覚のなさや、企業の利益を優先した許す事の出来ない事件である。

何かをしでかした時に、謝罪会見で頭を下げれば良いと言うような習慣がある社会風潮にも問題があります。人命を預かる東京女子大学病院でのプロポフォールを投与した子ども13人が、その後、死亡していた事件や群馬大学病院外科の肝臓がんの患者のうち腹腔鏡手術で8人、開腹手術で10人が死亡している。

余りにも人の命を軽く見ていると言わざるを得ません。これでは何を信じれば、どこの病院を信用すればいいのか解りません。次から次へとあらゆる分野で謝罪会見が行われています。誰が責任を取るのか、謝罪会見だけで終わる事のないように厳重処分を望みます。

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鬼門とは

2015年3月11日 水曜日

鬼門方位には表鬼門(東北方位)と裏鬼門(南西方位)があります。

方位学に言う東北方位(表鬼門)は丑・寅の方位であり、昔から嫌われていると考えられていますが、九星遁甲術においては用い方一つで良くも悪くもなると考えられ、物事の変革を成す方位と言われています。

十二支において丑は冬季の集結であり、陰気の極まる方位で終焉期であります。寅は春季の開始であり、陽気の始まる時であり、希望の到来であり、丑と寅の境の「節分」においては「豆まき」を行って、丑までの陰気を払い、寅への陽気を祝って「鬼(丑の陰気)は外、福は(寅の陽気)内」と唱えて豆をまく習慣は今でも続いています。丑の終結と寅の始まり、そこから東北方位(丑・寅)は「万物終始」の方位と言われています。

日本国にとっての鬼門方位は米国(東北方位)であり、常勝国日本が初めて敗戦国となり、米国によって思想の改革がなされた変革を求められた。
第二次大戦中、常勝ドイツ・ヒトラーはソ連(東北方位)へ進攻し失敗。以後敗戦へところがりました。

中国にとって満州は東北方位に当たり、長い歴史の中で争い事の発端となって来た。八路軍(中国政府)は満州で旗揚げして全土を制圧。物事の紛争や征圧や介入は東北方位(表鬼門)と南西方位(裏鬼門)との方位関係が多いのです。

大戦中のフランスとドイツ(東北方位)の関係・ベトナムにとってのアメリカ(東北方位)・チェコスロバキアにとってのソ連(東北方位)・エジプトにとってのイスラル(東北方位)等、国と国の関係の交流にはこうした方位によって生じる因果的要因があります。

陰の気に代表される丑寅の表鬼門方位も使い方一つで上手に活用出来るのは、こうした改革や変革をもたらす方位であり、その要因をプラスに引き出せば良果になります。戦後日本がアメリカで半強制的に押し付けられた憲法も、今では平和憲法として、当時の経緯も忘れて当然視している姿は、結果として70年間大きな戦争もなく争いもなかったと言うことは、明治以降10年に一度は争い戦争をして来た国としては大変良かったと言えます。

しかし歴史は流動的であることも心に明記して置く必要はあります。いつ現況が変わるかは方位的に見て米国の出方一つと言えます。今年は戦後70年(70年変動説)にあたります。安倍首相の決断でこの国のかたちが大きく変わるかもしれません。

鬼門の方位をしっかり固めて城壁を作る。また陰の気が入らないように家を造る。対人関係においても丑寅の方位から悩み、苦労を持ち込まれないようにする。要因が方位的には示されるのであり、特に物事万事うまく行っている人にとっての東北方位はまさしく鬼門であり、余程注意して行かなければなりません。

逆に物事万事において窮している人にとっての鬼門方位(東北方位)の活用程大事な方位はないのです。つまり失地回復方位であります。桓武天皇が長岡京から平安京(東北方位)に打開の道を求め「失地回復」を願って東北に都を求めたのもこうした意味があります。

鬼門はあくまで鬼門ですので、場合によっての吉方位と言えども何度も活用出来る方位ではありません。効率良く失地回復する方位であり、順運の人や順調に物事が運んでいる人には方位的には活用不可の方位です。

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