防衛費問題                             

2025年11月10日 月曜日

安保政策で日本を守る為(抑止と防衛の為の最新の武器の購入)に防衛費を増額する。その増額を国民の税とするというものです。

北朝鮮の核ミサイル発射(昨年は格段に回数が多い)・ロシアのウクライナ侵攻(プーチン大統領の願望であるロシア帝国建設)・中国の動き(南シナ海の実効支配や一帯一路構想の実現)等、日本を取り巻く近隣諸国の動きが活発になってきています。

そこで日本政府はロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮・中国の動きを見て、国防の更なる充実で防衛費を増額したい意向である。防衛費についてGDP比2%を高市首相は前倒しをして今年から実行すると所信表明で発表しました。また先日のトランプ大統領との日米首脳会議も高市首相は見事に対応しました。トランプ大統領は世界の各国にGDPの5%を薦めている。

時代は変わり、アメリカも今までは世界の警察と呼ばれ、それに対応して来ましたが、今は自分の国は自分で守るという事になって来ました。高市首相も同じく自分の国は自分で守る方向に転換して行きます。

個人的には抑止も防衛の大事な項目のひとつだと思います。しかし妥当な予算(過剰にならない事)でやるべきです。非核三原則(核兵器を「持たず、つくらず、持ち込ませず」の三原則)を守ってきた国です。そしてアメリカの傘下にはいっています。その為に核兵器禁止条約の初めての締約国会議がオーストリアのウィーンで始まりましたが、日本は不参加でした。

ロシア(北方四島の実効支配・ウクライナ侵攻)も中国(南シナ海の実効支配)も北朝鮮(核ミサイルの連続発射)もすべてやったものが勝ちと言う流れです。いつも政府は「厳重に強く非難の意を申し入れる」という言葉だけです。何にも効果がない状態です。

世界では、本当に防衛を真剣に考えている国は、攻撃の準備や核シェルターを作ったりしています。日本は言葉だけで何も対策がありません。あるのは経済制裁をするという対応だけです。

言葉だけでお金を出すだけの日本です。韓国でさえ北朝鮮がミサイル8発を打った仕返しに8発打ち返した。これが防衛です。他の国はこのようにはっきりした防衛があります。

もし本当に日本が他の国から攻撃されたら、日本も黙っていないでしょう。反撃するに決まっています。すなわち戦争が始まります。今の核兵器や戦争用具を使えば、また戦争を起こしたら、仕掛けた国も亡ぶという事を知っています。だから口ばかりで攻撃はしません。

過去10年ごとに戦争をしてきた日本です。今は80年間平和な時代が続いています。何が起こってもそれは偶然ではなく必然的に起こるのです。

将来に懸念する事は、人間が作った核や戦闘機のコンピューターやAIの誤作動で人類の破滅が来ない事を願います。また近い時期に発生する「太陽フレア」と呼ばれる太陽の表面の爆発現象で、地球上の停電を始めとしてあらゆる電波障害が怖いです。

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