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結婚と離婚

2011年2月21日 月曜日

今回は少しワイドショー的な検証になります。

年末に起こった大桃美代子さんの twitterが事の始まりで、大きなスキャンダル(離婚・不倫)となりました。麻木久仁子氏にとっては「まさか」が現出しました。

麻木久仁子氏(1962年11月12日生まれ・本命二黒土星生まれ)は1994年に松本晃彦氏(1963年2月14日生まれ・本命一白水星生まれ)と結婚しました。1994年は六白金星戌年で麻木氏の本命二黒土星は北方位に廻座(衰運期5年目の女の大厄年)しておりました。またお二人の相性関係も悪いです。

そして12年後の2006年(三碧木星戌年)に離婚しました。この離婚した2006年は盛運期3年目の9年に一度の最高の運気の良い年でしたが、始動した(結婚の年)年が北方位の厄年だった結果が,本来なら最高の年なのに「逆運」の顕現となりました。まさに気学教示の「人の吉凶は動(スタート時)より生ず」です。

その後、今回のスキャンダルとなった山路徹氏(1961年生まれ・本命三碧木星丑年生まれ)との結婚の時期は公表されておりませんが、2010年(八白土星寅年)に離婚しております。麻木氏の本命二黒土星の2010年は東北方位に廻座する衰運期3年目の変化・改革のある年で暗剣殺を持つ運気でした。このお二人の相性関係も悪い相性関係です。

女性側から見た北方位本命廻座(厄年)の結婚は自身の厄年に当たります。恋愛結婚の生じる事が多く結婚への道中は多難です。例え結婚成就に至っても維持努力が大変で途中で息切れや挫折するケースが多く見受けられます。

大桃美代子氏(1965年5月29日生まれ・本命八白土星生まれ)は2003年に山路徹氏(1961年生まれ・本命三碧木星丑年生まれ)と結婚しました。2003年は六白金星未年で大桃氏の本命八白土星は西方位廻座の衰運期2年目でした。そして2009年(九紫火星丑年)に離婚しました。お二人の相性関係も悪いです。

この2009年は盛運期3年目の最高の年でしたが、麻木久仁子氏と同じく「逆運」の流れです。

そして2010年(八白土星寅年)のこの暴露事件です。大桃氏の本命八白土星が中宮位廻座の事です。中宮位廻座は今までの行ってきた事柄が善悪・良否・吉凶で顕現する年です。

女性側から見た西方位本命廻座の結婚は、自ら積極的機運が働き求愛していく相(カタチ)であり、七赤(西方位後天定位)という喜びを得られる時であります。しかし衰運期の要因から永続性の途切れる時があり地道な堅持努力が求められる要因となります。

特に結婚は女性の運気が重要となり、「嫁」という字は「女が家に入る」と書き「家の働きは女性の力量による」訳であり「家の堅持は女の手柄」ということであり女性次第の相(カタチ)が生じます。

よく若い人に「いつ、良い人が現れますか?」という相談を受けますが、大切な事はあなた自身の性格・気質を知りまず自分の事を知る事です。案外と自分の事は解かっているようで解かっていないものです。そして運気状態と相手との相性関係を鑑定する事をお勧めしております。

何故なら原因はいろいろあるでしょうが、最近の傾向として2組に1組が離婚する時代になりました。どうしても運気の悪い・結婚の時期の悪い時に親密になったり、色々な悩みや相談をしているうちに好きになる傾向が多いです。また「出来ちゃった婚」も離婚が多いです。

年明けの1月1日(前年の八白土星寅年)に電撃結婚をアメリカ・ラスベガスでした歌手の浜崎あゆみさん(1978年10月2日生まれ・本命四緑木星午年)ですが、残念ですが2010年1月1日(八白土星寅年にあたります。2月4日から2011年の七赤金星卯年の始まりです)は衰運期5年目の女の大厄年です。

結婚した場所のラスベガスは東北方位の2010年の暗剣殺凶方位です。相手の方は30歳で六白金星の方です。相性関係も悪いです。離婚の確率は相当高いです。

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2011年のあなたの注意する病気は?

2011年2月11日 金曜日

人間誰しも健康で生活したいと思っています。誰もが一番関心のある事は健康と病気ではないでしょうか。
2011年を健康に過ごす為には自分の注意する病気には十分に注意をして下さい。
(注意・・1月1日から2月3日までの生まれの人の本命星は前年になります。)

一白水星の人(昭和11・20・29・38・47・56・平成2年生まれの人)

今年の本命星は東北方位廻座の衰運期3年目です。関節炎やヘルニアや脾臓に関する疾患です。便秘も含め新陳代謝の停滞する事です。運動と休養は必ず行う事を心掛ける事。

二黒土星の人(昭和10・19・28・37・46・55・平成元年生まれの人)

今年の本命星は南方位に廻座の衰運期4年目です。心臓に関する病気や頭を中心とした病気等で心臓弁膜症・心筋症・心不全・心筋梗塞・頭痛・脳卒中等であり、大事を取って早めの対策が必要で注意する年です。

三碧木星の人 (昭和18・27・36・45・54・63年生まれの人)

今年の本命星は北方位に廻座の衰運期5年目の厄年です。冷えに関する病気で下腹部を中心とした疾患です。腰や足の冷え・痔・睾丸炎・子宮炎・腎臓・あるいは心筋梗塞やノイローゼ等です。特にストレスを解消出来ない要因も生じるので、翌日に持ち込まないように一日一日、区切り良く生活する事です。早めの検診をお薦めします。

四緑木星の人(昭和17・26・35・44・53・62年生まれの人)

今年の本命星は南西方位に廻座の盛運期1年目です。消化器系統による疾患です。消化不良・胃炎・腸炎・胃酸過多・胃下垂・胃潰瘍等には充分注意を払って下さい。

五黄土星の人(昭和16・25・34・43・52・61年生まれの人)

今年の本命星は東方位に廻座の盛運期2年目です。神経痛や肝臓疾患や左手足の怪我です。また声帯の故障や声が出なくなる事があります。特に過去に患った病気の再発やストレスによる疾患も生じ易いです。原因もはっきりした形で顕現します。

六白金星の人(昭和15・24・33・42・51・60年生まれの人)

今年の本命星は東南方位に廻座の盛運期3年目です。今年は余り大きな病気はありませんが、多少腸系統の疾患のある人は用心する事です。呼吸器系統の病気で、風邪・流行性感冒等に注意する事です。

七赤金星の人(昭和14・23・32・41・50・59年生まれの人)

今年の本命星は中宮位廻座の盛運期4年目です。風邪や感冒と言うちょっとした疾患から余病を併発する年です。過去の患った持病のある人は再発に注意です。今年は身体の中心を一直線で結ぶ頭部の脳から胸部・下腹部に至る病には注意が必要です。また胆臓・脾臓にも警戒です。早めの検診をお薦めします。

八白土星の人(昭和13・22・31・40・49・58年生まれの人)

今年の本命星は北西方位に廻座の衰運期1年目です。血圧関係を中心とした疾患に注意が必要です。また交通事故やケガにも注意すべきです。脳に関する諸疾患や骨折や打撲にも用心です。右足も右半身の注意年です。

九紫火星の人(昭和12・21・30・39・48・57・平成3年生まれの人)

今年の本命星は西方位に廻座の衰運期2年目です。また今年は暗剣殺と歳破を持つ要注意年です。口内炎等の口に関する諸病です。特に歯痛・舌病・咽喉炎であり、また喘息や肺炎等呼吸器系統には注意が必要です。また人により精神的疾患があります。

特に病気で悩んでおられる方は、気学の「祐気とり」をお薦めします。
個々の実践の方法が違いますので「正しい祐気とり」をして下さい。
気学の開運法には多種ありますが、こうした祐気とりの実践実証はその体験者・実践者のみが実感として味わうことであり、事が起きてから行動するのではなく、目的・ 使命感を持って「祐気とり」実践を心掛けることです。
多くの方から健康になった・病気が和らいだ・改善されたと言うような喜びの報告を頂いております。
健康には十分に注意をして毎日を楽しく過ごして頂きたいと思います。

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2011年のあなたの運勢は?

2011年2月1日 火曜日

平成23年度は平成23年2月4日から平成24年2月3日までの期間です。今年は「辛卯(かのとう)七赤金星年」にあたります。
各星(本命星)の今年の運勢をお知らせします。今年が皆さんにとりまして、より良い年になれば幸せです。
(注意・・1月1日から2月3日までの生まれの人の本命星は前年になります。)

一白水星の人(昭和11・20・29・38・47・56・平成2年生まれの人)

本年は本命星が東北方位に廻座する衰運期3年目に当たります。
物事諸般に亘り意欲増大の「気」が生じます。周囲の状況に変化の起きる年であり混迷・停滞・欲望・生き詰まり・改革等の状況の生じる年です。自分の誕生月を中心として状況の顕現を見る事になります。
運気状況をお天気状況で見れば曇りの状態の中で時に風雨が強い反面、青空も一時は生じると言う状態であり、大変対応の難しい年です。今まで順調に来た人は本年において積極的な意欲が生じて改善や改革の心が起き易く、行動を起こして後で後悔と成り易い年ですので、現状専念の維持方針で進む事です。忍耐と自重さの強く求められる年です。一見良好に見える話でも良果に至らず、今までの努力が無になります。しかし今まで努力し辛抱して来た人には大きな改善の起こる年でもあります。独身者の方は良い話が来たら新生活に踏み出す好機です。
身内の事・相談事・不動産の事等、良否の生じ易い年でもありますので、心引き締めて行動しましょう。借金の申し込みは後日の争いとなる元ですので、保証も含めて絶対に断る事です。

二黒土星の人(昭和10・19・28・37・46・55・平成元年生まれの人)

本年は本命星が南方位に廻座する衰運期4年目に当たります。
諸事の事柄が自白の元に露見して行く年であり、名誉・名声・離合集散・対立・分岐・顕現等の状況の生じる年です。
運気状況をお天気状況で見れば寒い季節の中で暖かい日のある「小春日和」のような状態であります。しかし寒さは(衰運期)はこれからが本格的になって行くと言った状態で楽観は禁物の年です。
本年は普段の努力している事柄が表面化する年であり、良否・善悪等の二極化で顕現を見ます。努力し真面目に頑張って来た人は良果を得る事になります。しかし普段において隠し事や秘密を持っている人は発覚する年です。また裁判沙汰・警察沙汰の起き易い年であり、特に異性関係のある人は発覚します。周囲の状況が活発な動きのある状態から無理な行動や背伸びの行動はしない事です。なぜならそれに対応する運気状況でないからであります。結果や成就を早急しないで本年は反省期間と考える位の余裕で行けば後々大輪を開花する布石となります。

三碧木星の人(昭和18・27・36・45・54・63年生まれの人)

本年は本命星が北方位に廻座する衰運期5年目に当たります。自分の本命星が北方位に廻座する年を昔から「厄年」と言い人生の節目の年と称されております。北方位の位置は「一陽来復」の所で「陰極まりて陽となす」と言う位置であり、諸事その分岐状況の生じる年でそれに伴い苦労・悩み・忍耐等が生じます。
運気状況をお天気状況で見れば本年度は風雨の強い足元のぬかるんだ状態であり用意万端、何事も備えの必要な年であり、忍耐力の強く求められる状況でもあり心して行動する年です。
本年は自分の一新を図りたい機運が生じますが、周囲の状況の動きが伴わず空転したり、思惑がはずれたり予定が急変したりして思い通りに行かないのです。
その為、本年は新規な事柄・結婚・移転・開店・新築等は避ける年となります。
目先の損得や目先の成果に捉われ易いだけに忍耐強く足元の基盤作りに徹する事です。また耐え忍ぶ事が出来ずに道楽に走ったり、異性に走ったりと言う誘惑も生じる年であり、対人関係の交流には要注意の年です。とかく大局を見失いがちになり易いです。
今年の厄年を乗り越えたらいよいよ来年から盛運期がやって来ます。今年は静かに時の流れを待ちましょう。

四緑木星の人(昭和17・26・35・44・53・62年生まれの人)

本年は本命星が北西方位に廻座する盛運期1年目に当たります。
本年は物事全般に着実に上昇して行く年で育成・剪定・整理・整頓・和合・努力等の生じる年です。
運気状況をお天気状況で見れば明るさのある曇り空と言う感じの時でありますが、足元は雨上がりで少しぬかるみのある状況です。
上昇盛運期年(自分の誕生日以降から)を迎えるからと言って地道な努力と着実な計画努力は必要です。これまでの整理整頓に係わる反省や立て直しに対しての尽力は本年の目標努力であります。こうした積み重ねが盛運期年の初動には大切な事なのです。
諸事において回復の機運を迎える年でありますので、改善計画や今後の方針を決定しておく事です。ただそれによる変革や改革や変動を求める行動は自重の年であり、着手行動や実施行動は来年以降となります。冷静に行動しないと先走りや焦りやイライラが高じて来ますので常に謙虚な心と受け身の心で行動する余裕を心がけて下さい。盛運に伴い色々と活発な動きも生じますが、良い因と悪い因を見極め剪定し人の助言や助力を仰ぎながら対応する事も大切です。

五黄土星の人(昭和16・25・34・43・52・61年生まれの人)

本年は本命星が東方位に廻座する盛運期2年目に当たります。
本年は活発な活躍年を迎え発展機運が生じ、進展・顕現・実現・行動・過失・勇み足等の生じる年であります。過去の要因で吉凶の順・不順の生じる年でもあります。
運気状況をお天気状況で見れば曇りのち晴れで快晴に向かう状態であります。しかし過去の要因から快晴でも土砂崩れと言う象も生じます。
今一息の状態から開放され諸般において活発なる機運となり、新しい展望や展開も期待出来ます。人によっては過去の要因で大きく振り回されて振り出しに戻る人も生じます。しかしそれは衰運年に大きく行動した人の結果であり「逆運」(運気が良いのに悪い事が起こる事)を招いた人であります。普段から堅実に努力邁進して来た人は好機運が生じて願望成就・開花結実が膨らんで行く年です。本年において用心する事は「有頂天」になる事また「勇み足」を行い易い事です。それはしっかりとした方針なり目的目標を持たない為に生じる油断であります。ついつい順調さと好調が続きますと高慢な心が起き今までの努力を無に帰すような事になりかねないので、何事にも心を引き締めて自ら波乱の種を撒かないようにしましょう。持病や隠し事や秘密のある人は本年に表面化して来ますので苦慮する要因もあります。しかし心・技・体そして行動と一致を見る年ですので大いに頑張って下さい。

六白金星の人(昭和15・24・33・42・51・60年生まれの人)

本年は本命星が東南方位に廻座する盛運期3年目に当たります。
本年は順風万帆の機運が生じて永続・順調・改善・調う等の生じる伸展の年です。しかし人によっては出直しの機運の生じる人もいます。
運気状況をお天気状況で見れば晴れであり快晴も望めますが風も少し生じる機運であります。
本年は何事にも順調なる機運の生じる年であり実力・業績・実績共に最大限の動きの生じる機運から成果の上がる好機年であります。交渉事・拡大要因・計画の着手・実行への始動にとって良好の時期であります。また独身者にとっては良い縁に恵まれ結婚の年には最高の年となります。しかしこの好機の状況を把握出来ないことがあり見逃したり、見過ごしたりして決断や判断に迷う事もあります。こうした年は物事を最初から決めて行かずに状況に応じて対応する柔軟さが必要です。9年1周期の流れの中で本年が最良の年で活動や活躍や発展が望めますので頑張る事です。

七赤金星の人(昭和14・23・32・41・50・59年生まれの人)

本年は本命星が中宮位に廻座する盛運期4年目に当たります。
本年は過去の努力や今までやって来た成果の開花・結実を見る年であり、吉凶・善悪・良否・禍福・両極端等の顕現する年です。運気に一つの節目を迎える年となり運気旺盛なる機運の年です。
運気状況をお天気状況で見れば快晴の最良なる状況に恵まれる人と逆に豪雨に遭遇する人と言った両極端な状態です。
本年は物事の事象についての見極めの求められる年であり、長年の願望や目的が成就へとなり一段と飛躍が生じて好調期を持続するか、逆に結実や開花においては今一息苦杯をなめるかによって今後の対策の態勢の状況が定まって来ます。
中宮位は過去要因の「結実と開花」の生じる宮位で「天国か地獄か」の両極端な年であり、中宮位で願望成就を果たす事は多く顕現する事です。しかし新規改革・拡張拡大行動は後々において凶現象となり、成就に至らないで中途で頓挫する事も多く顕現する要因であります。過去の努力や実績が結実したり、開花する状況であっても自ら新しい事柄や新規行動は頓挫すると言うことです。その為、本年は新規な事柄・結婚・移転・開店・新築等は避ける年となります。

八白土星の人(昭和13・22・31・40・49・58年生まれの人)

本年は本命星が北西方位に廻座する衰運期1年目に当たります。
本年は物事全般に多忙なる年で完成・成就・慢心・前進・引きたて・怠慢等の生じる年です。
運気状況をお天気状況で見れば午後の晴れ間の時々曇りと言った状況で充実した動きの中で気持ちに緩みや充実感の広がる状況です。
本年は今までの盛運期4年間の集大成にあたる完成年(自分の誕生日までです)であり、公私ともに多忙な年です。盛運期時代の努力が大きく実り成果として目の前に示されて来ます。勤め人の人は昇進や栄転を迎え地位の上昇があり願望を一歩前進する動きが仕事への情熱と満足感を加速させて自信になって伸展して行きます。
人は頂点時を迎えると「有頂天」と言う心が生じ心に油断が生じます。本年はそうした要因の年であり心に緩みが生じ誘惑に負け自制心を失いがちです。運気の示す状態の警鐘をしっかりと受け止めて行動する事です。乾方位(北西方位)は先祖の恩恵を受けて行く場所で先祖との深い縁のある位置で報恩感謝の心が次の発展の活力源となります。

九紫火星の人(昭和12・21・30・39・48・57・平成3年生まれの人)

本年は本命星が西方位に廻座する衰運期2年目に当たります。
本年は充実感・不足・贅沢・減退・慢心・道楽・お金等の生じる年です。
運気状況をお天気状況で見れば青空の平穏な状態の中で時々突風の吹く荒れた天気と言うことで油断の出来ない空模様です。
本年は減退機運の自覚が少なく余力余裕のある状態で油断や慢心が生じ、人から損なわれ易いので用心が必要となります。安定した生活状況の中で比較的運気も順運に推移している為に心に緩みが生じ散財・出費・無計画・衝動買い・等で出費のかさむ年でもあります。
本年より本格的な衰運期年に入って行きますまた本年は暗剣殺・歳破を持つダブル凶要因もありますので最大の注意が必要です。特に人からの借金の申し出や金銭に関する事柄は後々の争いやトラブルの原因となりますのでくれぐれも注意して下さい。
期待感や思惑や計画も思うほど進まない年ですので、初めから余り欲を張らずに堅実な範囲での努力目標を決めて行動すれば、予定外の成果が生じる意外性もある年です。

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菅直人第2次改造内閣が発足

2011年1月22日 土曜日

菅直人首相(1946年10月10日生まれ・本命九紫火星戌年(衰運期1年目)は1月14日午後、内閣改造と民主党役員人事を行い、菅直人第2次改造内閣を発足させた。

17閣僚のうち11閣僚が留任し新鮮味の乏しい陣容となった。閣僚ポストが変更となった2人(海江田万里経済産業相・大畠章宏国土交通相)を除くと、新顔は4人となった。
2010年6月12日号(菅直人内閣がスタート)・9月21日号(菅直人改造内閣が発足)を参照にして下さい。

新任者は下記の4名です。(1月14日は前年の八白土星寅年にあたります。)

官房長官・沖縄北方担当相(新任)
民主党幹事長   枝野 幸男   1964年5月31日生まれ
        本命九紫火星辰年生まれ(運気は衰運期1年目)

経済財政・税と社会保障担当相(無所属、新任)
         与謝野 馨   1938年8月22日生まれ
        本命八白土星寅年生まれ(運気は中宮位)

法務(新任、参院)
         江田 五月   1941年5月22日生まれ
        本命五黄土星巳年生まれ(運気は盛運期1年目・歳破を持つ)

国家公安委員長・拉致担当・公務員改革担当相(新任)
         中野 寛成   1940年11月26日生まれ
        本命六白金星辰年生まれ(運気は盛運期2年目)

官房副長官(新任)
         藤井 裕久   1932年6月4日生まれ
        本命五黄土星申年生まれ(運気は盛運期1年目・歳破を持つ)

交代者は下記の4名です。

前官房長官    仙谷 由人   1946年1月15日生まれ
        本命一白水星酉年(衰運期2年目)

前国土交通大臣  馬淵 澄夫    1960年8月23日生まれ
        本命四緑木星子年(運気は衰運期5年目厄年)

前国家公安委員長 岡崎 トミ子  1944年2月10日生まれ
        本命二黒土星申年(運気は衰運期3年目・暗剣殺を持つ)

前法務大臣    柳田 稔   1954年11月6日生まれ
        本命一白水星午年(衰運期2年目)

問責決議で仙石氏・馬淵氏が交代になりました。菅首相(九紫火星)と一白水星の人(仙石・柳田)とは火と水の関係で相性関係は非常に悪いです。また運気も悪い馬淵(厄年)・岡崎(衰運期3年目の暗剣殺を持つ)も気学教示の流れ通り交代と言うこのような結果となりました。運気状態(特に本命星が中宮位廻座・北方位廻座(厄年)・暗剣殺・歳破を持つ)人達は次から次へと失脚です。

たちあがれ日本を離党し無所属となった与謝野馨・元同党共同代表は、税と社会保障・経済財政担当相に起用されましたが、本人の運気は中宮位廻座で、この時に新しくスタートする事柄は後日において失敗に終わります。

そして自民党の比例区で当選しその後、たちあがれ日本の新党を作ったにも関わらず今回の民主党政権に加入する事は常識では考えられない行動でありますが、生年月日からの判断で「相当な変わり者です」

菅首相と内閣の要である官房長官の枝野氏・中野氏は対沖の関係(戌年と辰年)で非常に悪い相性関係でもあります。官房副長官の藤井氏は高齢で健康面での不安があり、鳩山内閣を去った人でもあります。

今回の菅直人第2次改造内閣は人材不足でもあり、期待の出来ない人事であります。いよいよ始まる通常国会は大波乱の模様です。2011年度予算・関連法案・小沢前代表の「政治とカネ」・与謝野問題などで審議が難航することが予想されます。

3月中に予算や法案が決定するのか大きな山場になります。そして4月の統一地方選挙の結果はどうなるのか。

民主党の生き残りをかけた戦いが始まります。

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2011年を占う

2011年1月12日 水曜日

平成23年度は「辛卯(かのとう)七赤金星年」の年にあたります。(平成23年2月4日から平成24年2月3日までの期間です。)

上元期60年間とは1864年(元冶元年)甲子一白水星年から1923年(大正12年)癸亥五黄土星年までの60年間です。

中元期60年間とは1924年(大正13年)甲子四緑木星年から1983年(昭和58年)癸亥八白土星までの60年間です。

下元期60年間とは1984年(昭和59年)甲子七赤金星年から2043年(平成で言うなら55年)癸亥二黒土星年までの60年間です。

その下元期60年間の中の28年目にあたりますのが今年の平成23年は「辛卯(かのとう)七赤金星年」です。

十干(じっかん)とは「天であり」天象の精神 であります。甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵を言います。

十干の「辛(かのと)」とは第8番目にあたります。辛は「万物が枯れていく時を表現」します。

十二支は地であり、四季の形象で「人の身体」でもあります。子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥であります。

十二支の卯(う)は第4番目にあたり方位は東の位置にあたります。「草木が地面を押し分けて地上に萌え出す状態の時」であります。

九星は「人であり」人の気質行動であります。一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星です。

九星では七赤金星は「金融・流通・経済・飲食・娯楽・道楽など」の象意があります。

下元期の半ばにかかりその特出であるところの「下剋上・実力主義・思想の改革・不安定」という状況をもたらす諸現象も現出し、先行きに対する不安感が蓄積される年で大きな節目の年となります。

今年(2011年)を占う

①政治面については菅首相(1946年10月10日生まれ・本命九紫火星戌年・月命六白金星戌月(衰運期2年目)の運気が本格的な2年目の衰運期に入りました。

菅首相の今年は本命星が西方位に廻座し暗剣殺・歳破のダブル凶殺を持つ大変危険な年となります。

平成21年9月16日に民主党政権になり国民は期待したものですが、鳩山・管と受け継がれ早1年4ヶ月経ちました。現在の日本の政治は極めて深刻な状況にあります。景気対策・財政再建・雇用問題・格差社会・社会保障問題・普天間問題・安全保障問題・領土問題・環太平洋連携協定(TPP)問題等,山積する問題を乗り越える為には指導者の「信念」が強く求められます。

この国をどう言う方向に持って行きたいのか、菅首相の考えが見えて来ません。また官僚主導から政治主導を掲げた方針も元の官僚主導の政治になっています。

民主党の目玉政策である高速道路の無料化・高等学校の授業料無償化・農家戸別所得保障・子供手当等、打ち出す政策は本当に国民の為になっているのか疑問が付きます。注目の事業仕訳も今では興味関心も薄れている状態です。

そして年明けから小沢派との対立(政治と金)・野党との対立(ねじれ国会)・問責決議(仙石・馬淵)の問題等で混迷の状態です。

一向に改善されないこの不況で国民の家計は疲幣しています。今年の七赤金星の象意でもある「お金」は廻りません。

今年は七赤金星年で、同じ七赤金星月が(年盤と月盤が揃う事)3月と12月にやって来ます。この3月が一つ目の山場です。そして12月が二つ目の山場となります。先の見えない読めない衰退の日本に突入しました。今、必要な事は「改革」ではなく思いきった「革命」なのです。

②景気問題については昨年のギリシヤの破綻問題がありました。年末にはアイルランドの財政・金融危機そしてスペイン・ポルトガル・イタリアも危険水域に入っています。ユーロ安が起こり世界の株価に大変な影響をあたえました。

当鑑定予測通り昨年の「八白金星年は恐慌が起こります」また「寅年は大変な不況年です」と警鐘を鳴らしました。

今年の「辛」の事象は万物が枯れていく時で、「卯」年は草木が地面を押し分けて地上に萌え出す状態の時です。春の日差しをあびて草木が目を出し良い季節の訪れのように思いますが、残念ながら万物が枯れて行くという「辛」の事象が強く顕現します。良かったり悪かったりの繰り返しで「辛苦」であるところの苦労が予測されます。総合的には景気回復はまだ先になります。

そして卯の年は【節倹】汗を流して儲けたる金は容易に己を散せず。人々は堅く節約を守る。と言う年になります。その為。消費動向は今年も冷え込む事が予想されます。7月の地上デジタル化で少し良い部分もありまが、食品(新興国の需要拡大・天候不順による収穫の不足)やガソリン・保険料等の価格が上昇します。

円高・株安・デフレ経済等の問題は不況風の一進一退は回復せずに年の後半まで続きます。そうした中で全体の整理整頓が調わずに中途半ばになる可能性の強い年です。そして株価の大暴落が有るかもしれません。

昭和32年(七赤金星酉年)の年から「なべ底不況」と言う名のもとに昭和33年末まで約2年間続いております。不況の脱出には政治の舵取りが非常に重要な年です。

③天変地異については、昨年の猛暑のように地球温暖化や予想外の異常気象が続くでしょう。そして昨年の猛暑の影響から花粉は例年よりすごいでしょう。花粉症の人は注意しましょう。

「備えあれば憂いなし」「天災は忘れたころにやって来る」を念頭に入れて普段からの用心が大切です。特に5月は五黄土星の月で地震・噴火の要注意月となります。

④国際問題は中国に注目する年となります。今日では世界の中心がアメリカから中国に移行しています。昨年開催された上海万博(史上最高の入場者数7300万人)も終わり、急成長過程の中で問題点も多く現出してきております。

バブルの崩壊はいつなのか。国民の民主化運動はどうなるのか。国際社会での役割は果たせるのか。等々また日本に対しての尖閣諸島問題・経済問題は今後の日中関係において上手くいくのだろうか。

今年の日本から見て西方位(中国含む)は暗剣殺・歳破殺のダブル凶方位にあたります。中国の出方ひとつで日本には大変不利な要因となります。

ロシアにおいても昨年の11月に大きな出来事がありました。水産資源・海洋資源を求める為の日本の領土であった北方領土へのメドベージェフ大統領の訪問で、北方領土はロシアの領土と主張して来たのです。北方領土問題(対ロシア)・尖閣諸島問題(対中国)・竹島問題(対韓国)は政府の威信をかけてやってもらいたいものです。

アメリカにおいては2年後の大統領選挙を予測する中間選挙が昨年おこなわれ民主党が歴史的な敗北となりオバマ政権に対する期待は遠のく事になりました。

オバマ大統領(1961年8月4日生まれ・本命三碧木星丑年・月命九紫火星未月生まれ)の今年の運気は衰運期5年目の北方位廻座(厄年)です。

日本の鳩山・管政権もアメリカのオバマ政権も「チェンジ」をキーワードに鳴り物入りで政権を取りました。しかし途中経過は散々な結果となり国民の支持率は低下する一方です。両国においては指導者の運気が非常に悪い時期ですので大きな期待は出来ません。

また世界的なテロ問題も要注意年です。北朝鮮においての核問題は世界的な問題です。核廃絶を世界に呼び掛ける中で逆に更に強固な数多くの核開発が行われていると言います。金 正日(キム・ジョンイル・1942年2月16日生まれ・四緑木星生まれ)からの世襲交代は三男(キム・ジョンウン)に決まりました。

これで3世代世襲の独裁国家です。北朝鮮の書記長は軍のトップがなると言う事で、過去世代交替の時期に大きな事件が起きています。(ラングーン事件・大韓航空機爆破事件・哨戒艇沈没魚雷事件・北朝鮮が韓国延坪(ヨンピョン)島砲砲撃)等、北朝鮮の動向に目が離せない年です。そして朝鮮半島の南北の緊張感はさらに高まります。

また世界的な課題の地球温暖化問題は国連を中心に今年も数多くの会議が開かれるでしょう。そして昨年同様の異常気象で世界に大きな被害が出るでしょう。

⑤社会問題は今年もまた不景気による犯罪が多く発生し、そして自殺者も増える暗示です。この不景気で10人に1人がマイホームのローンの支払いが出来ずに競売にかけられている状況です。家庭崩壊が起こり離婚の多い年となります。そして身内に起こる児童虐待や殺人は絶対に避けなければいけません。

年盤・月盤の揃う月の3月・12月(七赤金星月)は過去に航空事故が多発しております。その為特に東方位(五黄殺)西方位(暗剣殺・歳破・月破)の凶方位の旅行には気を付ける事です。またこの2月は年度変わりの月です。節季(24節季)の変わり目には、大きな事故や株式の暴落等がありましたので気を付ける事です。

大手企業や一部の企業では景気回復の兆しが出てきていると言いますが新卒者においては就職の出来ない状況(超就職難)は今年が最大のピークとなります。

非常に厳しい年ですがこれも試練のひとつです。良くなるまで後少しの辛抱です。諦めずに前向きに進みたいと思います。

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人生は駅伝に似ている

2011年1月5日 水曜日

明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

元旦に行われた第55回ニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝)はトヨタ自動車が初優勝を果たしました。

また2日・3日と行われた新春恒例の「第87回箱根駅伝」は早大が18年ぶりの総合優勝。大学3大駅伝(出雲全日本選抜・全日本)を史上3校目の3冠を達成しました。

「人生は駅伝に似ている」と語ったのは、メキシコ五輪マラソン銀メダリスト君原健二氏であります。

今タスキを受けて現在を走っている現代走者は先人から受け取ったタスキを、責任を持って次の世代に引き渡さなければなりません。このタスキリレーが人生と駅伝と相通じると言うことです。

人類発祥以来脈々と受け継がれて来た先人たちの思いや努力の結晶が込められたタスキの意義が、現在の走者である現代人に理解され、次の世代の人々が少しでも走り易い状況(余裕)で渡すことが出来るかが、現代を担っている私たち走者の果たして行く責務であり自覚であります。

先人たちの思いや努力を知ることが「歴史に学ぶ」と言う事であります。

日露戦争の勝利で浮かれ油断や慢心の時代(区間)があり、太平洋戦争と言う敗戦を味わう苦境の時代(区間)があり、そして高度経済成長と言う発展と繁栄の時代(区間)があり、バブル経済崩壊を発生させた苦闘の時代(区間)があり、そして徐々に立て直す時代(現在の区間)へと入りつつあります。

気学ではこの区間を36年間ずつの繰り返しで捉えて世代のタスキリレーと考えます。ある区間の人が苦境を味わえば次の区間は楽となり、また次の区間が苦境を味わうことになり、この36年区間は苦と楽が発生します。36年間の中でも18年ずつの苦楽の繰り返しが生じます。

自然界はバランスなりと言うことです。現代を走るものが油断し慢心し責務を怠り楽や欲望を過剰に求めると次の区間は苦の時代を招くことになります。社会で発生する凶悪事件も何かを捨て去って来た結果であり、お金や、もの重視の思考に心が荒廃してしまった状況であります。

次の走者に希望の持てる状況でタスキを引き継ぎたいものです。

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2010年の10大ニュース

2010年12月22日 水曜日

今年も残すところ数日となりました。今年も色々な事件や事故が多く起こりました。陰陽祐気学「みちのしらべ」の独自に選択した今年の10大ニュースは下記の通りです。

①鳩山内閣から菅内閣へ(7月11日の参議院選挙で民主党が惨敗)。
 再びのねじれ国会。問題山積の混迷の不信内閣で支持率は急降下。

②中国の好景気と逆に日本は円高・株安・デフレ経済続く大不況。
 上海万博が史上最高の入場者数7300万突破する。
 デフレ・円高の日本経済が1年間も続き先が見えない経済状況と新卒者の超就 職難時代。

③ギリシャの財政悪化が欧州統一通貨ユーロの信用を揺るがす事態に発展。
 アイルランド・ポルトガル・イタリア・スペインも危険水域に入っている。

④尖閣諸島中国漁船衝突事件問題で映像が流出。
 領土問題が深刻化する。北方四島(対ロシア)・竹島(対韓国)・尖閣諸島 (対中国)

⑤宮崎県で起こった口蹄疫問題。

⑥小惑星イトカワに着陸した探査機「はやぶさ」7年ぶりに帰還。

⑦2010年FIFAサッカーW杯・南アフリカ大会でサムライニッポンの活
 躍。

⑧野球賭博問題で大相撲界大揺れ。そんな状況の中で白鵬が63連勝記録。

⑨世界的な集中豪雨と記録的な猛暑。
 アイスランドの火山噴火・ロシア・ヨーロッパ諸国の山火事・ハイチのM7の 大地震・中国の土石流・パキスタンの大洪水・スマトラ島沖のM7・7大地  震・ジャワ島ムラビ山火山噴火・日本でも新記録ずくめの猛暑の夏、等。

⑩チリ鉱山の落盤事故(地下622m) 事故から69日後33人全員を救出。

等々あげれば今年も沢山の出来事がありました。

1年間、このブログを通して5000年の歴史のある気学から見た政治・経済・事件・事故・天変地異等、あらゆる角度から検証・実証してまいりました。また受け継がれて来た素晴らしい日本の伝統や文化もご紹介致しました。そして人間の生き方や考え方も掲載させて頂きました。

先行きに対する不安感が蓄積される一方で年が暮れようとしています。
このブログが皆様の生活の中で何かのヒントになり、羅針盤として活用して頂けましたら、こんな嬉しい事はありません。

皆様、1年間ご購読ありがとうございました。来年は皆様にとりまして良い年となりますようにご祈願致しております。

来年もよろしくお願いいたします。

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逆運の村上ファンド事件

2010年12月11日 土曜日

当時、時代の寵児と言われた堀江貴文ライブドア前社長に引き続き、村上ファンド前代表の村上世彰氏が証券取引法違反容疑で2006年6月5日に逮捕されましたが時代の流れの中で人々の記憶から消えていないでしょうか。

「モノ言う株主」として会社経営に対して新しい経営姿勢を求めたと言う評価のある一方で、「拝金主義者」と言う批判も少なくない人でありました。自由主義経済を目指す旗頭が頓挫することになり、今後にも物議となる事件です。

村上世彰氏の運気の軌道を巡りながら述べて見る事にします。時代が生んだ事件であります。気学教示の衰運期の始動や凶方位への進出で逆運の運命に墜ちた事が解ります。運気の良否・吉凶・盛衰を知らずに、こうした運用を行う事の危険性を、第一に挙げておきたいと思います。

村上世彰氏(昭和34年8月11日生まれ・大阪出身・本命五黄土星亥年・月命五黄土星申月生まれ)で、気質は行動型の意欲ある人で実務派においての運気は強い方である。

しかし余り理に走り過ぎると不利な事が生じ易いです。本来は情実型で人からの信頼はある人。よい気質であっても「運」と言うめぐりの運び方(気学運気)があり、この運び方において出処進退を間違えると、気質開花に大きく影響することになって来ます。

小学生時代、貿易商の父親から渡された百万円で株式投資を始めたと言います。

灘高から東大法学部卒業し、昭和58年(八白土星亥年)通産省(現経済産業省)に入省します。M&A(企業合併・買収)の法整備などを担当します。議論好きで上司にもはっきり言う性格との事でした。破綻した銀行が安い金額で外資系投資ファンドに買い取られる姿を見て、40歳を目前にして「自分でビジネスを手掛けたい」と平成11年7月に退官しました。

そして高校や大学の同期生だった大手証券会社、警察官僚出身の友人が側近として脇を固めて「村上ファンド」を設立します。

設立した平成11年7月(一白水星卯年・三碧木星未月)の運気は南方位に本命星廻座で、衰運期4年目で離宮(南方位廻座)にあり分岐年にあります。本来は現状維持して行く努力の年で自ら離反離別を求める年でなく(他動要因は自然の流れです)2年後の運気上昇を待っての行動が最上でした。

投資顧問会社「MACアセットマネージメント」(平成18年5月廃業)が後に村上ファンドと呼ばれるようになりました。

創立時の資金は約40億円と言われております。その主たる出資者の一人にオリックスの宮内義彦会長(昭和10年9月13日生まれ・本命二黒亥年・月命四緑酉月生まれ)や当時の日本銀行福井俊彦総裁(昭和10年9月7日生まれ・本命二黒亥年・月命五黄申月生まれ)らの名前もあり、時代の先駆けとしての経済界の思い入れがあったようです。

宮内会長・福井元総裁ともに同じ本命二黒亥年生まれであり、平成11年は衰運年の1年目にあり、投資や拡大行動を慎む年でありました。

しかし村上ファンドは時流に乗り百倍近くの4000億にまで膨らんで行くのであり、国民の目は常に話題を提供する村上氏に集まっていました。そしてライブドアにからむインサイダー取引疑惑の発覚となり逮捕となりました。

逮捕は平成18年6月5日(三碧木星戌年・二黒土星巳月・注;5日は前月の5月の範囲月。)村上氏は、平成18年は衰運年の2年目にあたり運気も減退時期になります。そして5月に「MACアセットマネージメント」を廃業して、シンガポール(南西方位・5月は暗剣殺凶方位)に会社の機能を移転しておりました。

村上氏が平成11年7月(衰運年4年目)より活動し、平成12年1月(一白水星卯年・六白金星丑月)に仕掛けた不動産・電子部品会社「昭栄」の株式買収により一躍世間に知られることになります。この手法は買収先から合意を得ずに実施する国内初の「敵対的TOB」で、買収への意識の薄かった国内企業に衝撃を与えたと言います。

そして平成12年(九紫火星辰年・村上氏本命北方位廻座の厄年で衰運年5年目)・筆頭株主となったアパレル大手「東京スタイル」には、株主への配当の増加や社外取締役の選任などを要求しますが、株主総会で提案がすべて否決される敗北を味わいます。

機関投資家などから資金を集め、資金を運用して利益を上げ還元する投資ファンド事業、投資先の企業に不良資産の整理などの要求を突きつけその効果で株価が上昇すると売却し、利益を上げるスタイルを確立します。

しかし生産や、もの作りや汗をかかず、利ざやを稼ぐだけで企業の利益になっていないなどの批判も強くありました。

また村上氏に投資したオリックスの宮内会長そして元福井総裁はともに過去の衰運年時代の着手行動が不利な評判となりました。投資うんぬんよりも、世の中に貢献して行くべき立場にもあり利益追求のお先棒をかつぐより品格のある姿勢をまず示すべきでありました。

ライブドアに村上氏側からニッポン放送株の売買の知恵を授けたと言います。それは平成16年(五黄土星申年)であり、村上氏の本命が中宮位に廻座し、堀江氏(本命一白子年・月命九紫戌月生まれ)は北方位廻座の衰運年5年目の厄年でした。物事の始動や着手や拡大行動は慎む状況にありました。

しかし百倍近くに膨らんでしまった資金を維持して行くには余りにも膨らみ過ぎて、そこからまた大きく投資資金を増やすと言うことは通常の動向では限界であり、自ら堀江氏を踊らせておいて株価上昇で売り抜けると言う「利ざや稼ぎのギャンブル化」が、当時の事件の背景の要因です。

お金持ち国家になり、「衣食住たりて礼節を知る」のでなく拝金へ走って行く世の中があり、拝金主義の警鐘とも言える事件であり難しい内因があります。

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逆運のライブドア堀江前社長の墜落

2010年12月1日 水曜日

当時IT関連の改革に10年近く乗り遅れて森内閣(平成12年4月から平成13年4月)が、IT革命と称して改革を始動させました。

そして利便性のみが常に優先し、法律の整備が後手に回っていた状況の中で、こうした法律の不備や盲点に付け込む形で、ライブドアの驚異的な成長がありました。時代の寵児と持て囃されて来ました。

しかし2006年1月16日(1月16日ですので前年の四緑木星酉年)夕方東京地検特捜部による証券取引法違反による捜査が入り、その後逮捕されました。

実績を上げて株価に反映させ上昇させて行くと言う本来の姿ではなく、株価を上昇させる為にM&Aを行い、実績を後追いさせて行く手法でありました。株価を上昇させる為に粉飾決算を装い利益がある様に見せかけての虚為になったと言う事です。

堀江前社長は昭和47年10月29日生まれ(本命一白水星子年・月命九紫火星戌月生まれ)です。

堀江前社長は1996年(平成8年四緑木星子年)に始動しました。運気は本命南西方位廻座で上昇年(盛運期1年目)でありますが、誕生日前の厄年(衰運期5年目)の影響下の状態のある始動です。そして盛運期4年目(平成11年・一白水星卯年)は順調機運でM&Aで進展します。

しかし衰運期(平成12年から平成16年)に突入した頃から、野球の球団の買収に名乗りを上げ、ニッポン放送・フジテレビ等に対するM&Aの問題が世間の注目を集める事になります。

こうした一連の行動は衰運期中であり自重し慎重に対応・対処する時期でありました。事件の主たる嫌疑の元となった事柄は平成16年3月(五黄土星申年・一白水星卯月)の買収に関する事柄です。事件の容疑の年は平成16年(本命北方位廻座の厄年)が基点となります。

運気的には本厄年(本命の一白が北方位廻座の衰運年の5年目)であり、自重し盛運期に向い準備すると言う衰運期の時です。それを実行に着手し行動した訳であり、その間の要因は全て無駄になると言う状態時の行動であります。

運気が本格的に開いて行く時に、こうした状態になることを気学では「逆運」と称しております。

拡大拡張を慎む時期に行動し運気旺盛になる状況時に発覚要因となりました。気学では4年間の盛運期があり、5年間の衰運期があると定義付けております。つまり物事において、5年間は苦労や耐える期間の努力の後には4年間の比較的思い通りに進展する期間があり、それが9年と言うサイクルで繰り返されると言う事です。

堀江前社長のIT分野始動からちょうど9年経過(気学の1周期)と言う節目の年に起こった事件です。

それが自然界の法則であり、周期なのです。自然の法則に従いながら発展・繁栄を行うか、あるいは自然の法則に逆らい行動することで短い成就で終結するかは、中心になる社長の舵取り一つであります。

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気学で見る順運と逆運

2010年11月21日 日曜日

運気は一定の周期を以って循環しております。毎月の運気は9ヶ月を一周期として、毎年の運気も9年を一周期としております。

盛運期4ヶ月(4ヵ年)あり、衰運期5ヶ月(5ヶ年)あります。1ヶ月(1ヶ年)衰運期が多いのであります。

盛運期は自然界において発芽から開花そして結実まであり、衰運期は熟実から落葉そして種となり地中での根張りまでの間であります。これが自然界の年としての周期であります。

盛運期は自分の本命星が南西方位廻座(誕生日以降から)・東方位廻座・東南方位廻座・中宮位廻座(この年や月に新規な事は避ける事)・北西方位廻座(誕生日まで)の4ヶ月(4ヶ年)です。

衰運期は北西方位廻座(誕生日以降から)・西方位廻座・東北方位廻座・南方位廻座・北方位廻座(厄年です)・南西方位廻座(誕生日まで)の5ヶ月(5ヶ年)です。

盛運期とは物事を積極的に行動に移すことの出来る拡張期であり、特に東方位廻座の月・年の時。東南方位廻座の月・年の時は運気の活発なる時だけに、大いなる拡張期にあり、そうした流れに則した行動が順運なるめぐりと言うのであります。

しかしながら時として衰運期の時に積極的なる行動をした為に、この東方位廻座や東南方位廻座において不利なる状態の現出することがあります。これを逆運と言います。

逆運の過去の一例として・・・過去のリクルート事件の江副元社長は衰運期(東北方位廻座衰運期3年目の昭和59年に政界工作して東方位廻座(盛運期2年目)の昭和63年に逮捕されます。本来現状維持で行くべき年に大きな積極行動が盛運期に不利な方向で顕現します。

元首相の大平正芳総理は昭和53年12月に首相に就任(本命星が北方位廻座の厄年)そして昭和55年6月(東方位廻座の盛運期2年目)に選挙途中において亡くなりました。

最近ではライブドア堀江元社長・村上ファンド元社長が逆運の人達です。この二人については次回のブログで詳しく発表いたします。

人の運命には親から与えてもらった器量(気質)があります。その器量を開花へ、また願望成就へと導くのは己の努力と意志があります。そして時節と言うめぐりであります。

順運・逆運とはめぐりの流れに則しているか、逆らっているかと言うことであります。また自然界の法則に従っているか、逆らっているかでもあります。

衰運期の中で願望成就を果たしても永続へと結び付かない訳であります。

「待てると言うことは運を掴むための一大要因」であります。時節を知って行動する事です。

人は出会いによって運命が決まるとも言います。運と言う運気は移動します。運気の順運の人に出会うと運を貰うことが出来ますが、逆運の人に出会うと運を取られる事になります。

またプラス思考(ポジテイブな考え方)の人は順運なる道が開かれて行きますが、マイナス思考(ネガティブな考え方)の人は逆運となって開運の道を閉ざす事になります。

運は自然界の法則である盛運期(順運)と衰運期(逆運)を知る事から始まります。

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