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野田新内閣が発足

2011年9月9日 金曜日

9月2日、野田新内閣が発足いたしました。民主党政権になって2年経過しましたが鳩山内閣・菅内閣に継ぐ早くも3人目です。国民調査では支持率は65%と高い支持率になり、国民の期待は大きいです。果たして今後の結果はどう出るでしょうか?

党内融和を考えた適材適所の人材配置の内閣だと野田新総理は言いました。また泥臭く、国民のために汗をかいて働いて、政治を前進させる。ドジョウの政治をとことんやり抜きたいとも語りました。野田新内閣の人事を見ましょう。

民主党三役

幹事長      輿石東   1936年5月14日生まれ
              本命一白水星子年・衰運期3年目

政調会長     前原誠司  1962年4月30日生まれ
              本命二黒土星寅年・衰運期4年目

国会対策委員長  平野博文  1949年3月19日生まれ
              本命六白金星丑年・盛運期3年目

野田新総理大臣とは3人ともに相性関係は良いです。平野氏とは三合の関係(酉と丑)で良いです。

野田新内閣の閣僚

内閣総理大臣   野田佳彦  1957年5月20日生まれ
              本命七赤金星酉年・盛運期4年目(中宮位廻座)

内閣官房長官   藤村修   1949年11月3日生まれ
              本命六白金星丑年・盛運期3年目

総務大臣     川端達夫  1945年1月24日生まれ
              本命二黒土星申年・衰運期4年目

法務大臣     平岡秀夫  1954年1月14日生まれ
              本命二黒土星巳年・衰運期4年目

外務大臣     玄葉光一郎 1964年5月20日生まれ
          本命九紫火星辰年・衰運期2年目(暗剣殺・歳破を持つ)

財務大臣     安住淳   1962年1月17日生まれ
              本命三碧木星丑年・衰運期5年目・厄年

文部科学大臣   中川正春  1950年6月10日生まれ
              本命五黄土星寅年・盛運期2年目

厚生労働大臣   小宮山洋子 1948年9月17日生まれ
              本命七赤金星子年・盛運期4年目(中宮位廻座)

農林水産大臣   鹿野道彦  1942年1月24日生まれ
              本命五黄土星巳年・盛運期2年目

経済産業大臣   鉢呂吉雄  1948年1月25日生まれ
              本命八白土星亥年・衰運期1年目

国土交通大臣   前田武志  1937年10月22日生まれ
          本命九紫火星丑年・衰運期2年目(暗剣殺・歳破持つ)

環境大臣     細野豪志  1971年8月21日生まれ
              本命二黒土星亥年・衰運期4年目

防衛大臣     一川保夫  1942年2月6日 生まれ
              本命四緑木星午年・盛運期1年目

国家公安委員長  山岡賢次  1943年4月25日生まれ
              本命三碧木星未年・衰運期5年目・厄年

郵政改革大臣   自見庄三郎 1945年11月5日生まれ
              本命一白水星酉年・衰運期3年目

国家戦略担当   古川元久  1965年12月6日生まれ
              本命八白土星巳年・衰運期1年目

内閣府特命    蓮舫    1967年11月28日生まれ
              本命六白金星未年・盛運期3年目

東日本大震災復興 平野達男  1954年5月2日生まれ
              本命一白水星午年・衰運期3年目

全18名の中で盛運期の人は藤村修・中川正春・鹿野道彦・一川保夫・蓮舫の5名しかおりません。衰運期の人は川端達夫・平岡秀夫・鉢呂吉雄・細野豪志・自見庄三郎・古川元久・平野達男の7名と暗剣殺・歳破を持つ玄葉光一郎・前田武志の2名と中宮位廻座の野田佳彦・小宮山洋子の2名と厄年の安住淳・山岡賢次の2名で合計13名です。運気の悪い人が多いので前途は多難です。

野田総理(酉)と三合関係(酉―丑―巳の関係)の人は藤村修(丑)・平岡秀(巳)安住淳(丑)・鹿野道彦(巳)前田武志(丑)・自見庄三郎(酉)・古川 元久(巳)で7名もおります。
逆に相性関係の悪いのは玄葉・安住・前田・一川・山岡氏であります。

総理ご自身もおっしゃっておられるように大変地味な内閣となりました。難題が山積する中で、どうこの難局を乗り切っていけるのか、手腕が問われます。

東日本大震災の復旧・復興と福島第一原発事故の収束を第一の優先問題と取り上げておられるように全力で一日も早い解決を望みます。

重要課題の外交の玄葉氏・財務の安住氏・社会保障の小宮山氏と運気が大変悪い状況での就任となり今後の動向には要注意です。早くも山岡氏(厄年・献金問題)小宮山氏(中宮位・タバコ増税発言)等顕現しています。

特に税の問題では過去1995年阪神淡路大震災後の橋本内閣が1996年消費税を3%から5%に引き上げます。それが国民の購買力低下・大手銀行破綻へと続き経済恐慌へと発展します。その後小泉内閣で景気浮揚策として減税を中心として政策が実行されて景気回復の兆しが見えました。同じ過ちを犯さないようにしてもらいたいです。

本来は野田新総理の性格・気質は真のリーダーではなく、むしろ参謀役に適する人です。第3次補正予算成立までは野党の協力も得られますが、その後の野党の反撃は厳しいものになるでしょう。

12月に大きな山場があり、来年は六白金星辰年にあたり野田新総理の運気は衰運期1年目に突入し暗剣殺・歳破を持つ大変厳しい年廻りとなります。それだけに強い信念を持って舵取りをして頂きたいと思います。この政権の失敗は与党を失う事になります。

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民主党代表選

2011年9月1日 木曜日

延命策を次から次へと打ち出した菅首相も、ついに8月26日退陣の条件である3つの退陣条件(第2次補正予算・再生可能エネルギー特別措置法・特例公債法)が成立した事で退陣を表明致しました。

そして民主党代表選が29日に行われ野田佳彦氏が決戦で海江田万里氏を破り新代表に決まりました。30日に菅内閣は総辞職し、野田佳彦氏が第95代内閣総理大臣に就任致しました。

代表選への候補者は下記の5名でした。

野田佳彦財務相 1957年 5月 20日生まれ
       本命七赤金星酉年(盛運期4年目・中宮位廻座)

海江田万里経済産業相 1949年2月26日生まれ
       本命六白金星丑年(盛運期3年目・東南方位廻座)

前原誠司前外相  1962年4月30日生まれ
       本命二黒土星寅年(衰運期4年目・南方位廻座)

鹿野道彦農相  1942年1月24日生まれ
       本命五黄土星巳年(盛運期2年目・東方位廻座)

馬淵澄夫前国土交通相   1960年8月23日生まれ
       本命四緑木星子年(盛運期1年目・南西方位廻座)

第1回目の投票結果
海江田万里氏 143票(盛運期3年目)
野田佳彦氏  102票(盛運期4年目)
前原誠司氏   74票(衰運期4年目)
鹿野道彦氏   52票(盛運期2年目)
馬淵澄夫氏   24票(盛運期1年目)

誰も過半数を取れなかった為に上位2名の決選投票となりました。

決選投票結果
野田佳彦氏  215票(盛運期4年目)
海江田万里氏 177票(盛運期3年目)

運気状態(盛運期1年目~4年目)の通りの結果となりました。

気学では「時期」においても「方位」においても「初めての状況・動き」というものを重視します。すなわち「人の吉凶は動より生ず」であり着手・実施・始動等々を基準とします。

新代表に決まった野田佳彦氏の今年の運気は盛運期4年目で本命星の七赤金星は中宮位廻座であります。それだけに今後の動向に要注意であります。

中宮位廻座は過去要因の「結実と開花」の生じる宮位で「天国か地獄か」の両極端な年であり、中宮位廻座で願望成就(民主党の代表になり第95代内閣総理大臣に就任)を果たす事は多くあります。しかし新規改革・拡張拡大行動は後々において凶現象となり、成就に至らないで中途で頓挫する事も多く顕現する要因があります。過去の努力や実績が結実したり、開花する状況であっても自ら新しい事柄や新規行動は頓挫すると言うことです。

過去に田中角栄元首相(大正7年4月生れの本命一白水星午年・月命六白金星辰月の生れ)が首相となった昭和47年(年盤一白水星子年)7月(三碧木星未月)7日であります(中宮位廻座での首相就任)。その後あの「ロッキード事件」で昭和49年に辞職します。本命星が中宮位廻座の時は現状維持の時であって多少力があっても衰運に備える時ということになります。

また昭和29年(一白水星午年・中宮位廻座)の時に首相になった鳩山一郎元首相(明治16年1月1日生れ本命一白水星午年・月命七赤金星子月・鳩山由紀夫元首相の祖父)も足掛け3年で次の石橋首相に変わっています

本命星が中宮位廻座の時というのは物事の花開く時であり満開に咲く花のような時期なのであります。過去何十年の努力の表出する時であり吉にしても凶にしてもすべて過去の状態の顕現する時なのです。それだけにこういう時期は大変難しい状態なのです。

ですからその後の首相で福田赳夫元首相(明治38年1月生れ・本命六白金星辰年・月命三墾木星丑月)も中宮位廻座で首相になった為に有利な状態でありながら足掛け3年で大平首相に変わることになってしまう事になりました。

また 検察審が再議決し強制起訴となった小沢一郎氏(1942年5月24日生まれ・本命四緑木星午年)も初当選は昭和44年の四緑木星酉年)の本命星が中宮位廻座です。

他には仙谷由人氏(1946年1月15日生まれ・本命一白水星酉年)の初当選は平成2年(一白水星午年・中宮位廻座)です。野田佳彦氏(1957年5月20日生まれ・本命七赤金星酉年生まれ)も初当選は平成5年(七赤金星酉年・中宮位廻座)です。初当選の時期・大臣や首相になった時期が中宮位廻座・厄年である事は後々において不利や凶現象が顕現します。

周期律というのは方位学周期と時期的周期の交差した時により強い現象が起こるのであります。

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良縁と悪縁

2011年8月20日 土曜日

運は良縁によって得られ、良縁は立命によって得られ、立命は己の忍耐により生じ、忍耐は日々の実践努力の積み重ねの中にあり、日々実践の成果は自然界の祐気を得ることにあります。

自然界の祐気は天理天道の法則に従うことにより得られるものなり、天理天道の法則とは宇宙の真理・自然の妙法・天地の大道を学ぶことにあります。

人生には「運命」と言う「めぐり」と言う出会いがあります。ひとつひとつの出会いを深く掘り下げて考えて行きますと多くの場合「縁」に連なって来ていることに気が付くのです。

縁には「良縁」と「悪縁」があります。良縁はいかにして生まれるかと言う事を考えますと、すべて先祖の中にその因があり、また逆に「悪縁」もすべて先祖の中にその因のあることを知らされるものであります。

見掛けだけの幸福感、見掛けだけの満足感に一喜一憂している人生ならばそれもひとつの生き方でありますが、運命学を研究しておりますと一家一族に於いてひとつの傾向のあることに気が付くのであります。

「出会い」「めぐり合い」は自分の縁によって生じたのか、相手の縁によって生じたのかによって吉凶に差の生じる面があるのです。

自己の意思によって行動しているつもりがその結果に於いて先祖の悪縁を受けていたり、良い縁が先祖の「思い入れ」の努力によって自分の代で開花したりすることがあり、多くの出来事により生じることを知らされるのであります。

反省心なく、人の良い話を聞き入れることなく、ただ自分の思うように生きて来た人生の中にも先祖の土壌のあることを知る事であります。

一族全体が同じ現象に悩まされたりして行く家系因縁的なもの、自分自身の通って来た人生を子供が同じ道を歩む、自己因縁的なもの等に分かれて来ますが、そうした見極めによってその人の運命が左右されて来ると言うことであります。

人生三大宿命と言うものがあり、「出生・結婚・寿命」は生命誕生と同時に定まって来るものです。

大きな流れから言えば民族的なる起縁によって左右される運命もあれば、時代の流れに起縁する運命もあります。今の日本はそうした流れの中で自己の修練実践努力によって開花出来る素地が広いと言うことであります。

そうした自分の意思によって開花出来る時代であるからこそ「因縁浄化」のチャンスの出来る時代であり、目先の幸福感や満足感を求めるのではなく次代の為に少しでも良い因縁造りを果たすべく努力して頂きたいと思います。

よく兄弟姉妹そろって同じような苦労や似たような運命を辿る例があります。それは家系因縁的要因が強いのですが、自己の日常の生活の中でそうした面を少しでも是正して行く努力は大切であり、悪縁に打ち勝つには徳善による実行が重要であり、自分の感情や「我(が)」を張って生きる生き方では悪縁からは脱する事が出来ません。

自己満足の信心信仰に於いても悪縁は断ち切れないのであり、理法道と言う実践努力が良縁への道筋と知ることです。

常にお薦めしております「祐気とり」の実践行動がいかに重要で大切なものであるかは実践されている人だけが実感されるものです。

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24節気の節変わり目に集中する株の大暴落

2011年8月10日 水曜日

24節気は四季の変化を24節気に分割した自然界の増長と衰退を示したものです。
24節気とは を参考にして下さい。

節の変わり目には「気の変化」の起こる時であり、自然界の法則に則っとり天候の変化や地変等の変化が生じる象が発現するものです。

特に節の変わり日を中心として、前後3日間が注意を要する日であり、この頃の節の変わりの旅行等は避けることが賢明です。

気学は自然界の周期を基盤教義としている教えであり、農作業等に従事している人は、この24節気が切っても切れない関係にあります。

「天候と景気」「天候と事故」「天候と病気」等天候は私達の社会に与える影響は、計り知れないくらい大きな存在です。この天候が24節気を中心として、日夜変化して行くことは周期のもたらす要因は人間の生活にも当てはまってきます。

節の変わり日前後に暴落した株式の例

スターリン暴落 昭和28年3月6日
(二黒土星巳年・一白水星卯月)節入り日は6日

日銀公定歩合引き上げによる暴落 昭和32年5月8日
(七赤金星酉年・五黄土星巳月)節入り日は8日

国際収支悪化による暴落 昭和36年10月9日
(三碧木星丑年・六白金星戌月)節入り日は9日

世界的な為替株式の暴落 平成9年11月9日
(三碧木星丑年・五黄土星亥月)節入り日は11月8日

リーマンショックの暴落 平成20年10月6日
(一白水星子年・一白水星酉月)節入り日は10月8日)

世界同時株安の暴落 平成23年8月9日
(七赤金星卯年・二黒土星申月)節入り日は8月8日

一つの事象や事柄が生じる背景の裏側には、節の変わり目に発現することが多く見られます。

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お盆とお彼岸

2011年8月2日 火曜日

お彼岸に「お墓参り」する事も開運や護身の重要な実践行動であります。

「人」と言う字は相(かたち)から見れば支える立場と支えられる立場で出来ております。

その相に心が含まれ「ありがとう」と言う立場の感謝心が生まれ「おかげさま」と言う立場の報恩の心が生まれて来ます。昔から「報恩の心と感謝の心」の無い人の事を「人でなし」と言う言葉で表現している訳であります。

彼岸とは現世から来世への橋の渡る期間であり「入り・中日・明け」の七日間の期間があり、年に春と秋の二季節があります。

「お盆さま」は来世から仏様が現世に来訪してくれる期間であり、四日間の期間です。

お盆さまは「和合」と言う考え方が基本であり、お彼岸は「報恩感謝」と言う考え方が基本です。年に一度お盆さまがあり、年に二度お彼岸があります。

人の一生は多くの目に触れない方々や人々等によって支えられています。自分と言う成り立ちの中にも多くの人々の思い入れがあります。運を開く事や吉兆や良果を生じる為にはこうした「縁」のある事を認識する事であり、「先祖」はその基盤であります。

人間の全知全能と言うのは与えられ学び取ると言う事ではなく、体中の全霊が呼び覚まされると言うことであり、それにより開花・結実して行くものであります。

そうした意味でお墓参りは潜在的に眠っている才能・才覚・才質が墓参りと言うきっかけで呼び覚まされ、開運招福や護身守護の道に結び付いて行く実践行動です。

仏教ではこの世の中を「苦界」と説きます。ですから人間誕生と同時に「泣き声」を上げて産まれて来ると言います。

その苦の世界を前向きに明るく・楽しく・感謝と報恩の心で生き抜いて行く為に自然の輪廻に添ってお盆やお彼岸の行事が成り立って来ているのであり、その行事を果たして行く事が、人が人として存在して行く為の必須条件であり「人でなし」ではなく、人である為にこうした行動を大切にする心が教育には大切な事柄です。

このような意義からお彼岸やお盆の期間は「祐気とり」を回避しております。

平成23年
春のお彼岸は3月18日から24日

秋のお彼岸は9月20日から26日

お盆は8月13日から16日です。

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七赤金星年の事象が顕現

2011年7月21日 木曜日

今年も早いもので半年が過ぎました。今年の七赤金星卯年の象意は「「金融・流通・経済・飲食・娯楽・お金・口・祝事・味覚・少女・遊ぶ・贅沢・流行歌・手術・色情・扇風機」等があります。この象意が多く顕現しています。

特に今年は七赤金星の人(中宮位廻座)・九紫火星の人(年盤で暗剣殺・歳破を持つ、衰運期2年目の運気)・三碧木星の人(衰運期5年目の厄年)は慎重な対応と言動には注意が必要です。

また年間を通して七赤金星・九紫火星・三碧木星の人は結婚・移転・新規な事柄・開店等は控える年です。

ここで今年の顕現している事象をいくつか検証してみましょう。

政治では菅首相(本命星は九紫火星)についてはこのブログまたホームペジを通して、このまま首相を続けるなら国民は不幸ですと何回も警鐘を鳴らしておりますが、延命策を次から次へと打ち出し、総理にしがみついている状況です。まさに暗剣殺・歳破のダブル凶殺を持つ大変、運気の悪い状況ですべてが裏目に出る状態です。(前回の「菅内閣の1年を振り返って(2011年7月11号)と重複する部分があります。)

今年は年盤・月盤と重なる月が3月と12月です。その為、大きな山場が今年は2回ありますと警鐘(政治・経済・天変地異・事件等すべてに該当します。)を鳴らしました。

七赤金星の事象が中宮位にあり、象徴的に現象が顕現してくることになります。次に衰運の要因や暗剣殺の要因、歳破、月破殺の要因が顕現します。

一つ目の山場の3月の年盤・月盤の重なった月に東日本大震災が起きました。過去にも弱いリーダー(首相)の時に大きな天変地異が起こっています。

世界ではニュージランド地震・パプアニューギニア地震・トルコの地震・米国のハリケーン・新燃岳の噴火・チリの噴火・アイスランド噴火等、が多発しております。(地震は三碧木星象意です。)

福島第一原発事故(電力は三碧木星の業種です。運気で言うなら厄年)も東京電力は運気の最悪の状況だったのです。平成11年9月30日の東海村臨界事故から十二支(卯年の一回りの平成23年3月11日(12年後の卯年)の事故です。この事故で今年は節電となります。その為、扇風機(七赤金星象意)が売れています。

また九州電力の真部利応社長は玄海原発の稼働再開をめぐる「やらせメール」問題について辞任の意向であります。

飲食関係では焼き肉チェーン店『焼肉酒屋えびす』の生肉集団食中毒事件(七赤金星の業種・飲食で中宮位)やセシウム汚染の牛肉が流通した事件やドイツを中心にしたヨーロッパの0104集団中毒事件も起こりました。

スポーツ関係では注目の高校・大学と優勝を勝ち取り鳴り物入りでプロ野球の日本ハムファイターズに入った斎藤祐樹氏(本命星が三碧木星で厄年)も苦戦しております。日本ハムファイターズの本拠地は札幌で北方位にあたります。年盤の本命殺への入団となります。状況は大変厳しい時ですが何とか乗り切ってもらいたいものです。

二つ目の山場である12月は無事に平穏に経過する事を強く望みます。

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菅内閣の1年を振り返って

2011年7月11日 月曜日

鳩山内閣から引き継ぎ、菅政権発足から6月8日で1年を迎えました。ここで菅政権の1年を振り返ってみる事にしましょう。過去のブログを参考にして下さい。

気学で見るこの9年間の日本の政治NO10(2009年10月20日号)

2010年を占う(2010年1月18日号)

鳩山政権誕生から半年(2010年3月22日号)

鳩山総理が辞任(2010年6月3日号)

菅直人内閣がスタート(2010年6月12日号)

参議院選挙を振り返って(2010年7月22日号)

菅直人改造内閣が発足(2010年9月21日号)

2011年を占う(2011年1月12日号)

菅直人第2次改造内閣が発足(2011年1月22日号)

第17回統一地方選挙(2011年4月12日号)

国民の期待で政権交代を果たした民主党ですが、当初の鳩山首相の言動が国民には少しおかしいのではないだろうか、宇宙人と自ら言っているように何かすっきりとしない状況は続き突然の辞任となりました。

そしてその後を引き継いだ菅首相は就任当初から「強い経済、財政、社会保障を一体として実現する」とアピールして来ました。財政再建の必要性を強調してきた菅首相は昨夏の参院選の直前になって突然、「自民党が提案している税率10%を参考にしたい」と消費税率の引き上げに言及した事も一因となり参議院選挙では大敗北となり「ねじれ国会」となりました。自分で自分の首を絞める事となりました。その後の国会運営は当然の事として厳しいものになりました。

鳩山由紀夫前首相が就任時に「任期中の4年間は消費税増税を実施しない」と、公言して来た事が野党だけでなく、民主党内からも反対論が噴出しました。その後の地方選挙を含めすべて民主党の敗北と言う流れになりました。

また菅首相は過去の政権が踏み込めなかった消費税率の引き上げと環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加に意欲を示したが実現の道筋は見えないままです。

今年1月になって菅首相は社会保障と税の一体改革の担当相に常識では考えられない与謝野馨氏(自民党)を引き抜き(禁じ手)で起用しました。同じ過ちを今度は浜田和幸氏(自民党)を菅内閣の総務大臣政務官にしました。同じ民主党の議員からの選出は出来ないほど役不足なのか?人材はいないのかこの人事には疑問が残ります。

また4名の閣僚の辞任もありました。

亀井静香金融・郵政改革相(議案を先送りした事に対して昨年6月辞任)

柳田稔法相(国会軽視の発言に対して昨年11月辞任)

前原誠司外相(個人献金問題に対して今年3月辞任)

松本龍復興相(問題発言に対して今年7月辞任)

政治家になったからには一度はなりたい大臣・総理の立場でしょうが、何か本当の政治家がいなくなったように思います。むしろ「政治家」ではなく「政治屋」になってしまったのではないでしょうか。上からものを言ったり、態度が急に大きくなったり、偉くなったような錯覚感等、相当勘違いをされている大臣もいます。モラルや人間性の欠けた人にこの国を任さなければならないのは非常に残念な事です。しかしこのような議員を選択したのは国民ひとりひとりでもあるのです。

菅首相は国会で野党より献金問題を追及されていた3月11日に東日本大震災が起きました。本来ならこの日が退陣の強く求められる日だったのですが、この大震災で皮肉にも延命となったのです。

6月2日に菅首相は大震災の「一定のメド」がついたら退陣すると表明した。その後行われた内閣不信任決議案は否決された。不安定な政治は続く事になった。

東日本大震災の復旧・復興も思うように進まず、また福島第一原発事故の終息も見えない状況です。すべてが後手、後手に回っています。「かけ声は勇ましいが、何がしたいのか分からない」菅首相ですが、「政治は結果責任です」しかし菅首相がここまで辞めないのは、もはや自分自身の政治家としての欲望のみのように見えます。むしろ「引き際の大事さ」が解かっていないのです。

このまま首相を続けるなら国民は不幸ですと何回も警鐘を鳴らしておりますが、延命策を次から次へと打ち出し、総理にしがみついている状況です。

6月22日に今国会の会期を8月31日まで70日間延長することが決まった。公債特例法と2次補正予算の成立、再生可能エネルギー買取法案の審議・採決が行われれば、菅首相の退陣となるようですが、果たして結果は?一人の政治家に振り回される国になってしまった。

ブログを拝読頂きましたら、いかにその人の運気状況や相手との相性関係や五黄殺・暗剣殺・歳破等の災いが後日において顕現するか、内閣の人事(会社の人事でも同じです)がいかに重要であるか解かると思います。すべて気学教示の流れ通りです。

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還暦と陰陽道

2011年7月1日 金曜日

団塊世代の退職が始まり約700万人が順次退職しました。

十干の甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・葵と十二支の子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の「干支」で「甲子」「乙丑」「丙寅」・・・など60の組み合わせとなり61でまた元の「甲子」に戻ります。

野球の阪神甲子園球場はこのすべての始まりから「甲子」を球場名に取り入れています。

太陰太陽暦(旧暦)時代の年号はすべて十干・十二支で称して来た歴史であります。その要因から生誕年を干支で呼び合うこととなり、何年生まれと言う事で人の気質・気性を判断したり、運の良否を見て来た経緯があります。

数え年61歳で元の生年の干支に戻ります。その歳を「本卦」とか「本卦還り」「還暦」と呼ばれます。

還暦の祝いは近世になってから盛んに行われるようになり、また還暦と言う語も比較的に新しい言葉です。昔は「人生50年」時代であり、人間の寿命が60歳を迎える比率は少ない状態にあったからです。

今の日本人の平均寿命は男女共に世界一となり、人生は80年時代にあります。昔の還暦とは様相が一変しております。

しかし、今でも昔でも60歳と言う年齢は一つの節目である事に変わりはありません。昔の還暦は人生の終焉をまじかに控えた時期であったのですが、今は新たなる出発として還暦を考えるようになって来ております。つまり実働50年時代でもあるのです。

還暦を迎えるのは非常におめでたく一族の長老として子や孫・親族・知人などが還暦にあたるころの誕生日に集まり長寿を祝いました。

今は60歳に「定年」の年であり人生の晩年への節目となっております。

還暦には赤い(九紫火星)頭巾に赤色のちゃんちゃんこ(袖なし羽織)などが、お祝いの品として贈られております。

なぜ還暦の祝いに「赤」が好まれるのであろうかと言いますと陰陽五行思想では、赤は九紫火星であり、火と夏と南方位を表し燃え盛る活力を表現する色と考える事が出来ます。人生の終末期に入るこの還暦の歳に赤色の着衣を身に付けて古希・喜寿・米寿まで長生きすることを願ったものと思われます。

赤は非日常の色であり除災・息災を願う「ハレ」の意を表し還暦は「本厄明け」の年でもあります。ちなみに古墳内に塗られた朱色や赤色は悪霊を防ぐ色とされています。還暦の歳に赤色の着衣を身に付ける理由は様々な災難を発生させる御霊から身を守り健康に長生きをする意味や願いが込められています。

赤い色は炎の色であり、ものに頼らずとも、お金に頼らずとも、心豊かなる晩年の過ごし方、晩年の生き方を大いに挑戦して行くオンリーワンを目指す時代に入って来ているのであります。

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運命は性格の中にある

2011年6月21日 火曜日

運命は「性格の中にある」と言ったのは芥川龍之介でありますが、日々の中で心のもたらす性格は、時の経過に従い運命を大きく変える素因となります。

感謝の心で過ごす生き方と、当然とか権利とかを主張して常に不平不満の心で過ごす生き方とでは運命に多大な開きが生じます。

対人関係の中で時として誤解や考え方の違いの人から、いやみの言葉や皮肉な言動に不快感を覚える事がありますが、考えて見ればそう言う性格の人と人生を共にしている人がいる訳で、腹が立つよりも同情してしまう事があります。性格の悪さや運気・運勢の悪い人との付き合いは自分も悪い方へ導かれる事が多々あります。

人の運命と言う中に立命と言う分野があり、それは常に自分自身を「律する」生き方で、自分自身の性格を磨き上げる分野であります。

その基本概念は「忍耐と辛抱は人生の最大の味方なり」と言う精神で、四悪徳(克・伐・怨・欲)を捨てることにあります。

「克」とは人に勝ちたがる心であり譲る心の欠ける人

「伐」とは自慢したがる心であり謙虚さの欠ける人

「怨」とは怒り恨む心であり感謝心と反省の欠ける人

「欲」とはむさぼり欲しがる心で限度と節度に欠ける人

こうした要因の強弱が人格(性格)を形成して行くのであります。

次の時代を担う人達には運命と言う事を宿命的(人生は決定している)と言うことではなく、少しでも前向きな立命的(日々心を磨いて行く事)な努力で運命を切り開いて行くよう心する事を願います。謙虚さと感謝と反省する心が、大きく開花し永続を果たす必須条件である事を心して下さい。

団塊世代の定年退職が終わり多くの人達が第二の人生に入っています。誰もが直面する「老い」と言う問題がより大きくクローズアップされて来ております。

年齢は心のあり様(若さや青春)から生じると言います。まさに心は性格を産み出す基であり、その心は気力からの出発であります。やる気を起こす事や行動を起こす事、その為には希望や目的や使命を持つ事であります。

「あなたは今、幸せですか?」と問われた時にこうした希望や目的や使命を持って生きているとしたら、これに勝るものは他にありません。ましてその生き様が人に感動を与え、生きる事の躍動感を与えるとしたら人生の大きな宝を持っている事になります。

豊かさとは自ら得て行くものではなく人に与えて行くものであり、与えて行く中に愛があり、愛があればそこに尊厳も生じて来るのであります。

今の時代が希望ある時代になる為には「人に何かを与える」生き方が大切です。それは物資中心を与えるのではなく精神的なるもの、心の込められたものが大きな比重となる時代へと進むように思います。

今の時代はその過度期にあります。明治・大正・昭和と文明の進化は物の豊かさにありと言った一方的な発展でした。人は自然界から奪うことのみを行い調和や共存と言う道を捨てて来ました。

自然の法則は恩恵もあれば恐怖もあり厳しい摂理もあります。文明に甘えれば人間性は失われて行きます。常にバランスが必要なのです。平成と言う時代が心豊かな時代である事を切望します。

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個性ある人づくり

2011年6月11日 土曜日

「一芸に勝れている人」が大学への受験入学の条件として取り上げられたり、教員採用の条件になったりして、まさに個性そのものの方向へ人の生き方を求めつつある時代であります。

個性とは「短所と欠点」の中に潜在しているものであります。今までの教育のように、短所や欠点を是正していくことは、個性を無くして同じような形にはまった人づくりをしていた事になります。

では何故に「今」個性ある人達が求められている時代にあるのでしょうか。ある意味で頂点を極めた日本がさらに世界をリードする為には、個性ある考え方や思考力でより豊かな方向へ進んで行く為に求められて来ております。

バブル崩壊後の次の時代を求めるには個性的な発想や考え方が生じない限りは、世界をリードし指導して行く立場の日本にはやがて限界が来る事になります。

考え方の独創性と言ったことは、急に生まれて来るものではありません。まず個性的な人づくりから初めなくてはならないのであります。

一つの事を長年においてやり遂げて来た人(例として子供の頃から大学を出るまで野球一筋にやって来た人)は成果の良否よりも大変な個性でもあるのです

「継続は力なり」と言い一つの事に打ち込んで進んで来ると言う事は個性を産み出す基であるのです。

野球しか出来ない人を採用して他の仕事が出来るのかと思ってしまいます。それが普通です。しかし野球を通して実は会社の組織や人と人との対人関係やチームプレー等を、実は小学校から学んでいたと言う事であります。何事においても「物事に徹して永続を果して行く」と言う姿勢は重要な事であります。

物事に対する幼児期の体験や経験が後になって、大きくその人その人の人生観なりに影響を与えている事は多いのであります。

短所や欠点を直すのではなく一つの特長として磨き残しながら長所のみを伸ばして行くことが個性を伸ばす最良なる方法なのです。勉強・勉強で一流大学を出ても社会に出てから上手く行かない人がいます。確かに知識はあるでしょうが、残念ながら知恵が備わっていないと言う事があるのです。知恵はある意味で遊びや趣味の中から学ぶものなのです。

今の世の中は少しでも安定した生活と幸せを願うところから幼児期より勉強(受験)においてのマニアル通りの教育がされております。しかし一番大切なる事は自然界から与えられた自然な生き方や能力を基本に立って考えれば、子孫の人達の為にやるべき事、やってはならない事が多くあります。

ものから得た豊かな生活は多くの自然破壊を産み、同じ事を同調して行動していれば安心と言う社会を産み、何ら「今」の生活に疑問を持たないそうした時代の流れの中で個性を持った人、また個性派同志が協調し合う中で選択したり操作したりして少しでも良い社会なり生活を追い求めるのが本筋です。

街の中を見た時、自然の四季に親しむ景観が一気に無になって行く姿には画一化された思考力しか持たなかった時代への反省点が多く隠されています。

街の中が企業や企業の思惑で利権の争いで出来上がって来る中でもっともっと一人一人が人格なり個性を主張して行く時代に入っている事を知るべきであります。

個性とは人と違った行動や態度や容姿と言った見掛けだけの個性を言っているのではなく、一人一人が社会生活の中で埋めて行く方向性にある個性であり自己主張の個性は人の「ものまね」になり易い面があり、真の個性は生き方や生活観に表れる個性を指しているのです。

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