お盆とお彼岸

2011年8月2日 火曜日

お彼岸に「お墓参り」する事も開運や護身の重要な実践行動であります。

「人」と言う字は相(かたち)から見れば支える立場と支えられる立場で出来ております。

その相に心が含まれ「ありがとう」と言う立場の感謝心が生まれ「おかげさま」と言う立場の報恩の心が生まれて来ます。昔から「報恩の心と感謝の心」の無い人の事を「人でなし」と言う言葉で表現している訳であります。

彼岸とは現世から来世への橋の渡る期間であり「入り・中日・明け」の七日間の期間があり、年に春と秋の二季節があります。

「お盆さま」は来世から仏様が現世に来訪してくれる期間であり、四日間の期間です。

お盆さまは「和合」と言う考え方が基本であり、お彼岸は「報恩感謝」と言う考え方が基本です。年に一度お盆さまがあり、年に二度お彼岸があります。

人の一生は多くの目に触れない方々や人々等によって支えられています。自分と言う成り立ちの中にも多くの人々の思い入れがあります。運を開く事や吉兆や良果を生じる為にはこうした「縁」のある事を認識する事であり、「先祖」はその基盤であります。

人間の全知全能と言うのは与えられ学び取ると言う事ではなく、体中の全霊が呼び覚まされると言うことであり、それにより開花・結実して行くものであります。

そうした意味でお墓参りは潜在的に眠っている才能・才覚・才質が墓参りと言うきっかけで呼び覚まされ、開運招福や護身守護の道に結び付いて行く実践行動です。

仏教ではこの世の中を「苦界」と説きます。ですから人間誕生と同時に「泣き声」を上げて産まれて来ると言います。

その苦の世界を前向きに明るく・楽しく・感謝と報恩の心で生き抜いて行く為に自然の輪廻に添ってお盆やお彼岸の行事が成り立って来ているのであり、その行事を果たして行く事が、人が人として存在して行く為の必須条件であり「人でなし」ではなく、人である為にこうした行動を大切にする心が教育には大切な事柄です。

このような意義からお彼岸やお盆の期間は「祐気とり」を回避しております。

平成23年
春のお彼岸は3月18日から24日

秋のお彼岸は9月20日から26日

お盆は8月13日から16日です。

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